プロフィール
メガネ
- フレーム:空色のメタルフレーム
- レンズタイプ:オーバル型
概要
高校一年生にして、名探偵の血を引く現役のプロフェッショナル。彼もまたペルソナ使いとしての覚醒を果たすが、理由や経緯については全てが謎だ。(以上、公式サイトより抜粋) |
連続殺人事件の調査進展のために警察に召集され、八十稲羽にやって来た少年探偵。
代々、警察機構にその知恵を貸す探偵一族『白鐘家』の五代目となる人物。「探偵王子」の異名でテレビにもたまに顔を出すため、世間では結構な有名人。
自称特別捜査隊最後の参入メンバーであり、主人公とは一つ下で、巽完二や久慈川りせと同年代になる。
それ以前の完二の誘拐前後から調査を開始し、特別捜査隊とは幾度となく顔を合わせていくことになる。また早い段階から、事件に対して特別捜査隊と同じ見解を導き出してもいた。
また、スピンオフ小説『ペルソナ×探偵NAOTO』では高校3年生になった直斗が主人公を務めている。その際、テレビの世界で入手した拳銃を常時携帯しているという衝撃の銃刀法違反っぷりが明かされた。
人物像
端麗な容姿と、冷静沈着で大人びた精神を持つ子供らしからぬ人格の持ち主。
ずば抜けた知識量と推理力を兼ね備えており、「探偵王子」の異名に違わぬ敏腕ぶりを発揮して多くの事件を解決へと導いてきた実績を持つ。
基本的に敬語口調で、基本は誰とでも敬語で話す。礼儀正しい一方、その頭脳の高さと相まうと一部の人間からは嫌味に聞こえてしまうこともある。特に現職の警察官にはその年齢ゆえに受けが悪く、用が済むとはみ出し者にされることも少なくないらしい。
一見クールに見えるが、白鐘の血筋に強い矜持を持っており、自身の請け負った事件の解決には並々ならない執着心をみせる。よく言えば粘り強い、悪く言えば意地っ張りで頑固と捉えられる。
生真面目で誠実、常に近寄りがたいほどに研ぎ澄まされたオーラを放っており、ミステリアスな雰囲気をより強くしている。また他人と交流を持つことにはあまり積極的ではないため、稲羽市に来てそれなりに時間はあったにもかかわらず、彼の素性を知る人間は少ない。
しかし根は寂しがりやであり、探偵という職業に強い憧憬の念を抱く幼い精神を内包している。
のちに発覚するが実は女性。ゲーム中のイベントで隠れ巨乳なのがうかがえる。中性的な容姿なためか女生徒の人気が非常に高い。同時に、これが当人にとっての最大のコンプレックスである。
陽介と並び自称特別捜査隊の頭脳担当。陽介が周囲をまとめる参謀ならば、直斗は事件の全体像をとらえる軍師といった風である。
小説版では男装こそは続けているが、過度な男への憧れやコンプレックスからは卒業できた様子。
髪を伸ばして、幾分か女子らしさを見せるようになっている。
コミュを進めると分かるが、非常に手先が器用で、幼いころからおもちゃを改造して色々な探偵グッズを作ったりしていた。ただし、運動はあまり得意ではないらしい。
料理については普段やらないだけで、マニュアル(レシピ本)に頼れば女性メンバー中、唯一まともに料理ができる人物でもある。堂島宅でのクリスマスパーティーで、ケーキが『物体X・クリスマスエディション』になるのを防いでくれた功労者。それでもその前に作ったケーキを2ホールほど駄目にしているが……
また、他のメンバ-が菜々子に対して妙な入れ知恵をしたことで爆誕した『スライムチョコ』に関しては防いでくれないばかりか、最後の逃げ道さえ封じている。(悪気があっての話では無いが)
また、ゲーム中のクリスマスイベントではプレイヤーに衝撃を与えた。
ちなみにこの時の服装は、ゴールデンならば一度見ると着せ替えに追加されいつでも見られるようになる。
そのため、フルコンを目指すプレイヤー達は彼女の攻略に走るのだった。
戦闘能力
使用武器は「銃」。追撃は敵複数を気絶させるがはずすことがある。
速の高さは陽介をしのいでメンバー中1位。SPも雪子ほどではないが伸びる。覚える魔法スキルはハマ・ムド系の即死魔法と万能属性の高威力魔法メギド系。物理については全体攻撃技の『空間殺法』を修得してくれる。
しかし、覚えるスキルの使用SP(いわゆるMP)の多さから、結局完二とどっこいの燃費の悪さに収まっている。
また防御も千枝並みであまり高いとは言えない。
高めの素早さを活かし、先手を取って攻撃系魔法でザコ敵の頭数を減らすという切り込み隊長的な運用が主となるだろう。
ただし特異なスキルと万能属性魔法でボス戦や強力な敵を相手にトドメを刺すのには役者不足とも言える。
それでも次に使う魔法の威力を上げる「コンセントレイト」から「メギドラオン」のコンボは非常に強力で、SPの残量に注意しながら使えばボス戦でも十分な働きをしてくれる。
かなりピーキーな性能だが、そこは"愛"で補うのがこのキャラへの取扱要項である。
リメイク版であるペルソナ4ザ・ゴールデンでは、4属性の~ダインやSPが自動回復する~気功、全ステータスを強化する「ヒートライザー」など高性能なスキルが追加されたのでボス戦でも活躍しやすくなった。
ペルソナ
闇・光属性の即死魔法、万能属性魔法をメインに覚えるオールラウンダー。
最初から弱点属性を持たず、さらに転生後はアギ系に耐性が付く。
ゴールデンでは、仕様変更により他のメンバーは転生後も弱点属性が残るようになったため、「主人公以外では唯一の弱点無し」という利点になった。
ヤマトスメラミコト転生時に習得する専用スキルは、味方全体に一度だけダメージ無効化を付与する「正義の盾」。
ペルソナ自身が直斗よりも小さく、仲間のペルソナでも小型の部類に属する。
P4Uシリーズ
見た目は子供、頭脳はバケモノ!! IQ2000のKY探偵、白鐘直斗
対戦型2D格闘ゲーム『ペルソナ4 THE ULTIMATE IN マヨナカアリーナ』。
他特捜隊メンバーとはストーリーの導入が異なり、公安からの依頼を受け、桐条グループが新たに設立した対シャドウ専門警備組織「シャドウワーカー」並びに桐条美鶴の内偵調査を行う。
その過程で強奪されたエルゴノミクス研究所の遺産捜査を追い、八十稲羽で再びテレビの中へと潜入する。
様々なステータス異常を操る遠距離テクニカルタイプであり、厳しい一定条件をクリアすることでムドオン/ハマオンをヒットさせ一撃必殺も可能なロマンあふれるキャラとなっている。
その条件とは相手側に付与されるドクロマークの『運命カウント』を0まで減らすこと。
初期値は13で銃弾/メギドの命中などで1〜3減少する。ラウンド終了後は回復するので注意。
〈詳しい増減条件は過去リビジョン参照のこと〉
高い機動力に加えて射撃や設置技(メギド及びハマオンが該当)により、相手を抑制する能力が高い。
加えて、ムドオンを経由した画面端のコンボが難易度は比較的高いものの非常に強力で、相手を覚醒させる事無く畳み掛けるほどの火力を持っている部分も見逃せない。
弱点としては、最大体力は8500と(追加でエリザベスが参戦するまでは)全キャラクター中最下位(現在はシャドウラビリスと並んで下位2位タイ)な事。切り返しとして機能させるはずの「逆切れアクション」が本来の機能を果たし辛い事。技の判定が総じて高くない(決して低い訳でもないが…)事が代表として挙げられる。
また、続編である『P4U2』では、新たな銃使いが出た都合もあってか、銃弾に弾数制限が付いている。アイギスと違ってリロードは可能なので、ペース配分とリロードのタイミングには気を付けたい。
追加カラーには『ギルティギア』のメイ、『ブレイブルー』のハザマを意識したカラーがある。特に覚醒必殺技の「クリティカルシュート」は彼の「蛇翼崩天刃」に似ているともっぱらの評判。また直斗もハザマも帽子を押さえるモーションがある。
余談ではあるがこの時のペルソナカラーではスクナヒコナが何故か生足になる。
ペルソナ4 ダンシング・オールナイト
PlayStation Vitaで発売のダンスゲーム。いわゆる音ゲー。
夏休み終了後、りせの要請で芸能イベント「絆フェス」のバックダンサーを務める事になった自称特別捜査隊のメンバー。そのレッスンのため都会の芸能事務所に訪れた一同は、またしても異世界に関する事件に遭遇する。
本作では、鳴上・陽介・千枝・雪子の「三年生チーム」と、完二・りせ・直斗・クマの「二年生チーム」に分かれて異世界を探索。二年生チームのブレインとして、リーダーであるりせや切り込み隊長な完二をサポートしつつ事件の謎を解き明かす。
ペルソナQ
ニンテンドー3DSにて発売のスピンオフゲーム。
存在しない鐘の音に誘われ、異世界の「やそがみこうこう文化祭」へと迷い込んだ自称特別捜査隊。
そこで出会った特別課外活動部と共に迷宮探索へと乗り出す。
特捜隊のブレインらしく文化祭の違和感にいち早く気付き、迷宮や校内の事情把握には積極的に乗り出す。また、お化け屋敷を模した迷宮に初めは怯えながらも探偵スイッチが入った探索中は冷静を保つなど、特捜隊と課外活動部を優秀にサポートしていく。
続編「ペルソナQ2」では、遂に「探偵王子の再来」と呼ばれる明智吾郎と対面。
探偵同士の推理対決が予想される。
関連イラスト
P4&P4U
ペルソナ×探偵NAOTO
関連タグ
ペルソナ4 ペルソナ4ザ・ゴールデン P4U P4U2 P4D ペルソナQ ペルソナQ2
探偵 僕っ娘 男装の麗人 雄んなの子 reverse_trap コロネットアーマー
直斗かわいいよ直斗 探偵王子 なおっぱい にゃおと 長髪直斗
鳴上悠 花村陽介 里中千枝 天城雪子 巽完二 久慈川りせ クマ
- 直井文人 ←カップやきそば現象
- 明智吾郎:P5の登場キャラクター。直斗の通り名である「探偵王子」の再来と呼ばれている。
- 新島真:同じくP5キャラクター。主人公たちのブレイン的存在であり、仲間になるまで反目し合っていた、周囲の大人に体よく扱われる自分に悩んでいたという共通点がある。また真の遠距離武器もリボルバー。ただし、戦闘スタイルは千枝とほぼ同じ。
- 佐倉双葉:明智や真同様、P5のキャラクター。立ち位置はりせと同じだが、(マスコット達を除いて)メンバー内で一番背が低いうえサブカルに詳しいという共通点が見られる。そしてペルソナQ2において、実際に風花を交えて理系オタトークに花を咲かせる場面が描かれた。
カップリング
直斗のシャドウ
※(注意)ここからはネタバレ要素の強い記事になります |
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「我は影、真なる我」
自己存在の変革を望むサイボーグ
自分の能力が求められながらも「単なる事件解決のための便利屋」としか認識されず、そこに加えて「自分が未成年であることと、変えがたい"性別"という現実」から、「誰にも認められるカッコいい大人の"男"になりたい」という願望がシャドウ化した存在。
マヨナカテレビ内に特撮番組に登場しそうな秘密基地を建造し、その中で自分自身を改造手術で変身させようとし、それを公開放送しようとした。
その性格も非常に混濁したもので、幼児のようにわがままから駄々をこねたかと思うと、唐突に不気味な笑みを浮かべてシャドウ特有の心を抉るような指摘を発する。
直斗に拒絶されて暴走すると、右半身が生身、左半身が機械、背中にスクランダーを背負った二丁光線銃使いのサイボーグへと変貌する。見た目的には某特撮ヒーローに近い。
弱点らしい弱点が無いほか強力な全体攻撃を複数持ち、さらにステータス異常を誘発する攻撃も複数持つ。
中でもHPとSPの両方にダメージを与えた上に魔法攻撃を封じる「魔封光線」が強力。またこちらの属性耐性を無効化する「エレメンツ・ゼロ」も何気にウザイ。
ただアルゴリズム(行動パターン)が機械的に一定のパターンで組まれているため、そこを突けばあまり苦戦せずに倒すことができる。
ペルソナ×探偵NAOTOでの直斗
※(注意)ここからはネタバレ要素の強い記事になります |
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ペルソナ×探偵NAOTOは、直斗を主人公に据えたペルソナ4本編の終了後から一年後の物語であり、仲間達との出会いを経て成長した直斗の姿を見ることが出来る。
一年後の直斗は髪を伸ばしており、ペルソナ4本編時点と比べて女性らしい外見となっている。
物語序盤にて水着にポニーテールというファン必見の姿が拝める
りせに「グラビアアイドル顔負けの抜群のスタイル」と言わしめるほど(胸はリセよりも大きいと本人から言われるほど巨乳)肉体的な成長も著しく、直斗自身、男装を続けて男の子として振る舞うことに限界を感じ始めている。
作中にて、直斗は新たなペルソナ・アマツミカボシを手に入れることになるが、このペルソナはスクナヒコナやヤマトタケルとは異なり、「他者のペルソナの力を調律する」という非戦闘タイプの能力となっている。
これは直斗の「誰かを支えるための力が欲しい」という心の具現化であり、直斗の精神的成長の証でもある。
また、この作品では黒神創世という名を自称する桐条グループ製の「対シャドウ特別制圧兵装 R零式・ジェネシス」とパートナーを組んで事件にあたることになるが、直斗とは何もかも正反対で直情径行・傍若無人な創世に引っ張られ、直斗が子供のような口喧嘩をしたり、意外なツンデレっぷりを発揮したりとクールなイメージの強い直斗のこれまでにはない新しい一面が見ることが出来る。