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36ぷらす3

さんじゅうろくぷらすさん

36ぷらす3とは、JR九州・肥薩おれんじ鉄道が運行している特急列車。
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概要編集

九州全体を巡る列車として運行されているクルーズトレインななつ星in九州」の廉価版として企画され、2020年10月16日に運行を開始した。

料金は通常の特急列車と同じで、コース全体を5日に分けたうえで1週間をかけて九州を1周するルートが組まれている。D&S列車初の電車を用いた列車であり、上述のとおり九州新幹線部分開業によって経営分離された肥薩おれんじ鉄道線(旧鹿児島本線八代川内)にも乗り入れる。この事からネット上ではかつての名門特急「つばめ」の再来とちょっとした話題になった事も。


列車愛称は

  • 九州世界で36番目に大きい
  • 「乗客・地域住民・JR九州」「驚き・感動・幸せ」の意味を付加し、36+3=39で「サンキュー=感謝」

……に由来する。


使用車両編集

南福岡車両区所属のBM-15編成を小倉工場で改造したBM-363編成6両編成が使われる。

塗装は787系誕生時に水戸岡氏が構想していたブラックメタリック(「黒は鉄道に使わない」と言う理由から却下されツートングレーを使用していた)となっている。


1号車2号車3号車4号車5号車6号車
クモロ787-363モロ786-363サロシ786-363サロ787-363モロ787-363クモロ786-363

6両すべてがグリーン車であり、車両番号も列車のコンセプトに基づいてすべて「-363」に揃えられている。

1~3号車はグリーン座席、5・6号車はグリーン個室。3号車はビュッフェ付き車両であり、(2003年に一旦座席車に改装されていたものの)今回の「36ぷらす3」化にあたりビュッフェが復元された。4号車はイベント用の共用スペースとして定員が設定されていない。

木曜日~日曜日の4日間で九州1周を「6の字」を描くようにぐるりと回っているため、隔週で編成の向きが反転する


(※出典:交友社発行「鉄道ファン」2021年8月号より)


運行区間編集

停車駅は、下記の「乗降可能駅」のほかに停車中のみドアを開け乗客を駅ホームへ開放する「特別停車駅」も設定されている(例:宗太郎駅)。


曜日ルート経路経由乗降可能駅
青の路大分駅別府駅門司港駅博多駅(片道)日豊本線鹿児島本線大分、別府⇒小倉、博多
金の路博多駅~長崎駅間(往復)鹿児島本線・長崎本線博多⇔佐賀肥前浜⇔長崎
設定なし
設定なし
赤の路博多駅⇒鹿児島中央駅(片道)鹿児島本線・肥薩おれんじ鉄道線博多⇒熊本⇒鹿児島中央
黒の路鹿児島中央駅⇒宮崎駅(片道)鹿児島本線・日豊本線鹿児島中央⇒宮崎
緑の路宮崎空港駅⇒宮崎駅⇒大分駅⇒別府駅(片道)宮崎空港線日南線・日豊本線宮崎空港、宮崎⇒大分、別府

2022年10月からの「金の路」ルート変更編集

曜日ルート経路経由乗降可能駅
金の路・往路博多駅⇒江北駅肥前浜駅⇒江北駅⇒佐世保駅鹿児島本線・長崎本線佐世保線博多⇒佐賀⇒肥前浜⇒武雄温泉早岐⇒佐世保
金の路・復路佐世保駅⇒江北駅⇒博多駅鹿児島本線・長崎本線・佐世保線佐世保⇒早岐⇒有田⇒武雄温泉⇒江北⇒佐賀⇒新鳥栖鳥栖⇒博多

関連タグ編集

JR九州 肥薩おれんじ鉄道 787系

D&S列車 列車愛称 特急 グリーン車


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