超人募集
ちょうじんぼしゅう
漫画「キン肉マン」で不定期に行われていた登場キャラクターの募集
概要
漫画『キン肉マン』で、登場するキャラクター(超人)のデザインを読者から募集したもの。
このコーナーはもともと、作者ゆでたまごが担当の中野和雄氏の提案を受けてジャンプで怪獣を読者から募集したのが始まり。それ以来、読者から大量のはがきが送られて来た。
怪獣退治編終了後はライバルとなる正義超人を募集していたが、次第に内容がプロレス漫画にシフトするにつれ悪役然としたデザインの超人を敵(悪行超人)として出すことも増え、最終的にはキン肉マンの仲間や敵はほとんどが公募キャラクターになった。
レギュラー陣でゆでたまごが考えた超人はテリーマンとウルフマン、運命の5王子などごく少数に留まる。
悪魔将軍(元はバイキングマン)やネプチューンマン(元はイチバンマスクとハルクマシーン)など、読者アイデアを基にブラッシュアップしてキャラを作ったり、複数の案を合成するなどの方法も行われていた。
『キン肉マンII世』が連載開始した際には、募集もしていないのに超人アイデアが殺到したという逸話もある。
この伝統はとっても!ラッキーマン、怪盗ジョーカー、トリコ等に受け継がれている。
一方で、作者側が「やりません」と断言している漫画も存在する。『ONEPIECE』などが該当する。