ギーガー(仮面ライダーゼロワン)
ぎーがー
第8話にて初登場した。A.I.M.S.が所有する大型ロボットタイプの自律駆動型ヒューマギア統率兵器。
『ZAIAエンタープライズ』のテクノロジーを結集させた破壊兵器であり、瞬間最大出力は通常時の500%を超える。暴走したヒューマギアに接続し、ローカルネットワークに通して強制的に制御する役目を持っている。
第7話では暗殺ちゃんを拉致していたのは暴走ヒューマギアに接続する為のデータを収集していたからと思われる。
第8話では滅亡迅雷.netがセキュリティーに守られた国立医電病院で働くヒューマギアをマギア化する為の戦力として狙いを付けられてしまい、A.I.M.S.本部に侵入したゼツメライザーを携えた迅が接触。
その際、チェックした時点では暴走しなかったが滅亡迅雷.netには接続していた様で、刃唯阿がいないタイミングで暴走。セキュリティーセンターを破壊してヒューマギアへ有線接続を行い、白衣の天使ましろちゃんを含む病院に勤務するヒューマギアをトリロバイトマギア化させた。 この時、イズにも有線接続しようとしたが避けられ失敗。作中で初めて明確にイズを狙った描写となった。
第9話でも大勢のトリロバイトマギアを率いながら進行し、国立みらい医療センターで勤務するヒューマギアを有線接続でトリロバイトマギア化させていく。
駆けつけた或人/仮面ライダーゼロワンを一度はその体格差で追い詰めて一度は変身を解除するも、イズから手渡されたプログライズキーで再変身したゼロワン・ブレイキングマンモスの「ブレイキングインパクト」を叩き込まれて破壊された。
尚、プロジェクト・サウザーで判明した事だが滅にギーガーの情報が渡ったのは亡を経由したからであり、流石の天津もこの無許可の行為に対して激昂し、亡を咎めると共にその悪意の一端をみせている。
第15・16話では、セキュリティ対策を施していたにも拘わらず複数機が暴走を始め、覚醒した迅が引き連れる大量のトリロバイトマギアと共に市街地で暴れるが、駆け付けたゼロワンによって2体がブレイキングマンモスで、残りの4体をシャイニングアサルトホッパーに破壊される。この時、初登場補正全開のハズのシャイニングアサルトホッパーの行動予測及び高速移動を見切って追撃したりと、何気に凄い性能を披露している。
第35話では久々に登場し、4体のギーガーが仮面ライダーサウザーの命令により稼働。
ゼロワンはメタルクラスタホッパーに変身して戦ったが、シャインシステムとは違ってクラスターセルは相性が悪く、削り切られる事無く巨体から繰り出される攻撃で追い詰める。しかしそこに完全復活した亡によりバトルレイダーと共にハッキングされて機能を停止した。
総じて登場する度にハッキングを受けており、最後まで正常に動作していた事は一度も無い。
一方で、全ての登場回で破壊及び無力化されているが、見た目通りの図体と見た目に似合わない素早さから、登場すれば必ずゼロワン達を苦戦(しかも上記の通り、強化フォーム2種類を苦戦させている)させており、敵キャラとしては十分な脅威だったと言える(本来は味方戦力なのでかなり皮肉だが…)。
上記の様にヒューマギアをうまく制御させる機械ではあるが、それはつまり滅亡迅雷.netの強制接続と同じ事をやっているとも言える。
イメージ映像ではあくまで暴走ヒューマギアを沈黙させる為のものとされているが、そのまま意図的に暴走させる事も可能である。ZAIA社長の天津垓は本機を「破壊兵器」と称しており、その胡散臭さを浮かび上がらせる事となった。
- 劇中のCGモデルはブレイキングマンモスのリデコ。
- デザイン担当・山下貴斗氏曰く、「滅亡迅雷にハッキングされた巨大ロボ」「ブレイキングマンモスのダークバージョン」との事。
A.I.M.S. ZAIAエンタープライズジャパン ザイアスペック
デスフェイサー、ビクトルギエル、特空機4号ウルトロイドゼロ:同じく敵に乗っ取られた味方側マシン。
ギーガー:エイリアンシリーズなどで知られるスイスの画家。チェストバスターのような「体内にいる異物」を好んで描いており、「ヒューマギアを内側から操る」というイメージからも名前の元ネタになっている可能性がある。
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