ブラッディースクライド
ぶらっでぃーすくらいど
憎しみの黒き最強剣
最小限の動作で武器を構え、最大限の力と凄まじい速度で対象を貫く技である。少年時代には原型が出来ていたが、練度が低い状態でアバンに放って不発に終わる。魔王軍に所属してからも更に磨きをかけ、完成に至る。
突き技であるため、剣でも槍でも使える汎用性が特徴。ヒュンケルの武器が鎧の魔剣から鎧の魔槍に変わって以降、ヒュンケル自身の力量が上がり武器が強化されたことで、超金属を砕くほどの威力に成長していった。
命中すれば必ず大ダメージを与えるが、この技で(絶命させたという意味で)倒したネームドキャラクターがいない(雑魚も含めるならパプニカの港で戦ったデッドアーマーたちは倒している)。
1992年に公開された劇場用作品『ぶちやぶれ!!新生6大将軍』のみ例外で、クロコダインの獣王会心撃と同時にブラッディースクライドを放ち不死将軍デスカールを仕留めた。
元々は幼き頃に父から剣術の鍛錬時に受けた突き技が原点と思われる。
実際勇者アバンと獄炎の魔王にて父もアバンとの戦いで壁を抉るほど強力な突き技を見せている。
連載当時、アバンストラッシュと並び多くの少年達が真似をした技でもある。しかし手に持った武器を360度回転させるのは人間の腕の構造上不可能であるため、この技を再現するには武器自体に回転ギミックを追加するなどの工夫をする必要がある。
綴りは「Bloody Scraid」。スクライドは『ストラッシュ』と同じく造語であり、原作者の三条陸によると、「スクリュー(螺旋)+グラインド(砥ぐ、削る)」とのこと(同名のアニメとは関係無い)。
牙突:同紙における有名な突き技繋がり。
闘魔傀儡掌:相手の身動きを封じたり操る暗黒闘気技。魔王軍所属時代のヒュンケルは『闘魔傀儡掌で身動きを封じた所にブラッディースクライドを叩き込む』という戦法をダイに行っていた。インフィニティストラッシュではこれが可能となっている。