「おのれ、仮面ライダー…! ついにこの私が姿を現す時が来たようだ」
概要
平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊に登場するリ・マジネーションバダンの支配者・バダン総統の真の姿の別称。
リ・イマジネーションバダン(以下地下帝国バダン)の支配者。
普段は地下深くにその身を潜めており、声のみで配下のバダン怪人や協力者たちに指令を発している。
終盤にて死んだと思われていた昭和、平成ライダーたちによりメガ・リバース計画に支障をきたしたため、その姿を遂に現した。
その真の姿は骸骨恐竜と呼ばれる怨念の炎に包まれたティラノサウルスの化石頭部に、『仮面ライダーSPIRITS』のバダン総統(銀のドクロバージョン)が納められたような姿をした禍々しい姿(落花生の殻のように裂けて内部の顔が見える)をしており、おそらく悪霊のエネルギー集合体であるバダン総統が、滅び去った種族である恐竜の怨念を取り込みパワーアップした姿であると推測される。
春休みのお祭りである大戦シリーズのボスキャラたちがどことなく弱っちい印象なのに対し、頭部を花弁のように開けて放つ四方八方に放たれる怨念エネルギー(?)のエネルギー火球はすさまじい破壊力を誇り、頭蓋骨を閉じることでキョウリュウジンの五連獣電剣の強力な一撃を全く寄せ付けることの無い凄まじい防御力を誇るその姿は、まさにショッカーの意思を受け継ぎ、世界征服をなさんとする地下帝国バダンの支配者に相応しいものと言えるだろう。
圧倒的な巨体と火力で昭和・平成30大ライダー(正確には33大か)を圧倒し、「恐竜なら、キョウリュウジャーに任せてくれ」とキョウリュウレッドの召喚したガブティラ相手にも一歩も引かぬ戦闘力を見せる。
だが、苦しむ本郷猛/仮面ライダー1号の下に「同じ1号が力を貸すよ!」と駆け付けた烈車戦隊トッキュウジャーのトッキュウオーが現れたことで形勢は逆転。電王のデンライナーゴウカ、更にガブティラの変形したキョウリュウジャーレッシャーと合体したトッキュウオーキョウリュウジンfeat.デンライナー(長い!)の一撃を受け、遂にその怨念に終止符が打たれ消滅した。
お祭りだから最後は呆気なかったのが残念で仕方ない。
ちなみにこの時、電王の力なのか後ろに歴代時の列車がオーラとして集結している。
『小説仮面ライダー鎧武』でも仮面ライダーセイヴァーを元とした個体が登場する。そして、それは長きにわたるセイヴァー/狗道供界の旅の終点となった。
余談
ちなみに、小説『仮面ライダーEVE』ではネオショッカー首領(同小説においては首領(本物)の影武者扱い)の最終形態として「骨のドラゴン」(所謂ドラゴンゾンビ)が描かれており、骸骨恐竜はこれに酷似した姿をしている。