データを蝋人形にしてやろうか!
別名: | 黒い花の星人 |
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身長: | 1.6~51メートル |
体重: | 60キログラム~2万9千トン |
出身地: | アトラー星 |
演(人間体): | 星野ユリ |
概要を蝋人形にしてやろうか!
暗黒星雲内のアトラー星からやってきた凶悪宇宙人。最大の能力は胸に生えた花「イザリア・ルブラ」から放つ蝋化光線で、目に付いたあらゆる生物を蝋人形にしてしまう。
人間なら即死、ウルトラ戦士でも直撃を受けたらひとたまりもない威力を誇る。
地球人に化ける際は白服の不気味な女性に化けるが、アトラー星には空気が無いので、地球の大気化ではすすり泣く女性の声のような鳴き声がする。
巨大化すると見る陰もなく不細工な姿になるが、鋭い爪や格闘能力のおかげで非常に戦闘力が高く、ダンのウルトラ念力でやっと封印できた蝋化光線の威力も相まって一度はレオを倒した(全身蝋化を免れたのは幸運としか言いようがない)。
MACに甚大な損害を与えた挙句に、街を廃墟にして多数の民間人を殺傷したという、『レオ』に登場した宇宙人の中ではシルバーブルーメと並んで上位(画面に映る死体の数がトップクラス)に位置する被害をもたらした。
宇宙の多くの星々を滅ぼしており、ウルトラセブンも恒点観測員時代にアトラー星人に滅ぼされた惑星を見たという。放送当時に発売された怪獣カードでは実に10万もの国を滅ぼしてきたらしい。モロボシ・ダンとしてウルトラ警備隊で働いていた頃にも、集団で地球圏までやってきたらしく、当時の地球防衛軍の追跡部隊は全員が蝋化死体となり全滅している(当時の詳細は劇中語られていない為、セブンとウルトラ警備隊に撃退されたか、暴れまわった挙げ句飽きて去ったかは不明)
しかし、胸の花は最大の武器であると同時に弱点でもあり、ここを破壊されると大幅に弱体化してしまう。ただし、一撃必殺の蝋化光線を常時乱射しているので尋常な手段では近寄ることすら出来ず、これを破壊するのは至難の業である。
活躍を蝋人形にしてやろうか!
夜な夜な人間形態で街を徘徊しており、通行人を襲って蝋人形に変えていった。
ある夜におおとりゲンの恋人の百子が泊まっていた団地を襲撃し、ゲンのアドバイスで声を出さずに隠れていた百子以外の住人を全員殺害(このシーンは断末魔がめっちゃ怖い)、駆けつけたMACの前で巨大化し暴れまわる。
MACの戦闘機を全て撃墜し、街を廃墟に変えながら次々と人間を殺していった。変身したレオも圧倒的パワーで反撃し、蝋化光線で足を固めて倒してしまった。その後も暴れまわるが、マッキー2号の猛攻撃で胸の花を破壊されて弱体化、すかさず変身したレオのエネルギー光球を喰らい倒された。
派生作品を蝋人形にしてやろうか!
酩酊!怪獣酒場2nd
第2話でモブ客として登場した。
余談を蝋人形にしてやろうか!
百子の友人のマンションが使用されたロケのマンションは、前々作『ウルトラマンA』の北斗星司と梅津姉弟が住んでいたマンションと同じである。
関連項目を蝋人形にしてやろうか!
同じく相手を金属などに変えて攻撃するウルトラ怪獣