注意
この記事ではネタバレを防ぐために最新刊までの内容について記述しています。間違ってもストーリアダッシュやニコニコ漫画などのネット連載分の内容は書かないように。
概要
戦姫絶唱シンフォギアのスピンオフ漫画。
作画:つたの葉
監修:Project シンフォギアⅩⅤ
竹書房のWEBコミックサイト「ストーリアダッシュ」他にて毎月1回を基本に連載中。
装者の1人、月読調を主人公に他の装者や知人の人達にさまざまな料理を披露するグルメ漫画。
原作のストーリーから分岐した戦姫絶唱シンフォギアXDであった並行世界の可能性の1つで、ほのぼのした日常の中で食事をとる、それだけの物語である。
それ故フィーネやドクターウェル、サンジェルマン達、ノーブルレッドなどもこちらでは死んだと見せかけて生きていて和解しており、ノーブルレッドとも調の作ったご飯を通じて和解している。
ご都合主義が強かったり、キャラ崩壊やギャグ要素が強めな所があるのでそれによっては好みが分かれると思われる。
また、インパクトの強かったモブキャラやしないシンフォギアネタなどのコアなネタも盛り込まれている。
登場キャラクター
本作での主人公。
皆の笑顔を見たいので料理に日々これ精進している。
もっとも見たい笑顔は大好きな切歌。
調の同居人で嫁。
調大好きで彼女の作る料理を沢山食べている。
原作の主人公。
いつも通りのマイペース。
また、未来が風邪を引いた際、見舞いに調達が来た際には既にキッチンがかなり汚れていた為、料理は得意でない事が判明。
食欲が満たされないと暴走する。
今作では、分かり合える可能性のあった敵達が生きている事もあり、そのキャラの生存判明回では本気で仲良くなろうと行動するなど響の敵対していても手を取り合って分かりあおうとする一面が強調されている。
防人にしてアイドル。
原作GXで対峙したファラとライブで共演を魅せる。
原作と違い奏は生存しているが、この作品の時系列になるまで連絡がなかったらしく、今作でようやく原作では叶わなかった、この世界の天羽奏との再会を果たしている。(尚、その再会直後奏が残っている仕事を片付ける為に別れた時はあまりのショックで絶唱顔になっている。)
また、再会後は何回も奏と会っており、奏の晩酌に付き合っている事が多くなり、その会っている事が熱愛記事にされ、さらにスタイルもたるんできているらしい。
切歌と調の姉代わり
原作GXで対峙したガリィとライブで共演を魅せる。
セレナが生きていることもあり、来日する彼女の為に漁船を駆って巨大魚を釣ろうとする、ビデオ通話で姿を見せてくれなかった時(一応セレナ側にも理由がある)かなりショックをうける、また見せたら見せたで、直接会えなくて寂しくなり、りんごを見ただけで思い出し泣きするなどかなりシスコンな一面を覗かせる。
また、姉妹揃って翼のロケについて来るなど翼との仲も相変わらずである。
調と切歌の頼れる先輩。
今作では学業でピンチの2人の為に気合いを入れて手助けするなど、良き先輩としての一面が見られる。
また、登場する際はキレのいいツッコミも見せる。
今作ではエルフナインに後輩の前で黒歴史を暴露されてしまう。
また、調からお菓子の作り方をたびたび教わっている。
所々、弦十郎を意識しているような描写も見られる。
原作では死亡してしまったが、本作では治療が間に合ったものの、衰弱していたので並行世界の彼女と同じくかなり長い間眠っていた。
覚醒後、研究所の近くで見つけたネフィリムの欠片から生まれた犬サイズのネフィリムを飼っている。
一巻終盤でリディアンに入学し、調や切歌と共に学園生活を満喫している。
また、S.O.N.G.所属扱いらしく、特異災害現場のボランティアにも足を運んでいる。
フードジャンキーのようで、何回も太り気味になっており、キャロル初登場回で判明したが、どうやら、太る度にエルフナインに痩せ薬を作ってもらっているらしい。
尚、本格的に本編に登場するのは6話からだが、存在自体は2話から言及されている。
原作では翼の目の前で消滅してしまったが、この世界では消滅せず助かっていた。
絶唱の負担が完治した後は療養の為に訪れた田舎の旅館でお手伝いの仕事をしていた。
2巻でその旅館に泊まりに来たマリア達と遭遇し、その連絡を受けた響や翼と再会。
どうやら、それまではそれぞれの事情が重なり、翼との連絡は一切無かったらしい。
その後、定期的に翼が温泉に遊びに来ていたらしいが、その事がスキャンダルの記事にされ、それを払拭する為に行ったライブにて、マリアの口添えもあり、ツヴァイウイングを復活させた。
尚、成人を過ぎているので、お酒も嗜んでいる描写が描かれている。
装者の中でお酒を飲んでいるという設定が出てきたのはXDの大人セレナに次ぐ2人目である。
本作でも司令官として登場。
料理や食事時にギアが展開され、その度に「○○○だとぉ!」というセリフを発している。
クリスマスのピザ調理時にギアが使用された際は「クリスマスだからな、大目に見よう」とため息混じりで答えており、ギアが非戦闘時に展開される事に気苦労が絶えない様子だった。
また、クリスに意識されているような描写もあり、弦十郎も年末年始に切り餅のダンボール詰めを送ったりしていた。(話末おまけで判明したが、その全部が彼の手作りらしい)
相変わらずオペレーターとして登場するが、後述のオートスコアラーだったり、それを見かねた調による介抱に嫉妬した切歌による熱々おでん攻撃を食らったりなど、なかなか不憫な目にあっている。
一話で生存が確認され、3巻終盤でメイン回が作られた。
説明曰く、「愛の奇蹟」によってエンキと共に復活。
現在は月遺跡にて、彼やシェム・ハと共に生活している。
本編では絶対に見られないデレデレなフィーネが見られる。
今作では他のキャラの例に漏れず、生存。
月に飛ばされた後、生命活動の危険を感知した車椅子が変形し、生命維持をしていた為、地球に戻ってからきちんと蘇生処置が行われ、生存。
現在は病気療養中。
原作では第三期で死亡したが、今作は理由不明だが生存。
今のところ装者とは深く関わっていないが、町のスーパーで自分の好きなお菓子を買い込んでいたり、山奥の廃屋で研究を行っている。
- キャロルのオートスコアラー達
終末の四騎士達はエルフナインをマスターとしており、装者達の活動のサポートも行っている。
その最中で人間の食事に興味を持ち、ウェル博士にある機能を追加してもらい、あの行動をする事で間接的な人間の食事が可能に(その間接的な犠牲になったのは…)。
しかし、それが原因なのかその後エルフナインに対しておかしな行動をとっているが、それは改造によって偶然、本当の主人の場所を示す信号を受信していたのだ。
それ以降はキャロルを再びマスターとしているが、エルフナインとも友人として良好な関係を築いている。
また、レイアの妹は海に住んでいるらしく、マリアの魚釣りをサポートするなど要所要所で活躍し、4人達よりも出演回数が多い。
3巻収録話にて初主役回。
それまではオートスコアラーは出演しているが、1話で絵が登場し、生存が確定しているものの、長らくメイン回がなかった状態だった。3巻では表紙も務めている。
シェム・ハとの決戦後、墜落し解体されているシャトーに偶然あった予備躯体が作動した事で復活したが、シャトー完成直後の記憶までしかなく、シャトーの現状に驚いていた。
直後、ガリィが欠落していた記憶を補充したが、シャトーを自分で破壊した事、復活しエルフナインともいい感じで別れた事などを思い出し、しれっと蘇った事が恥ずかしくなり、しばらくは行方をくらましていたが、話を聞いたエルフナインが会いに来た。
また、この時のキャロルはボロアパートに住んでおり、カップ麺を食べていた(あれ、この展開どこかで…)。
その際、高熱が発覚したエルフナインの代わりにS.O.N.G.にエルフナインとして潜入。
色んなところでボロを出しそうになる。その後、S.O.N.G.の面々とご飯を食べる事になり、その際に潜入させたのはエルフナインが4体のオートスコアラーと考えたご飯を食べさせる為のドッキリであると発覚したが、調の作ったパパとの想い出の料理によって、パパとの大切な記憶を思い出した。
響がスキンシップをとって来た際は全力で距離を取ろうとしていたが、あの時手を取り合えなかった彼女と仲間のように触れ合えて、響は嬉しそうだった。
その次の回では、その料理の借りを返す為に響と調のクリスマスのピザ作りに協力、石窯作りから始めるなど1番ピザ作りに対して、ノリノリであった。
今作でも相変わらず、研究員として働いているが、よくオフが描かれる事が多く、響の友達の3人娘とカラオケに行ったり、オペレーター陣と食事に行くなどプライベート面も充実した生活を送っている。
キャロルのオートスコアラーとは登場したてはマスターであったが、キャロルが復活した事でマスターではなくなったものの、友達という関係に落ち着いた。
今作でも生きている。
作品内説明によると響に殴られたが存命、煙に紛れて逃げ延びたらしい。
しかし、考え方を改めたようで、この資本主義社会を生きていく事を決意し、本編のように外道な行為は今のところ行なわず、FXなどあらゆる手段を使って儲けている。
尚、ティキも生存しており、観測機能は失われたものの相変わらずアダムへの恋心は持っており、あらゆる高級店のチョコをバレンタインデーに買い占めたりしている。
2巻最後で日本を訪れていた為、生存が確定。
生存理由としては4期終盤の命の焼却の中、賢者の石が起こした《奇跡》によって生と死が反転したから。
現在は身体の修復のために海外に潜伏中。その最中にうなぎを食べようと日本にやって来たが、寄ったうなぎ屋の騒動に巻き込まれ、それがアルカノイズ絡みになった結果、調と切歌に遭遇。
うなぎを食べ損ねかけるが、調の作ったうな丼を頂いた後、調に感謝と再会の約束をし、その場を去った。
惜しくも響とは会えなかった。
ちなみに響はサンジェルマン達と連絡先交換をしたかったらしく、一足先にサンジェルマン達と交流を深めた調を羨ましがっていた。
原作では翼を庇って死亡したが、今作では一命とりとめた。
相変わらずぎこちない親子関係を見せるが、翼が行うライブをギリギリ聞こえる距離でも聞こうとするなどやはり根底にある翼への愛情は変わらない。
本編最後では逮捕されていたが、今作ではいろいろな取引をした結果釈放されている。
本編のような行動は鳴りを潜めているが、言動などは相変わらず。
今作はまさかのバラエティ番組や料理番組にメインタレントや御意見番として出演し、その過激な発言などがある種の人気を獲得している。
一話から登場し、先述のような和解を見せている。
生存理由としてはユグドラシルの光が生存する可能性を生み出した事で消滅前に戻ったらしい。
アパートで三人貧乏生活を送っており、三人それぞれバイトで生活費を稼いでいて、3人で仲良く暮らしている。
エルザはコンビニなどのバイトに務めており、本編でも装者達の買い物先でよく登場し、3人の中でも一番登場回数が多い。
ミラアルクはファミレスの店員として登場し、原作でも見せた刻印を使って、あまり売り上げの上がらない料理を売っていた。
ヴァネッサは夜の街で働いていたが、過剰防衛をしすぎたせいで現在は職を追われている。
3巻で初登場。
上述の通り、「愛の奇蹟」にてフィーネと共に復活。
フィーネとラブラブである。地上の食べ物を食す為に自分達と縁のある人を招待し、フィーネの器とその贋作である調とマリア、ついでに2人と一緒に散歩していたネフィリムが月に召喚された。
3巻にて初登場。
復活理由は不明だが、現在は月遺跡でフィーネとエンキの3人で地上の人達の行動を動画サイトの生配信感覚で観察している。
その過程で地上の人の食事が気になり、調達を召喚した。
尚、エンキとフィーネは毎日のようにイチャイチャしてるらしく、それを毎日見せつけられているシェム・ハはどこかゲンナリしている。
まさかの人外のキャラも生存。
二期の最終決戦の際、その欠片がセレナのいる研究所の近くに落ち、それがミニネフィリムへと変化し、セレナの前に現れ、そのままセレナのペットとなっている。
本編で見せた凶暴性はなく、サイズも犬サイズで噛まれてもそこまで痛くはなく、ベトベトのよだれがつくだけ。(実際、例の噛みつきをしたが、響は無傷であった。)
装者達はその存在を知った際、驚かれたが、凶暴性がない事を知り今は受け入れられ、調理の際の加熱の手伝いを行ったりしている。
外部リンク
関連タグ
衛宮さんちの今日のごはん:雰囲気及びコンセプトの似た料理マンガの先輩
ラル飯:似たタイトルと雰囲気及びコンセプトが似た料理マンガの後輩。ただし、こちらの料理はかなりダイナミックな構成となっている。