概要
演:山下まみ(舞台1〜)
狩りの際に獲物の声を真似る事があるネコ科動物マーゲイのフレンズ。
衣装の構成は同じネコ科のサーバルと共通。また、本来のマーゲイの目元の模様に合わせてか、黒縁眼鏡を着用している。つまり眼鏡っ子。
NEXONアプリ版
声優志望?違うわよ、声真似が得意なだけ。
え?なんで樹の上に引きこもってるかですって?
バッカじゃない?樹の上のほうが落ち着くから好きなだけよ。
ガールズラブ?確かに可愛い女の子は好きだけど、そういうのじゃないわ。ほんとよ!
メインシナリオ第7章にて登場。
本作では、相手の発言に食って掛かるなどやや強気な性格。
ゴコクチホーで開催予定の「ゲージツ祭」に向けて映画を制作しようとしていたが、セルリアンによって自身が執筆していた台本を奪われ途方に暮れる(実際は台本だけでなく、彼女の持つ輝き(=創作力)を奪われてしまっていた)。
フレンズ型セルリアン・セーバルを追う主人公一行は、その道中でマーゲイと出会い、彼女の顛末を聞き台本の奪還に協力することになる。しかし、取り戻した台本はすでにボロボロになり、本人も輝きを失ったことでアイデアも浮かばず、ある種のスランプに陥ってしまう。
映画の出展を諦めようとするマーゲイだったが、サーバルは「破れて読めない箇所はアドリブで何とかすればいい」とし、映画制作を再会しようと説得。当初は渋々といった様子だったマーゲイも、パークガイドのミライをはじめ、協力してくれるフレンズの熱意に押され、次第にその意欲を取り戻していく。
途中、まさかのセーバルやセルリアンまで役者として出演するというトラブルはありつつ撮影は順調に進むが、メインキャストであるセーバルが途中で“女王”の影響で姿を消してしまい、結局完成に至らなかった。それでもマーゲイは創作に対する熱意を強く持ち「いつか必ず完成させる」と固く誓っている。
この映画でのサーバルとセーバルの共演シーンが、終盤にて大きな意味を成すことになる。
ゲーム内では限定イベントのミッションを達成すると入手できた。
レアリティ☆2のパッション属性。
攻撃タイプは近距離型。
グループはにゃんにゃんファミリーに所属する。
所有スキルは15秒間自分の攻撃速度が20%上がる「挑発的クールアシスト」。
ようこそジャパリパークへ!
第8話から登場。リカオンと共に「じゃぱりケーキ」の店員として働いている。
中性的な口調で話しクールなイメージだが、菜々とキタキツネのやり取りを見て「ガールズベストカップル…ッ」と心ときめかせるなど、少々アチラの嗜好を持っている模様。
また、二人のやり取りを見て「創作意欲に火がついた」とも呟いている。それ以上の描写はないが、アプリ版同様に何らかの創作活動に携わっていると思われる。
第13話のミライの夢の中では、教師役として登場。
演劇の練習に励む菜々とキタキツネの事を覗き見て、「これぞ健全な女子高生……」と呟いたり叫んだりしており、さすがのミライもちょっと引いていたようだ。
アニメ1期
第8話「ぺぱぷらいぶ」から登場。
本作ではペンギンアイドルグループのPPPの大ファンで、グループメンバー構成や歴史についても精通しているなど、オタク寄りな性格となっている。
3代目PPPの初回イベントにてファンの反応も含めて全体が見渡せるということで、最前席ではなく後ろの樹の上に昇ってハァハァしていたところでかばんとサーバルと出会う。
かばんが博士からもらったプラチナチケットでPPPの練習見学に同行させてもらうが、間近で見るPPPを前に感動のあまり鼻血を垂らして倒れてしまった。
※イメージ図です。ここまで大量に噴出してはいません。
フレンズ化する前の生態から声真似を得意としており、PPPのメンバーそれぞれの声色・口調も完コピしてみせ、周囲を驚かせた。しかし、現在のメンバーが3代目であることを話したことを機に、ロイヤルペンギンのプリンセスがライブ直前に失踪してしまう(実は、PPPの復活を誰よりも望んでいたのがプリンセスだったのだが、先代のメンバーでもない自身が同じ舞台に立つことに対し内心引け目を感じていた)。
プリンセスが欠けたままライブが開始された会場では、残されたメンバーがプリンセスを話題にトークを展開。彼女のおかげで今日のライブまで来ることが出来たとし、観客に紛れるプリンセスに戻ってくるように訴えかける。それでもあと一歩踏み出せない彼女に代わりマーゲイが声真似で彼女の内情を吐露し、加えてサーバルの後押し(文字通り)もあってプリンセスは舞台に復帰。無事5人でライブを成功させる。
ライブを終えた後、マーゲイはプリンセスから直々にPPPのマネージャーに抜擢された。
第12話では巨大セルリアンに捕らわれたかばんを救出するために集結した大勢のフレンズたちと共に再登場。足元で攻撃を仕掛けていたフレンズたちを踏みつけようとしたセルリアンの注意をそらすため、なんとセルリアンの咆哮を真似るという芸当を披露し相手を硬直させる。これで仲間が脱出する時間を稼いだ上に、アメリカビーバーの作戦でフェネック、スナネコ、オグロプレーリードッグが掘った落とし穴に嵌めるという見事な連携を見せた。
Bパートでは、遊園地のステージにてPPPとトキ、ショウジョウトキとのコラボを模索する様子が描かれている。
けものフレンズ2
5話の次回予告パートに登場。
夜のカフェに来店し、そこでアルパカの手伝いをしていたリカオンを「可愛いし働き者だから」という理由でスカウト。
そのまま連れ去ろうとしたのを止めようとするアルパカとのリカオン争奪戦が繰り広げられた。
その後、本編では8話に登場。
登場時点で既にPPPのマネージャーとして活動しており、博士達からの助力を受けつつライブに様々なサプライズを仕込んでいる。
マネージャーとして長くPPPの側にいたからか他媒体と比べて言動は落ち着いており、同時にどこか気疲れしているかのような表情も見え隠れする。
また、サーバルの事も何か知っているようで、彼女と対面した時に「あなた……」と何かを言いかける意味深な場面がある。
劇中ではオープニングアクトとして披露する芝居「ペンギンのせんしたち」に出演するフレンズを決めるオーディションを開催する。しかし、適役が見つからない上にプリンセス達からも芝居の必要性を問われて苦悶していたが、博士達から彼女を頼るよう言われて訪問していたキュルル達の助力の申し出もあってお芝居を決行。
途中、アルマーとセンちゃんが楽屋に押し入ってメンバーの登場が遅れたり、本物のセルリアンが乱入してくるというハプニングに見舞われつつも、それらを上手く演出として利用する事で無事に前座の芝居と新曲ライブの披露に成功。
しかし、ライブが行われている間にキュルルがアルマーとセンちゃんに攫われてしまい……
その後、11話以降ではフレンズ型セルリアンの大量発生を危惧した博士達の招集により、PPPのメンバーや他のフレンズ達と共にジャパリホテルへと向かい、セルリアンの大群に立ち向かう。
舞台1期
再演版となる2018年1月13・14日にのみ登場。
この二日間は初演でイワビー役を担当した相羽あいながスケジュールの都合で出演できなかった為、山下まみがイワビーの代役も兼任した。
ゆきふるよるのけものたち
「PPPとマーゲイの回」にてゲスト出演。アニメ同様にPPPのマネージャーをしている。
本作ではイワビー役の相羽氏が出演できなかったが、前作とは違って山下は終始マーゲイ役で登場している。
劇中ではメンバー間で一悶着あってゆきやまちほーへプリンセス達と共に向かった際、フウチョウのフレンズ達を新たなアイドルとしてスカウトしようとしている。
そして安定の山下マーゲイを発動させた事で二人を芸人のフレンズに仕立て上げようとし、危うく二人にPPPと同じ轍を踏ませようとさせていた。
けものフレンズぱびりおん
配信開始直後から観察可能なフレンズの一人。主に夜に出会いやすい。
アニメ版同様にPPPのマネージャーを務めている。
また、けもトークにおける顔グラの中に鼻血を流しているものがあるなど、ドルオタぶりはこちらでも健在。
当然ながらPPPメンバーのアレコレについても詳しいが、あまりにも詳しいのでコウテイから「ちょっと怖い」と引かれている。
珍しい行動は「応援する」。「木のタワー」で披露する。
タワーに腰掛け、木の棒をサイリウムのごとく振り続ける。
けものフレンズFESTIVAL
アニメ版同様のドルオタキャラで、PPPに関する情報にも詳しく、関連グッズも多数所持している。
ジャパリまつり開催中にPPP復活の噂を聞いて喜んでいたのも束の間、セルリアンの襲撃などでグループ結成が上手くいっていないプリンセスの危機を耳にし、影から彼女の手助けをする事でグループ結成に貢献する。
限定バージョンについてはマリンマーゲイを参照。
レアリティ☆3で、動物グループは橙。
得意地形は森林・夜、苦手地形は雪原。
けもパワーは味方のぼうぎょを2ターン小アップ。
所有わざはダメージを受けるギミックを消し去る「まねっこマーゲイ!」。
けものフレンズピクロス
ピクロスでは、123問目に登場。問題サイズは15×15。
メガピクロスでは、133問目に登場。問題サイズは15×15。
けものフレンズ3
アプリ版
NEXON版から引き続き映像制作に携わっており、さらに一部のフォトによると本作の時代の彼女もペンギンアイドルグループに目を付けていると思しき描写がある。
しかし、アイデアや脚本の構成が行き当たりばったりな所があり、出演者から苦言を呈される事も。
メインシナリオでは5章に登場。
ハシビロコウからもらったチケットでPIPライブに観客として参加。
そこで登場した見知らぬペンギンのフレンズや新たなアイドルユニットのはなまるアニマルや×ジャパリ団の登場など、PIPのライブを見に来たにもかかわらず思わぬハプニングが続出した事で混乱するも、最終的には「考えたら負け」という結論に至りライブを純粋に楽しむ事に。
途中、コウテイから事の顛末を聞いてメンバー離脱にもなりかけて不安になるものの、ロイヤルの呼びかけによって新たに5人揃っての再出発に感動のあまり泣き崩れ、それだけでなく一連のライブを見ている中で思考がモールス信号になりかけるなどインスピレーションが許容オーバーを起こした結果、ついに尊みが爆発してしまった。
「一生ぉーーっ!あなたたちにぃーーっ!ついていくわぁーーっ!」
ちなみに、モールス信号の部分を翻訳すると「けものふれんず」と読める。
ゲーム内では2020年1月下旬に開催されたセルリアン大掃除イベントに伴い、イワトビペンギンと共に登場。
初期けも級は☆4。属性はアクティブ。
とくいわざとけものミラクルで挑発をする一風変わった特徴を持ち、特にけものミラクルは大幅に被ダメージを軽減した上で体力回復効果を付与するため、強敵セルリアンの猛攻も凌げる。
更には体力が減る毎に自らにバフが加わるというとくせいによってピンチになるほどに強くなっていく。
その一方でたいきスキルは、自身の与ダメージと被ダメージを30%増加させる効果があり、下手をすると諸刃の剣になりかねないのでON/OFFをうまく切り替え、状況に応じて使っていきたい。
とくせい | もう限界よわよわ擬態ボイス | たいりょく90%以下で攻撃命中率10%増加+60%以下で被ダメージ15%減少+30%以下で与ダメージ30%増加 |
---|---|---|
キセキとくせい | いいわねそれ! | 自身の与ダメージ10%増加+マイペース属性の敵に対してさらに与ダメージ10%増加 |
なないろとくせい | はぁー…推しって最高だわ! | 自身の与ダメージ10%、かいひ5%増加&フレンズ戦で自身の攻撃命中率10%、コチョコチョ発生率50%増加 |
たいきスキル | 高まれ妄想力 | 2ターン与ダメージと被ダメージ30%増加 |
とくいわざ | わたしがいるわ! | 敵単体に30%×4のダメージ&1ターン少しだけ狙われやすくなる |
けものミラクル | ほとばしる情熱 | 2ターン自身が大幅に狙われやすくなり被ダメージ60%減少&与ダメージの十数%分たいりょく回復&味方全体のかいひ増加 |
アーケード版
以下のスキルカードに描かれていたが、サービス終了までにユニット実装される事はなかった。
- キュートなハミング
- キレイなお花
ちょこっとアニメ
14話・15話・16話に登場。
カピバラと共に足湯に浸かっていたコヒマが見せたとあるチケットを見た途端に木の上から落ちてきて、「どこでもらったのそれぇ!?」と問い詰め、圧倒された彼女が指さした先に向かって嵐のごとく走り去っていった。
15話では終盤に少しだけ登場。全速力で走って行った先にいたハシビロコウに、彼女が持っているチケットがどこで配られていたのかを訪ねる……が、自分が走ってきた方向を指差されて「逆方向ぉ〜!?」と絶望の悲鳴をあげていた。
16話ではチケットを配っているジャイアントペンギンの元へ辿り着き、ここでようやくチケットを入手。ジャイアントペンギンを筆頭に、PPPライブの会場へと向かった。
コラボレーション
コトダマン
属性 | 木 |
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種族 | 獣 |
レアリティ | ☆5(進化後) |
文字 | ま |
わざ | 悶絶 |
わざ効果 | 敵単体に強力な木属性攻撃 |
すごわざ | 大興奮 |
すごわざ効果 | 敵単体に超絶強力な木属性攻撃 |
リーダーとくせい | 木属性HP20%・ATK30%UP(進化後) |
とくせい | 水属性ダメージ35%軽減 |
追加とくせい | 水属性キラー30% |
『けものフレンズ2』の制作決定を記念したコラボイベントにて登場。
期間限定のしゅくだいをクリアすると入手できる。
最大で100獲得可能(福MAX+10)だが、その内10はPPPの進化に必要な分になるので最終的には福MAX分の90が残る事になる。
特筆すべきはすごわざの発動条件。
これは「生き物」に関連する文字を出すと発動するが、クマ、ウマ、マス、ラマといった2文字の物でも発動するため、非常に扱いやすい。
イベントストーリーではプリンセスの提案でPPPの新メンバーを募集するオーディションを開くが……?
セガNET麻雀MJ
けものフレンズ2とのコラボイベント「けものフレンズ2 CUP」開催中に実装されたSPキャラガチャから入手できるボイス付キャラクターとして登場。
テイルズウィーバー
本人は直接登場していないが、彼女の身に付けている手袋が手装備の防具として入手できた。
余談
本来のマーゲイはサーバルと同じく木登りを得意とするネコ科動物であり、アニメ版初登場時に木の上にいたのもその経緯からだと思われる。
また声真似に関しても事実であり、その声真似で獲物を自身の宿る樹の下まで誘き寄せる事を目的としている。ただし、実際はそこまで精度の高い声真似が出来るわけではないらしい。
流血などの痛々しい描写がないアニメ版において、唯一流血したフレンズとしてもネタにされている。
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