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ジャッカル大魔王

じゃっかるだいまおう

ジャッカル大魔王様はマンガ「ザ・ウルトラマン」に登場する恐怖の象徴として、部下からは畏怖と尊敬の念を込め宇宙大魔王と呼ばれていらっしゃる偉大なる悪のカリスマ(宇宙人)の名称であられる。
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データ

登場作品:マンガ「ザ・ウルトラマン」『ジャッカル対ウルトラ兄弟』

著:内山まもる氏


別名:宇宙大魔王
身長:60メートル
体重:6万5千トン
出身地:ジャッカル星

大魔王様のプロフィール(概要)

「久しぶりだな。ウルトラマンキング‼」


破壊と恐怖の象徴として、そして部下からは畏怖と尊敬の念を込め宇宙大魔王と呼ばれる黒髪(または赤い髪とも)と湾曲した2本角が特徴的な宇宙人。

宇宙連勝記録285勝の保持者で全宇宙の支配を企み、かつて宇宙中を荒らし回っていたが、ウルトラマンキングとの戦いに敗れ、『宇宙の地獄』と呼ばれるブラックホールへと追放されてしまった。

しかし、反省するどころか逆にウルトラ一族への恨みを募らせ(逆恨みともいう)、逆にブラックホールのエネルギーを吸収、以前より数段パワーアップを遂げ脱出を果たした。


なお、劇中に登場するジャッカル星は母星ではなく、元々住んでいた原住民から奪い取り、自分の物にした星である。


好戦的かつ残忍な性格の持ち主で、自身が追い詰められた際、一芝居打って命乞いをして相手を油断させ不意打ちを噛ます卑劣な手段を用いたりする等、したたかさも併せ持つ一方、「光の国」が壊滅し、勢いづいて勝手に暴れ回る怪獣たちの報告を聞いた際「何時か利用する時が来るかもしれない」という理由で不問にしたりするなど、部下からの信頼も厚い。


戦闘能力の1つとして他の怪獣やウルトラ戦士への変身能力を持っており、この手の能力は大抵が姿のみオリジナルと瓜二つでオリジナルの能力は使えないことが多いのに対し、彼の場合、コピーした相手の能力が使えるばかりか、そのオリジナルより遥かに強いというチート極まりない代物である。


しかしこの能力も彼にとっては前座に過ぎず、本来の必殺技は超強力な光線技「ジャッカル破壊光線」。髪が黄金色に輝くともに全身から最大出力で放出されるその威力は「光の国」の最重要施設である「プラズマ核融合炉(人工太陽)」を破壊し、「光の国」を壊滅寸前に追い込んだほどの威力を持つ。

同等の威力を有する光線砲を有する宇宙戦艦を保有しており、それに乗った四天王曰く「いざとなったら地球なぞ吹き飛ばしてくれるとのこと。


名前の由来は小説『ジャッカルの日』から。


大魔王様の主な活躍


変身能力を駆使し、ウルトラ兄弟を倒した事のある超獣に化け、兄弟達に次々に襲い掛かり葬り、事態を重く見たゾフィーにより警戒網が敷かれる中、今度はゾフィーに化けアストラを襲撃、M87光線で彼を斃した後、撤退するウルトラ戦士たちの中に紛れ込み、まんまと「光の国」への侵入を果たすことに成功、最大威力のジャッカル破壊光線(直径が地球の60倍あるウルトラの星を遥か遠方から見てもはっきり確認できるほどの大爆発)で「プラズマ核融合炉」を破壊し、「光の国」をほぼ壊滅状態に追い込んだ。


そして部下のジャッカル軍団を率い本格的に全宇宙の支配に乗り出し、地球を含め数多くの星々をその配下に収めていった。そんな中、生き残りのウルトラ戦士がいる事を知ると彼らの抹殺を図るため、地球で偶然捕えたウルトラ戦士を使い生き残りウルトラ戦士をおびき出そうとするが、突如として現れたウルトラマンメロスや彼と協力したゾフィーに次々に妨害されてしまい、しだいに追い詰められ、最後はウルトラマンキングの力により復活したウルトラ兄弟の必殺光線を一斉に受け木端微塵に吹き飛び、滅び去った。


だがその後もジャッカル軍団は存在しており、「若きファイタスの挑戦」ではセブンをライバル視するメロスの弟ファイタスと結託して光の国に侵入。ウルトラの母をはじめとした銀十字軍を捕らえた。しかしこの結託はセブンと戦いたいファイタスが自分と戦わざるを得ない状況を作るためであり、二人の元にメロスとウルトラ兄弟が合流したことでジャッカル軍団は一網打尽にされた。

また作者が異なるが、かたおか徹治氏の漫画『ウルトラ兄弟物語』にてジャッカーという名前の生き残りが登場した。


そして、『ウルトラマンメビウス』の後日談『ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス』にて謎の復活を果たすが…。


この先は『ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス ジャッカル軍団大逆襲!!』のネタバレが含まれます。ご注意ください。













『ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス ジャッカル軍団大逆襲!! 』に登場するジャッカル大魔王について


謎の復活を果たされた大魔王様のプロフィール(概要)

「俺の体に傷をつけるとは褒めてやるぞ!だが、此処までだ。俺の真の力を見せてやる‼」


OVD『ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス』の後日談「ジャッカル軍団大逆襲!!」にて謎の復活を遂げた宇宙大魔王。

体が一回り大きくなっており、力も以前よりも数段パワーアップしている。


その正体は「ジャッカル四天王」唯一の生き残りがブラックホール自ら飛び込み、強大なエネルギーを吸収し、宇宙大魔王に生まれ変わった姿であった。


以前、初代宇宙大魔王ジャッカルの敵を討とうとジャッカル軍団の残党を率い「光の国」を襲撃したが、ウルトラマンメロスの弟ファイタスの計略により失敗、討伐されたかと思われていたが、生き残っていたようで、このままでは敵わないと悟り、先代と同じ方法でパワーアップを図り、現在の姿になったらしい(本人曰く「地獄の苦しみを味わった」とのこと)。


先代のウルトラ一族に対する憎しみが乗り移ったかのごとく彼らに対し、激しい恨みを持っており(けっしてただの逆恨みとか言ってはいけない)、密かに「ウルトラベル」を盗ませ、封印されていた暗黒宇宙大皇帝エンペラ星人アーマードダークネス」を奪取、その一部を部下の一人に与え、「光の国」との和平の為に派遣された「メシエ星雲人」たちの使節団を襲撃、その隙に「光の国」へと攻め入り、甚大な被害をもたらした。


メシエ星雲の使節団からのSOSを受け追加で派遣された事により難を逃れたメビウス、メロス、アウラの3人の前にその姿を現し、その圧倒的な力でねじ伏せ、危機に陥れる。


しかし、ウルトラマンヒカリにより一命をとりとめていたメロスの弟ファイタスがこの絶体絶命の危機に駆けつけ、さらにウルトラの父が最後の力を振り絞り、ウルトラ兄弟たちを復活させた事により徐々に劣勢に陥っていき、盗んだ「ウルトラベル」を下っ端に任せていた事が仇となりキングに奪い返されてしまう。


それでも、持ち前のチートクラスの圧倒的な力で、ウルトラ戦士たちを追い詰めていくが、メビウスがメビウスインフィニティーへとタイプチェンジし、「アーマードダークネス」を装着、さらに「ウルトラベル」の力で闇の力を抑え込み、完全に「アーマードダークネス」を使いこなすことに成功したメビウスの「コスモミラクル光線と全力の「ジャッカル破壊光線」との壮絶な打ち合いの末、押し負け、瀕死の重傷を負ってしまう。


アウラの父の敵なので、彼女に止めを刺させてやってくれとメロスに懇願されたメビウスは生殺与奪の権利をアウラに譲る。


一度はアウラに見逃してもらうも、「あまいぞウルトラの女戦士」と卑怯にも後ろから襲い掛かろうとしたが、既にこの行動を見越していたアウラにより手にしていた「ウルティメイトブレード」で体を真っ二つに切り裂かれ絶命、消滅した。


大魔王様の偉大なる功績(余談ともいう…)


内山まもる氏作 マンガ「ザ・ウルトラマン」のオリジナルの敵キャラであられるジャッカル大魔王様は絶大な人気を誇るお方であられる。


その影響は計り知れないものがあるようで、フィギュア化されるは、現ウルトラシリーズを制作しているスタッフの中にはこのマンガを読んで育った世代がいるらしく、『ウルトラマンマックス』か『メビウス』で大魔王様を出演させようという話まであったらしい…(諸事情でボツになったそうだが…残念無念…)。


さらに、おそらく、近年におけるウルトラシリーズチート設定キャラ(大怪獣バトルシリーズの黒幕とか、ウルトラマンベリアルとか、ハイパーゼットンとか…)は少なからず大魔王様のご活躍の影響があったからこそだと思うファンは少なくないと思われる。


おしむは大魔王様が大人の事情で映像デビュー出来ないことなのだが、そこは大魔王様、何時の日か我々の前にその雄姿を見せてくれる日を待っているファンは(多分)多いだろう。


そして2015年…


アニメ化

2015年9月4日に日本アニメ(ーター)見本市においてザ・ウルトラマンジャッカル軍団篇が短編アニメとなって登場。アニメではあるが、遂にメロスと共に映像作品デビューをはたした。

声優は山寺宏一氏が担当。


関連タグ(ウルトラシリーズの強豪たち)

エンペラ星人

ジュダ

ダークザギ

レイブラッド星人

ウルトラマンベリアル

ダークルギエル

ハイパーゼットン

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