概要
コロコロコミックにて連載されていた漫画。
ホビー「ベイブレード」とタイアップしている。
『爆転シュートベイブレード』で一旦は終息したベイブレードシリーズの2008年より展開された2代目シリーズで、漫画およびアニメでメディアミックス展開される。
前作までが四神をモチーフにしていたのに対し、メタルファイトは星座や惑星をモチーフとしている。また、前作はチーム戦が主だったが本作では個人戦が主になっている。
また、本作のベイブレードにはそれぞれ必殺転技(究極転技、煉獄転技、暗黒転技など派生も存在する)という必殺技が存在しており、攻撃から防御まで様々な種類が存在している。
ストーリー
敵が強ければ強いほど燃える熱血ブレーダー「鋼銀河」。
ベイバトルが大好きで、より強くなることを目標に、強敵を求めて武者修行をしている彼は、キョウヤ率いる悪のグループ「首狩団(フェイスハンターズ)」と無謀なベイバトルをすることになる。
勝負がつくまで決してくじけない強い心を持ち、バトル以外では友達思いの、どこにでもいる少年、銀河。
新たなライバルとの出会い、友情、別れ…。様々なベイバトルを通して彼らは成長していく。
主な登場人物
メインキャラクター
ライバルブレーダー
暗黒星雲(ダークネビュラ)
その他
登場機体
1期〜2期アニメまでの作品に登場したメインキャラクターのベイブレードまたは玩具として発売されたものを中心に紹介する。
なお、ゲーム版にのみ登場するベイブレードは玩具化が不可能な造形をしている為、モチーフを同じくするベイが後に発売されるパターンが多い。
ベイブレード | モチーフ | ブレーダー | 備考 |
---|---|---|---|
ストームペガシス100RF | ペガスス座 | 鋼銀河 | 漫画版では初代ペガシスから進化。現れるオーラは青白いペガサス。 |
ギャラクシーペガシスW105R2F | ペガスス座 | 鋼銀河 | 漫画版ではストームから進化。アニメでは新たに入手している。 |
フレイムサジタリオC145S | 射手座 | 湯宮ケンタ | 漫画版では初代サジタリオから進化。現れるオーラは黄色い弓を番えたケンタウロス。 |
ロックレオーネ145WB | 獅子座 | 盾神キョウヤ | 漫画版では初代レオーネから進化。現れるオーラは緑色のライオン。 |
ダークブルH145SD | 牡牛座 | ベンケイ | 漫画版では初代ブルから強化。初代ブルはクラッシュとしてハイブリッド化。現れるオーラはオレンジ色の牛。 |
ライトニングエルドラゴ100HF | 竜座 | 竜牙 | 左回転。現れるオーラは三体の紫龍。 |
メテオエルドラゴLW105LF | 竜座 | 竜牙 | ライトニングから進化。左回転。また、スパイク状のボトムLFの右回転バージョンは終ぞ製品化されず。現れるオーラは赤龍。 |
ダークヴォルフDF145FS | 狼座 | 大道寺 | 漫画版では初代ヴォルフからパーツを換装。現れるオーラは紅い狼。 |
フレイムリブラT125ES | 天秤座 | 天童遊 | 初代リブラはインフィニティウィールとしてハイブリッド化。 |
アースアクィラ145WD | 鷲座 | 大鳥翼 | 現れるオーラは紫色のハクトウワシ。 |
バーンフェニックス135MS | 鳳凰座 | 鋼流星 | 現れるオーラは燃え盛る不死鳥。 |
ダークキャンサーCH125SF | 蟹座 | 渡蟹哲也 | マッドキャンサーから強化。現れるオーラは赤いカニ(トラックの高さを変えるとタカアシガニに変化)。 |
サーマルパイシーズDF145ES | 魚座 | 深海流太郎 | アニメ版ではこちらを使用。サーマルウィールは恐らく初代パイシーズのハイブリッド版。 |
ウィンドアクアリオ100HF/S | 水瓶座 | 波左間ヒカル | メタルウィール部分がプラスチック製のライトウィール。現れるオーラは大波。 |
クレイアリエスED145D | 牡羊座 | 氷魔 | メタルウィール部分がプラスチック製のライトウィール。初代アリエスはクラウドウィールとしてメタルウィール化。現れるオーラは赤紫色の羊。 |
キラージェミオスDF145FS | 双子座 | 双道兄弟 | ランダムブースター版はフェイスデザインが微妙に異なる。現れるオーラは炎属性の剣を持つ子供と棍棒を持つ氷属性の子供。 |
サイバーペガシス100HF | ペガスス座 | 暁宇宙 | 元はゲーム初出。サイバーウィールは初代ペガシスのハイブリッド版。オーラは現れない代わりに電子回路が走る演出がある。 |
アースビルゴGB145BS | 乙女座 | 早乙女輝 | 現れるオーラはバレリーナ。 |
ロックオルソD125B | 大熊座 | 熊手三兄弟/ノワグマ | 大熊座モチーフはゲーム版に登場していたが、正式採用された。現れるオーラは巨大なヒグマ(ノワグマ版は赤い)。 |
ロックエスコルピオT125JB | 蠍座 | 毒島/ドーラ | 現れるオーラはサソリ(ドーラ版のみ)。 |
ストームカプリコーネM145Q | 山羊座 | 大池トビオ | 現れるオーラは赤いヤギ。 |
ポイズンサーペントSW145SD | 蛇座 | 水地零士 | 現れるオーラは無数のコブラあるいはメドゥーサ。 |
レイユニコルノD125CS | 一角獣座 | 角谷正宗 | 現れるオーラは緑色のユニコーン。 |
ロックギラフR145WB | 麒麟座 | 王大翔 | 哺乳類ではなく、瑞獣がモチーフ。麒麟座モチーフはゲーム版に登場していたが、アニメ2期で本格採用された。現れるオーラは燃え盛る麒麟。 |
サーマルラチェルタWA130HF | 蜥蜴座 | 李赤雲 | 現れるオーラは紅いヨロイトカゲ。 |
ビルゴED145ES/ポイズンビルゴED145ES | 乙女座 | チャウシン | 現れるオーラは中華服の乙女で、ポイズンビルゴ時には爪を装備。 |
アクアリオ105F | みずがめ座 | メイメイ | |
グラビティペルセウスAD145WD | ペルセウス座 | ジュリアス・シーザー | 左右両回転。カウンター/ディフェンスの二形態持ち。現れるオーラは紫色のペルセウス(剣と弓が武器)とメドゥーサ。 |
グランドケトス(青/白) | くじら座 | ウェルズ/ソフィ | 青はWD145RS、白はT125RSとなっている。召喚するオーラはそれぞれ青いクジラと白鯨。 |
グランドカプリコーネ145D | 山羊座 | ゲオルグ | 現れるオーラは赤いヤギ。 |
フレイムサーペントSW145D | へび座 | サルハン | 現れるオーラは赤いキングコブラ。 |
バーンヴォルフSW145WD | おおかみ座 | アレクセイ | 「ヴォルフ宇宙仕様」の別名を取る機体 |
ストームノーザンクロス125FS | はくちょう座 | ガスル | クリアウィールはヴォルフの流用。はくちょう座は後に正式に登場。 |
ロッククロウ125FS | からす座 | ジダン/カーテ | クリアウィールはヴォルフの流用。現れるオーラはカラスで必殺転技に合体。 |
バルカンホルセウス145D | 惑星バルカン/ホルス | ナイル | 現れるオーラはホルス神。 |
カウンターエスコルピオ145D | さそり座 | ダムレ | カウンターウィールは初代レオーネのハイブリッド対応版。 |
バクシンスサノオ90WF | 月/スサノオ | タケル | |
ソルブレイズV145AS | 太陽 | ヘリオス | 劇場版の前売り券でのみ入手可能。現れるオーラは燃え盛る太陽。 |
ダークポセイドン145WD | 海王星 | バキム | クリアウィールはアクアリオの流用。再現自体はステッカーで可能。現れるオーラは海神ポセイドン。 |
ナイトメアレックスSW145SD | 巨大隕石 | アギト | ゲーム中ではエンシェントレックスに進化。 |
レイギル100RSF | りゅうこつ座 | アルゴ・グレイシー | クリアウィールのモチーフは首長竜の骨格。現れるオーラも同様。 |
トルネードヘラクレオ105F | ヘルクレス座 | アイアン・グレイシー | |
レイキャンサー | かに座 | エンソ・グレイシー、セレン・グレイシー | M145Qはエンソ、135SFはセレンの機体。 |
ヘルケルベクスBD145DS | ケルベルス座 | ダミアン・ハート | 唯一の現存しない星座モチーフ。マキシマムシリーズの一つ。史上最広メタルウィール(当時)とトラックを持つ。ケルベロスのオーラが発生する。 |
フレイムビクシス230WD | 羅針盤座 | ゼオ・アビス | マキシマムシリーズの一つ。最長トラックを持ち、低いベイに強い。現れるオーラは羅針盤の針。 |
キラービフォールUW145EWD | 孔雀座 | ジャック | 孔雀座はモチーフはゲームに登場していたが、本シリーズで正式採用。マキシマムシリーズの一つ。最長持久力のボトムを持つ。現れるオーラはマゼンタの孔雀。 |
スクリューカプリコーネ90MF | 山羊座 | ジグラット | マキシマムシリーズの一つ。最強クラスのアッパー力を誇る。 |
バサルトホロギウム145WD | 時計座 | ファウスト | マキシマムシリーズの一つ。史上最重量ウィールを持つ。現れるオーラは時計盤。 |
ディバインキメラTR145FB | キマイラ | 盾神カケル | 漫画版のみ登場。「オリジナルベイブレードデザインコンテスト」の最優秀賞を受賞した「ゴットバードシャイン」のトラック&ボトム、「ファイアクロコダイル」のクリア&メタルウィールの特徴が融合したベイブレード |
アニメ
第一期は『メタルファイトベイブレード』のタイトルで2009年4月から2010年3月まで全51話が放送された。
第二期は⇒メタルファイトベイブレード爆を、第三期は⇒メタルファイトベイブレード4Dを参照。
さらに、第四期からはメタルファイトベイブレードZERO-Gとなり、システムと主人公を一変、ネメシスクライシスから7年後の世界を描いている。
ちなみに、4Dではワーナーホームビデオがビデオのリリースを担当しているが製作には一切かかわっていない(ワーナーが最初に製作に携わったオリジナルアニメはベイブレードと同じタカラトミーの製品であるカードゲーム「WIXOSS」をベースにしたアニメ「selector_infected_WIXOSS」。)
主題歌
- オープニングテーマ
「メタルファイト ベイブレード」
作詞・作曲 - Martin Kucaj / 訳詩 - 成田賢 / 唄 - YU+KI
- エンディングテーマ
「Boys〜光り輝く明日へ〜」
作詞 - MASH / 作曲 - MASH・嶽志 / 唄 - MASH
ゲーム
漫画版をベースにした無印、アニメ版をベースにした「爆誕!サイバーペガシス」と「頂上決戦!ビッグバン・ブレーダーズ」がDSにて、Wiiでは「ガチンコスタジアム」、PSPでは「超絶転生!バルカンホルセウス」が販売され、限定ベイが同梱された他、ゲーム限定のベイブレードも多数登場した。
いずれもベイをタッチペンやWiiリモコン、アナログパッドを使用してベイを操作、相手ベイを破壊かスタジアムアウトで勝利という基本的なルールは同じだが、このうち、「ビッグバンブレーダーズ」はベイを十字キーで操作し、コマンド入力で技を放ついわば格ゲーになっており、これ以前に販売されたどのゲームよりも自由に操作できる。なのでベイがパンチしたり、羽が生えたり、敵に噛み付いたり、炎の矢を放ったりとアニメ以上にエフェクトは荒唐無稽である。(こういう技はアニメでは大抵、ベイが激突する際のイメージだったり、ベイが放つ衝撃波として処理されている。)
え?コマで格ゲーする事が一番無茶苦茶だって?小学館のホビーアニメなんだから仕方ない。
関連タグ
メタルファイトベイブレード爆 メタルファイトベイブレード4D メタルファイトベイブレードZERO-G