ゴースト(DQ)
どらくえしりーずのがんそぞんびけい
初代『ドラゴンクエスト』から登場している三角帽子をかぶった幽霊のモンスター。
アッカンベーとばかりに舌を出しているひょうきんなツラが特徴的である。
いきなり現れて旅人を驚かせるイタズラ好きな一面を持つ。
ナンバリング作品では通常攻撃しかしない。『ドラゴンクエストモンスターズ』シリーズや『トルネコの大冒険』シリーズなど外伝シリーズにも多く登場している。『ドラゴンクエストビルダーズ』では夜限定で登場し、プレイヤーの妨害をしてくる。
『スライムもりもりドラゴンクエスト』シリーズでは『2』と『3』に登場。『2』では夜のみ出現。
半透明の状態でスラリンに近付き、背負っている物を奪っていく。半透明状態だと攻撃が通用せず、実態を表した時にしかダメージを与えられない。
一定数を町に送ると、戦車バトルやふねバトルに参加できるようになる。透明になって相手の戦車や船に乗り込んで砲弾を盗んだり、相手のリーダーを妨害する。もっとも、『2』の戦車バトルでは透明状態でも攻撃が当たるので、位置が特定されると袋叩きに会う。しかし、スライバ戦ではリーダー妨害でエリスグールの攻撃をしばらく止める事ができる。
『3』ではおどるほうせきのようにワープ移動できるようになった他、半透明の間は攻撃が通用せず、実態を表すのは弾を持ち上げた一瞬のみである。そのため、敵側にゴーストがいる時は非常に厄介である。
『ドラゴンクエストⅤ』のPlayStation2移植に当たって、仲間モンスターの種類が増え、ゴーストも仲間に加えられるようになった。
ただしゴーストの出現は幼年時代限定だったので、新たに出現する地域が増設されているのだが、これが「石化された主人公が設置されていた屋敷の周辺」。
敢えてこの近辺で戦闘をする必然性もないので、ゴーストを勧誘できるどころか再出現することさえ気づかなかった人も多いようである(おばけキャンドルも同様の待遇)。
仲間にした際の名前は「ドロン」、二匹目以降は「バケル」「れいれい」「ハルさん」。
初期Lv1で「なめまわし」を習得済み、最高Lv99まで育てられ、「メラ」「ラリホー」「ギラ」「メダパニ」「しのびあし」「メラミ」「メガザル」「メラゾーマ」を覚えていく。
気長に育てれば呪文の使い手としてはそこそこだが、装備可能な武具や各種耐性、及び加入時期の遅さを考慮すると、総合的には「嫁の下位互換」どまりなのが残念。
- メトロゴースト
元々は地下に出現するゴーストであったため、地下鉄から連想してメトロゴーストという名前になったと思われる。
近年では「都会生まれのゴースト」という設定になっており、それを鼻にかけて地方出身の幽霊には冷たいらしい。
初代『ドラゴンクエスト』では「ギラ」を使い、3DS版『ドラゴンクエストⅦ』では「なめまわし」も使うようになった。
『ドラゴンクエストⅩ』では使用技が一新され、「ドルクマ」や「マホトラ」を使ってくる。「ドルマドン」を使ってくることもあるが、MPが足りないため必ず失敗する。かねこ統のお気に入りのモンスター。
- ヘルゴースト
地獄で闇のチカラを蓄えて舞い戻ってきたゴースト。久しぶりに戻ってきたら地獄帰りと恐れられ幽霊たちのカリスマとなった。初代『ドラゴンクエスト』と3DS版『ドラゴンクエストⅦ』では「ギラ」と「ラリホー」と「マホトーン」を使ってくる。
ドラゴンクエスト DQモンスター・ゾンビ系 おばけ ゴースト
フォンデュ(DQ)…顔とカラーリングがよく似ているが、こちらはゾンビ系ではなく物質系。
ゴースト(ポケモン)…同じく有名RPGの初代から登場するゴースト。