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とても重たい 何かの尻尾。

持たせると いつもより行動が遅くなる。

データ編集

初出第四世代
効果優先度を超えない範囲で、必ず後攻になる。
英語名Lagging Tail

概要編集

 「こうこうのしっぽ」とは、ゲーム『ポケットモンスター』シリーズに登場するどうぐの一種である。優先度が同じ場合、トリックルーム下含めて行動順が一番遅くなる。ただし、あくまで同じ優先度の中で一番遅くなるだけなので先制技を選択した場合相手が同じ優先度以上の先制技を選択していない限り先に動ける。また、特性クイックドロウが発動した場合はこの道具の効果は適用されない。


 野生のヤドンベロリンガ系、ゾウドウ系が持っている。

 パッと見イワークの尻尾にしか見えないが、野生のイワークやハガネールがこれを所持しているケースは今まで無い。


対戦では編集

 トリックすりかえなどで相手に押し付けるなどの使用法がある。

 第五世代後半では、いたずらごころレパルダスに持たせて、ねこのてそらをとぶシャドーダイブダイビングあなをほるといった技を出すというコンボがあった。1ターン目はいたずらごころの効果で先制して技を発動し相手の攻撃をかわして、2ターン目はこうこうのしっぽの効果で相手の攻撃を再びかわしたあと後攻で攻撃する。これによって、相手の攻撃は当たらず、こちら側が延々と攻撃し続けることができた。この対策は、優先度+2の技で攻撃する、レパルダスより速いポケモンで優先度+1の技を使うなどがあったがいずれも不安定であった。第六世代以降は、ねこのてでそらをとぶ等が発動しなくなったため、このコンボは封じられることとなった。


 第八世代ではダイジェットですばやさを上げる戦法が主流になっているが、これを押し付けてしまえばどれだけすばやさを上げても無意味になるため、ダイジェット対策としての採用が増えてきている。

 第五世代のコンボに近い戦術も復活している。オクタン@だっしゅつパックとレパルダス@こうこうのしっぽを組み合わせてまねっこを使う。ダイウォールで止まる欠点があるものの、初見殺しにはなる。詳細はレパルダスの項目を参照。


 第九世代でもがんじょうポケモン@くっつきバリあなをほる+いたずらごころリオルのまねっこ等で延々と攻撃するコンボは可能だが、レパルダス以上に穴が多い戦術のため、ほぼネタである。


変わったところでは「とんぼがえり」や「ボルトチェンジ」、「クイックターン」や「すてゼリフ」といったサイクル技の使い手が、相手の鈍足調整に左右されずサイクル技でのクッション性能を安定して確保できるようにこれを持たせる場合がある。


関連タグ編集

ポケットモンスター どうぐ

まんぷくおこう:なげつけるの威力も含めてバトル内での効果が同じ。名前で効果が分かりにくい分、おこうを優先した方がいいかもしれない。

せんせいのツメ:逆の効果を持つ。


イワーク:イワークの尻尾とよく似ているが、肝心の野生のイワークが所持したことは一度も無い。

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