概要
- 京都市東山区三条通東山東入ル大井手町にある京都市営地下鉄東西線の駅。
- 奈良県生駒市東山町にある近鉄生駒線の駅。
- 岡山市中区東山にある岡山電気軌道東山本線の停留場。正式には「東山・おかでんミュージアム駅」停留場。
- かつて北海道茅部郡森町にあったJR北海道函館本線の駅(廃駅)。
京都府の東山駅
駅番号はT10。ステーション色は菖蒲色が使用されている。
駅は東山三条交差点よりやや東にあり、東西線開業の前日・1997年10月11日まで三条通を走っていた京阪電気鉄道京津線の東山三条停留場を引き継いだ。ちなみに東山三条停留場だった当時は、準急(現在は廃止)は通過していた。
三条通より北は平安神宮などの岡崎公園が存在し、それより南には八坂神社や知恩院、京都霊山護国神社などが存在する。
駅構造
島式1面2線の地下駅。
利用状況
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員は19,622人である。
利用状況比較表
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2008年(平成20年)度 | 16,153人 |
2009年(平成21年)度 | 17,027人 |
2010年(平成22年)度 | 16,095人 |
2011年(平成23年)度 | 16,462人 |
2012年(平成24年)度 | 16,023人 |
2013年(平成25年)度 | 16,332人 |
2014年(平成26年)度 | 16,913人 |
2015年(平成27年)度 | 18,902人 |
2016年(平成28年)度 | 19,731人 |
2017年(平成29年)度 | 19,336人 |
2018年(平成30年)度 | 20,061人 |
2019年(令和元年)度 | 19,622人 |
隣の駅
奈良県の東山駅
駅番号はG22。
副駅名は「近畿大学奈良病院・菊美台住宅地」の名前の通り、近畿大学奈良病院と菊美台住宅地の最寄り駅となっている。
駅構造
相対式2面2線の地上駅。
1番のりばは王寺方向で行き止まりになっているので、生駒駅~当駅の区間列車専用として使用される。
なので、王寺方面の直通などを考慮して、普段は2番のりばのみ使用される。
岡山県の東山停留場
東山本線の終点にあたる電停。
2017年より、前述のように「東山・おかでんミュージアム駅」という、「駅」を含んだ停留場名が正式名称になったが、行き先表示では単に東山のみが表示されている車両が多い。
ホームは岡山駅方面への乗車用と、降車用があり、さらに東には岡電唯一の電車営業所でもある東山電車営業所が所在する。東山電車営業所は南北に分かれており、出入庫線も二股に分かれている。
なお現在は乗り入れていないが、かつては岡電バスもこの近辺に乗り入れていた(系列の両備バスは西大寺駅方面への路線が通っている)。
北海道の東山駅
駅番号はH64。利用者僅少のため2017年3月に廃止(信号上としては存続)。
1943年2月に東山信号場として開業。1949年8月に信号場として廃止し、仮乗降場を経て国鉄民営化と同時に駅に昇格。
駅構造は単式ホーム1面1線を有する地上駅である。プラットホームの床部分は枕木で造られており、駅舎は設置されていない。
普通列車が1日あたり4往復しか停車しないのと、周辺に目立った建物がない林の中の駅であることなどから、牛山隆信による2016年度版の秘境駅ランキングでは23位となっている。
スイッチバック式の信号場として開業した歴史があり、現在も長万部方面に加速線の遺構が確認できる。
隣の施設
(函館方面←) 駒ヶ岳駅 - 当駅 - 姫川信号場※ - 森駅 (→長万部・札幌方面)
※2017年3月に旅客駅から格下げ
関連項目
東山駅(京都府)
京都市交通局 京都市営地下鉄 京都市営地下鉄東西線 三条通 東山通 京都府内の駅一覧
東山駅(奈良府)
東山停留場
東山駅(北海道)