概要
2人の役者が1つの役を演じることである。
3人以上の役者が演じる場合でも、ここでは便宜上、二人一役とする。
演劇では俳優の都合などで二人一役となる場合があり、ダブルキャストとも呼ばれる。
アニメでも二人一役は見受けられ、主に登場キャラクターの成長や長寿作品の宿命の声優交代というパターンが多い。
中にはキャラクターの形体によって声優を使い分けているというパターンもある。
フィクションだとミステリーのトリックに使われたり誰かの影武者を演じたりという風に用いられる。
二人一役のパターン
男性⇔女性
作中で性転換が起きた場合、元の声優では違和感が出やすいとき(特に男性声優が演じるキャラの女体化)に行われる。
男性の姿⇔女装時
上のパターンの亜種で、男性声優が演じるキャラが女装するシーンがあっても声優はそのままだが、中には女性声優が演じているというパターンも存在する。
仮の姿⇔真の姿
普段は可愛らしい・弱々しい姿なのが、本気を出すか封印を解かれるかで真の姿を解放した場合に行われる。
動物体⇔人間体
動物と人間の2種類の姿を持つキャラクターが、形態ごとに別の声優を当てられることもある。
少年の体⇔青年の体
少年から青年に成長sして別の声優になるのは単なる声優交代で(回想で幼少期を別の声優が演じるのも同様のパターン)、これとは別に幼児化したり大人化したりで状況によって使い分けているというパターン。
基本人格⇔別人格
多重人格キャラの主人格と別人格で使い分けているという場合もある。
単なるネタ
ポプテピピックしか考えられない。
主な使い分けによる二人一役
男性⇔女性
おそ松さん
俺、ツインテールになります。
銀魂
- 坂田銀時(杉田智和)⇔坂田銀子(戸松遥)
- 神楽(釘宮理恵)⇔神楽惇(石井康嗣)
- 近藤勲(千葉進歩)⇔ゴリ子(たかはし智秋)
- 沖田総悟(鈴村健一)⇔総子(伊藤静)
- 月詠(甲斐田裕子)⇔月雄(星野貴紀)
- 猿飛あやめ(小林ゆう)⇔あやお(興津和幸)
斉木楠雄のΨ難
そらのおとしもの
魔法少女俺
- 卯野さき(大橋彩香)⇔魔法少女オレ(石川界人)
- 御翔桜世(三澤紗千香)⇔魔法少女サキガスキ(羽多野渉)
- 王川未散(田村ゆかり)⇔魔法少女エターナルデンジャラスプリティ(谷山紀章)
- 桐生瑠可(内山夕実)⇔魔法少女エブリシングクレイジービューティー(鈴木達央)
らんま1/2
男性の姿⇔女装時
げんしけん
ジョジョの奇妙な冒険
デート・ア・ライブ
仮の姿⇔真の姿
カードキャプターさくら
HUNTER×HUNTER
- ビスケット=クルーガー(樋口智恵子⇔萩野崇)※旧アニメ版
動物体⇔人間体
HUGっと!プリキュア
子供の体⇔青年の体
HUNTER×HUNTER
- ビスケット=クルーガー(木村亜希子⇔樋口智恵子)※旧アニメ版