概要
通常の会話やコミュニケーションなどを行わずに、相手の思考を読み取り、相手が何を考えているのかを完全に把握する超能力のこと。原理的にはテレパシーの一種とされることが多いが、脳波や心を読んだわけではなく視線や筋肉の動きなど、別の要素から行動を予測していたというトリックが明かされることもある。
相手がどんな能力や策を持っていても先読みして対策を取ることが出来る為、スポーツやゲーム、ギャンブルなどを題材とした作品では最強の特殊能力として扱われる事が多い。バトル系の作品でも同様だが、行動を予測しても回避できない攻撃を仕掛けられたり、読心に依存した能力者の裏をかく心理戦に持ち込まれて敗北する事も多い。
能力者の中には無意識に周囲の人間の悪意や欲望を読み取ってしまい、人間不信に陥っている者もいる。それ故に能力者には「相手が何を考えていても動揺しないメンタルの強さ」が求められる。
主な能力者
- アーニャ・フォージャー(SPY×FAMILY)
- 和泉十七夜(マギアレコード)
- 琴浦春香(琴浦さん)
- 古明地さとり(東方Project)
- 斉木楠雄(超能力者斉木楠雄のΨ難)
- 櫻田栞(城下町のダンデライオン)…(野菜や機械等無機物の心も読める)
- 白河ことり(D.C.)
- ゾベタイ星人ナビア(ウルトラマンジード)
- ダルシム(ストリートファイターII)…(特技らしいがゲーム中では使用不能)
- ディアナ・トロイ(スタートレック)
- テレンス・T・ダービー(ジョジョの奇妙な冒険)…(『YES』か『NO』限定)
- 七海アオ(夜桜四重奏)
- ハオ(シャーマンキング)
- プロフェッサーX(X-MEN)
- ペガサス・J・クロフォード(遊☆戯☆王)…(千年アイテム『千年眼』の能力)
- ヘクソン(クレヨンしんちゃん(映画暗黒タマタマ大追跡))
- マオ(コードギアス 反逆のルルーシュ)
- 宮崎のどか(魔法先生ネギま!)…(アーティファクト『いどのえにっき』の能力)
- 無常矜侍(スクライド)…(後述の由詑かなみから吸収して使用)
- 室田繁(幽遊白書)
- 行橋未造(めだかボックス)
- 由詑かなみ(スクライド)
読心能力を持つ種族・存在等
- 宇宙生物(ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣)
- オーバーマン・プラネッタ(OVERMANキングゲイナー)
- さとり(妖怪)
- フェストゥム(蒼穹のファフナー)
- ベタゾイド人(スタートレック)
- サザナーラ(イナズマイレブンGOギャラクシー)
関連項目
サトラレ…逆に「自分の心を周囲に読まれてしまう」存在を描いた漫画作品
右ストレートでぶっとばす…読心能力者への処刑宣告
ファフナー…フェストゥムの読心能力を妨害する機能を備えた機動兵器
ゴルゴ13…読心能力者の妨害で狙撃に失敗したことがある。
ラグナレクの接続…全人類を読心能力者にして「嘘のない世界」を実現する計画