概要
プロフィールに日本国外の地名が書かれており、外国人ないし外国出身と設定されているアイドル。『シンデレラガールズ』は基本的なキャラクター数が多いこともあって、他の『THEiDOLM@STER』シリーズと比べても外国人の存在が目立つ。また『シンデレラガールズ』韓国版には限定の韓国人アイドルも登場するが、作中の舞台は日本なので彼女たちも外国人扱いになる。プロフィール上該当アイドルは9名で、韓国版も含めると12名となる。
イベントの舞台としては初期の「アイドルLIVEツアー」では5カ国6地域が登場。続く「LIVEツアーカーニバル」からは初回の舞台がドイツとなり、「功夫公演 香港大決戦」では開催地こそ日本だがメインキャストが役作りのために香港に渡る裏エピソードが盛り込まれている。「アイドルプロデュース」でも海外ロケを舞台にするケースが珍しくなくなっている。
アニメイトとシンデレラガールズのコラボ企画「地域別ご当地アイテム商品化総選挙」では、チョコレートで四国・海外ブロックにエントリーした。そして勝利して商品化された。
デレステ6周年期間にかけてTwitterに投稿された出身地宣伝企画『デレマス観光大使』では前半がナターリア,イブ,ケイト,フレデリカが飛行機で各地をめぐり、後半がフェイフェイ,ライラ,キャシー,メアリーがバスで各地を食べ歩いた。ヘレンは最終回に『不思議な出身地』として登場。
メンバー
名前 | 出身地 | 解説 |
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イヴ・サンタクロース | グリーンランド | デンマークに本部を置く国際サンタクロース協会からの使者、なのかもしれない。ブリッツェンというトナカイ?を相方として連れている。パッション。 |
イム・ユジン | 京城(ソウル) | 韓国版のみ登場。日本のアイドルに興味があり、道すがらプロデューサーからのスカウトに応じた。パッション。 |
キャシー・グラハム | ニューヨーク | アメリカ合衆国出身、東京都浅草育ち。日本語はぺらぺらだが英語は無理。日米どちらの文化も大好き。パッション。 |
ケイト | イギリス | イギリスより来日していた留学生。いわく「ロンドンより少し北の出身」。イベント「アイドルLIVEツアーinイギリス」で帰郷したことがある。クール。 |
ジュニー | シアトル | 韓国版のみ登場。アメリカ合衆国ワシントン州より来日し、女優を目指している。クール。 |
ナターリア | リオ・デ・ジャネイロ | 日本のテレビ番組に出ていたアイドルに憧れて、はるか遠くブラジルからやって来たアイドル。寿司とプロデューサーが好き。作中でも珍しい褐色系アイドル。14歳ながらスリーサイズ84-55-86と抜群のプロポーションを誇る。パッション。 |
ヘレン | 海の向こう | 世界レベルなので世界のどこに行っても通用する。つまり世界中のすべてが庭のようなもの。少なくともブラジールには行ったことがある。実は本名ではなく襲名したもの。クール。 |
宮本フレデリカ | パリ | フランス名家生まれの母親と日本人の父親が駆け落ちして生まれたハーフ。5歳のときに日本へ引越してきた。フランス語はもう忘れた。キュート。 |
メアリー・コクラン | サンフランシスコ | 父親の栄転でアメリカ合衆国より家族で引っ越してきたところをスカウトされる。ボディはまだアメリカンサイズには届かない。パッション。 |
楊菲菲 | 香港 | 中華人民共和国は香港より、日本のアイドルに憧れてやってきた。中華料理は得意だが、カンフーはできない。「功夫公演」では故郷には行っていないものの本公演ではラスボスに抜擢された。キュート。 |
ライラ | ドバイ | アラブ首長国連邦のお嬢様だが、結婚の話しかしてくれないパパから逃げてメイドさんと一緒に日本へ家出。パパには内緒の芸能活動中。この中では最も新しく追加されたアイドル。クール。 |
リュ・ヘナ | 洪川(ホンチョン) | 韓国版のみ登場。白菜農家に生まれるが、キムチが苦手。キュート。 |
準メンバー
海外出身ではないが、海外と深いゆかりがあるアイドルを追記。
アナスタシア | 北海道出身。ロシア人の父と日本人の母の間に生まれたハーフ。10歳までロシアで暮らした。 |
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クラリス | 兵庫県出身。教会に所属するシスター。外国人のような名前と金髪を持つが、詳しいことは不明。 |
黒埼ちとせ | 東京都出身。クォーターの帰国子女。血縁は明示されていないが、ルーマニアに住んでいた経歴がある。 |
安部菜々 | 海外どころか地球外のウサミン星出身(自称)。今月のカバーガールキャンペーン第3回では対象外だったが、地方別ご当地アイテム商品化総選挙では便宜上海外出身扱いになっている。 |
関連ユニット
【鬼ヶ島親善大使】ナターリア / 楊菲菲 |
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「ドリームLIVEフェスティバル 節分SP」で登場。過去に「福は内DEドリームLIVEフェスティバル」で鬼娘に扮した2人によるユニット。こちらの勝利時には菲菲は「鬼に勝ったから、桃太郎を名乗っていいヨー!」と粋なジョークを飛ばすが、ナターリアは桃太郎を知らずスシのネタか何かと勘違いする有様。 |
【サンタクローズ】イヴ・サンタクロース / クラリス |
「プロダクション対抗!!ドリームLIVEフェスティバル」で登場。サンタとシスターによる聖なるデュオ。「アイドルLIVEロワイヤル in SUMMER」では【真夏のサンタガール feat.クラリス】というユニット名で登場。いい子にしてれば夏にもサンタが来てくれるという。南半球ではクリスマスは夏(グリーンクリスマス)という豆知識も教えてくれる。 |
【ソル・カマル】ライラ / ナターリア |
褐色アイドルたちによるデュオ。初結成から正式ユニット名が決まるまでの期間が長く、最初の「第9回アイドルLIVEロワイヤル」では【南国ニューイヤー】、「魔界公演 幽鬱女王とハロウィンの祝祭」では【プレーンズウォーク・ダンサーズ】、「御伽公演 おてんば姫とまぢヤバな魔法のランプ」では【アラビアンダンサーズ】と登場のたびに名義が変わっていた。 |
【ブリティッシュ・シノワズリ】ケイト / 楊菲菲 |
「ディアリースターハート~ラブキュンバレンタイン~」で登場。アイドルトークも実装されているデュオ。手作りチョココンテストの参加チームとして登場しており、勝者には2人の手作りチョコをプレゼントしてもらえる。 |
【フレッシュフルーティーズ】ケイト / キャシー・グラハム |
「第5回アイドルLIVEロワイヤル」で登場。それぞれ[ピッチピチ☆ピーチ]と[フレッシュマンダリン]のフルーツ系かつエリア衣装レア枠繋がりのユニット。LIVEに負けると「キャシーたちはまだミカン成だから!」とダジャレで締める。 |
【フレデリカとヘレンのフリートークタイム】宮本フレデリカ / ヘレン |
「第7回アイドルLIVEロワイヤル」で登場。LIVEの最中にフレデリカがフリートークタイムを始めてしまい、ヘレンは「歌いながら話すわ!」と言い出す。さすがのヘレンでも難しかったようだが。 |
【W.W.W】ヘレン / ナターリア |
「第4回ドリームLIVEフェスティバル」で登場。ヘレンのカードは[ワールドイズマイン]なのでユニット名は「ワールドワイドウェブ」の意味だろう。きっと「大爆笑」ではない。ヘレンいわく、「ナターリアの大胆さ…世界レベルに迫るわね。可能性を感じるわ…」。 |
【ジャポネスク・フェスタ】キャシー・グラハム / メアリー・コクラン / ライラ |
2015年の「夏祭りDEドリームLIVEフェスティバル」に登場。和装で日本伝統のお祭りを楽しむ。 |
【チーム・お花見体験】楊菲菲 / ケイト / メアリー・コクラン |
「第12回 花見DEドリームLIVEフェスティバル」で登場。お花見という日本文化に興味を持ったようで、ケイト「私たちもステージで歌の花を咲かせるデス」メアリー「このLIVEをアタシたちの桜祭りにするんデショ! わかってるワ♪」と意気込んで挑んでくる。負ける(こちらが勝つ)と菲菲「何か間違えたカナ?」と日本の祭りのしきたりの難しさを実感しているようだ。ちなみにメアリーとケイトは【UKスタイル】以来の共演、菲菲とケイトはアイドルトークで繋がりがある。 |
【ナターリアお嬢様御一行】ヘレン / ナターリア / ライラ |
「ディアリースタークエスト~夜桜奇譚~」で登場したゲームプレイヤーユニット。海の向こうから黒船に乗って倭国にやって来たという設定で、呪術を駆使して倭国のプリンセスになろうと画策する。 |
【ニュー・ワールド・オーダー】ヘレン / クラリス / ナターリア |
「ドリームLIVEフェスティバル」「アイドルLIVEツアー in ハワイ」「in ドイツ」で登場。キャシーがナターリアに交代し、新生【ワールドユニット】といったところ。しかし生まれ変わってもヘレンのビッグマウスは変わらない。 |
【メイ・フェスティバル・スリー】ケイト / ナターリア / クラリス |
「第21回ドリームLIVEフェスティバル」で登場。「UKでは、5月といえばメイ・ポール」ということで、お祭り気分で踊りを楽しむユニット。 |
【ユア・フレンズ】ナターリア / ケイト / メアリー・コクラン |
「アイドルLIVEロワイヤル 雨の日SP」でナターリアとケイトのデュオとして初登場。登場した6月18日が「海外移住の日」ということで、海外から日本に移り住んできた2人が国際交流しようとアピール。また、日本とイギリス、そしてブラジルの共通点として雨が多いことに言及している。その後、「お月見SP」でメアリーが加わってトリオとなり、ユニット対抗『月夜の歌詠み』に挑戦した。 |
【ユア・フレンズ・アレンジメント】メアリー・コクラン / ケイト / キャシー・グラハム |
「ディアリースターナイト~聖夜のキセキ~」で登場したユア・フレンズの派生ユニット。クリスマスフェス本戦で主人公たちとぶつかった。 |
【ユア・フレンズ・マーヴェラス】ナターリア / ケイト / ヘレン |
「第45回アイドルLIVEロワイヤル」で登場。前述の通り元々ナターリアとケイトのデュオだったユニット【ユア・フレンズ】にヘレンが参加したユニット。世界レベルも認めるwashoku。 |
【ワールドユニット】ヘレン / クラリス / キャシー・グラハム |
「アイドルLIVEツアーin USA」「inイギリス」で登場した初の海外組ユニット…だが、うち2人は日本育ち、仕切っているヘレンに至っては国籍が不明である。しかし「世界を狙ってる私にとってアメリカでのLIVEは通過点でしか無いの」「私の実力じゃ日本だけに収まらないのは分かっていたこと…」と大見得を切って、彼女のその後の方向性を決定付けた。 |
【キャシーの日本カルチャー教室】ライラ / ケイト / キャシー・グラハム / メアリー・コクラン |
「第42回ドリームLIVEフェスティバル 新春SP」で登場した和服姿のユニット。海外勢で誰より日本通なキャシーが日本の正月文化をレクチャー。 |
【キャシーの日本カルチャー教室 パート2】 |
イヴ・サンタクロース / キャシー・グラハム / ナターリア |
「第57回ドリームLIVEフェスティバル 新春SP」で登場した、2年ぶりとなるキャシーの正月レクチャー。 |
【ユニバーサル・パレード】ケイト / 楊菲菲 / 宮本フレデリカ / キャシー・グラハム / ナターリア |
「第34回ドリームLIVEフェスティバル 新春SP」で登場した海外勢初の5人組ユニット。各出身国からLIVEを同時中継するという画期的な試み。 |
関連イベント
2015年12月14日から17日までの期間に開催された【今月のカバーガール】キャンペーン第2回では、テーマが「『海外出身』の『餅つきが似合う』アイドル」と設定され、プロフィール上の出身地が日本国外のアイドル全員が対象となった。選考の結果、ナターリア、楊菲菲、ライラの3人がカバーガールに決定し、スペシャルエピソードと劇場637話に出演した。
2018年4月13日から30日の間に開催された地方別ご当地アイテム商品化総選挙では、海外組は四国と同じブロックに組み入れられ、チョコレートが商品化対象となった。
営業
デレステの営業では、そのエリアの出身アイドルにはUPのアイコンが表示され、編成に加えると営業結果が超成功になる確率が高まる効果がある。この効果は海外エリアが実装される前に追加された機能である為、出身地が日本以外のアイドルは国内のいずれかのエリアが担当区域として設定されている。内訳は以下の通り。
- 北東エリア:イヴ・サンタクロース
- 首都エリア:安部菜々 キャシー・グラハム 夢見りあむ
- 中央エリア:ケイト
- 上方エリア:ライラ ナターリア メアリー・コクラン 宮本フレデリカ 楊菲菲
- 西エリア :現時点では無し
- 南エリア :ヘレン
関連タグ
その他海外出身アイドルなど
エミリー・スチュアート - 『アイドルマスターミリオンライブ!』に登場するイギリス人アイドル。
島原エレナ - 同じく『ミリオンライブ!』に登場する、ブラジル出身のハーフアイドル。(エレナタ)
SideM海外組 - 『アイドルマスターSideM』における同趣旨のタグだが、そのうち実在地域出身と知られているのは都築圭のみである。
古論クリス - 同じく『SideM』に登場するアイドル。埼玉県出身だが母親がスペイン人であるハーフ。
詩花 - アイドルマスターステラステージに登場する961プロ所属のオーストリアからの帰国子女アイドル。父親は意外な人。
八宮めぐる - アイドルマスターシャイニーカラーズに登場する、アメリカ出身のハーフアイドル。国内のアイマス御三家初の海外出身でもある。
葛城リーリヤ - 学園アイドルマスターに登場する、スウェーデン出身のハーフなアイドル科学生。
マルメターノおじさん - 「LIVEツアーカーニバル in ドイツ」で登場したSR北川真尋の背景で話題になったソーセージ屋を営むモブキャラ。
THEIDOLM@STER.KR - 海外を舞台にしたアイドルマスターの実写ドラマ作品。