ガッチョーン……!
概要
ガシャコンバグヴァイザーをバグスターバックルにセットする事で完成する変身ベルト。
初登場は第12話(放送日は12月25日である)。
デンジャラスゾンビガシャットとの併用で檀黎斗を仮面ライダーゲンムゾンビゲーマーレベルX(テン)あるいはレベルX(エックス)に変身させる。
機能・外見
変形している訳ではないので連結したバグスターバックルから「フィッティングバインド」という銀のベルト帯が伸びている以外はバグヴァイザーと同じ。
しかし発光パネル「ハイフラッシュモニター」などが正面に来るため、しっかり変身ベルトな見た目になっている。
この形態では「バイタルコネクター」という判別機能を持つモニタリング装置が起動しており、装着者が適合者と認められた場合のみドライバーの各種機能が使えるようになる。
その各種機能の内の1つがデータを実体化させる装置「GDハイパーモジュール」。この装置はライダーガシャットの記録データを参考にスーツや武器などをゲームエリア内に実体化させる役割がある。システム全容を把握しているのは開発者である檀黎斗だけであり、いわゆるブラックボックスとなっている。
バグスターウイルス散布やビームガン、チェーンソー攻撃に用いられるA/Bボタン「アタックラッシュパッド」はドライバー状態では強力な攻撃を発動するためのスターターとして機能する。
武器として使えないので両端の砲身、チェーンソーは事実上飾りである。
バグスターバックル
ガシャコンバグヴァイザーをバグルドライバーとして使用するための黒一色のバックルパーツ。バックル内部にバグスターウイルスが充填されており、これが生み出すエネルギーがドライバーの各システムを稼働させている。
登場初期のグラファイトバグスターはこれに酷似したバックルを装着していたが、同一の物かは不明(ダークグラファイトバグスター以降は別のバックルを着けている)。
運用方法
バックルから分離した時点でバグルドライバーではなくなるため、他の運用はガシャコンバグヴァイザーを参照。
- 変身
上部のライダーガシャット挿入口「ガシャットスロット」にデンジャラスゾンビガシャットをセット後、左手側の赤いスイッチ「バグルアップトリガー」を押し込むとデータが読み込まれ、変身プログラムを実行。
黒い靄が発生すると同時に、動き回るゾンビが映ったパネルが空中投影・実体化されて黎斗の姿が一瞬見えなくなり、直後ゾンビゲーマーがパネルを突き破りながら現れ変身が完了する。
- 特殊技
クリティカルデッド
「CRITICAL DEAD!」
アタックラッシュパッドを同時押しした後、Bボタンのみを押して発動。
レベルによって効果が異なる。
- レベルテン:周囲に敵に群がるゾンビのような怪物を無数に召喚して敵を拘束。大爆発させて攻撃する。バガモンバグスターを仕留める威力と、ハンターアクションゲーマーレベル5が動けなくなるほどの拘束力を持つ。
- レベルエックス:ゾンビのような怪物がゾンビゲーマーの分身になり、遠隔行動させる(曰く「ゾンビと言えば、増殖がつきもの」)。この分身は変身解除しても消滅することなく行動し続けるという非常に厄介な物。初使用時はエグゼイドのゲーマドライバーを腐食して、使用不能にした。
- 必殺技
クリティカルエンド
「CRITICAL END!」
アタックラッシュパッドのボタンを同時押しした後、Aボタンのみを押して発動。
ライダーキックを放つ。
初回は黒い靄と紫の電流を纏いながら高速回転し、勢いそのまま蹴りを叩き込む変則的なもの。
第17話でモータスバグスターを排除した際はオーソドックスなライダーキックだった。
商品化
2016年12月28日に「変身ベルト DXバグルドライバー」が一般販売。
- 同日に「DXデンジャラスゾンビガシャット&バグスターバックル」も発売されており、2016年11月26日発売の「変身パッド DXガシャコンバグヴァイザー」と合体させても再現可能。
2018年12月1日には「変身ベルト ver.20th DXバグルドライバー」が発売された。
合体時は「ガッチョーン!」という合体音が鳴るため、バグルドライバーⅡのようなコールは鳴らない。
余談
- 爆走バイクガシャットをセットして変身遊びを行うと絵柄がうまい具合にマッチし、バイクがゾンビをはねたような構図になる。
- ゲーマドライバーや後継機であるバグルドライバーⅡは複数人が使用しているが、バグルドライバーのみ「檀黎斗がゾンビゲーマーに変身する時にしか使われた事が無い」というオンリーワンなベルトである。
- これは玩具の仕様が「液晶部分にゾンビゲーマーの絵が描かれている都合上他のライダーの利用がほぼ不可能」「ドライバー側から流れる音声も(一応ダークライダーとしてなら使えないこともないが)ゾンビゲーマーが使うこと前提」と実質ゾンビゲーマーの専用機となっていて拡張性や自由度に乏しかったことが大きい。
- ストーリー的にも黎斗の消滅後はグラファイトかパラドがバグヴァイザーを所有し、ゾンビガシャットが再び黎斗の手に渡った際には既に新しい力を手に入れていたため、再登場する機会が無かった。
- 第17話のパラドクスとの同時変身シーンはノールックで操作しているため、よく見ると変身に手間取っている。
関連タグ
仮面ライダーゲンム ゾンビゲーマーレベルX デンジャラスゾンビガシャット
バグルドライバーⅡ:後継機。
- 聖剣サイコウドライバー:バックルとそれに装填した光の聖剣で構成された変身ベルト。バグルドライバーとは逆に変身ベルト状態が基本で、分離して変身する。
- キバットベルト:バックルにコウモリ型モンスターをセットする事で出来上がる、近似した変身ベルト。偶然にもⅡが付く同型の物が後から登場した点まで一緒。
- ライダーベルト(仮面ライダーカブト)、ゼクトバックル:同じくバックル部に外付けして完成する変身ベルトだが、完成しても名称変更は無い。