「在るべきところへ帰れ!これ以上母を苦しめるな…」
概要
悪魔城ドラキュラシリーズに登場するキャラクター。初登場は『悪魔城伝説』。
本名【アドリアン・ファーレンハイツ・ツェペシュ】(Adrian Fahrenheit Ţepeş)
ドラキュラことヴラド・ツェペシュの実子であり、吸血鬼である父と人間の母・リサの間に生まれた人間と吸血鬼のハーフである。
吸血鬼譲りの人知を超えた身体能力と魔力、そして不老の命を持つ反面、人間としての側面も持つため、血を吸う必要はななく、日光を浴びても死ぬことはない。
また、死ぬと人間の部分だけ消滅して悪しき吸血鬼の部分のみが生き残ってしまうため、彼は死ぬ事なく生き続けているとされる。
魔王である父同様、彼自身も畏怖の対象だが、母の教えから人間に対しては一定の理解を示しており、リサの処刑を受けて父が人類を抹殺しようとした時は、彼を止めるために奔走していた。
その際、父に対する反逆の意思としてドラキュラ(Dracula)の逆読みであるアルカード(Alucard)と名乗る。
『月下の夜想曲』では主人公、『悪魔城伝説』(初登場作品)や『蒼月の十字架』『ジャッジメント』『Harmony of Despair』『宿命の魔鏡(リブート作品)』『Grimoire of Souls』ではプレイヤーキャラの一人、その他の作品(後述)では登場キャラクターの一人として登場する。
登場キャラの世代交代が著しい悪魔城シリーズにおいて、不老である彼だけが時代を超えて登場する。
声優
- 置鮎龍太郎(「月下の夜想曲」「暁月の円舞曲」「蒼月の十字架」「Harmony of Despair」「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」「Grimoire of Souls」)
- 宮野真守(「ジャッジメント」「ラジオドラマ 追憶の夜想曲」)
- リチャード・マッデン(「ロードオブシャドウ 宿命の魔鏡」「ロード オブ シャドウ2)」)
- 声優不明(「パチスロ悪魔城ドラキュラIII」)
- 三木眞一郎(海外アニメ「悪魔城ドラキュラ―キャッスルヴァニア―」日本語吹き替え)
- 田中太郎(「オレカバトル」(悪魔城ドラキュラシリーズではない)
作品ごとの特徴
悪魔城伝説
「おお… 私を倒すとは… お前こそ 私が長い間 待ち望んでいた人間に 違いない」
「お前の その腕を借りたいのだ。 私と共に ドラキュラを倒しに行っては くれまいか?」
(一番右。)
(右下。)
初登場作品。主人公ラルフのパートナーキャラの一人で、ステージボスでもある。黒髪短髪オールバックと黒マント服に身を包むというドラキュラの典型なデザイン。
元は人間で、邪神崇拝により悪魔に心と体を売り払い悪魔そのものとなった父ドラキュラに反発していたが、父に悪魔との契約を強要され、自分の体を人間の体ではなくされるに至り、ついに耐えかねて父の悪事を打倒し暗黒と殺戮の地と化した国をもとの美しい国土に戻すため、父との戦いを決意。悪魔の洗礼を受けたのでコウモリ変身などの特殊能力を身につけている。
1人では悪魔そのものな父に敵わないため、地下道の奥に身を潜めて父を滅す同じ目的の強い同志を探す。
性能
ラルフより頭1つ分くらい背が高いぶん当たり判定も若干大きく、メイン攻撃のショット弾(前方3方向に発射する)は射程がラルフの鞭よりは長いものの威力、連射性、軌道(身体の中心、腰辺りからまっすぐ発射される)共に微妙な使い勝手であり、パワーアップして3方向に発射できるまでは楽にいかない。なぜか階段上では攻撃できないという謎仕様だった。
ぶっちゃけものすごく使いにくく、弱い。
固有能力としてコウモリに変身して飛べるが、変身中はハートを消費する。サブウェポンは最少の時計1つのみであり、他のパートナーキャラの投げナイフと斧で壁と天井を移動できるグラントや強力な魔法攻撃ができるサイファと比べると見劣りし、アルカードルートのステージは他より難しめなため、上級者またはマゾプレイ向けと言える。
月下の夜想曲以後
「母の名にかけて…。ドラキュラ 再び、貴方を倒す。」
『月下の夜想曲』での設定からドラキュラ伯爵と人間リサとの間に生まれた息子となった。月下の時点で推定400歳。
父は暗黒世界の魔王として恐れられる畏怖の対象であるが、人間の血が半分流れている事(半吸血鬼)と母が最後に残した遺言から、割と人間に理解がある。
吸血鬼特有の邪悪な意思や弱点がある程度無いが(血を吸う描写はないが不老、日光を浴びてもノーダメージetc)、死んでしまうと人間の部分が消えて吸血鬼の邪悪な部分だけが残ってしまうので死ねない。
人間に反旗を翻した父を倒す(救済する)ために、ヴァンパイアハンター達と協力関係にある。
ラルフ達と共にドラキュラを倒した後、自分の身体に流れる呪われた血を封じて覚める事の無い眠りについていたが、悪魔城伝説から約300年後、悪魔城の復活を察知し、目覚める。
城を探索していく中で、ある人物を探しているマリア・ラーネッドに出会い、協力する事になる。
そして、かつての共に戦ったベルモンド家の末裔リヒター・ベルモンドの危機を救い、再びドラキュラを滅ぼす。
容姿
『悪魔城伝説』発売から現実世界で8年後、新たに主人公となって再登場した彼は、ゆるいウェーブのかかった金髪金眼(ドット絵では髪色がかなり薄いため人によっては白髪、銀髪とも)と貴族風の衣装に漆黒のマントに身を包んだ耽美なイケメンの青年に変わって帰ってきた。
ファンからは見かけ18歳とされるが、これは中の人の自由会話から。
この姿と作品が人気を博して以降は、月下の夜想曲のデザインが使われている。
性格
一人称は悪魔城伝説では「わたし」だったが、月下以降は「俺」に統一(たまに「私」も使用している)。
聡明で冷静な性格で、無口で影がある。マリアからは不愛想、蒼真からは誰にも興味なさそう、シャーロットからは一人で悩みを抱え込みそうと言われている。
ただ、父を討ち滅ぼした時に悲しんだり、母の言葉を何百年を守り通したり、仲間を気に掛けていたりと決して冷淡や薄情な人物ではない。
性能
蝙蝠や狼、霧に変身したり、使い魔を召喚したり、ドラキュラと同じ暗黒魔術を使用する他、多彩な武具を巧みに扱う事ができる。
ゲームジャンル自体もアクションRPGに変わり難易度も下がったゲームシステムの仕様上から非常に強くなっており、ヴァルマンウェ二刀流とか親父の力で親父を撃破とか攻撃と防御と回復を一気に行う手段があったりとか、やりたい放題の様相を見せてくれる。デス様が装備を取り上げるわけである(裏技で回避できるが)。
水に浸かると体力が時間経過で減少するが、アイテムのホーリーシンボル(どう見てもシュノーケルなのだが)を取ればノーダメージ。
CV:深見梨加(月下の夜想曲)
ドラキュラの妻でアルカードの母。人間。金髪に碧眼の女性。
ドラキュラ伯爵の闇の活動が若干収まり、人間とのつながりがあった頃に出会う。ドラキュラとは相思相愛だった。
聡明でとても慈悲深く領地の人間にも慕われていたが、平民を助けた為に魔女と間違えられ魔女狩りに遭い、人間の手によって死ぬ事となった。この影響で、神を恨んで過ごした伯爵が人間も恨むことになる。
死の間際、アルカードに人間を憎んではいけない事とドラキュラを愛していた事を言い残した。
アルカードもまた母のことを深く愛しており、サキュバスが悪夢の中に現れた際、アルカードにリサの幻影を用いて虜にしようと試みるが、母を侮辱された怒りでアルカードが呪縛から解放、逆に悪夢の中で精神を滅ぼされた事で、抜け殻のまま永遠に彷徨い続けることとなった。
アルカードの初期装備の「アルカードソード」はリサの形見。
月下のシナリオライターの1人であるIGAは公式のストーリーではないと前置きし、自身の頭の中にある設定ではリサは聖なる血筋であり、アルカードが聖水などが使えるのはそのためと答えている。(月下の企画の段階では魔法を使うと闇属性、サブウェポンを使うと聖属性が上がり、EDが分岐していくスタイルだった。)
その後
『月下の夜想曲』で1797年に父を倒した後のアルカードの詳しい動向は不明。
それから1年後が舞台のラジオドラマ『追憶の夜想曲』ではマリアと暮らしており、リヒターとも交流を続けている。
月下の開発当初のアイディアとしては、1897年のキンシー・モリスの時代にアルカードがドラキュラにとどめを刺したという構想があった。
1917年に活躍したエリック・リカードが持つアルカードスピアは、アルカードがベルモンドの血を受け継ぐリカード家に授けた槍であり、ベルモンドから鞭を託されたモリス家をサポートする為にアルカードが作った物。
『GoS』では1944年のジョナサン・モリスやシャーロット・オーリン、1800年代のシャノア達の活躍を知らなかったため、1800年代から1900年代末までは眠っていた可能性がある。
1999年にユリウス・ベルモンドと共にドラキュラを完全に滅ぼした。
その後は「2035年に日本での皆既日食の時に城が復活する」という予言から海を渡り、日本の諜報機関に所属する。
暁月の円舞曲・蒼月の十字架
ドラキュラの生まれ変わりの監視役として再び登場。
この時は黒髪長髪で漆黒のスーツに身を包んだ『有角幻也(ありかどげんや)』と名乗っている(どう見てもプレイヤーにはバレバレだが)。
蒼月のおまけモードで再びプレイヤーキャラに返り咲くが、月下版のチートクラスな攻撃方法はない。その代わりに武器攻撃で壁の裏に回りこむ事が可能になった。
ジャッジメント
「ドラキュラと戦う それが俺の宿命だ」
「貴方を完全に滅ぼすため 俺はすべてをかけよう」
銀髪ストレートに、鎧を思わせる衣服が特徴。
ストーリーモードにて、最初から選択可能な対戦アクションゲームのキャラクターの一人。
設定としては月下の夜想曲以降(なおかつドラキュラ完全消滅以前)からの参戦。
初めて1人で本来の力を持ったドラキュラと対峙することとなる。
なぜかアイオーンの正体を知っていた。
ラジオドラマ「追憶の夜想曲」
容姿は『月下の夜想曲』と同じだが、声優は『ジャッジメント』でアルカードを担当した宮野真守。
月下の夜想曲のED後、すぐに眠りにつかなかったようで追いかけてきたマリアと共に暮らして1年経つ。
かつて一度人間に吸血したことがあると明かされた。
Harmony of Despair
マルチ協力プレイゲーム『Harmony of Despair』でのキャラクター紹介では珍しく公式にダンピールだと書いてある(一部のゲーム雑誌などの紹介欄では記載されていた事はあった)。
初期から操作可能キャラクターとして登場。装備依存型キャラ。
各能力は概ね月下仕様だが他キャラとの差別化を図れるよう調整されている。
武器・防具はステージ中の宝箱やドロップで入手またはショップで購入するなどで揃えられる。MPを上げる装備は全操作キャラの中で最も少ない。
武器は右手と左手の2ヶ所に装備出来、盾を装備する事や二刀流装備も可能。コマンド入力で特殊攻撃可能な武器もある。
パーソナルスキルは無敵状態になる霧に短時間だが変身。いざと言う時の緊急回避に使える。ほんの僅かだが移動も可能。
様々な暗黒魔法や吸血鬼としての能力を持っており、これらを駆使してステージ攻略を有利に進められる。各魔法はドロップする事で使えるようになり、同じものをドロップする事で威力・性能が強化される。
スライディングは狼に変身してから行い、急降下キックは真下を蹴れない等クセが強い。長身なので喰らい判定がやや大きめ。
選択時 | 行こうか | ここ | ここだ |
---|---|---|---|
まかせた | 任せた | 了解 | わかった |
しまった | しまった | よろしく | よろしく頼む |
ごめん | すまん | ありがとう | 感謝する |
よくやった | さすがだな | さようなら | 失礼させてもらう |
悪魔城ドラキュラGrimoire of Souls
「母の名にかけて、止めてみせよう。それが父の安息のためにもなる。」
Apple Arcade配信専用のスマートフォン向けアクションゲーム。
本作はドラキュラ伯爵が完全消滅した未来が舞台であり、有角幻也として日本政府の機密機関に所属している。
ある日、「魔導書が暴走し、世界に魔物が出現し始めました」「どうかあなたのお力を貸していただきたいのです」と記された書簡が届き、送り主の元へ向かう。
月下以来久々の主人公抜擢。プレイアブルキャラで唯一、本の記述ではなく生身での参戦となる。本作はストーリーありのクロスオーバー作品のため、彼の眠っていた時代や把握していない場所で活躍した英雄たちとの交流も見ることができる。また、ヴァンパイアキラーがアルカードに対しても反応すると本作では明示された。
アルカードではなく有角幻也として活動しているため、ラルフ以外の仲間からは「有角」と呼ばれている。
戦闘ではメイン武器として片手剣、サブウェポンとしてナイフか聖水のいずれかを使用可能。変身魔法はいずれかひとつを固有スキルとして選択する方式となる。
パラレルワールド
漆黒たる前奏曲
「さらばだ…我が最愛の美しきバンパイアハンターよ…」
デザインは月下の夜想曲版に近いが、髪は肩ぐらいで肌が青白いのが特徴。一人称は「私」。
主人公ソニア・ベルモンドと知り合いであり、ソニアとのボス戦でまるで恋人同士のような会話イベントもある(いつそんな関係になったのかは不明)。本作はマルチエンディング方式であるが、隠しエンディングでは後にソニアはベルモンドと闇の血脈を継ぐ子を生んだ、となる。この子やその父親の名前は出ないので不明。
(明言されていないがアルカードとの子と解釈でき、赤子の名前も出ないが年代的にラルフ・C・ベルモンドではないかとの説がある。この説だと、ベルモンド一族は「全てドラキュラの末裔」であり、『悪魔城伝説』でラルフは父と共に祖父を倒したという、とんでもない物語になるが‥‥)
なお、後に『ジャッジメント』時のインタビューでプロデューサーとなったIGA氏は「パラレルワールドという解釈でいいと思う」として扱っている(但しこの作品にIGA氏は関わっていない。IGA氏は東京開発部署であるがこれは名古屋開発部署で開発された)。
ロードオブシャドウシリーズ
従来シリーズと設定が異なる新シリーズの2作目宿命の魔鏡で、主人公の1人として初登場した。
突如ドラキュラ城で目を覚ました謎の吸血鬼で、ドラキュラに憎しみを抱いており、シモン・ベルモンドに協力して戦う。
ドラキュラが主人公の続編『ロードオブシャドウ2』でも引き続き重要人物として登場し、DLCのサイドストーリーでは主人公も務める。
その正体は『宿命の魔鏡』で語られるが、クライマックスの内容なので公式サイトにも詳しく書かれていない。
ただし『ロードオブシャドウ2』のゲーム冒頭で全部ネタバレされているので注意。
外見は白髪長髪で漆黒の服に身を包み、「月下の夜想曲」のイメージを受け継いでいる。武器は暗黒の鎖鞭ダークペインだったが、2ではクリセグリム(ヴァルマンウェの英語版の名前)という剣を持っている。
パチスロ悪魔城ドラキュラIII
パチスロなので液晶演出での登場。今作は悪魔城伝説をベースとしており、ストーリー文も悪魔城伝説の説明書のストーリー紹介文と同じものが採用されているが、アルカードの外見は悪魔城伝説版ではなく月下の夜想曲版に限りなく近くなっている。
海外アニメ「悪魔城ドラキュラ―キャッスルヴァニア―」
海外アニメ『悪魔城ドラキュラ―キャッスルヴァニア―』のストーリーは悪魔城伝説をベースとしているが、アルカードの外見は月下の夜想曲基準の美青年。パチスロ版とは違い、生い立ちに関しては月下の夜想曲の設定が採用されている。
本作では吸血鬼は成長が早いという設定が取り入れられており、故に本作のアルカードはあの見た目で10代ということになっている。そのため基本的にはゲーム版同様、気品のある落ち着いた言動をとるものの、物語開始当初はトレバー達と何度も言い争いを繰り広げたり、彼らがいなくなった後は独り寂しそうに過ごしていたりと精神的に未熟な面を持つ。良くも悪くもゲーム版の彼とは別人。
原作は恋愛要素があまりなく性的指向が不明なキャラだが、アニメ版のアルカードは両性愛者となっている。
一部の回での描写は、人によっては大きなショックを受ける可能性があるため注意。
戦闘では、月下の夜想曲に準拠した愛用の剣と盾を用いるスタイルを基本に戦う。
この剣は月下の「アルカードソード」をベースに「インテリジェンスソード(使い魔の剣)」の要素も含んでおり、宙に浮かせて自在に操ることができる。
また月下でのアルカードソードの固有技を彷彿させる、赤い軌跡を残す高速移動技も駆使する。
その他、ドラキュラに匹敵する凄まじい身体能力による肉弾戦で戦ったり、狼やコウモリへの変身などの特殊能力を用いることもできる。
続編であるアニメ『悪魔城ドラキュラ -キャッスルヴァニア-: 月夜のノクターン』にもシーズン1の終盤に登場。リヒターとマリアの窮地を救った。
日本語吹き替えを担当しているのは三木眞一郎。
余談だが、長年アルカード役を演じた置鮎龍太郎は今作に登場するトレバー・ベルモンドの吹き替えを担当しており、本人も驚愕のコメントを残している。
また、三木眞一郎はラジオドラマ「追憶の夜想曲」でリヒター・ベルモンドを演じたことがある。
他作品出演
オレカバトル
「過ぎ去った時間は二度と戻らない…」
コナミのカードゲーム。
第一章「魔海の神殿」最初期から登場。以降、コナミ作品を原作とするキャラクターが次々と実装されるようになる。
月下の夜想曲での姿に近いが、マント(形状や裏地の色)と獣耳風の前髪に特徴がある。瞳孔も猫のような縦長である。
第一章の間に限り、タイトル画面やアドバタイズ画面にも登場していた。
特に後者では本来主人公がやるべきカード成長の説明を担当している。
台詞は『月下の夜想曲』からの引用が多いが、カードスキャン直後のみ『悪魔城伝説』からの引用(故に一人称は「わたし」)である
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL
アシストフィギュアとして登場。
ヴァルマンウェやコウモリ化、霧になっての回避など、『月下の夜想曲』を彷彿とさせるアクションでサポートする。
また、ピットのスマッシュアピールでのリヒターの解説にも登場している。ピット曰く「業界の大物」(ナチュレには「何業界じゃ。」とツッコまれた。)。
スピリッツでもLEGEND級扱いの上にスロット3だが追加効果の「剣攻撃強化」がシモン及びリヒターと嚙み合わないのが残念。
ヒラメキパズル マックスウェルの不思議なノート
物の名前を書くと召喚できるノートに「アルカード」もしくは「ALUCARD」と入力することで出現する。 ただし本人ではなく彼を模した人形という設定。
スーパーボンバーマンRオンライン
アルカードを模したアルカードボンバーが登場。
オバケイドロ!
ニンゲン陣営のプレイヤーキャラとして登場。
対となるオバケ陣営のキャラはレオン・ベルモンドである。
世界観に合わせてコミカルなデザインになっているが、他のニンゲン陣営のキャラが子供なのに対して唯一の大人であるため背が大きい。
他のニンゲンと違い「しゃがむ」動作が「バックダッシュ」になっており、コウモリ変身による高速移動も可能。
ランタンによる目くらましは専用武器「アルカードソード」で行う。
実況パワフルサッカー
2020年3月10日に「悪魔城ドラキュラ」コラボで登場。
高い身体能力と卓越した読み能力持つMF。パワサカでは推定600歳。
冷静な性格で的確に指示を出す。無口で無愛想だが悪意はない。
イケメンで女子にモテるが本人は恋愛沙汰に興味はない。
パワフルプロ野球2024-2025
KONAMIドリームスターズの一員としてパワフェスアドベンチャーに登場。
ミニゲームをクリアすればチームにスカウトできる(パワターも入手可能)。
右投げ右打ちの外野手。青得はひとつもないが、原作でのバックダッシュ性能を踏まえてか走力がS(90)となっている。
余談だがパワプロアプリから登場しているシモン・ベルモンドのセルフパロディである史門泰司も登場する。
V Rising
コラボコンテンツ「悪魔城伝説」でスキンが登場。
ASTRO BOT
アルカードの恰好をしたボットが登場。棺桶の中に眠っている。
Dead Cells
DLCコラボ“Return to Castlevania”でNPCとして登場し、プレイヤーに助言などをする。
アルカードのスキンも存在し、それでドラキュラ戦に行くと『月下の夜想曲』のシーンが再現される。
Dead by Daylight
DLC「Castlevania」にてサバイバーとして実装されたトレバー・ベルモンド(ラルフ・C・ベルモンド)のレジェンダリースキン(別キャラに変化するスキン)で登場。
このスキンをしていると、キラーとして実装されたドラキュラのゲーム開始前やゲーム中の台詞が変化する。
Vampire Survivors
コラボDLC『Vampire Survivors: Ode to Castlevania』で操作キャラとして登場。
解禁条件は「トレバー・ベルモンドでドッペルゲンガーを倒す」。
トレバー=ラルフの海外名と知らない人も多いことや操作キャラ一覧ではラルフの表記であったため、アルカードを解禁しようとして困惑したプレイヤーも多い。
追記事項
実在のヴラド・ツェペシュことヴラド三世にツェペシュの名を持つ実子は存在しない。
本来のツェペシュは苗字ではなく、ヴラド三世個人に付けられた異名である。
アルカードスピアが初登場した『バンパイアキラー』は月下の夜想曲が発売されるより前の作品であり、エリック・リカードがなぜアルカードの名前がつく槍を持っているか不明だったため、ファンの間では彼がアルカードの隠し子説や子孫説もあった。後に『ジャッジメント』でアルカードが、エリックの数世代前のリカード家に贈ったもの判明した。
ちなみにスペルはALCALDE(スペイン語で市長)なため、当時の時点では単なるファンサービスだった可能性がある
IGA氏が手掛けた『Bloodstained:Ritual of the Night』の登場人物であるO.D.はアルカードをオマージュしている。
吸血鬼には鏡に映らない特徴があり、『蒼月の十字架』ではアルカードだけ姿が映らない。スマブラでもWii Fitスタジオなど鏡張りのステージにはアルカードが登場しないという小ネタがある。
ただしアニメ版では映る。
ドラキュラくん
悪魔城ドラキュラシリーズの中でもパロディ番外編的作品である『悪魔城すぺしゃるぼくドラキュラくん』の主人公ドラキュラくんは、白髪・おつきが死神さん・ドラキュラの息子で火弾がメイン攻撃・コウモリへの変身が可能ということからアルカードとの共通点が多い。
さらに、オレカバトルではドラキュラくんに酷似したキャラクターが「アルカ」名義かつアルカードの進化前の形態として登場する。
しかし、あくまでシリーズ番外編のコミカルキャラであり同一人物であるのか関係性は明言されていない。
しかし、この作品のラスボス「ガラモス」は月下の夜想曲の隠しボスとしても登場していたりする。
ちなみにドラキュラ君は1万9歳である。
マリアとの関係
月下の夜想曲でマップ達成率を上げた場合のエンディングでは、人前から去ろうとするアルカードをマリアが追いかけていく。ゲームではその後どうなったかは不明で、恋愛関係になったかは明言されていない。
ラジオドラマ『追憶の夜想曲』の設定では、1年間共に暮らしている。追憶の夜想曲の出来事でマリアは何があってもアルカードのそばにいること決め、アルカードも愛の告白に使う花冠の作り方を従者に聞いておけばよかったと後悔するなど、そういった関係が匂わされている。
『Grimoire of Souls』では大人マリアの危機に珍しく焦るアルカードをシモンが諌める場面があり、それをみた子供マリアやリヒター含む仲間たちから恋人関係だと思われた際は、アルカードはそれを否定も肯定もせず、ただ盛り上がる仲間達を呆れていた。
ただし彼女が自分にとって重要な存在とは認めている。
そんなことはどうでもいい
リヒター「アルカード…!?まさか、我が先祖ラルフと共にドラキュラを倒した…。」
アルカード「そんなことは、どうでもいい。お前を操っていた者はあの城にいるのか?」
『月下の夜想曲』でのセリフ。どうでもよくないだろと突っ込んだプレイヤーも多い。
印象に残ったプレイヤーも多く、スタッフも気に入ったのかこれ以降もこの言い回しが使用されている。大体、自分に対する話題を逸らす時に使われている。
来須蒼真「お前、誰だよ?」
白馬弥那「あっ蒼真君。この人は有角さんっていう人で…。」
有角幻也「そんなことはどうでもいい。それよりお前に聞きたいことがある。」
ユリウス「有角か?いや、アルカードというべきか?」
アルカード「そんな事はどうでもいい。俺の本来の力を出すためにこの姿になる必要があっただけだ。」
エリック「貴方がこの槍をリカード家にもたらした…」
アルカード「そんなことはどうでもいい。モリスとはうまくやっているか?」
ルーシー「あなたが、アルカードさん…!あ…今は有角幻也さんなんでしたね。」
有角幻也「そんな事はどうでもいい。現状を説明してもらおうか。」
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悪魔城ドラキュラシリーズ ジャッジメント Harmony of Despair
悪魔城ドラキュラシリーズの登場人物 ヴァンパイア ダンピール
悪魔城伝説 ラルフ・C・ベルモンド サイファ・ヴェルナンデス グラント・ダナスティ
Grimoire of Souls シモン・ベルモンド ルーシー シャーロット・オーリン ジョナサン・モリス シャノア アルバス
宿命の魔鏡 ガブリエル・ベルモンド シモン・ベルモンド トレバー・ベルモンド
悪魔城すぺしゃるぼくドラキュラくん ドラキュラくん ガラモス
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