Magic Hand
Magic Hand On
概要
フォーゼドライバーの一番右、●のスイッチソケットにアストロスイッチNo. 05「マジックハンド」を装填し起動する事でフォーゼの右腕に装備される赤いマニピュレーター。
ロール回転可能な3つの関節「ハイピッチジョイント」で器用に稼働し、先端の「エンドエフェクトペンチ」で物体を掴む。
10mまでの伸ばせるリーチと後から発動して高所から投げ出された人間に追い付くスピード。10nm(=0.00001mm)単位での細かな調節が可能な緻密さに、最大6t(インドゾウやマルミミゾウ一頭)の物を持ち上げるパワーを併せ持つ。
理論上は「10m先からパワーダイザーを引っ掴んで高速で叩きつける」ような、チェーンアレイ顔負けな所業が可能と思われる。
十分戦闘に使えそうだが●ソケットはロケット、エレキ、ファイヤー、Nマグネット、コズミックが犇めく激戦区なため、やはりフォーゼモジュール随一の10mという長さを生かして「遠くを安全に掴める」のが最大の特徴である(逆に●で補助的なモジュールはフラッシュとスコップくらい)。
主な活躍
フォーゼ先行登場の「劇場版 仮面ライダーオーズ 将軍と21のコアメダル」にてお披露目。
ロケットモジュールから交代して登場し、マジックハンドモジュールでタトバのオーズを投げて「トラクロー」で攻撃する連携?技「ライダースイングバイ」で敵の首謀者・錬金術師ガラにダメージを与えた。……その後オーズが、電話で呼び出され立ち去るフォーゼを見送っている隙を突かれてピンチに陥るのは別の話である。
- スイングバイ=Swing-byとは「天体の運動と重力を利用して、宇宙機の運動ベクトルを変更する技術」のこと。なるほどわからん。
本編初使用は第4話。カメレオン・ゾディアーツによって高所から突き落とされた風城美羽を救出した。戦闘ではロケットモジュールに交代している。
第29話では軽快に動き回るムスカ・ゾディアーツ相手にホッピングモジュールと併用して確保を試みたが失敗に終わった。ちなみにホッピングとは「赤系」「カメレオン・ゾディアーツ登場回が初使用」という点で共通する。
リミットブレイク
未使用。理論上発動可能だが何を行うのかは不明。やっぱり掴んで叩きつけるんだろうか。
※「ライダースイングバイ」はリミットブレイクではない。
立体物
アクションフィギュア「フォーゼモジュールチェンジシリーズ ベースステイツ&モジュールSPセット」の内容品の1つとしてラインナップ。他はパラシュート、シザース、チェーン、スモーク、スパイク、ウインチ、フラッシュ、ステルス、ハンマー、ウォーター、メディカル、ペン、スクリュー、スコップ、フリーズ、クロー、エアロ、ネット、スタンパー。
そして仮面ライダー部の旗。
マジックハンドスイッチは「オーメダルセットSP」として2011年8月6日一般発売。
同梱されていたのはコブラメダル・カメメダル・ワニメダル。
余談
- いわゆる「玩具先行発売のバトンタッチアイテム」の始まりがこのマジックハンドスイッチである。ウィザード→鎧武で一旦途切れ、ドライブ→ゴーストで復活。以降セイバー→リバイスまでの8年間継続した。
- このモジュールは6tの物を持てるらしいが、大元となるフォーゼがその荷重に耐えられるのかは不明。どこかに肩代わりする機構を積んでいるのだろうか。
関連タグ
仮面ライダーOOO 仮面ライダーフォーゼ 将軍と21のコアメダル
玩具先行発売
マジックハンドスイッチ→ビッグウィザードリング
ハンドモジュール:右足に手を装備する名前が被ったモジュール。
仮面ライダーウィザード:マジックを発動するハンドの意匠が特徴的な次回作。
ファイヤーブレイバー:伸縮自在のラダーとパワーアームを与えるミニカー。
ロボットアクションゲーマーレベル3 フェニックスロボフォーム グリスブリザード:正真正銘ロボットアーム。だだし左腕。
イジルデ:マニピュレーター棍『イジックハンド』を武器に持つ戦隊ヴィラン