雀・三國無双
じゃんさんごくむそう
真・三國無双4までに登場する48人の武将と麻雀を打つゲームである。
麻雀ゲームとしては全くの正統派で、イカサマ・積み込みの類は全くなく難易度は高め。
なおこのゲームの主人公はプレイヤーであり、48人の武将はライバルである。
蜀
桃園の誓いを交わした3人が桃園で麻雀を打つ事に。さて、あと1人は……と言う訳でプレイヤーはあちこちを巡りながら4人目の雀士となるべく戦うのだが。
まあもともとの設定からしてかなりツッコミどころの多いゲームだが、それでも各武将の掛け合いがほとんど漫才である。
例
・魏
夏侯淵 「おーい袁紹、こっち来いや。戦は休戦して麻雀でも打たねえか?」
これ、官渡の戦いの真っ最中である。
夏侯淵 「……大丈夫か?引いたりしてねえよな?」
このシチュエーションに引いてます。
龐徳 「それがし新参ゆえ、居場所に難渋しておる……ゆえに、この使い走りを成し遂げねばならぬ……」
司馬懿 「だから私は仮病だと!……いや、今のは気にするな。」
何をやらせてるんですか曹操様……。
・呉
張角 「条件がある!我と麻雀で勝負するのだ!勝てば占って進ぜよう!」
甘寧 「呉の酒って言ったら米の酒だろ」
凌統 「お前知らねえんだな?この中華じゃ、昔っからぶどうの酒を作ってたんだぞ?」
呂蒙 「俺には酒の事はよくわからん!二人とも麻雀で決めろ!」
だからなんで麻雀なんだよ!
・蜀
黄忠 「こういう時は偶然を装いつつ年長者を立てるもんじゃろうが嘆かわしい……」
そういうの老害って言うと思うんですが……。
・無双
周瑜 「この戦いに勝ったら君の美しさを詩にしてささげよう」
小喬 「わーい、あたし麻雀とかどうでもいいけど周瑜様が喜ぶのはうれしいなー!」
曹仁 「貴殿ら……仲睦まじいのは結構だが、時と場をわきまえていただきたい……」
小喬 「あ、もしかしておじさん、うらやましいの?」
曹仁 「自分の武は世に平穏をもたらすための物……だがこの時ばかりは、我が憤りを鎮めるために振るわん!」
優しい優しい曹仁がキレたお話。
貂蝉 「あの、私の貂は苗字と言う訳では……」
張郃 「では張飛殿や 張角殿と美しさを競えと!?できません!」
趙雲 「張遼殿でもいい気がするのだが……きっと断られたのだろう……」
「できません!」は必聴。
魏延 「……」
周泰 「……」
典韋 「おめえら、本当にしゃべらねえんだな……」
ここまで間が持てない話、他にないだろうな。
呂蒙 「文と武の研鑽をいくら重ねても目立たん!それは呂布!同じ姓にお前のような目立つ者がいるからだ!俺が勝ったらその頭の飾りをいただく!」
凌統 「何言ってるんすか……」
今作の呂蒙はボケキャラです。
諸葛亮 「その挙動、蜀の次代を担う存在を蔑む物ですね……点棒にして20万点に値します……」
孫権 「傍目で聞いていても重いの軽いのかよくわからんな……」
でも無双の彼なら蔑むのは軽率だろうなあ。