最強のドダイトス
さいきょうのどだいとす
対策
HP | こうげき | ぼうぎょ | とくこう | とくぼう | すばやさ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
95 | 109 | 105 | 75 | 85 | 56 | 525 |
特性は従来通り隠れ特性「シェルアーマー」。そのため、特性を消す手段がないと「きあいだめ」などによる急所戦法は現実的ではない。
技はテラスタイプ一致「じしん」及び「だいちのちから」、元タイプ一致「ウッドハンマー」。ひこう・特性「ふゆう」対策「うちおとす」と物理寄り両刀編成となっている。
なお、「うちおとす」は追加効果ではなく状態変化(うちおとす状態)を付与する技のため、特性「ふゆう」に「おんみつマント」や「とくせいガード」を持たせて対策することは出来ない。
戦闘が始まるといきなり「からをやぶる」を使って「こうげき」「とくこう」「すばやさ」を跳ね上げてからデバフを消して来るため、相手の「こうげき」「とくこう」「すばやさ」に大幅なブーストが掛かった状態でバトルが始まることとなる。
ドダイトス自体はさほど速いポケモンでもないが、「からをやぶる」を積まれると「すばやさ」が2段階跳ね上がるため、実数値が266となりこれ以下のポケモンは問答無用でドダイトスに上からぶん殴られる。
さらに戦闘が進むともう1度殻を破って来るため受けるダメージが跳ね上がり、1回目の分のステータス上昇が残っているとここで痛打を浴びせられるハメに。
その上「だいちのちから」と「じしん」で両刀となっているため物理特殊どちらか一方への対策は有効ではなく、「うちおとす」が採用されているためひこう・特性「ふゆう」での対策も封じられている。
そしてHPを削っていくと終盤で特殊行動の「じしん」と通常技が1度だけ連続で飛んで来るため、ここで落とされないように注意したい。
なお、元がくさのレイドボスは「グラスフィールド」を展開して来るケースが多いが、ドダイトスの場合はくさ技を強化出来る反面「じしん」の威力を殺してしまい、さらにこちらのくさ技の威力を増してしまうためか不採用となっている。
それに加えて「だいちのちから」はグラスフィールドによって威力が低下しない技であるため、味方の「グラスフィールド」によって弱体化させる戦法は効果がないので注意。
攻略お勧めポケモン
弱点を突けるのはみず・こおり・くさ。
みずはくさ技で弱点を突かれるため原則候補外。こおりに関してもうちおとすが採用されているため同様に候補外である。
一方でくさの弱点をつける技は覚えないため、くさタイプが最有力となる。その他特性「そうしょく」「どしょく」「ふゆう」持ちやドラゴンも候補となり得る。
また、元がくさタイプゆえにあまりお勧めされなかったグラスフィールド持ちに関しても、じしんのダメージを軽減しつつ弱点を突けるという利点により候補対象となっている。(但し、相手のくさ技を上昇させる点は変わらないので、使用の際は仲間がどのようなポケモンを使うのか確信する必要がある)
(※攻略可能ポケモンの扱いに関しては最強のゴウカザルのコメント欄にて議論が交わされており、向き不向きを問わず「最有力候補」「レイドの嫌われ者」といった極端な記述は控えるよう願います。また、明らかに不向きなポケモンを自身で検証もせずカタログスペックだけで判断したり、「SNSで見たから」等の理由で推奨するいい加減なユーザーも存在しますので、実際に使用した上での記述をお願いします)
アタッカー枠
耐久が比較的高く、特性「こぼれダネ」でグラスフィールドを展開し、HPを自動回復しつつ高火力の草技をぶつけて行く戦法が取れる。まずは「あまえる」でこうげきをさげ、「にほんばれ」で天候を晴れにして「せいちょう」、を積み、「ギガドレイン」で押していく。
NPCでは迷惑ポケモンとして何かと悪評が広がってしまったが今回は別で、こちらも「こぼれダネ」によるグラスフィールド展開でプレイヤーが使う草技火力を上げて回復もしてくれるため、迷惑ポケモンの汚名をそそいだといえるであろう。
注意点としては攻略に用いるオリーヴァのテラスタイプは確認しておくこと。効率良くダメージを与える点・じめん技や「ウッドハンマー」のダメージを抑える点から、テラスタイプがくさタイプ以外ならチャンプルタウンでテラスタイプを変更しておきたい。
また、味方の編成次第ではあるが元タイプがくさ相手に「グラスフィールド」を展開するポケモンが出るとマルチでヘイトを買いやすい点は理解しておく事。もしマルチで使うなら味方のタイプ相性を確認してからにしたい。
以前の最強レイドの報酬。
「ワイドブレイカー」を3回繰り出した後にテラスタルで「あまのじゃく」+「リーフストーム」連打で特攻をガンガン積みながら安定して戦える。
回復技には「ギガドレイン」があるので安定して攻略可能。「いえき」で相手の特性を消したり、バリアが張られる一歩手前辺りで「ちょうはつ」を使い封じ込めたりすると良い。
攻撃バフ対策技として「ワイドブレイカー」を初手に使うのもあり。
テラスタイプはくさがお勧め。ステラの場合は「テラバースト」が必須。持ち物は「かいがらのすず」一択。
はがねタイプだが、特性「どしょく」によりじめんは無効であるため、ドダイトスの「じしん」と「だいちのちから」を気にする必要は無い(バフ消去直後を除く)。
ぼうぎょ種族値も145と高く、「てっぺき」を積みつつ「ボディプレス」で押していく。
または「てっぺき」や「とぐろをまく」で積んで「アイアンテール」「アイアンヘッド」で攻める鋼テラス型もアリ。こちらは適当に捕まえた野生個体をミント・アメ・とっくん・努力値振りで補正・育成してやれば即戦力として投入出来るため、育成コストが安上がりな利点がある。
回復手段に乏しいので、持ち物は「かいがらのすず」一択。バフ・特性消し対策として「まもる」も欲しい。
「クリアスモッグ」を覚えるポケモンで唯一、じめん技に耐性があるポケモン。
「からをやぶる」を随時「クリアスモッグ」で消し、「にほんばれ」+「こだいかっせい」+「せいちょう」からの「ギガドレイン」で押していく。
スカーレット版限定なのが欠点。
- 努力値は、HPに68、特攻に252、余りを防御に振ることでこだいかっせいで特攻が上昇するようになる。
サポート枠
種族値オール100に加えて覚える技の多さから、サポートとして有力なポケモン。
ただし、最低でも「くろいきり」だけは覚えさせておくこと。くろいきりに加えて、いのちのしずくまたはドレインキッスなどで自衛は出来る。
また、素早さ種族値は100あるとはいえ、無振りだと「からをやぶる」後のドダイトスを抜けない為、先手を取るために素早さにある程度努力値を割く必要がある。
マルチ専用枠
非お勧めポケモン
まず前提としてタイプ相性を全く考慮しない選出は言語道断。
ドダイトスの元タイプはテラス含めくさ・じめんのため、どちらかに弱点を突かれるタイプ選出は避けた方が良い。
いずれもくさ・じめん技で弱点を突かれるので論外。特に「パラボラチャージ」前提のハラバリーとミライドン、くさが4倍弱点のラグラージ・トリトドン・カジリガメ、じめんが4倍弱点のセキタンザン・ヒードラン・ストリンダー等。
ただし、ひこうタイプ・ふゆう以外の複合タイプや特性(「そうしょく」持ちマリルリ等)でくさ・じめん技を等倍以下に抑えられるポケモンは例外である。
「うちおとす」が採用されたため、じめん技を等倍・半減で受けられないポケモンは論外(特にアーマーガアとエアームド)。
ただし、ひこうタイプでもくさ複合のトロピウス・ワタッコは例外である。
- 特性「どしょく」ではないミミズズ
「どしょく」の場合であればこそ今回のレイドでアタッカーとして有用となり得るのであり、そうでない場合は弱点を突かれる「じしん」「だいちのちから」で返り討ちとされる可能性が高い。
特に☆6レイド産のミミズズは隠れ特性「すながくれ」固定であるため、使用する前に特性を確認し、「どしょく」でなければとくせいパッチを使ってでも必ず特性を「どしょく」にしておくこと。
イーユイはじめん、ディンルーはくさ技で弱点を突かれる。パオジアンも防御が下がるどころか、いわ技で突かれる為、非推奨。
チオンジェンだけは弱点を突かれず、特性で相手の「こうげき」を下げられるので味方の編成次第ではサポーターとして一考の余地はある。
今回は「ギガドレイン」軸で押していく事が多いため、特性による「こうげき」低下がデメリットになりづらいのも良い。
かまどのめんといしずえのめん、いどのめん共にテラスタルすると弱点を突かれるため論外。
みどりのめんだけは弱点を突かれないが、ぼうぎょ系バフを一切覚えず、攻撃系デバフも「あまえる」だけであるため自分が生き残れるか疑問。なお、みどりのめんオーガポンを使って討伐したプレイヤー自体は存在する。
てんねんは「からをやぶる」に対して有効となる特性であるが、ピクシー以外はいずれもくさ・じめん技で弱点を突かれるため非推奨。特にくさが4倍弱点のヌオー。
ピクシーだけは弱点を突かれないので一考の余地はある。
報酬
これまで通り6Vかつ隠れ特性のドダイトスを入手出来、性格は「ゆうかん」、技は通常技の通り。初回のみわざマシン(じしんと予想される)ととくせいパッチが確定ドロップし、この他テラピース、とくせいカプセルやパッチ、ドーピングアイテム、けいけんアメ・換金用アイテム・秘伝スパイスなどがドロップされる。
余談
ドダイトスの参戦によって過去御三家は全て登場し、最強レイドバトルは一つの節目を迎えることとなった。
ドダイトスが御三家の大トリに選ばれたのは、「SV」のストーリーの鍵を握るポケモン「テラパゴス」が同じく亀モチーフなので、その点を意識した可能性も考えられる。また、開催1度目の最終日である18日は記念すべき「SV」の発売日でもある。
なお、今回で最強レイド自体が完結するとは言われておらず、今後他のポケモンがピックアップされることは十分考えられるし、パルデア御三家が登場する可能性もある。