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おそ松くんの編集履歴

2016-01-19 21:34:53 バージョン

おそ松くん

おそまつくん

「おそ松くん」とは、赤塚不二夫作のギャグマンガ、およびそれをもとにしたアニメである。

概要

赤塚不二夫の連載ヒット作品。最初は全4話の短期集中掲載の予定であり、「ならハッチャけよう」と考えた赤塚が顔が全部同じな六つ子を主役(本来の予定なら12つ子にするつもりだったらしいが、さすがに紙面に入りきらないため半分に削ったとのこと)にした所予想以上にこれが受け週刊少年サンデー小学館)において1962年から1967年にかけて連載されることとなる。

その後週刊少年キング少年画報社)やコミックボンボン講談社)にも掲載されている。

天才バカボン』や『ひみつのアッコちゃん』とは異なり、頻繁に前の設定が無かったことになったり、完全パラレルの名作パロディ回が出たりする。


実は1985年12月に、フジテレビ系列(ただしテレビ山口テレビ長崎テレビ大分テレビ宮崎鹿児島テレビ除く)で実写版が放送された


アニメ

1966年にスタジオ・ゼロおよびチルドレンズコーナーの共同制作によりテレビアニメが製作され、NET名古屋放送毎日放送九州朝日放送ほかで放送されたが、ホスト局は、1966年当時NETと関係が深かった毎日放送が務めた。なお、毎日放送がアニメのホスト局を務めたのは、この作品が初めてであった。


1988年にはぴえろによってリメイク版が作られ、フジテレビ系列局(ただし山陰中央テレビ除く)および日本テレビ系列局約2局、TBS系列局約2局(そのうち約1局フジテレビ系列局)、テレビ朝日系列局約1局(放送当時)で放送された。

原作にはないオリジナルストーリーが続出、逆作画崩壊的な美形キャラたちが登場した。加えてトト子の設定変更などテコ入れが多い。特に、イヤミとチビ太が事実上の主人公と位置づけられている。赤塚作品なら仕方ない。


2015年秋におそ松さんというタイトルで、おそ松らが大人になったという設定の三作目のアニメが製作・放送された。原作漫画は「おそ松くん」であるものの、設定が大きく異なり、完全にオリジナルストーリーである。特に六つ子に変更が加えられ名実共に主人公となっている。詳細は該当記事参照。

「おそ松さん」は「おそ松くん」のアニメの第三作目ではあるものの、上記の特徴から同一視することに関しては賛否両論があるため、声優などの記述も該当記事に記述する。



1966年版1988年版2015年版
しろ・くろおそ松くんが始まるザンス!シェー!祝!おそ松くん!アニメ化!

登場人物

※声優は第1作(1966年)と第2作(1988年)を載せる。


本作の主人公で名字は「松野」

父の松造と母の松代の息子。


CV:加藤みどり(第1作),井上瑤(第2作)

六つ子の長男。

一応、主人公。リーダー格でケンカも一番強い。

名前は「お粗末」から


CV:鈴木恵美子(第1作),真柴摩利(第2作)

次男。

カラっとさっぱりしているが飽きっぽい。おつむも財布の中身もカラっぽらしい。

名前は「唐松」から


CV:山本圭子(第1作),松本梨香(第2作)

三男。

ちょろちょろしててすばしっこい。おそ松とコンビを組んで行動することが多い。


CV:北浜晴子(第1作),横尾まり(第2作)

「一」がついているが四男。六つ子のなかでは真面目で粋な性格。「市松」ではない。

名前は「市松模様」から


松野十四松住職

CV:東美江(第1作),松井菜桜子(第2作)

五男。気は優しいがその分気が弱い。歌が好きで上手い。なぜかおそ松くん音頭だと最後に呼ばれる。

名前は「十姉妹」から


トド松

CV:北浜晴子(第1作),林原めぐみ(第2作)

六男でのんびり屋。風呂が嫌い。

名前は「椴松」から


CV:小林恭治(第1作),肝付兼太(第2作)

名前の通り、嫌味な男性。彼が驚いたときにするポーズ「シェー」が社会現象となるほど流行した。


CV:田上和枝水垣洋子沢田和子(第1作),田中真弓(第2作)

六つ子のライバルでいつもおでんを持っている。サークルKで「チビ太のおでん」として実際に販売され、CMにもなった。


CV:八奈見乗児鈴木泰明(第1作),水鳥鉄夫(第2作)

六つ子の父。


CV:麻生みつ子近藤高子(第1作),横尾まり(第2作)

六つ子の母。



CV:白石冬実(第1作),松井菜桜子(第2作)

ヒロイン。魚屋の娘で気が強い。六つ子とイヤミとチビ太のマドンナ的存在。

ひみつのアッコちゃんのアッコちゃんとは瓜二つ。

第2作目アニメでは設定が変更された。


CV:神山卓三和久井節緒(第1作),大平透(第2作)

恰幅がいい男性。それ相応の大きなトランクス(パンツ)を履いている。そしてその中に物を仕込んでいる上、さらにそれを出す事が出来る(が、「おそ松さん」ではそれがアダとなってしまった)。その一方で、実は、常にトランクス(パンツ)一丁、上半身裸、と、よくよく考えてみればけっこう危険人物。

基本的には善人系の脇役で登場するが、ヒールとして登場した事もあった。


CV:大竹宏(第1作),神山卓三(第2作)緒方賢一(代役)

えらい口の大きな男性。その大口のせいか、なかなかの大食漢だが、太らない。


CV:貴家堂子(第1作),真柴摩利(第2作)

頭に常に日章旗を掲げている少年。しかもその旗竿は頭蓋骨にまで達している上、取り外し可能

家族に両親と妹がいるが、その家族ばかりか、さらにはペットのにまで頭に日章旗が掲げられている

実は、見かけによらず腕っ節が強い。


CV:千葉繁(第2作)

ご存じ「天才バカボン」でおなじみ目玉つながりのお巡りさん。

途中からオカマのカオルちゃん(そっくりの八頭勝三なる人物)に交代された。


関連項目

ギャグ漫画 音松くん

おそ松くん&おそ松さん(二次創作)

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