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帰ってきたヒトラー

かえってきたひとらー

第二次世界大戦から21世紀にタイムスリップ
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あらすじ

ヒトラーの姿をした男が突如街に現れたら?
「不謹慎なコスプレ男?」顔が似ていれば、「モノマネ芸人?」
リストラされたテレビマンに発掘され、復帰の足がかりにテレビ出演させられた男は、長い沈黙の後、とんでもない演説を繰り出し、視聴者の度肝を抜く。
自信に満ちた演説は、かつてのヒトラーを模した完成度の高い芸と認識され、大衆の心を掴み始める。
しかし、皆気づいていなかった。
彼がタイムスリップしてきた<ホンモノ>で、70年前と全く変わっていないことを。
そして、天才扇動者である彼にとって、現代のネット社会は願ってもいない環境であることを-。

概要

2012年ドイツで出版された風刺小説で、(2011年の)現代ドイツに蘇ったヒトラーが巻き起こす騒動を描いている。原題は「Er ist wieder da」で、直訳すると「彼が帰ってきた」。
ドイツでベストセラーとなり、2015年に映画化された。日本では2016年6月に公開。興業収入は約二億円。

ちなみに映画版ではいくつかの設定が改変されている(ザヴァツキが「コメディアンとしてのヒトラー」の人気にあやかろうとしているだけで、演説内容に特に共感するところはないなど)。
また、ヒトラーがドイツを巡る際の映像の一部は、映画の撮影であるという事実を伏せた上でヒトラーに扮装させた役者をヒトラー本人として行動させ町の人々と接触させるという手法で撮られており、このパートにおけるドイツ市民の反応は演技ではなく素である。ヒトラーの語るナチズムの論理に納得してしまっている市民もおり、ドイツ社会の複雑な様相がうかがい知れる。

登場人物

ヒトラー

ドイツ第三帝国総統。70年以上の未来に飛ばされたにもかかわらず、その優れた頭脳で的確に状況を把握し、連合国によって分断されたドイツを統一し、誇りを取り戻すべく再び活動するが、周りから理解されることは少ない。
因みに自殺する前後の事はよく覚えていないが、自殺に使った銃の事を思い出すと頭痛を感じる。

ベリーニ

テレビ番組制作会社・フラッシュライト社(映画版ではmytv社、以下略)の女副社長。社長より能力があるらしい。
ヒトラーが本物ではないかと薄々感づいているが、常識的に考えてありえないと思っている。

ゼンゼンブリンク

テレビ番組制作会社・フラッシュライト社の社員。
ヒトラーにコメディアンとしての才覚を見出してスカウトするが、ヒトラーからは「小心な中間管理職」という評価をされる。

ザヴァツキ

ヒトラーの演説に感激したフラッシュライト社の社員。
立ち位置的にはルドルフ・ヘスヨーゼフ・ゲッベルスを足して二を割った感じの立ち位置。
前述の通り映画版ではただの落ちこぼれ社員であり、ヒトラーの人気にあやかろうとしているだけで思想的には彼と相容れない。

クレマイヤー

ヒトラー専属の女秘書。ヒトラーにインターネッツの素晴らしさを教えた。
ヒトラーからは自分の秘書だったトラウデル・ユンゲと姿を重ねて見られている。

ホルガー・アプフェル

実在の人物で、「ナチスの後継者」を自称するドイツ国家民主党の党首。
ヒトラーが国家民主党に突撃取材しにいくわけだが、民族主義に殉じて倒れた同胞達に対して不誠実極まる態度にヒトラーがブチ切れ、ろくな反論ができぬまま圧倒され、マスコミの前で「ドイツの若者はこんな党に関わるべきではない」とまでヒトラーに言われる。

レナーテ・キュナスト

実在の人物で、緑の党の元党首でヒトラー主演番組のゲストとして登場。
政治信念が全く違うが、エコロジー政策を推進していたナチ党との連立を提案されて困惑する。

関連動画

映画版トレーラー


外部リンク


関連タグ

映画 小説 ヒトラー ナチス

ヒトラー~最期の12日間~ 2004年公開のヒトラーの末期を描いた映画、日本国内外でMAD動画の総統閣下シリーズでも知られ、帰ってきたヒトラーの中でもそのまんまのパロディシーンが描かれている(公式が病気)。ただし、やるのはヒトラー以外のある人物。

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