概要
国籍・ジャンルを問わず魔術師たちによって作られた自衛・管理団体。魔術を管理し、隠匿し、その発展を使命とする。
外敵に対抗するための武力と、魔術の更なる発展(衰退ともいう)のための研究機関を持ち、魔術犯罪の防止法律を敷く。
魔術師は己の研究を公表することはなく、魔術師同士の研究の交流などというものはない(交流などというもがあるとすれば、それは世俗的な権力闘争くらいである)。
魔術を学ぶには最高の環境であり、自分の研究こそが最優先の魔術師にとって、それらの魅力は何物にも代え難い。名目上、支配者ではないことを標榜する協会は辞めることは自由だが、そんなことを考える魔術師はそうそういない(封印指定でも受ければ仕方ないが)。
聖堂教会とは表向きは不可侵であるが、裏では記録に残さないことを条件に現在も殺し合いが続いている。
また、中東圏の魔術基盤、及び大陸(中国)の思想魔術とは互いに相容れず、やはり不可侵を装っている。加え、西洋魔術を扱う魔術協会では呪術は学問ではないとされて蔑視されており、中東圏に大きく遅れをとっている。
封印指定
魔術協会が判断した、希少能力を持つ魔術師に与えられるもの。
その奇跡とも言える希少能力を永遠に保存するために、対象の魔術師を「貴重品」として優遇し、「保護」する。
しかしそれは名目にすぎず、実際は一生涯幽閉しその能力が維持された状態で保存する。言ってしまえば、ホルマリン漬けの標本にして飾るのと変わらない。要するに、協会自身が力ずくで我が物にし封印するということ。
対象者 | 肩書 | 理由 | 現在 |
---|---|---|---|
蒼崎橙子 | 最高の人形師。 | 人間の完全なる複製。 | 一度解除後、現在逃亡中。 |
玄霧皐月 | 統一言語師(Master of Babel)。 | 神代の意志疎通を再現。 | 逃亡後、死亡。 |
衛宮矩賢 | 衛宮家四代目継承者。 | 根源を目指した時間操作。 | 逃亡後、死亡。 |
封印指定候補
対象者 | 肩書 | 理由 |
---|---|---|
遠坂凛 | 宝石剣の担い手。 | 魔術実験の過程で因果律を捩れさせる。 |
ナイジェル・セイワード | 心理の支配者。 | 人間の感情を操作する霊薬の作成。 |
遠坂凛のみ、意図せずして封印指定される一歩手前のことをやらかしてしまったという点で、他の対象者とは一線を画している(その為、協会も判断に困っている)。
時計塔
三大部門の一角。三大部門の中では最も新しく、設立は西暦元年。現在は魔術協会総本部とされ協会といえばここを指すようになっている。しかし、時計塔が本部となって以後、他の二つとの交流は途絶えているらしい。
組織内部は権威主義と権力争いの温床で、完全に腐敗しており、フラガのような新興の名門が座る(幹部の)椅子は何世紀も前から存在すらしない。
組織構成
魔術協会、特に時計塔を束ねる貴族を「ロード」と呼び、大きくは学部を治める君主(ロード)達を指し、狭義には時計塔内で最も力持つ貴族(ロード)達、12の君主(ロード)の中でも特別視される三大貴族、バルトメロイ、トランベリオ、バリュエレータの三家の縁者を指す。
大貴族が三家、親族が二十家ほど存在する彼らは表の世界でも名門貴族として地位を得ている。貴族たちの歴史は最短でも五百年以上、最長に至っては二千年を超える。
この12の君主で構成される会議を「冠位決議(グランド・ロール)」といい、学科、派閥の垣根を越えて
審議する必要が議題ある場合に開かれる。実質的な時計塔の最高意思決定機関。
時計塔内は必修である「全体基礎」──魔術全体の共通常識、類感魔術と感染魔術、地脈、マナ学など──を第一とした十二の学部に分けられ、以下「個体基礎」「降霊」「鉱石」「動物」「伝承」「植物」「天体」「創造」「呪詛」「考古学」「現代魔術論」のそれぞれが独自の権力、独自の自治区画を持ち、各学部につき一人、十二人の君主(ロード)に管理されている。
十三個目の項目として、政治家を志すための「法政」があるが、これは神秘を探求する学問ではなく、社会を回すためのものであるため十二の学部にはカウントされない。
現在、明らかになっている、君主(ロード)とそれを保持する一族、その担当学部は以下のものである。
学部 | 別名 | 君主(ロード) | 派閥 |
---|---|---|---|
全体基礎科 | ミスティール | マグダネル・トランベリオ・エルロッド | 民主主義 |
個体基礎科 | ソロネア | 不明 | 中立主義 |
降霊科 | ユリフィス | ルフレウス・ヌァザレ・ユリフィス | 貴族主義 |
鉱石科 | キシュア | ケイネス・エルメロイ・アーチボルト→メルアステア | 中立主義 |
動物科 | キメラ | ガイウスリンク | 貴族主義 |
伝承科 | ブリシサン | 不明 | 中立主義 |
植物科 | ユミナ | アーシェロット | 貴族主義 |
天体科 | アニムスフィア | マリスビリー・アニムスフィア | 貴族主義 |
創造科 | バリュエレータ | イノライ・バリュエレータ・アトロホルム | 民主主義 |
呪詛科 | ジグマリエ | 不明 | 中立主義 |
考古学科 | アステア | メルアステア | 中立主義 |
現代魔術科 | ノーリッジ | ロード・エルメロイⅡ世 | 貴族主義 |
法政科 | バルトメロイ | バルトメロイ・ローレライ | 貴族主義 |
学部に属するカレッジごとの結束は固く、余所者が自分たちのテリトリーに入ろうものなら個人間の諍いからカレッジ間の抗争へと発展することもしばしば。
尤も学部ごとの特色というものもあり、選民思想の権化じみたバルトメロイが君臨する法政学部のカレッジならば私設憲兵が外部からの侵入者を取り締まるほどに排他的であったり、考古学部のような権力闘争とは縁遠いカレッジでは純粋に学問のみを追求する落ち着いた雰囲気であったりと、程度の差はある。
しかし、必ず1つの学部に所属しなければならないという決まりはなく、優秀な者ほど掛け持ちや転属を繰り返しやすいのが常である。
また、独立した組織として地下に広がる迷宮(ダンジョン)を管理する秘骸解剖局、地上の魔術を測定し特出した封印指定となるべき魔術を選別する秘儀裁示局天文台カリオンが存在する。
派閥
ここ数世紀、ロード達は時計塔の運営理念の方向性から3つの勢力に分裂、内紛寸前の状況にある。
①バルトメロイ派:『優れた血統のものに任せるべき』とする貴族主義派閥。三大貴族最有力者バルトメロイが筆頭を務める。
②トランベリオ派:『血統がイマイチでも才能ある若者から募るべき』とする民主主義派閥。三大貴族トランベリオを中心に、残りの三大貴族バリュエレータもここに含まれ、①とは主張の違いから冷戦状態。
③メルアステア派:『主義主張はどうでもよくて研究第一』の中立派閥。その中の最大勢力がメルアステア。①・②と違い研究優先の家柄が集まっただけで意見の統一もなく、いつ内ゲバが始まってもおかしくない仲にある。
施設
倫敦の大英博物館地下に築かれた極秘施設を本部とし、施設としての時計塔自体はここの事を指す。組織の規模が大きくなるごとに施設は増築され、現在は地下本部と倫敦を囲むように郊外に点在する11の学園都市で構成されている。
これらの施設は各12学部に割り振られており、『全体基礎』が地下本部、他の11学部は倫敦郊外の各学園都市を拠点としている。多数の人々が出入りする建物は一般には老舗の大学ということになっており、魔術、心理学を用いた設計により一般の人々を入れないようにはしている。
霊墓アルビオン
時計塔の地下に広がる大迷宮(ダンジョン)。地上では失われた神秘が色濃く残っており、竜種の牙や純度の高い霊石といった現代では得られない貴重な呪体が眠る。地上からは消えた幻獣種が闊歩している危険地帯。
ここから発掘される物品による収入や研究によって、時計塔は他の魔術組織より優位を保っており、時計塔の根幹をなす施設。時計塔がロンドンに居を構えた理由自体この霊墓によるものである。
そのため運営は学科、派閥から独立した秘骸解剖局が行っており、彼らの許可を得られなければ迷宮に入ることはかなわない。
多くの魔術師が成り上がりを夢見て迷宮にもぐるが、入るには解剖局と契約を結ばなければならず、そして発掘作業の任期を終える前に幻獣種が跋扈する迷宮で死に絶える。一般の魔術師が迷宮入ればまず出てくることはなく現代の奴隷制度と揶揄される。その危険性ゆえにまれに生還したものは生還者(サヴァイバー)と称される。
この迷宮の由来については時計塔においてさえ不明だが、世界の裏側に行きそこなった巨大竜種の亡骸だという伝説が伝わっている。
階位
協会内には冠位(グランド)、色位(ブランド)、典位(プライド)、祭位(フェス)、開位(コーズ)、長氏(カウント)、末子(フレーム)という位階がある。
最高位である冠位(王冠とも書かれる)は協会の歴史でも数少なく、君主(ロード)の多くも色位どまりであり、そのため色位が事実上の最高位として扱われ、それに次ぐ典位でも一般魔術師には雲の上の存在とされている。
また第四階位である祭位は名誉階級としての性格が強く、通常の魔術師として能力とは別に評価せざるを得ない特殊な能力、技能を持ったものに贈られている。
そのため時には色位級もしくはそれ以上の魔術師がここに据えられることもある。また個人と家系に贈られる階位は別となっている。
階位 | 該当者 |
---|---|
冠位 | 蒼崎橙子、ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア |
色位 | ケイネス・エルメロイ・アーチボルト |
典位 | スヴィン・グラシュエート |
祭位 | ロード・エルメロイII世、メルヴィン・ウェインズ、バゼット・フラガ・マクレミッツ |
開位 | 藤丸立香 |
長子 | |
末子 |
さらに、このほかにも最高位の術者には色の名を冠した称号を与えており、最高位が三原色の『赤』、『青』、『黄』。そこから合成色の『橙』、『紫』、『緑』、『黒』と続き、後者ほどランクは下となる。
勘違いされがちだが、この色の称号と色位は別である(冠位の魔術師に色の称号を与える描写があるため)。
Fate/EXTRA
over count1999による神秘の崩壊によってその力の大部分を失い、西欧財閥とその協力者となった聖堂教会によって反社会組織として壊滅させられるという、呆気ない最後を迎えている(あくまで、その世界線だけの話だが)。
学部長
バルトメロイ・ローレライ | ケイネス・エルメロイ・アーチボルト |
---|---|
院長補佐、法政科学部長、現・魔導元帥。 | 鉱石科のロードであり降霊科の講師も務めた |
ロード・エルメロイII世 | イノライ・バリュエレータ・アトロホルム |
現代魔術科学部長 | 創造科学部長 |
マグダネル・トランベリオ・エリオット | ルフレウス・ヌァザレ・ユリフィス |
全体基礎科学部長 | 降霊科学部長 |
マリスビリー・アニムスフィア | オルガマリー・アニムスフィア |
天体科学部長。カルデアの設立者 | 天体科君主の娘。カルデアの現所長 |
講師・ロード等の運営陣
ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア | フラウロス |
---|---|
元素変換を教える二級講師 | 時計塔十一科ロクスロート研究棟館長。 |
- 院長
時計塔設立時から現在までその座にあり続ける、少なくとも二千年を生きている謎の人物。
ルフレウスの嫡男であり、次期学部長の座を約束されている貴公子。一級講師を務めている。ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリの兄。
召喚科学部長。既に在任50年を過ぎているとも噂される矮躯の老人。降霊科の本来のロードであるユリフィス家当主およびそれに次ぐ立場のブラムが特命により不在のため、降霊科のロード代理に就いている。
十二人のロードのうちでは守旧派の代表格と見なされている。
- フィーンド・ヴォル・センベルン
新鋭の一級講師。その身柄の確保がユグドミレニア残党にとって有利なカードとなる程度には期待されているらしい。
時計塔第十三の科である「法政科」に所属する魔術師。踝まで届く黒髪に友禅の振袖、魔眼殺しの眼鏡が特徴的な美女。
現代魔術科の先代学部長。現在は時計塔を出奔している。
- シャルダン
エルメロイ教室に所属する二級講師。ロード・エルメロイⅡ世が公務などで不在の折には責任者代理を務めている。魔術師らしかぬ好々爺。
- ウィルズ・ペラム・コドリントン
降霊科所属の一級講師。女性から人気の美形魔術師。
所属者
エルメロイ教室
ロード・エルメロイⅡ世の教え子たち。詳しくは該当記事を参照。
遠坂凛 | ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト |
---|---|
ED後在学。「鉱石学科の災厄」の片割れ | 在学生。「鉱石学科の災厄」のもう一人 |
フラット・エスカルドス | 沙条綾香 |
在学生。偽りの聖杯戦争に参加する。 | 一時期、在学していた。 |
グレイ | スヴィン・グラシュエート(画像右) |
ロード・エルメロイⅡ世の内弟子 | ル・シアン(犬)。エルメロイ教室では最古参 |
カウレス・フォルヴェッジ | イヴェット・L・レーマン |
出奔した姉に変わり時計塔に入学した | 魔眼少女。メルアステア派のスパイ |
衛宮士郎 | |
アニメ版UBWで凛の従者として一時的に所属 |
その他
ライネス・エルメロイ・アーチゾルテ | アトラム・ガリアスタ |
---|---|
エルメロイの次期当主。ウェイバーを代理にしアーチボルト家を立て直した | 生贄を用いてマナを精製する魔術を得意とする中東系の美男子。 |
キリシュタリア・ヴォーダイム | オフェリア・ファムルソローネ |
天体科の首席でありロードの一番弟子 | 降霊科所属の魔術師。宝石ランクの魔眼持ち。 |
カドック・ゼムルプス | ベリル・ガット |
カルデアに所属する魔術師。 | 『狼男』と呼ばれ蔑まれている殺し屋。 |
- 「悪霊」ガザミィ
封印中の、とある魔術師の異名。協会における厄ネタの一つ。
- ゲリュオン・アッシュボーン
「魔術刻印の修復」という特殊な技術を持つ魔術師。階位は『祭位』。故人。
- オルロック・シザームンド
「蝶魔術パビリオ・マギア」と呼ばれる魔術体系の重鎮。
- ハイネ・イスタリ
錬金術の名家イスタリ家の嫡子。一度は魔術の道を棄て、聖堂教会に所属していたが実家の事情により引き戻された過去を持つ。
人形師。人前には常に人形を遠隔操作して出ている。外部調査なども行っている模様。
- バイロン・バリュエレータ・イゼルマ
バリュエレータの係累、イゼルマ家の当主。所属は創造科。
- ミック・グラジリエ
呪詛科に所属する魔術師。
- マイオ・ブリシサン・クライネルス
伝承科に所属する薬師の青年。
- イスロー・セブナン
黄金姫と白銀姫のドレスを仕立てた魔術師。
霊墓アルビオンを管理する「秘骸解剖局」管理部門の職員。三十代くらいに見えるふくよかな体型の男性。
「秘骸解剖局」資材部門の職員。三十代くらいに見える黒人の女性。
- オーガスタス・ヘンリク・アスプルンド
創造科に所属する魔術師。
- クラスト・レニー・ウェグナー
鉱石科に所属する魔術師。
- バレイア・サイクルフィ
全体基礎科に所属する魔術師。
- ミザリア・クロウラム
動物科に所属する魔術師。
- グルドア・ダヴェナント
動物科の重鎮と言われる魔術師。表向きは百貨店を経営している。
封印指定執行者等の実務担当
- ミリョネカリオン
封印指定総与。詳細不明。
封印指定執行者。
- フォルテ
教会屈指の風使いとして知られる剣士。
協会から派遣される正規の執行者ではなく、フリーランスの賞金稼ぎ。協会が動き出す以前に行動し、成果を売り渡すことを生業とする「狩人」。封印指定に限らず、魔術犯罪者として協会に追われる者の相手もする。
切嗣達同様、フリーランスの賞金稼ぎ。元々かなりの名門の出で、研究者として協会の中でもかなり将来を有望視されていたらしい。
元学生
蒼崎橙子 | コルネリウス・アルバ |
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渡英した後に所属。封印指定を受け逃亡。 | 蒼崎橙子と同期にて学ぶ。 |
荒耶宗蓮 | フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア |
蒼崎橙子と同期にて学ぶ。 | ダーニックに引っ張り込まれ不本意に離反。 |
ファルデウス・ディオランド | デイビット・ゼム・ヴォイド |
ランガルの弟子。後に離反し宣戦布告を行う | 伝承科を追放された魔術師。 |
魔法使い
キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ | 蒼崎青子 |
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魔法使い。元・魔導元帥。今でもたまにふらっと顔を出す。 | 魔法使い。異名は「マジックガンナー」、「ミス・ブルー」 |
アトラス院
三大部門の一角。別名「巨人の穴倉」。西暦以前から存在する、エジプトを根拠とする錬金術師の集団。時計塔に所属しているような、中世を発祥とする西洋魔術に傾倒した現代錬金術とは別物で、魔術の祖と言われる錬金術師の集まり。
錬金術として万物・物質の流転は共通のテーマだが、アトラス院ではそれに加えて事象の変換も研究している。錬金術、その中でも思考分割、高速思考といった、人体を演算装置とする術に特化している。魔術回路数が少ないことも特徴で、単体では自然干渉系の術はまったく使えない。
しかし「最強になる必要はない。最強であるものを作ればいいのだから」との考えから、それをよしとしている。
Fate/EXTRA
別名「蔵書の穴倉」。
マナが枯渇した2030年代においては魔術協会そのものが消滅し、マナに頼らない魔術大系を持つ彼ら錬金術師のみが旧き魔術の探求を続けている。魔術協会の崩壊後も在り方を変えず、逃亡した魔術師を迎えることはせず、世界から孤立した閉鎖社会であり続けている。
霊子虚構世界の聖杯戦争にも根源に至るための聖杯を求め、ラニ=Ⅷを送り込んでいる。
西欧財閥の支配は人類の滅亡を加速させると結論付けているが、西欧財閥にもそれに対抗するレジスタンスにも特段の対立も協力もしていない。
所属者
ズェピア・エルトナム・アトラシア | シオン・エルトナム・ソカリス |
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現在の院長。上級死徒。 | アトラス院所属の錬金術士であり霊視ハッカー |
シアリム・エルトナム・レイアトラシア | ラニ=Ⅷ |
ラニの「製作者」であり院長。最後のエルトナム。 | シアリムの従者であるホムンクルス。 |
詳細不明。特性は「未来」。
元所属者
ズェピア・エルトナム・オベローン | シオン・エルトナム・アトラシア |
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数代前の院長。後に発狂し、同院を去ったものと思われる。 | タタリと決着を着るため自らアトラス院を離反した。 |
玄霧皐月 | |
ゴドーワード。封印指定を受け失踪。 |
彷徨海
三大部門の一角。北欧を根城とする原協会で、その名の通り海上を彷徨い移動する山脈の形をしているという。
所属者
- 宝石殺し
詳細不明。特性は「停止」
元所属者
かつては「彷徨悔の鬼子」と称された魔術師。現在は出奔。