概要
「パワーレンジャー」シリーズと同様に、日本版の戦闘パートを新規撮影されたシーンと織りまぜながら流用し、変身前のドラマパートを現地の俳優が演じる制作方式を用いている。
アメリカで製作された仮面ライダーシリーズとしては『仮面ライダーBLACKRX』をベースとした「マスクド・ライダー」に次いで2作目となる。
また、この作品では原典である『仮面ライダー龍騎』で秋山蓮(仮面ライダーナイト)役を演じていた松田悟志が本作における同じポジションであるレン(仮面ライダーウイングナイト)の日本語吹き替えを演じているのを始め、主要人物の日本語吹き替えを担当しているキャストの多くが平成ライダー一期に出演経験のある俳優・声優であるという特徴がある。
TVシリーズのその後を描いた小説版『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT 2WORLD 1HEARTS』が発売されている。
「龍騎」との違い
本作では神崎兄妹に当たる「ミラーワールドの創造主」は存在せず、ゼイビアックス将軍という巨悪に立ち向かうという設定になっている。戦うフィールドも鏡の中の世界ではなく、現実の地球の並行世界、通称ベンタラと呼ばれる空間である。
戦いに敗れたライダーは死亡するのではなく、魂が「ベント」という亜空間に幽閉されてしまう。これはアメリカの子供向け番組の規制によるものだが、この設定により「龍騎」とは異なる物語が作り出されている。
登場人物
仮面ライダー
カッコ内は日本版での名称。
キット・テイラー / 仮面ライダードラゴンナイト(龍騎) → 仮面ライダーオニキス(リュウガ)
リッチー・プレストン / 仮面ライダーインサイザー(シザース)
ジェームズ・トレードモア(J.T.C) / 仮面ライダーストライク(王蛇)
ケイス / 仮面ライダーセイレーン(ファム)
ダニー・チョウ / 仮面ライダーアックス(仮面ライダータイガ)
アダム / 仮面ライダードラゴンナイト(初代)
キット達の周辺人物
マヤ・ヤング / 仮面ライダーセイレーン(2代目)
トレント・モーズリー
レイシー・シェリダン
ゼイビアックス
レッド・ミニオン(ゲルニュート)