エミリー・スチュアート
えみりーすちゅあーと
「大好きな日本で大和撫子を目指せるなんて…私は幸せ者です」
プロフィール
概要
『アイドルマスターミリオンライブ!』に登場するアイドル。
「ミリオンライブ!」のアイドルで唯一の純外国人だが(ブラジル出身の島原エレナはハーフ)、大和撫子を目指していると言うだけあって慎ましやかな性格で、言葉遣いも非常に丁寧。(但しシリーズ全体を見てもアイドルは必ずしも大和撫子ばかりとは限らないのだが)
イギリス出身で、父親の仕事(外交官)の都合で日本に来て日は浅いが、本人曰く両親や日本舞踊の先生のおかげで言葉には不自由していないといい、実際に日本語の語彙力は同年代どころか並の日本人以上のもの。外国人らしい金髪をツインテールにしているがこの髪は絵によってモフモフ感が異なっている。
真の大和撫子は横文字を使わないと思っているらしく、プロデューサーのことを「仕掛け人さま」、アイドルのことを「大和撫子」と呼び、サインのことも「署名」というなど、とにかく日本語を使うようにしているようだ。そのため、本来適切な日本語訳が存在しない外来語についても複数の言葉を繋ぎ合わせ半ば強引に日本語で言い表している(例:ハンバーガー→ひき肉焼きの小麦蒸し餅重ね)。(ただし、興奮したり咄嗟の出来事では素の英語がでてしまい、改善しようと努力している)
ただステージでは正座ができなければいけないなど、日本文化に関して若干変な勘違いをしている節がある(正座は苦手らしくあまりうまくできなかった)。また、テンションが上がるとはしゃいでしまい、その後ハッと我に返って「はしたないですよね…」と赤面するなど微笑ましい一面も。
アイドル達への呼称は基本「さん」付けだが四条貴音や水瀬伊織、菊地真に対しては「さま」付け。
サインは片仮名で「エミリー」と毛筆で縦に書くというキャラに合った特徴的なサインであり、名前の脇に付いている花はCVである郁原ゆうが友人からもらったハンコらしい。
全体的に運動神経が高いDance属性のアイドルの中では、年齢も低いこともあってその運動能力は下の方だと思われる(それでも野球イベントでは三塁打を打っていたが)。
イメージカラーは「紫」で三浦あずさの色と比べると濃く、ちょうどエミリーが着ている私服の色に近い。
アイドル学園では「英国から来た高飛車なお嬢さま」(別名:『講堂で歌う合唱部の前に突如、現れた合唱界の黒船』)役。続編である学園祭編では徳川まつり一派の1人になっている。
英国出身、金髪少女とあってとある女子高生が熱狂ファンになること間違いなしだろう。
ちなみに、ファミリーネームは「スチュワート」ではなく「スチュアート」なので注意。
登場カード
大和撫子の休息
いわゆる初期R。バランス型であり初期ではそこそこ高性能であった。
大好きな抹茶が使われたロールケーキに舌鼓うっている。
大和撫子のご挨拶
初期から存在していたHR。これもバランス型だった。
前述の通りステージで正座している。足が痺れないように頑張ろうとしているが、その後に登場した時の台詞を見る限り結局克服出来ていないようだ。素足ブーツなのは中々にポイントが高い。
心の和音
「輝け!春の野外音楽フェスティバル」というイベントに登場したR。
マーチングバンドの衣装を着て奏でる楽器は…小鼓であった。またも正座に挑戦し、やはり靴下は履いていない。
心躍る温泉街
「温泉郷フェスティバルガシャ」で登場。純和風の雰囲気にはしゃいでいる。特技名も「ウキウキ街巡り」。饅頭をつまんでいる姿は非常に可愛らしい。
コロニアルキャンディー
2013/4/23~2013/5/27も行われた「ローソンコラボキャンペーン限定景品」になったSR。
まさかの抜擢に多くのプロデューサーが驚いた。太ももにやられた仕掛け人さまも多い。
2013/11/12~2013/12/12に行われた「ローソンコラボキャンペーン2限定景品」の際にも復刻していた。
蒼海の姫巫女/水神の破魔弓
「魔女っ娘ファンタジーガシャ」にて登場したSR。魔女っ娘は何処に行った。18コスの覚醒SRであり十分な戦力であり続けた。
水神の巫女であり、魔を退治し社を守っている。最終奥義は周囲の水を集め矢に乗せて放つ「水竜爆矢」。最早何が何だか。
余談だがエミリー役の郁原ゆう氏もこのガシャに挑戦し、結果「マジカルウェイクアップ 双海亜美」を引いた。(彼女の引いた時期はエミリーの方が出やすかったので当たりといえば当たりなのだが…)
ちょっぴり開放的に
「どきどき!水着ファッションショーガシャ」に登場。当然の水着姿。Rながら無課金なら十分な戦力になり得る。健康的で非常に愛らしいが、心なしかプロフィールのバストサイズより大きく見える。
ルミナスピンク
「ガシャポンコラボキャンペーンPKGガシャ」の1つであるHN。
元々のHNカードの色違いになっている。
ライブシアター第4幕
「THE IDOLM@STER LIVE THE@TER PERFORMANCE 05」購入特典SR。登場する4人のアイドルから1つを選ぶ仕様である。
下にあるCDのパッケージ画面を見ると察すると思うが、絵の評判はあまり良くない。
キュートな淑女
「アイドルマスターズカップ」にて手に入れることが出来たHR。HRながら非常に所得ポイントが低く、普通に参加していれば誰でもゲット可能であった。
至高の一杯
「開催!アイドル学園文化祭」の第1エリアをクリアすることでもらえたR。
前途の通りまつり軍団の1人としてそばを振舞っている。そばは抹茶そばらしい。まつり姫本人も視察に来ていることがカードから伺える。しかしながら、競合相手であったうどんのインパクトに全てを持って行かれた感がある。とはいえ、あの貴音が食べ漁るほどのおいしさであり、評判は中々良かったようだ。
艶やかなる舞/ささやかなご褒美
「極めよ!アイドル道」でエミリーの絆レベルを一定まで上げることで手に入ったSR。
このイベントはアイドルがプロデューサーや他のアイドルと交流しながら自分を高めていくというものであり『シンデレラガールズ』でいうところのアイプロのようなイベントである。当然ながら台詞も多く、念願だったかるた大会をしたり、佐竹美奈子に和菓子をたくさん食わされたりと色んなアイドルとの交流が生まれた。このイベントでエミリーが好きなったという仕掛け人さまも多い。
覚醒前は特技である日本舞踊を披露、着物にある刺繍は伊吹翼によるものである。覚醒後は仕事を頑張ったご褒美として髪飾りを買ってもらっている。
楽曲
楽曲関係者については一部所属団体などを省略している部分がある。
ソロ曲
(ユニット曲のソロバージョンについては後述)
作詞・作曲:rino 編曲:福富雅之
エミリーの落ち着いた雰囲気に合わせた落ち着いて柔らかい曲。彼女の意思を汲んでか歌詞にはカタカナや英語が一切使われていない。
作詞・作曲:藤本記子 編曲は福富雅之
こちらの曲も、日本語のみのゆったりした曲。
作詞・作曲:藤本記子 編曲:福富雅之
例に漏れず日本語のみの歌詞。エミリーの眼に映る優美な日本の風景などを歌った曲。
ユニット曲
歌唱メンバーが17人以下の楽曲のみ記載する。
「Sentimental Venus」(LTP 05)
作詞:こだまさおり 作曲:rino 編曲:関野元規
05のテーマ「オシャレ・ポップ・アイドル」の最後を締めくくる、新しい道を切り開く姿が表現された曲。
エミリーはソロパート1番手。
「Etarnal Harmony」(LTH 05)
作詞:Ayaka Miyake 作曲:Mitsuki Miyake, K's,TAKAROT 編曲:K's,TAKAROT
歌:エターナルハーモニー(エミリー、ジュリア、如月千早、徳川まつり、豊川風花)の歌。
エミリーはソロパート5番手。
「Welcome!!」(LTH 05)
作詞:佐々木恵梨 作曲・編曲:BNSI(佐藤貴文)
歌:エターナルハーモニー
「little trip around the world」(LTD 04)
作詞:松井洋平、作曲:yuxuki waga(fhána)
歌:エミリー、水瀬伊織
「Dreaming!」(LTD 04)
作詞:真崎エリカ 作曲:佐藤貴文 編曲:Arte Refact
歌:エミリー、水瀬伊織、我那覇響、伊吹翼、天空橋朋花、中谷育、秋月律子、篠宮可憐、佐竹美奈子、高山紗代子
作詞:松井洋平 作曲:睦月周平
「サンリズム・オーケストラ♪」(LTF 01)
作詞:真崎エリカ 作曲・編曲:EFFY
歌:Sunshine Rhythm(伊吹翼、エミリー、木下ひなた、佐竹美奈子、島原エレナ、中谷育、福田のり子、望月杏奈、百瀬莉緒、矢吹可奈、横山奈緒、ロコ、桜守歌織(※))
※桜守歌織は配信限定の「(Brand New Ver.)」のみに参加。
「Princess Be Ambitious!!」(MTG 04)
作詞:藤本記子 作曲:新田目翔 編曲:福富雅之
歌:プリンセススターズ(春日未来×徳川まつり×矢吹可奈×七尾百合子×エミリー)
「Brand New Theater!」(MTG 04)
作詞:モモキエイジ 作曲:NBSI(佐藤貴文) 編曲:EFFY
歌:プリンセススターズ(天海春香、我那覇響、菊地真、萩原雪歩、春日未来、エミリー、高坂海美、佐竹美奈子、高山紗代子、徳川まつり、中谷育。七尾百合子、福田のり子 、松田亜利沙、矢吹可奈、横山奈緒)
「だってあなたはプリンセス」(MTG 14)
作詞・作曲:新田目駿 編曲:KOH
歌:Charlotte・Charlotte(エミリー、徳川まつり)
「ミラージュ・ミラー」(MTG 14)
作詞:KOH, 月丘りあ子 作曲・編曲:KOH
歌:Charlotte・Charlotte
「World Changer」(TC 02)
作詞:半田翼、新田目翔 作曲・編曲:半田翼
歌:如月千早、星井美希、エミリー、菊地真、天海春香
「DIAMOND DAYS」(TC 02)
作詞:rino 作曲・編曲:高田暁
歌:如月千早、星井美希、エミリー、菊地真、天海春香
「百花は月下に散りぬるを」(MTW 06)
作詞・作曲:藤本記子 編曲:福富雅之
「矛盾の月」(MTW 06)
作詞・作曲:藤本記子 編曲:福富雅之
歌:花咲夜
「Do the IDOL!!~断崖絶壁チュパカブラ~」 (MTW 10)
作詞:藤本記子 作曲:佐藤貴文 編曲:KOH
ユニット楽曲のソロバージョン
「little trip around the world」(LTSC 03 Dance Edition)
「ランニング・ハイッ」(LTSC 04 Sunshine Theater)
「Sentimental Venus」(LTSC 06 Princess Stars)
「ミラージュ・ミラー」(LTSC 07 Princess Stars)
「World Changer」(LTSC 08 Princess Stars)
カバー
「アマテラス」(Blooming Clover 9巻限定版)
作詞・作曲・編曲:BNSI(渡辺量)
歌:エミリー、木下ひなた
作詞:こだまさおり、作曲:藤本記子、編曲:福富雅之
歌:エミリー
「Thank You!」(LTS)
作詞:NBSI(モモキエイジ)、作曲・編曲:NBSI(佐藤貴文)
コミカライズ
Blooming Clover
第0話で他のアイドルと同様に親睦会に参加しているが、本編登場は第18話(5巻)と2番目に遅い。
第26.5話(7巻、雑誌掲載時第29.5話)では個人回「大和撫子エミリーちゃん」が登場。大和撫子を志したきっかけ等が語られている。
第19話(6巻)以降は木下ひなたと特に仲が良くなっている様子であり、エミリーがひなたの下宿に度々泊まりに行っていることなどが明らかになっている。また、立派になるため執拗に家族との距離を取ろうとしていたひなたを長い時間をかけて説得し、1週間連続公演に家族を招待させていたことも第29話(8巻)で明らかになった。
しかし、第30話(8巻)で台風直撃に伴い当該公演の中止が決定。中止を決断したPに対し、エミリーはひなたが家族と会える機会が失われるのはあってはならないことだと、珍しく感情を露わにして抗ったが、ひなたに制止され、そして矢吹可奈達の提案した代替の配信動画に出演する。
その後、理由あってエミリー達は、ひなたの地元の夏祭りに出演することになる。
なお、本作でも何度か正座をするシーンがあるのだが、正座のカットのほぼ全てで足が痺れている。
初期実装アイドルとして抜擢。
ビジュアルの値が95とやや高く、ボーカルとビジュアルがやや低め。
属性は「風」と「花」。これは村松さくらと同じ属性である。
専用衣装は着物のような色彩が特徴の「彩り小町」。衣装名に漢字が付くのは初期実装時点では彼女のみだった。
ちなみに、ゲーム開始時のタイトルコールが彼女だった場合、その後に「ハッ?!」という声が入る。
名前あれこれ
- 公式の表記では、カタカナ表記では苗字と名前を中黒(・)やダブルハイフン(=)ではなく空白(スペース)で区切るのが正しい。外国人名でスペースが使われるのはとても珍しい。
- ピクシブだけにあらず、タグの仕様上スペースが使えない場合には、便宜上中黒を付けることが多い。ただし、ミリシタのメモリアルコミュでも彼女が自己紹介する際には中黒付きで表記される事もある。
- 英字綴りは"Emily Stewart"。
- 『ミリオンライブ』のカード枠は右下にアイドル名の英字表記があるが、初期のエミリーのカードは「EMILY」と「EMILY STEWART」の2つの表記があった。(後に「EMILY STEWART」に修正・統一されている)
- スコットランド発祥の貴族にスチュアート家がある為、エミリーはお嬢様なのでは?という推察がある。イギリスの実家の詳細は不明なものの、実際に父親は外交官であり、『ミリシタ』の「HAPPY!競賀新年ガシャ(2019年12月31日~2020年1月11日)」では広大な和風の屋敷に住んでいるのが判明している。
- 消えた「スチュアート」姓
- アイドルマスター15周年に公式サイトを完全リニューアルしたのだが、そこから過去作品に登場したアイドルを検索できる『アイドル名鑑』がある。しかし、彼女の登録名は「エミリー」のみである。
- ミリオンライブ稼働当時からカードにはそう表記されてあるので仕方ないと言えば仕方ないのだが…。
- しかし、シンデレラガールズのライラ、ナターリア、アナスタシアと違って姓(ファミリーネーム)が判明しているにもかかわらずこの扱いである。
- その一方で同じく海外勢かつファミリーネームも判明しているメアリー・コクランはフルネームで登録されている。
- それゆえにフリーワード検索で「スチュアート」と検索しても『0件/ほかの条件で検索してみましょう』と突っぱねられる。
- この一件に疑問を思い公式に問い合わせた結果「検索が出来ないなどバグではない限りこの質問には答えられない(意訳)」とされ、ついに公式から名字を抹消される始末…。
- 余談だが、シアターデイズ内のメインページコミュやガシャのSSR獲得時のコメントの名前枠は『エミリー スチュアート』と記載されてるため違和感が残る。
- 同時に本名が判明しているロコですら、伴田路子が登録されておらずフリーワードから検索出来ない。
- アイドルマスター15周年に公式サイトを完全リニューアルしたのだが、そこから過去作品に登場したアイドルを検索できる『アイドル名鑑』がある。しかし、彼女の登録名は「エミリー」のみである。
- 後日談
- しかし後に発表された『アイドルマスターポップリンクス』がある。そこで彼女が先行発表されたが、画像内表記は「エミリー」のみのものの、リンク先は『エミリー スチュアート』表記がされておりスチュアートでヒットする。 図鑑が起こした問題の配慮なのか、開発が違うのかどちらにせよ先の事件の皮肉となる形になっている。
関連タグ
THEiDOLM@STER アイドルマスターミリオンライブ! シアターデイズ
アイドルマスターミリオンライブ!のカップリング一覧 ミリオンライブユニット
関連メンバー
四条貴音:エミリーと同じように見た目は西洋風だが和の心を持った大和撫子。エミリーは彼女を非常に尊敬しており、ローソン限定で聞けたミニドラマでは姉上になってほしいとまで言っている。
水瀬伊織:エミリーが伊織を伊織さまと呼んでいる理由は、初対面の時に伊織がいつもの調子で「伊織さまと呼びなさい」と言ってしまったから。今では伊織本人は恥ずかしくなってさま付けは止めて欲しいのだが、エミリーは伊織の人となりを知り尊敬するに値する人物としてさま付けを継続している。
白石紬:シアターデイズからの追加アイドル。金沢の呉服屋の生まれであり立ち振る舞いも大和撫子に相応しいものであるため、紬の最初のメインコミュにエミリーが登場するなど紬の登場初期は特に関係が深かった。後に「花咲夜」のメンバーとなる。
メアリー・コクラン:同じく、金髪ツインテールで大和撫子(誤読して「ダイワナデコ」だと思っているようだが…)を目指しているアイドル。
ケイト:同じく、イギリス出身のアイドル。ただし、こちらは庶民的で現代的なイギリス人像となっている。