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シザリガーの編集履歴

2023-01-14 17:09:32 バージョン

シザリガー

しざりがー

シザリガーとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。

基礎データ

ずかんNo.342
英語名Crawdaunt
ぶんるいならずものポケモン
タイプみず / あく
たかさ1.1m
おもさ32.8kg
とくせいかいりきバサミ / シェルアーマー / てきおうりょく隠れ特性

進化

ヘイガニシザリガー(Lv.30)

無題


概要

ヘイガニの進化形。

進化前のヘイガニが外来種という設定であり、雑食性で水の汚染に強いため、進化することで池に住む他のポケモンらを駆逐し、自分のテリトリーにしてしまう。

そのため、シザリガーが住む池には他のポケモンは寄り付かなくなる。

その気性の荒さから、育てるのがとても難しいポケモンといわれている(あくまで設定上の話で、ゲーム中ではそれほど育てにくい事はない)。

非常に好戦的なポケモンだが、脱皮したての身体は非常に柔らかいため、敵に襲われないように穴に隠れている。

百戦錬磨の個体は両腕のハサミに無数の傷跡がある。


よくハサミがもげ、再生するまでは弱気でビクビクしているという一面も。なお、ハサミの中身はマケンカニウデッポウと違って泥臭くて不味いため、とても食べられるようなものではない。


モデルは恐らくアメリカザリガニ。口周辺に走る青いラインと頭の星がアメリカンな雰囲気を醸し出している。

だが何故か「りゅうのまい」を使える。それじゃあただのエビドラモンだ。また、インドネシアには何度も脱皮して若返るエビを食って不死になった蛇の伝承があるのでそこらへんも関係しているのかも…。


名前の由来は「シザー(鋏)+ザリガニ」と思われる。なお、ザリガニの名前は「しざり蟹(後ずさりする蟹)」の転訛とする説がある。


ポケダン第1作では北風の大地に出現していた辺り、モデルのザリガニが苦手とする寒さもへっちゃらのようである。


ゲームでの性能

HP攻撃防御特攻特防素早さ
6312085905555

高い攻撃力が魅力だが、第3世代(ルビー・サファイア・エメラルドファイアレッド・リーフグリーン)ではタイプごとに特殊か物理か別れており、両タイプ共に特殊扱いだったのでその攻撃力を活かせなかった。

それどころかあくタイプの技は「はたきおとす」しか習得できず、まともなあくタイプの技は「めざめるパワー」しかなかった。

後に「かみくだく」を得たものの、どういう訳か第3世代においてはファイアレッド・リーフグリーンでしか習得できない。

一応、苦手な相手は「ハサミギロチン」で強行突破できないこともないが。


しかし第4世代になり、物理特殊分化のおかげで「クラブハンマー」「かみくだく」などが物理技となり、火力が大幅上昇。

更に『ハートゴールド・ソウルシルバー』で「りゅうのまい」習得で積み技も獲得した。

しかしHPが低く、素早さも低いため、その弱点を埋めるフォローが大事である。


そして第5世代、隠れ特性でまさかのてきおうりょく」を会得。この特性を持つポケモンで初の2タイプであり、両タイプの火力が大きく上昇した。特殊攻撃には活かしにくい部分があるが。

一方で、特性「がんじょう」が強化され、「ハサミギロチン」が通らない場面も増えた。


続く第6世代では、念願の先制技アクアジェットを習得。特性「てきおうりょく」ならこの技は「ちからもち」を持つマリルリ以上の威力となる。

更に「はたきおとす」が威力が20から65になっただけでなく持ち物を持つ相手に威力1.5倍という効果も追加。

「クラブハンマー」の威力も90から100にまで底上げされ、これらの技の強化とてきおうりょくにより、みずタイプ、あくタイプともに物理決定力1位になった(あくタイプでは特殊決定力も1位)。そのほか、「スピードスター」、「シェルブレード」、「つじぎり」なんかもレベルアップで覚えるようになっている。

フェアリータイプには新たに弱点を突かれ、あく技も半減されるようになってしまった。とはいえ、あく技がはがねタイプに等倍で通るようになったため一長一短ではあるが。

第8世代では何と「インファイト」を習得。


と、習得技には恵まれているがスペックそのものは鈍足かつ低耐久で、特に特殊耐久がかなり低い。

一度攻撃できれば火力は目を見張るものがあるが、存分に暴れさせるにはやや工夫が必要となる。


使用トレーナー

ゲーム版

※1:エメラルドのみ


アニメ版


漫画版


番外作品

ポケモンレンジャー

第1作にのみ登場。ちかすいどうに生息しており、ラッタの力を借りてターゲットクリアする鉄の柵を抜けた先にいる。

あわを吐くだけだった進化前に対して、こっちはハサミしか使ってこない…両極端すぎである。

10回囲む事でキャプチャ出来、フィールド技は切る×3である為、大抵の切るアイコンのターゲットを切断する事が出来る。


ポケモンGO

2017年12月22日、第3世代実装第2弾の1匹として登場した。

進化前ヘイガニはかなりのレアポケモンで、ヒンバス以上に出にくいとの噂もある。

幸い巣はあるのでそこで集めるのが吉。

肝心のスペックだが、確かに本編同様攻撃力は高い。

だが最大の問題点がある。ゲージ技が「はさむ」「バブルこうせん」「つじぎり」とどれも1/3ゲージかつ威力が物凄く低いのだ。

1/3ゲージならジムに置けば嫌がらせ要員として生かせると思いきや、本編同様の低耐久が足を引っ張る。

詰まる所戦闘用では全くないほぼ観賞用ポケモンという残念な性能になっていた……2018年までは。

2019年、突如「クラブハンマー」が実装され、一転アタッカーとしての道が開けたのだ。

火力は同じ技を覚える先輩に譲るが、こちらはあくタイプとしての役割を果たすことができる。

少なくとも実装当初よりはマシになったと言える。


アニメ版

  • AG編ではアクア団員や幹部のイズミの手持ちで登場。

 

  • ナミダバシのシザリガー
    • AG152話でレジャー産業の社長・ナミダバシのポケモンで登場。ナミダバシによって湖の釣り人やポケモン達をシザリガーを暴れされて追い出させるなど嫌がらせに使っていた。最初にサトシのヘイガニと戦った時はパワーの差で負かしたが、その後臨機応変に戦う事を覚えたヘイガニに押され、負けそうになった時にロケット団に捕まってしまった。

  • カイトのシザリガー
    • DP78・79話で登場したコーディネーター・カイトのポケモンでミクリカップ・セミファイナルでのヒカリとの対戦で登場。「なみのり」や「あくのはどう」でヒカリのポッチャマに対抗するが、ポッチャマが回転しながら「がまん」で「あくのはどう」のエネルギーを溜め込んで一気に放出した事で命中し敗れる。

  • DP33話
    • なりきり大会でコクーンがシザリガーになりきっていた。本物のシザリガーが更衣室に登場している。

  • DP138話
    • フタバ祭りで用意するトサキントを釣ってたロケット団。コジロウがシザリガーを釣っていたが逃がしている。

  • SM123話
    • カキの牧場近くの池で占領していた野生の個体。これが切っ掛けでカキとパートナーのバクガメスが出会う事となる。現在は改心しており、マーマネとクワガノンのZワザ完成に貢献している。

  • 新無印88話
    • 海に潜っていたサトシを襲っていた。

漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

  • 4章で登場。106番水道で釣り上げた時に船に乗り込んで来てバトルになった。ハギを容易く投げ飛ばす程の怪力があり、急所に攻撃を受けない防御力も併せ持つ。ハギが気絶している間に、多少の本気を出したルビーのCOCO(エネコ)の特性でメロメロ状態になったところに防御を貫く程の"すてみタックル"を受けて気絶した後、縄で捕まった。また本来、川や池にいるはずが海で釣れたことから、頻発している地震や生態系の変化の原因を調べる切っ掛けとなった。
  • 12章ではティエルノのヘイガニがフレア団との最終決戦でのモミジのヘルガーと交戦している最中にシザリガーに進化し猛攻で勝利した。


関連イラスト

シザリガー


関連タグ

ポケモン ポケモン一覧 ザリガニ


341ヘイガニ342シザリガー→343ヤジロン


同複合タイプ

メガギャラドス キバニア/サメハダー/メガサメハダー

ゲッコウガ ヒスイダイケンキ


カニ系仲間

クラブ/キングラー

イシズマイ/イワパレス ウデッポウ/ブロスター

マケンカニ/ケケンカニ ガケガニ


ハサミつながり

カイロス ハッサム

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