ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

エアグルーヴの編集履歴

2018-04-21 20:11:35 バージョン

エアグルーヴ

えあぐるーゔ

1993年生まれの競走馬。1996年優駿牝馬優勝、97年天皇賞(秋)優勝。2013年没。

誘導

  1. 競走馬
  2. 1をモチーフとしたウマ娘プリティーダービーに登場するウマ娘。→エアグルーヴ(ウマ娘)

こちらでは1に関して解説をする。2に関してはリンク先のタグを使用する事を推奨。


概要

生年月日1993年4月6日
英字表記Air Groove
性別
毛色鹿毛
トニービン
ダイナカール
母の父ノーザンテースト
競走成績19戦9勝
近親オレハマッテルゼエガオヲミセテ

※年齢は数えで表記


デビュー前から良血馬として注目される。また、この年の伊藤雄二厩舎はマックスロゼメイショウヤエガキセンターライジングと評価の高い牝馬4頭が集まったが、G1以外の出走レース、主戦騎手が重ならないように配慮していた。

エアグルーヴは武豊が主戦騎手となった。

1995年7月8日札幌競馬場でデビュー。初戦2着、2戦目で勝ち上がる。

10月29日いちょうステークス、ゴール前大きな不利を受けてから立て直して1着。

12月3日阪神3歳牝馬ステークス、このレースでは武豊が主戦として騎乗していた馬が集中し、その中から先約を優先してイブキパーシヴを選んだ。エアグルーヴは、次走以降は武に戻すつもりでマイケル・キネーン(ワールドスーパージョッキーズシリーズでこの週だけ来日)を鞍上に迎えた。レースはビワハイジが逃げ切り勝ち、エアグルーヴが1/2馬身差の2着、イブキパーシヴが3着。


1996年はチューリップ賞から始動、当日武は中山競馬場で騎乗(ヤングジョッキーズワールドチャンピオンシップ)、次走以降は武に戻すつもりでオリビエ・ペリエ(次走以降は短期騎手免許の期限が切れる)を鞍上に迎えた。1番人気はビワハイジ、2番人気エアグルーヴ。レースは2頭が直線抜け出し、ゴール前の100mだけでエアグルーヴがビワハイジを5馬身突き放した。

この勝ちっぷりで桜花賞の本命と見られ、武もイブキパーシヴでなくエアグルーヴに騎乗することが決まったが、桜花賞の直前にエアグルーヴが熱発、桜花賞を回避することになった。

(同時期に牡馬バブルガムフェローが骨折、ダンスインザダークが熱発、とこちらも本命視された2頭が皐月賞を断念していた。

桜花賞では、イブキパーシヴは南井克巳騎乗が決まり、武はシーズアチャンスに騎乗。

天皇賞でナリタブライアンは2着、この結果を受けて南井から武に乗り換わり、この武と南井の乗り換わりの因果は翌年の宝塚記念でも。)

エアグルーヴはステップレースを使わずオークスに出走。単勝2.5倍の1番人気。先行し直線で抜け出し1着。ダイナカールと母子オークス制覇を達成した。

秋は、ぶっつけで秋華賞に出走。1番人気だったが10着に敗れる。レース後骨折が判明。休養に入る。


※1997年3月武幸四郎騎手デビュー。これ以降は“武豊”表記を省略しない。


1997年6月22日、マーメイドステークスで復帰。1番人気、1着。

(7月6日宝塚記念マーベラスサンデーが優勝。同年秋の天皇賞出走と武豊騎乗が報じられるがマーベラスサンデーは骨折が判明、休養に入る。)

8月17日札幌記念1番人気、1着。ここから天皇賞へ直行は予定通りのスケジュール。

10月26日天皇賞、武豊騎乗で出走、2番人気。前年優勝のバブルガムフェローが単勝1.5倍の1番人気。レースはサイレンススズカが逃げて、残り100mで人気2頭が並んだまま交わしエアグルーヴがクビ差先着、プリティキャスト以来の牝馬による天皇賞優勝となった。

11月23日ジャパンカップ、武豊騎乗で出走、単勝4.0倍の2番人気。ここでもバブルガムフェローが単勝3.7倍の1番人気。3番人気のピルサドスキーパドックで……詳細は ピルサドスキー - ニコニコ大百科 を参照

レースは残り200mでエアグルーヴが先頭に立つがピルサドスキーがクビ差交わした。3着にバブルガムフェロー。

12月21日有馬記念、マーベラスサンデーが復帰し武豊が騎乗、単勝3.0倍の1番人気。

エアグルーヴはチューリップ賞以来、2度目のコンビとなるペリエが騎乗、単勝3.8倍の2番人気。レースは直線でエアグルーヴが先頭に立つが、マーベラスサンデーが交わし、ゴール直前でシルクジャスティスがまとめて差し切った。エアグルーヴは3着。

同年のJRA賞最優秀4歳以上牝馬、年度代表馬を受賞。GⅠ2勝のサニーブライアンメジロドーベルタイキシャトルを抑えての受賞となった。


1998年大阪杯から始動、1番人気、1着。

6月21日鳴尾記念、単勝1.3倍の1番人気も不良馬場でサンライズフラッグから3馬身遅れて2着。

7月12日宝塚記念、1番人気はサイレンススズカ。この年武豊騎乗で4連勝中だったが、武豊はエアグルーヴを優先、代打で南井克巳が騎乗。メジロブライトが2番人気、エアグルーヴは3番人気。

レースはサイレンススズカが逃げ切りG1初勝利。2着ステイゴールド、エアグルーヴは3着。

8月23日札幌記念、1番人気1着。

この後のローテーションはエリザベス女王杯→ジャパンカップ→有馬記念と決まり、実際に予定通りに出走した。

11月7日京都競馬場3レース新馬戦で武豊はアドマイヤベガに騎乗、1位入線も4着降着、武豊は3週間の騎乗停止となる。エアグルーヴは予定通り出走するがエリザベス女王杯、ジャパンカップはどちらも横山典弘騎乗となった。

11月15日エリザベス女王杯、単勝1.4倍の1番人気も3着。優勝はメジロドーベル

11月29日ジャパンカップ、スペシャルウィーク(武豊の代打で岡部幸雄騎乗)が1番人気、エアグルーヴが2番人気、エルコンドルパサーが3番人気。直線でエルコンドルパサーが抜け出し、エアグルーヴはとらえることが出来ず2着、スペシャルウィークが3着。

12月27日有馬記念、セイウンスカイが1番人気、武豊が鞍上に戻ったエアグルーヴが2番人気。レースでは見せ場のない5着、レース中に落鉄していた。


1999年、引退し繁殖入り。


2013年、出産後に死亡。


繁殖成績

生年月日名前性別毛色競走成績
2000年4月30日アドマイヤグルーヴ鹿毛サンデーサイレンス21戦8勝
2001年4月17日イントゥザグルーヴ鹿毛サンデーサイレンス14戦4勝
2002年4月9日サムライハート鹿毛サンデーサイレンス5戦3勝
2003年3月30日ソニックグルーヴ鹿毛フレンチデピュティ未出走
2004年4月5日ザサンデーフサイチ黒鹿毛ダンスインザダーク41戦3勝
2005年3月14日ポルトフィーノ鹿毛クロフネ9戦3勝
2006年4月3日フォゲッタブル黒鹿毛ダンスインザダーク32戦4勝
2007年5月15日ルーラーシップ鹿毛キングカメハメハ20戦8勝
2008年5月11日グルヴェイグ黒鹿毛ディープインパクト11戦5勝
2010年1月23日ラストグルーヴ鹿毛ディープインパクト1戦1勝
2013年4月23日ショパン黒鹿毛キングカメハメハ5戦1勝 現役

アドマイヤグルーヴは2003、04年エリザベス女王杯連覇など。また、ドゥラメンテ(2015年皐月賞、日本ダービーなど優勝)の母。

フォゲッタブルは重賞2勝。

ルーラーシップは2012年クイーンエリザベスカップなど重賞5勝。


関連項目

JRA


外部リンク

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました