プロフィール
| CV | 田中貴子 |
|---|---|
| 英名 | Annette Fantine Dominic |
| 所属 | ファーガス神聖王国・青獅子の学級 |
| 生年月日 | 帝国暦1163年5月9日 |
| 年齢 | 16歳→22歳(本編各部開始時点) / 16歳→18歳(無双) |
| 身長 | 151cm→153cm |
| 個人スキル | 頑張り屋(本編) / 勇気の歌、努力家、明朗快活(無双) |
| 紋章 | ドミニクの小紋章 |
| 初期クラス | 貴族(本編) / 修道士(無双) |
| 趣味 | 勉強、歌と踊り |
| 好きなもの | 掃除、洗濯、朝の散歩、お洒落 |
| 嫌いなもの | 怠惰、暗所、高いところの埃、テフ |
| 称号 | 花開く努力 |
概要
ファーガス神聖王国の貴族ドミニク男爵の姪で、王国騎士ギュスタヴの娘。フォドラ十傑のドミニクの紋章を宿す。一人称は「あたし」。
甘い物と勉強が好き。個人スキルにも表れているように、何につけても努力を続けないと気が済まない頑張り屋で、。王都の魔道学院では優れた成績を収めて卒業している。
その頃からの親友である6歳年上のクラスメイトのメルセデスとは、互いに「メーチェ」「アン」と呼びあう間柄。
歌が好きで一人の時にはよく自作の歌を歌っているが、その歌詞はいずれも奇天烈でぶっとんだ内容であり、当の本人も他人に聞かれるのは苦手である。支援会話では、フェリクスからは突拍子もない歌詞にツッコミを入れられ、クロードには歌詞の真意を考察されてしまっている（実際には深い意味などない）。
この歌は数種類あるが、そのうちの1つ「どこどこどーん」は「一緒に料理」のBGMである「ハラペコ行進曲」。余談だが、彼女の中の人も即興の作詞作曲が特技とのこと。
快活で一生懸命である反面、頑張ろうとする余り空回るしまうほどのかなりのドジっ娘で、樽や木箱につまづいてしまう、お皿や花瓶を割ってしまう、料理の際鍋を爆発させるなど、彼女が何かを手伝ってくれたときは大抵地獄絵図のような結末を迎えている。時に鍋から群青色の煙が立ち込めるなど「一体何をしたらそんな状況になるんだ」ということまで起こる。
士官学校に入学したきっかけは、4年前のダスカーの悲劇が原因で翌年失踪した父ギュスタヴがセイロス騎士団にいると推測したからである。父に会うため王都の魔道学院で優秀な成績をあげ、士官学校への推薦を得るに至った。予想通りギュスタヴは大修道院にいたが複雑な事情があり、本人から距離を置かれている。
第2部
5年後は髪を解いており、茶色と白を基調とした服装をしている。作中でも見た目の変化は大きい方で、ぐっと大人びた印象になる。
身長も学生時代より2cm伸びている……のだが、他の生徒より背が伸びなかったこともあり、学生時代は自分より背が低かったベルナデッタ（150cm→165cm）やリシテア（148cm→160cm）よりも背を追い越されてしまうコトに……。
ドミニク領が帝国の支配下に置かれてしまったこともあり、伯父が弱小軍にアネットを参加させるのを嫌がっているからか、翠風ルートではスカウトしておかなければ生徒の中で唯一登場しない。
逆に帝国の支配下に置かれていない紅花ルートでは最終EPで敵の一人として登場する。
兵種はウォーロックだが、所持スキルが彼女の長所を伸ばし短所を補う構成となっているうえ、エクスカリバーや打ち砕くものといった高威力、高命中、高必殺の攻撃でで味方を瞬殺する強敵となっているため、よほどのことがない限り戦わない方が得策となる。
ちなみに休日の散策で、食事にアネットとメルセデスを同時に誘うと二人が仲良く喋る専用会話になるが、この二人の支援レベルがB（心のすれ違いから一時的に喧嘩してしまう展開）の時に誘うと更に専用の台詞に変わる。
本作の文章量・ボイス量の異常なまでの豊富さをさり気なく象徴する一幕である。
案の定ちょっといたたまれない雰囲気になるのだが、支援Bを解放したのが学校篇だった場合、支援Aに上げて仲直りさせられるのは5年経ってからになってしまう。早急に支援レベルをあげよう。
（ただし、終章を周回して複数の後日談を見たい場合は、B止まりにしておくことを推奨する。）
元々行方をくらました父を探すために士官学校へ入学したという経緯があるため、他学級、特に黒鷲の学級でスカウトして帝国軍の一員として戦う紅花ルートはかなり不自然に見えてしまう。しかも二度に渡り父と戦う機会がある。
戦争という現実を目の当たりにして父離れしたと考えるべきか。
ユニット性能
| 得意技能 | 斧術/理学/指揮 |
|---|---|
| 苦手技能 | 弓術/重装 |
| 紋章 | ドミニクの小紋章(魔法攻撃時、まれに回数消費なし) |
| 個人スキル | 頑張り屋(味方に「応援」コマンドを使用すると、力+4) |
| 固有習得スキル | 魔防の応援/回復の陣/速さの陣/怒りの陣/移動の応援 |
| 固有習得戦技 | 雷斧 |
| 理学習得魔法 | ウインド/シェイバー/アロー/エクスカリバー |
| 信仰習得魔法 | ライブ/リザイア/リカバー/アプラクサス |
| スカウト条件 | 魔力10・信仰B以上 |
| 成長率 | HP | 力 | 魔力 | 技 | 速さ | 幸運 | 守備 | 魔防 | 魅力 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| % | 25 | 30 | 50 | 50 | 35 | 35 | 20 | 30 | 35 |
斧術・理学・指揮が得意で、弓術・重装は苦手。
魔力と技の成長が高く、魔道士としての素養に長ける。
習得する黒魔法は「ウィンド」や「エクスカリバー」などといった命中が高い風系のものが中心のラインナップとなっている。
成長率としては、攻撃面に偏った成長をするリシテアを少しバランス寄りに整えたような性能。
ただしそれでも防御面の成長は標準以下で、受け手には向いていない。
また、速さの伸びも今一つなため、追撃には注意する必要がある。
彼女の特筆すべき点は得意素質の「指揮」にある。
個人スキルの「頑張り屋」が「力の応援」に相当するものとなっており、指揮技能を伸ばすことでDで「魔防の応援」、c＋で「速さの応援」、sまで上げれば「移動の応援」と、優秀な応援スキルを大量に習得することができる。
あと少し火力が欲しい、盗むためにもう少し速さが欲しい…という希望を叶える、縁の下の力持ちとしての活躍が期待できる。
ただし、応援ばかりだと経験値が入らず成長が遅くなるので注意。
また指揮が伸びやすいということはより強力な騎士団を配備しやすく、広範囲な魔法計略を早い段階で撃てるようになるのもメリット。
クラスは黒魔法系を履修していくのがベター。応援を活用する場合兵種マスターが遅くなりがちだが、最低でもメイジの「魔神の一撃」は習得しておきたい。
並行して白魔法を上げ、グレモリィを目指すと安定する。回復魔法のレパートリーは少ないが、リカバーはあるので最低限の仕事はこなせる。機動力を高めるために馬術を伸ばし、ダークナイトを目指すのもあり。
DLC導入している場合はヴァルキュリアがおすすめとなる。というのも彼女は射程3以上の魔法を覚えないという欠点があるのだが、ヴァルキュリアの兵種スキルによってそれを補うことができるというアネットの欠点を補うことのできる兵種となっていて、兵種をマスターすることで覚える「慧眼の一撃」目当てに就かせるのもおすすめ。飛行を伸ばしてダークペガサスを目指し、高い機動力で応援をさらに使う運用も良いだろう。
そのほか、彼女は自身の家系に伝わる英雄の遺産が斧であるために斧術も得意なので、高い魔力を活かすためにボルトアクスを持たせるか戦技「魔斧」を用いるとよい。特にボルトアクスに関しては錬成することで射程が1-3に強化されるため、これまた射程3の魔法を習得できないアネットの使い勝手を向上させることができる。
ただ、ボルトアクスを装備させる為には斧のレベルをBまで、魔斧を使うにはC+まで上げる必要がある点には留意しておこう。
また、蒼月の章限定で、英雄の遺産『打ち砕くもの』を使用することができる。こちらも魔法武器なのでアネットとは相性がよく、威力が高い専用戦技「砕塵」で多くの敵を消し済みにすることも可能。ただし、射程が1しかないことに加え、命中が不安定であるため斧術技能を上げたり、騎士団や「慧眼の一撃」などで命中を補うなどしてカバーしてあげよう。
ステータス・習得魔法共に特筆すべき点が少なく、全ルートで加入してくるフレンと役割や習得魔法が被ることから良く言えば堅実、悪く言えば地味なタイプであり、発売当初はイラナイツ扱いされることも少なくなかった。
本作では育成面に力を入れいることもあり特筆すべきところがない彼女はアネット学と呼ばれるほど、様々な運用法が試されていて、中には魔法を捨ててドラゴンマスターになってボルトアスクや打ち砕くものを振り回すという某ボルトアクス将軍のような運用法まで開発された。（なお、育成にかなり手間をかける必要があるものの彼女のステータスや技能的にも当てはまるうえ、十分強い運用法だったりする。）
しかし、後から追加されたルナティックでは堅実なスタイルと応援などのサポーター能力、高い命中を誇る習得魔法が環境に噛み合っており、一転して再評価されることとなり、DLCで追加されたヴァルキュリアやダークペガサスとの相性も高く、彼女の強みも更に活かす運用ができるようになった。
もっとも、あくまで「思ったより十分使える」程度であり、それぞれの一線級ユニットにはやはり敵わない。ルナティック以外では応援も高命中魔法も出番がほとんどないため、評価が低いままである。
また、あれもこれもと欲張るとただの器用貧乏になってしまう。他のユニットの役割を考え、自身の部隊に何が足りないのかを把握し、どのように運用するのかを考えた上で育成する必要がある、上級者向けのユニットといえるだろう。
支援会話
※括弧内は支援レベルの上限
青獅子の学級
ドゥドゥー=モリナロ(A)
アッシュ=デュラン(A+)
黒鷲の学級
金鹿の学級
セイロス聖教会
ギルベルト=プロスニラフ(A+)
エクストラから見返せない会話差分
- ディミトリAはアネット・ギルベルト外伝クリア済だと台詞に変更あり
- ドゥドゥーAはアネット・ギルベルト外伝クリア済だと台詞に変更あり
- アネット・ギルベルト外伝はギルベルトA発生済だと台詞に変更あり
無双 風花雪月
他のキャラクター同様衣装が変更されており、頭に頭巾を被っている。貴族の令嬢だが、「パン屋の娘みたいで可愛い」と評判。北国の装いらしからぬ少し開いた胸元も話題を呼んだ。
得意兵種は本編同様メイジ→ウォーロック→グレモリィ。
個人スキルのアクションとして、自身と周囲の味方ユニットを強化することが可能(攻撃への属性付与、クリティカル率上昇等、効果はランダム)。
青燐の章でのみ加入し、得意兵種からしても魔導職よりだが
・ネックだった魔法のレパートリーは伝授で追加が可能。
・速さやHPについてもレベルの上げ直しや作中の調査関連などでドーピングも可能
と努力しだいで克服は可能(他のユニットも同じような状態だが)となった。
ドラゴンマスターをマスターすることで天賦スキルの「重撃の極み」を習得することもできることから打ち砕くものを使用した育成や運用も可能であり、敵ユニットとして登場する時もブリガンド(ウォーリアー)として現れる。
英雄の遺産に関わる故仕方ないが、斧術の兵種には魔法を使用できるものがないため魔法と両立は出来ないのは悔やまれる。
ちなみに踊り子をマスターすると原作の個人スキルを再現した「頑張り屋の応援」を習得できる。
（効果は自身が副官の時力と速さ、魔防が10ずつ上がるというもの）
歌好きな一面があるためか、攻撃時にはさりげなく音符のエフェクトが出る。
何気に、本編では一切支援のないドロテアとの貴重な共通点である。
士官学校に入学した目的となる父親が王国に戻って来たため、青燐の章のみ使用することができる。
ストーリーにおいてはEP8で敵対することになった西部諸侯の面々やコルネリアに担ぎ上げたドミニク男爵を父親と共に説得するという重大な役割を果たした。
またドミニク男爵にも紋章持ちの嫡子であるシモンがいたが、当の彼は戦争を機に家を出たため、赤焔の章では代わりに兵士達の士気を上げる重要な役割を持たされる。
王国の中でも帝国に近い西部側の小領主である伯父としては苦渋の決断とはいえ、応じるアネットもよく決断したものである。
結果的に制圧されるものの帝国は諸々の事情から、王国へ進軍しなくなるのだが…
魔道学院にいた際に同じ年に入学していたローレンツに町娘と勘違いされたというちょっとした過去も判明し、支援会話でそのことに気づいたローレンツから謝罪されている。
（ちなみに２年前に起きたダスカーの悲劇によって王国の情勢が不安定になっていたことで、ローレンツがすぐに中退してしまったため、これが魔道学院内での二人の最後のやり取りとなっている。支援会話の内容から勘違いされやすいが、ふたりともダスカーの悲劇の前から魔道学院にいたわけではない。）
風花雪月と比べて、歌を他人に聴かれてもあまり恥ずかしがらなくなる場面が減ったが、制作途中の歌を聴かれるのは恥ずかしがるのは変わらない。風花雪月でマヌエラが歌っていた歌を「歌詞を忘れた」というで入浴の歌にしてしまったり、シルヴァンとの支援会話では変な歌詞が出来上がっていく過程が明らかになったりする。（ちなみに支援会話ないで完成した歌詞の内容は元の歌詞より余計物騒になった。）
ヒーローズ
頑張り中毒 アネット
「私はアネット＝ファンティーヌ＝ドミニク！
ガルグ＝マク士官学校の生徒で…
えっと、気軽にアンって呼んでくださいね！」
| 属性 | 緑 |
|---|---|
| 兵種 | 斧/歩行 |
| 武器 | 打ち砕くもの(専用) |
| 補助 | 攻撃速さの応援+ |
| B | 守備魔防の大共謀3 |
| C | 攻撃守備の大開放3 |
2020年3月6日から登場。ヒルダに続いて英雄の遺産を引っ提げており、最大の得意分野である魔法ではなく斧での登場となった。
通例通り第1部の姿だが、前述の通り原作では打ち砕くものが使えるのは第2部からなので、何気に原作では見られない状況である。
ステータスは何故か攻撃がずば抜けて高い。他は平均値。
魔法武器ということでマムクートの錬成ブレスでお馴染み「守備と魔防の低い方を突く」効果、さらに「応援した相手が遠距離騎馬でなければ移動力を+1する」効果がついている。近接騎馬を応援すればFEH初の「移動力4」を生み出せる。逆に遠距離騎馬には付与されないのはバランスの配慮と思われ、ホッとする召喚師も。
さらに応援をトリガーとする汎用スキルの大共謀まで持っており、原作の特性を再現したサポート特化型英雄と言える。
弱点は攻撃以外の他ステータスは平均値で突出していない。受けには弱い部類で限界突破すれば少し改善はする。
空いたAスキルは召喚師次第では構成に分かれ、遠距離反撃や一撃系で攻撃参加にする者もいる。
2024年3月のアップデートで錬成武器対象に。
効果自体に変化はないが応援を使用した時は再行動できるようになった。
もう一つは自分のHPが25%以上の時は戦闘中、全ステータス+4かつ最初の攻撃と二回攻撃のダメージを40%軽減が追加。
特殊錬成効果は自分から攻撃するか周囲2マス以内に味方がいる時は戦闘中さらに全ステータス+4かつ敵の速さ守備魔防が6-デバフ値分減少(ただし弱化無効でも効果は発動する)して絶対追撃と敵が速さ、守備、魔防のどちらかがデバフを受けていると攻撃の15%分ダメージに加算。
もう一つは同条件で戦闘後に敵の速さ守備魔防-6。
これで再行動で機動力強化に加えて戦況次第では大幅弱体化とダメージ増加と分担して狙えるようになる新たな個性を得た。
ちなみにエーデルカルトの武器「アイムール」は錬成後で光るエフェクトが付いたに対し以降の英雄の遺産持ちのユニットが錬成しても光らない疑問や苦情が多かった。
これを受け、2024年8月のアップデートで錬成後は光るよう修正が入る。
努力家の冬祭り アネット
| 属性 | 無 |
|---|---|
| 兵種 | 弓/重装 |
| 武器 | 聖夜の弓+ |
| 奥義 | 月虹 |
| A | 攻撃魔防の万全3 |
| B | 抑止隊形3 |
2022年12月からアネット初の超英雄。星4からも排出される。今回は無双版の姿だが弓も重装もアネットの苦手技能になっている。
通常版とステータスを比べると攻撃速さは落ちてしまうがHPは少し上がる。しかし苦手だった守備、魔防がかなり急上昇して数値は守備40魔防41とぶっ飛んでいる。
聖夜の弓は自分のHPが25%以上だと戦闘中、敵の攻撃守備-5かつ追撃不可。通常版と異なって迎撃型に変化している。レアスキルの抑止隊形が低レアから手に入れられるのでスキルの価値も高い。
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