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ノートゥング・モデルの編集履歴

2019-11-20 20:55:53 バージョン

ノートゥング・モデル

のーとぅんぐもでる

アニメ『蒼穹のファフナー』に登場する機動兵器「ファフナー」の一モデル。画像は主人公機のマークエルフ。

概要

竜宮島(アルヴィス)が開発したファフナー

世代としてはエーギル・モデル(ゼロファフナー)、ティターン・モデルに続く3番目のモデルだが、『蒼穹のファフナー』シリーズにおいて一番最初に登場したのが本モデルで、以後『EXODUS』まで、竜宮島サイドの主要機として運用される。

ちなみに「ノートゥング」は、ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』で竜となった巨人ファーフナーを倒した剣の名に由来している。


1期時点のコアの有無を問わない「ファフナー」全般の特徴として、以下の点が挙げられる。


  1. 操縦に際しファフナーと人機一体となることで、人の心を読む敵対勢力「フェストゥム」の能力を防ぎつつ戦闘することができる。
  2. ファフナーとの一体化により機体を自らの手足とするためには、極めて強固なシナジェティック・コード(一体化に理想的な脳の状態)を形成する必要があるが、遺伝子操作を除くと10万人中に1人しかコードを形成できない。
  3. 自爆装置として「フェンリル」という周囲の地形を吹き飛ばすほどの威力を持つ気化爆弾を備える。これはフェストゥムに「同化」されて機体そのものを奪われるリスクを避けるためではある。

ノートゥング・モデル自身の特徴としては、上に加え下記の点が挙げられる。

なお一部特徴はティターン・モデルや、『EXODUS』における人類軍製ファフナーにも当てはまる。


  1. 敵であるフェストゥムのコア(=ミールの欠片)が使われており、より高い対読心・対同化能力が得られるが、動力源のコアはそれほど多くは無いので(少なくとも『EXODUS』序盤までは)大量生産はできない。
  2. 戦闘指揮官が搭乗するジークフリード・システムの恩恵により、ファフナーの特徴である対同化・読心能力を高い水準で機能できる。
  3. ジークフリード・システムを内蔵していない。従来モデルは機体内にシステムを内蔵し、パイロット同士でのやり取り(クロッシングという)が可能だったが、本モデルでは皆城総士が運用する統括型のジークフリード・システム経由でクロッシングを行う。このため機体のダウンサイジングに成功している。なおこれは技術的に内蔵できなかったのではなく、前モデルでとんでもない問題が明らかになったためである。
  4. 初期の人類軍製ファフナーと異なり、フェストゥム因子を持つ人間でなければ搭乗することができない。また、搭乗すると眼(光彩)が赤色に変わる。
  5. ファフナーが受けるダメージはおろか、衝撃や皮膚感覚までパイロットにダイレクトにフィードバックされる
  6. 「変性意識」という、普段とは異なる思考の変化が多くの場合発生し(これ自身も対読心機能の一環)、搭乗する間、ほとんどのパイロットの思考が変化する。本性が露わになるわけではないとはいえ、中には別の人格とすら思えるような思考が出ることも。
  7. コクピットは機体の腰部、人体における子宮に位置する(小説版ではコクピット・ブロックが銀の卵、ファフナーへの搭乗が受胎に例えられた)。
  8. 一体化のため、コクピット・ブロックの「ニーベルングの指輪」と接続する際に搭乗者は上腕、脇腹、大腿部に激しい痛みが伴う(シナジェティック・スーツの着用で軽減は可能)。
  9. 読心対策として通信機能が乏しく、基本的にはCDC(戦闘指揮所)としか無線通信ができない(ノートゥング・モデル同士で通信するにはジークフリード・システムを介するか、機体に備えられた有線ケーブルを繋ぐしかない)。
  10. 前モデルでオプション扱いだった海中行動能力を標準で備える。
  11. 搭乗し続けるとパイロットの体内のフェストゥム因子が活性化(因子を付与されている場合に限る)し、同化現象が進行して最悪の場合は心が消え、体が結晶と化し砕け散っていなくなる

ナンバリングは一部除き、「MK.(ローマ数字)」となり、作中では「マーク○○」と呼ばれる。

また、○○の数字は全てドイツ語読みとなっている。


前日談の『RoL』時点で何機かは完成していたが、この時点では実戦投入はされなかった。

TV版1期においては(襲来自体が時期尚早だった事もあり)フェストゥムの攻撃であっけなく大破してしまう事も珍しくなかったが、これでも当時の対フェストゥム戦においてはぶっちぎりで最高峰の戦力だった事が「人類軍」の各人物から語られる。

1期終盤にて、とあるフェストゥムから受け取ったデータを元に各種性能、及び同化現象の拮抗能力が大幅に上昇し、ジークフリード・システムの内蔵も可能となった。

ただしこの時点での内蔵型ジークフリード・システムは不完全で、登録された機体が一機でも消失すると機能不全に陥り、更に一機(と、そのパイロット)が受けたダメージを残りのパイロットも受けるというものであった。


『HaE』では上記のデータ解析が更に進んだことで、機体の防御性能向上や更なる同化現象の抑制が可能となり、通常の搭乗状態では眼が赤く染まらなくなった(ただし同化攻撃を受けたり、同化現象が一気に進行すると赤くなってしまう)。

ジークフリード・システムは引き続き内蔵されているが、機体のロストで全システムがダウンすることはなくなった(痛みの共有についても同様に解消されているものと見られる)。

ただし、従来のように戦闘指揮官がデータを取りまとめる訳ではないため、各人のモニターに機体情報などの詳細データが表示され、パイロットがそれを自身で分析・判断するという新たな負担に繋がっている。


『EXODUS』では機体自体の改良は限界に達しつつある事が示唆されていたが、2代目コアエメリー・アーモンドの対話によって新たなコアが大量に形成され、その影響として既存のノートゥング・モデルのコア格納ブロックが蒸気性の永劫導電回路を形成、空気中の物質をエネルギーに変換し、実質的に活動限界が無くなっている。

更に搭乗したパイロットは同化現象の予防薬を(過剰に)投与した状態になり、元々かなり抑制されていた同化現象の進行が更に緩和されるようになった。

前者はマークザインと同じ能力であり、「簡易版マークザイン化」とも。


これらのコアを搭載したモデルは「第三改良型ノートゥング・モデルSS」と呼ばれる。

ナンバリング自体は変わらないが、機体名は(ベース機)改になっている。

ちなみに仮登録時の機体名は羽佐間カノンケルト神話から採ったが、パイロット全員から覚えにくいとダメだしを食らって日本神話から採る事になった。


そして、7話でアザゼルA型種ウォーカーが尖兵として差し向けたウーシア型1体と特化型スフィンクスB型種4体との戦闘中に迎撃戦に参加していたファフナー5機全てが進化。

なんとSDP(超次元現象)、すなわちフェストゥムの力を手に入れてしまった。


だが、というか当然、というかその代償は決して安くはなく、その後数回の戦闘を挟んだだけで非戦闘時でもパイロットの深層心理や無意識に反応して能力が小規模な暴走を起こした。

更に体重の激増など肉体にも異常をきたし、ひどいものは同化の暴走という非常事態が発生した。

これらは島のミールがパイロットの命を最優先で守るべく、従来の同化現象を抑えた結果起こった、彼らの肉体や心を脅かす「新同化現象」である。

従って島を離れている機体についてはSDPも新同化現象も発生しないが、島に戻ればどちらも発生するようである。


その後、19話で竜宮島残留機はカノンの設計した『エインヘリアル・モデル』へと改装された。


ちなみにジークフリード・システムについては、島での戦闘に従事する機体はTV版1期同様、機体から切り離された要塞艦アルヴィス内のジークフリード・システムが用いられているが、遠征を行う場合は『HaE』と同様の運用が行われている(各パイロット同士でクロッシングする)。

エインヘリアル・モデル』改修後は、8番機のジークフリード・システムが統括型と同様の運用を行っている(当然ながら8番機パイロットへの負荷は増加する)。


種類

使用した武器に関してはファフナーを参照。

1番機。搭乗者は皆城総士(RoL)→日野道生。塗色はシルバーグレー。

近接攻撃(汎用)型。同型機が最も多い。

23話で乗機を失った道生が搭乗するも、マークニヒトを阻止するためにフェンリルを起動し消滅。


2番機。搭乗者は蔵前果林。塗色は濃紺。アインと同型。

本編では起動前に搭乗者が死亡したことにより、空席となった本機は大破したマークエルフの修理のために分解された。

というよりほぼ全部のパーツを使いまわされたらしく、本編におけるマークエルフは実質マークツヴァイである。

前日談の『RoL』では活動しているシーンがある。


3番機。搭乗者は要咲良カノン・メンフィス→要咲良(HaE)。塗色はオレンジ。小説版では山吹色

アインと同型。フュンフ、アハトとのチーム戦闘では主に近接戦闘を担当した。咲良が同化現象で倒れた後は因子を移植したカノンが搭乗し、蒼穹作戦に参加した。

劇場版序盤ではカノンが搭乗していたが、中盤から咲良に返却され、リンドブルムを装備した。

『EXODUS』でも現存しており、無人機製作のために内部構造を大幅に変更したからか、一時的に使用不能となっていた。咲良のパイロット復帰と共に、トルーパー・モデルの指揮官機として運用される事となった。

SDPはトルーパー・モデルの増殖。破壊されるたびに機体が増殖していくが、その分自分という存在が際限なく増えていき、それに伴う皮膚感覚の異常や個我の不安定化という重篤な代価が発生する。

皮肉にも、これはかつてのフェストゥムのあり方「全てが一つの存在」と同じであり、有り体に言えば「マークドライ」というアルヘノテルス型に随伴する「トルーパー・モデル」というグレンデル型といった趣である。

これに関してはファフナーを降りれば解消されるが、新同化現象として「体温の低下」が発生する。

第三次蒼穹作戦に向け19話でエインヘリアル・モデルへと改装。


4番機。搭乗者は春日井甲洋。塗色は焦げ茶色。小説版では青灰色。

中距離支援型。肩にハードポイントが増設され、より複数の武器を装備する事が可能。TV版OPでは大型のレーザー砲(メデューサ)を搭載しているシーンがあるが、1期本編ではハードポイントが使用されることはなかった。9話でパイロット救出のために機体は放棄されたが、後に新国連人類軍が回収し、そのコアはマークニヒトに移植された(その後の行方は不明)。

劇場版では甲洋本人が機体のコアとなって起動させた。こちらではTV版本編で使われなかったメデューサをフル活用している。最終的にマークニヒトとの戦いでワーム・スフィアー連続発射の直撃を受けほぼ完全消滅したが、甲洋本人はワーム・スフィアーに巻き込まれる直前にテレポートにより離脱した。

『EXODUS』では甲洋と共に復活。覚醒したSDP"毒"の効果も相まってウォーカーを単独で足止め・撃退している

第四次蒼穹作戦に向け25話でエインヘリアル・モデルへと改装。


5番機。搭乗者は小楯衛堂馬広登(HaE)。塗色は紫。

光学シールドを展開する防御兵装「イージス」を装備する。ドライ、アハトとのチーム戦闘では、イージス装備により突撃して来る敵を受け止める役割を担当した。スカラベR型種との戦いで大破し、衛もこの戦いで壮絶な戦死を遂げた。(機体の上半身が吹き飛ばされ、下半身はR型種消滅時のワーム・スフィアーに巻き込まれて完全消滅。脱出ポッドはワーム・スフィアーの余波に巻き込まれて捻られてしまった)

劇場版では完全に修復されている。

『EXODUS』ではイージスに部分解除及び射撃機能が追加されている。14話にて交戦規定アルファにより人類軍アルゴス小隊からの狙撃でコクピットを撃ち抜かれ沈黙、続く15話で鹵獲、解体される。機体はコアや装備ごとマークレゾンに移植された。


6番機。搭乗者は羽佐間翔子。塗色は白。

空戦型。背部に飛行用スラスターを装備し、飛行が可能だが、その分本来人間ではありえない「空を飛ぶ」という大きな変化を受け入れなければならない分、通常のファフナーより適性のハードルが高い。パイロットが病弱だった事から6話で人類軍に譲渡されるはずで調整が不完全なままだったが、竜宮島の危機により独断で乗り込んだ翔子が指揮官の許可を得て出撃し、最後にはフェストゥムもろとも自爆した。


7番機。搭乗者は遠見真矢。塗色はマゼンタ

ゼクスと同型。長距離射撃武器「ドラゴントゥース」を装備し、長距離狙撃および支援を担当。

ただし飛行可能な本機の特性を考えるとこれは決して最適な運用とは言えず、パイロット自身のずば抜けた射撃能力と、指揮官である皆城総士の判断によるものである(皆城乙姫はこのことを「えこひいき」と言っている)。

作中でも度々破壊されているが、搭乗者は生き延びている。

劇場版ではドラゴントゥースはマークツェンに回されておりレールガンを主に使用。本来のコンセプトと思われる空中戦を主体に活躍した。

『EXODUS』では空戦運用を仕様化した改良モデルのドラゴントゥースを装備している。

第四次蒼穹作戦に向け25話でエインヘリアル・モデルへと改装。


8番機。搭乗者は近藤剣司。塗色は緑。

フィアーと同型。ドライ、フュンフとのチーム戦闘では、中長距離からの初撃や、他二機の支援を担当した。

『EXODUS』では剣司がパイロットを引退しジークフリード・システム担当になったため空席となり、無人機製作のテストヘッドとしてマークドライとともに改造されている。

19話で剣司の戦線復帰に伴いジークフリード・システム及びスレイプニール・システム搭載のうえでエインヘリアル・モデルへと改装。

その為、『EXODUS』ではノートゥング・モデルとしての戦闘シーンはない。


9番機。搭乗者は西尾里奈(HaE)。塗色はカーキ色。

アハトと同型。劇場版ではサラマンダーを用いて交戦してきた。度重なる戦闘によるパイロットの消耗とフェストゥム達の連携攻撃に晒され機体はほぼ全壊した。

『EXODUS』では完全に修復された。マークアハトが戦線を退いているためメドゥーサも使用する。

SDPは「増幅(アクセル)」。一言で言えばマークザインと同じ「武器と同化して強化する能力」で、ノルンを同化してウーシア型フェストゥムとそこから生まれた大量のシーモータルB型種を一掃した。新同化現象は嗜眠症で、パイロットはファフナーに乗っていない限り常にひどい睡魔に襲われるようになった。

19話でエインヘリアル・モデルへと改装。

24話及び第四次蒼穹作戦では里奈がゼロファフナーに搭乗するため不参加。


10番機。搭乗者は西尾暉(HaE)。塗色はグレー。

アハトと同型。劇場版ではマークジーベンから回されたドラゴントゥースで僚機の支援を行っていた。竜宮島の防衛戦にて次々と倒れていく僚機に気を取られ、スカラベJ型種の猛攻を受け同化寸前にまで追い詰められたが、フェンリルを起動して自爆し本機は失われた。(パイロットはマークフィアーが救助していた)

『EXODUS』では完全に修復(新造?)された。

24話で暉がゼロファフナーの負荷で消失したため搭乗者不在となり、残ったノートゥング・モデルのなかで唯一エインヘリアル・モデルへと改装されなかった。


11番機。搭乗者は真壁一騎。塗装は水色。大破後はツヴァイの装甲を流用したので濃紺。小説版では最初から漆黒のまま。

最終的に人類軍に奪われ、マークザインにコアを移植するために解体された。

子細は項目を参照。


12番機。搭乗者は立上芹(HaE)。塗色は赤紫。

ドライと同型機。彼女の特性に合わせ、頭部に特殊装備「ショットガンホーン」を装備する。中盤で芹が竜宮島のコアを支えるべくワルキューレの岩戸に入ったため、空席となり戦線に参加できなかった。

『EXODUS』でも参戦。近接戦用にレヴィンソードも使用する。7話で打撃型スフィンクスB型種の猛攻を受け大破するが、直後にSDP「再生(リバース)」が発動して瀕死の重傷を負ったパイロットごと完全体で再構成される。更にショットガンホーンにワーム・スフィアー発生機能が生まれたが、新同化現象としてパイロット本人にも同化能力が発現。食事は同化で済んでしまうという味気ないものになり、迂闊に何かに触る事もできなくなってしまった。

他の存在を同化する事が捕食という意味もあるフェストゥムのそれに近い。

19話でエインヘリアル・モデルへと改装。

第四次蒼穹作戦で芹が指令に背き竜宮島へ戻ったため、共に海中に封印された。


13番機。搭乗者は羽佐間カノン(HaE)→来主操(『EXODUS』24話)。塗色は赤。

カノンのために新規に作られた機体であり、かつての愛機ベイバロンの面影を残す。基本的にはマークアイン系だがカノン専用に様々な改装が施されており、中でもバックパックのワンオフのブースターユニットが目を引く。ゼクスやジーベン程では無いが短距離もしくは低空での飛行が可能で、海上でのホバー移動による高い機動性も特徴。

『EXODUS』でも現存。開始時にはパイロットが引退しており出撃する機会はなかったが、パイロットであるカノンの現役復帰により当機も戦場へ戻る事となった。

進化の力は未来幻視。ゼロシステムや絶望予知と言えばわかりやすいが、何らかの条件のもと進行した悲惨な結末を見る事ができ、更にそれを機体のレコーダーに記録する事が可能で、それらを指標に意図的に未来を変える事ができる。ただ、提示された未来が悉く絶望的なもので、機体に乗ってなくても何らかの拍子に力が暴発するなど精神へのダメージが著しく大きい。

カノンの新同化現象は「体重の減少」。これは実質「存在の消失」である事が後に分かる。

17話でのカノン消失により搭乗者不在となりエインヘリアル・モデルへと改装されていないが、後に竜宮島に合流した来主操の乗機としてノートゥング・モデルのまま改修されたうえで戦線復帰する。

『THE BEYOND』で正式にエインヘリアル・モデルへ改修される。


14番機。搭乗者は御門零央。塗色は黒→藍色。初期名は「フェート・フィアダ」。

武道全般の達人という零央の特性から接近戦仕様の機体。

初陣ではレヴィンソードとルガーランスの二刀流でスフィンクス型3体を瞬く間に葬った。

7話で四刀流型スフィンクスB型種の猛攻を受け中破するが止めを受ける直前にSDPが発現し、ワーム・スフィアーによるテレポート能力「消失(ロスト)」を獲得した。新同化現象も同様に「消失」で、パイロットの肉体の各部位が消滅する、というもの。ただし臓器は欠損しておらず、食事や呼吸は問題なく可能。

19話でエインヘリアル・モデルへと改装。


15番機。搭乗者は水鏡美三香。塗色は紫→ピンク。初期名は「リア・ファル」。

初陣の5話にてOPから美三香がゴウバイン化。視聴者の腹筋を捻じった。

フェストゥム相手に中段蹴りや刺突からのカウンターを見せるだけでなく、イージスのシールド部分を刃に見立てての斬撃や味方の足場にする等、前任者二人と比べて攻撃的な使い方を見せた。

7話で射撃型スフィンクスB型種の猛攻を受け中破するがそのSDP「(ウォール)」が発現。かつてベース機を葬ったスカラベR型種のワーム・カッターを発生させる力がイージス装備に宿り、四刀流型スフィンクスB型種を捻って撃破した。

新同化現象は美三香の体に黒い球体が増えていくというもので、第三次蒼穹作戦では肉体が丸ごと砕けるもその精神が球体となって残った。

19話でエインヘリアル・モデルへと改装。


16番機。搭乗者は鏑木彗。塗色は白。初期名は「フラガラッハ」。

1話で新造された機体。ガンドレイクとレージングカッターを併用した中距離戦を見せた。

7話でウーシア型に固執するあまり突出しすぎてシーモータルB型種に両足を破壊された上にガンドレイクをロストしてしまい海中に没するがその後SDPが発現、遠くの物体を招き寄せる能力「引き寄せ(アボート)」を獲得、射撃型スフィンクスB型種に格納庫から転送したルガーランスとガンドレイクを遠隔で突き立て、ゼロ距離一斉射撃で葬った。代償は体重の異常増加。なんと体格はそのままに100kg近い体重になってしまった。これだけだと体が重いだけだが、恐らく体組織の構成物質がフェストゥムと同じシリコンに変化しているためだと思われる。(シリコンはタンパク質より比重が大きい)

なお「引き寄せ」は「そこにいる(ある)」ものであれば何でも引き寄せることができるが、ミールの欠片である、アザゼル型フェストゥムのコアのような巨大な存在になるとノートゥング・モデルでは力不足となっていた。

19話でエインヘリアル・モデルへと改装。

第四次蒼穹作戦では彗がゼロファフナーに搭乗するため不参加。


関連リンク

蒼穹のファフナー ファフナー Alvis エーギル・モデル ティターン・モデル ザルヴァートル・モデル トルーパー・モデル エインヘリアル・モデル

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