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美炭貴一郎の編集履歴

2018-10-12 08:08:05 バージョン

美炭貴一郎

みすみきいちろう

『魔法少女サイト』の登場キャラクター。

「しかし僕はきみを牢屋には入れたくない」

「きみは美しい…」

プロフィール

年齢28歳
誕生日8月10日(しし座)
身長181cm
体重75kg
BMI22.9
血液型AB型
出身地愛知県
趣味・特技料理、トレーニング、ボルダリング、ピアノ
長所冷静沈着、綺麗好き
好きなもの骨董品、花、美しいもの
苦手なもの虫、不潔な人
CV鈴木達央

概要

警視庁に所属する刑事

右側に跳ねたアシンメトリー水色髪が特徴的で、クールな美貌を持つ容姿端麗の美男子。


常に冷静沈着で、感情的になることは珍しいほどの寡黙な性格。少々神経質な面はあるものの、頭脳が優れ、運動神経も良く多才で、非常に頭の切れる人物である。また、テレビの星座占いでラッキーカラーを見てネクタイの色を決めるという一面も見せている。

豪華な邸宅に一人暮らしており、朝から豪勢な朝食を食べているところからすると、かなりの裕福生活者らしく、書斎には隠し扉から通じる秘密の地下室が存在し、3つの部屋(ホームジム、ピアノルーム、最後の部屋は謎のまま)がある。


2年前に「黄金井市少女リンチ殺人事件」で娘を惨殺され、犯人達を殺害した元刑事である湖村花夜の父のかつての部下でもあり、死刑執行の日が近い花夜の父が東京拘置所に移送されたと知らされた際は名残惜しんでいた(第2部より)。


しかし、どこか読めない不気味さがあり、まだまだ謎多き男である。


来歴

魔法少女サイトの存在を知り、穴沢虹海のステッキを奪った朝霧要に操られ、殺された直戸圭介の遺体を海辺で発見し、表向きでは自殺として扱われる直戸の死に不審感を抱くが、現場近くで要への殺意を剥き出しにした直戸と虹海のツーショット写真を発見し、今回の一件に要が何か絡んでいることを突き止めた。

朝霧家へ事情聴取に赴き、彩と要の両親に事の経緯を説明し、「娘の彩の様子が最近何かおかしい」と聞かされる一方、虹海の自宅マンションへ事情聴取に赴いた部下から虹海が不在であることを知らされ、要も帰宅していなかったため、一旦引き上げることになる。


その後、彩と要の両親から行方不明になった要の捜索願いを出され、信頼を寄せられるようになるが、どういう訳か不敵な笑みを浮かべていた。


関連タグ

魔法少女サイト

刑事 警察官

湖村花夜 クソ兄貴暴走編

直戸圭介:自身と同じ愛知県出身であり、誕生日や年齢もどこか近いところがある。


芥倫太郎:『魔法少女・オブ・ジ・エンド』に登場する警察官。美炭は一見すると、性欲丸出しの変態ポリ公である芥とは正反対の人物…だが?

有栖川誉:アシンメトリーな髪型がどことなく酷似している。

宗方京助カップやきそば現象


※以下、ネタバレ注意!!
















「ステッキは“少女”が使わなければ意味を成さないんだよ」


…実は美炭こそが魔法少女サイト管理人と繋がりを持つ協力者であり、朝霧彩をはじめとする少女達の周辺や環境の調査、ステッキの配布等、事が円滑に進むよう動いていた。

漆からは「ミスミー」と呼ばれ、信頼を寄せられている一方、頭のネジが外れた人物と言わしめられている(現時点で美炭がサイト管理人と手を組んだ理由や目的は一切謎に包まれている)。


美炭は直戸の件を詳しく調べていくうちに要が魔法少女サイトの存在を知り、ステッキを手にしたことを突き止め、サイト管理人から要の手に渡った虹海のステッキを回収するように命じられた。

身体を透明化するステッキの力で透明人間となって燐賀邸へ潜入し、自らを犠牲にした虹海の最期の反撃で重傷を負った要が雨谷小雨のステッキでその傷を治そうとしたところを妨害、催眠ガスらしきもの(ステッキの一種?)を使ってその場にいる者達全員を眠らせ、重傷の要や瀕死状態の水蓮寺清春をはじめとする傷を負った魔法少女達の傷を治癒して助け、虹海以外の他の魔法少女達からはステッキを奪うこともなく、そのまま虹海のステッキを回収すると同時に要を連れ去っていった。


実はサイト管理人の協力者であることに加え、美炭は彩を調べていた頃から彼女の兄の要に偏執的な恋愛感情を寄せる、常軌を逸した男色家同性愛者でもある。

要が魔法少女サイトの存在に気付き、“少女”が使わなければ意味を成さないステッキを手に入れ、直戸・虹海の殺害(及び魔法少女達の殺害未遂)をはじめとする暴虐の限りを尽くしたことを機に自宅の秘密の地下室(ホームジムとピアノルームに続く、3つ目の拷問部屋)へ拉致監禁した上、要を全裸にして拘束し、死や牢獄行きよりも重い罰を与えた(本人曰く「念願が叶った」という)。


一見すると『魔法少女・オブ・ジ・エンド』に登場する変態ポリ公とは正反対の人物と思いきや、サイト管理人の協力者である同時に異常な男色家で、家では専ら全裸の露出狂という、ポリ公と並ぶ変態刑事である衝撃の事実が明らかになった。


美炭に監禁され、最初こそ抵抗する意思を見せていた要だったが、短期間で完全に手懐けられてしまったのか、美炭を「ごしゅじんさま」と呼んだり、レイプ目アヘ顔トロ顔)を見せるなど、妹を虐待しステッキで暴虐の限りを尽くしていた頃とは見る影もなくすほどの身も心も壊れた性奴隷に変わり果てた姿を見せた。


主な行動

上記の通り、基本的には彩をはじめとする少女達の周辺や環境の調査、ステッキの回収・配布等、事が円滑に進むよう動いており、要が手にした虹海のステッキ回収の他にも、魔法少女狩り(マジカルハンター)やサイト管理人による魔法少女の連続殺人も刑事である美炭が裏で揉み消している。

奴村達による隠蔽もあり、要の手によって殺された虹海の死が“心臓発作による病死”として世間に公表された際は「自宅マンション内にて遺体が発見される」と速報されており、虹海急逝をはじめ、彩が初めて使ったステッキによって起きた踏切事故雫芽さりなの猛攻によって発生したマンション崩落事故などといった、魔法少女が関わる一連の事件は恐らく美炭が裏で手を回したと見られる(実際アニメ第5話におけるマンション崩落において、部下と共にその現場に駆けつけている)。


虹海の告別式では部下と共に周辺の警護にあたり、告別式に参列する魔法少女達の姿を見つけているが、遠巻きに見つめるのみで特に接触することもなかった。

魔法少女達が彩のステッキによって別の場所へ瞬間移動した後、告別式場にて魔法少女達を始末し損ねた漆から、虹海のステッキを回収する際に魔法少女達を殺さなかったことを指摘されていたが、「その時の命令は『要の手に渡った虹海のステッキを回収すること』だけだったから」と返答している。美炭は魔法少女サイトやステッキの存在に気づいた要を始末するよう命じられているが、無論要を地下室に監禁して生かしている以上、命令に背いて「(要は)始末した」と虚言している(漆は美炭のことを「頭のネジが外れた人物」と言わしめる一方、彼の性癖までは知らないと思われる)。


ステッキ

要から回収した虹海のパンツ型ステッキを合わせると、総勢30以上ものステッキが拷問器具と共に自宅地下室に保有されている(ステッキの名称は第45話にて一通り登場している)。

名称形状紋章能力
魔筆不明不明
魔弓クロスボウ¢対象物を爆発させる光線を出す
魔傘不明不明
魔斧不明
魔盾不明
魔服スタジャン不明
魔髪ヅラ不明不明
魔靴不明不明
魔鞄リュックサック不明不明
魔手手袋不明
魔帽帽子不明
魔掃掃除機不明不明
魔遠鏡双眼鏡不明不明
魔缶スプレー缶型不明不明(虹海のステッキを回収しようと身体を透明化した美炭が周囲を眠らせる際、スプレー缶と思われる物を取り出しているため、催眠ガスを放つステッキと思われるが、詳細は不明)
魔湯呑マグカップ不明
魔ドールテディベア不明不明
不明ドライヤー特殊な光線を出し、撃ち続けている間は撃たれた者が自分の意思とは反対に今までの行動が遡る
不明竹刀÷刀身に炎を纏って攻撃を仕掛ける
不明ハンドベル特殊な音波で時空間を歪ませ、移動ができる
不明眼鏡/身体のサイズを自在に変化させる

他にもシュノーケル型やアイロン型などといったステッキが確認されているが、いずれも(一部を除いて)能力は明らかにされていない。

作中では形状こそ判明していないが、(潮井梨ナ曰く)光学迷彩で身体を透明化するステッキを使用している(美炭の助けで九死に一生を得た清春も「自分の知る限り、あんな能力を使う魔法少女は見たことがない」と語っているため、魔法少女から回収したものではなく、管理人から預かっているステッキの一つと思われる)。


詳しい基準こそまだ謎のままだがステッキは本来“少女”が手にするもので、要がステッキで行った行為は“(美炭曰く)れっきとした殺人”にあたり、サイト管理人のリーダー的存在である管理人・壱は漆が独自に美炭と手を組み、彼に大量のステッキを保有させていることに対して怒りを露にし、「失敗は許さない」と念を押している。









………???







…実は要が美炭に屈服していたのは演技に過ぎず、美炭の調教は失敗に終わっていた。


要が口の中に隠していた割れた食器の破片で首を深く切られた上、拘束具の留め具で何度も殴打されてしまうが、隠し持っていた拳銃で要に深手を負わせた。

そして…、「最後にもう一度だけ……、しゃぶってくれないか…?」と言い残しつつ、銃弾二発も受けて深手を負った要に逃げられてしまい、満身創痍で地下室に取り残された美炭自身はそのまま生死不明に…。

地下室から脱走し、病院へ運ばれた要が虹海のパンツ型ステッキと一緒に握りしめていた写真には、美炭の隣に魔法少女の一人である禍沼アリスが写っていて!?




その後のテンペストがあと10日と迫る中、警察の調べでは美炭の邸宅は既にもぬけの殻、そして要が脱出直前に焼き払った例の地下室は焼け焦げた状態であったが美炭の姿や保有されていた30以上ものステッキ、少女達の調査用である専用のPCなどといった殆どのものが消えていたらしく、漆もサイト管理人の経過報告会議において金太郎風の管理人・拾陸に美炭や彼が保有していた大量のステッキの消失に関して指摘されている(恐らくアリスに救われたのか、美炭自身が自力でステッキを使って助かった可能性はあると思われる)。


真の関連タグ

魔法少女サイト

刑事 変態という名の紳士 残念なイケメン ヤンホモ/クレイジーサイコホモ こいつおまわりさんです トリックスター

サイト管理人  朝霧要 禍沼アリス クソ兄貴暴走編

奴村露乃:ステッキの力で復讐対象である強盗殺人犯を拉致監禁し、拷問を与え続けていた魔法少女。

潮井梨ナ:「魔法少女狩り(マジカルハンター)」として魔法少女達を殺害し、10つ以上のステッキを集めていた。


穴井美羽:美炭と同じく28歳で、変態ポリ公に恋する痴女。

我妻由乃贄川春奈:意中の相手を監禁するヤンデレ繋がり。中でも由乃は「ヤンデレクイーン」として知られている。

柊恵一:やたらと裸になる残念なイケメン繋がり。

ベルモット:犯罪組織の幹部の一人だが徹底的な秘密主義者で、主人公達の正体を知りつつも組織には伝えず、時に助けることもあるため、美炭とどこかしら共通している部分がある。

ウリアキ浦添伊緒奈もといウリ奈と彼女の調教でアキラブリーへと生まれ変わった蒼井晶のGLCP。


カップリングタグ

美要










第2部にて

※以下、重大なネタバレを含みます。ご注意下さい!!









魔法少女の一人であるアリスとの関係は、第2部にて衝撃的な事実が判明→???


彩を主人公にした第1部の過去の時間軸を描いている第2部では、魔法少女サイトのステッキによって殺害された米河ひとみ子(よねかわ ひとみこ)の事件について捜査を進める中、彼女が殺されるまでの一部始終を映した防犯カメラの一部の映像に能面を被った黒マント姿の謎の人物・“A”の姿を見つけると、美炭がデータをコピーした途端に映像等が突如消えてしまうという現象が発生。

自宅で事件について調べを進めていた際、突如現れた“A”の奇襲に遭い、窮地に陥ってしまう。しかし、爆発・火炎系能力を持つクロスボウ型ステッキと竹刀型ステッキを持つ“A”の仲間から奇襲を受けていたアリスが携帯電話型ステッキで時を戻したことによって命を救われ、捕獲した“A”の仲間から事情を聞き出し、自分達にもう手を出さぬよう“A”を脅迫した上で「適任者」として、“A”を選ぶこととなった。


一方、花夜の話を聞いて美炭の邸宅に潜入した酒木さくらが地下室にあるステッキが保有された拷問部屋に入り、けん玉型ステッキ(紋章は)を回収、美炭は何者が地下室に潜入してステッキを奪ったと察し、その者を見つけようとする。そして拷問部屋には、大量のステッキと拷問器具が保有されているだけでなく、不幸な少女達の写真とデータが記された書類と専用のPCも設置されており、美炭(及びアリス)がさつりく帳を作った張本人と判明する。


“A”からステッキを与えられた魔法少女・霰矢冬子が“A”に変装して美炭に接触するという一か八かの作戦において、“A”は1年前に既に死んでいる上、美炭は“A”の死を目の当たりにしたという事実が発覚。

そして、霰矢を抹殺し現れたサイト管理人・漆の口から語られるのは…、

上述で描かれている、“A”からステッキを受け取った者達による無差別殺人、そして美炭及びアリスと“A”の攻防は1年(以上)前の出来事であり、美炭は“A”やその仲間が所有していたドライヤー型ステッキをはじめとする大量のステッキを回収し、地下室に保有したことにより、漆からその忠誠心や功績を称えられ、人間でありながらも契約を交わしたという事実が明らかになった!!


「余計な詮索をすれば、アリスの命はない」と脅迫を仕掛けた“A”を真っ先に銃撃したその1年後、“A”を始末した美炭は“A”に変装した霰矢に対して拳銃を突き付け、管理人の協力者としてわずかにも非情な一面を見せていたが、第1部においては彩たち魔法少女に対して特に手出しをしようとする様子はなく、虹海のステッキ回収の際は虹海以外のステッキ(当時虹海以外にステッキを所持していた魔法少女は、小雨・清春・燐賀紗雪泉ヶ峰みかり滝口あさひ)を回収せず、要を連れ去ることで魔法少女達の窮地を救っているゆえ、やはり要への歪な恋愛感情が美炭を変えてしまったと思われる。





※本編第2部30話(通算第85話)話以降のネタバレ注意!!









テンペストがあと10日と迫る中…、


30以上のステッキと共に行方を眩ましていた美炭は生存し、アリスや死んだはずの“A”こと、安條磯子と行動を共にしていた。


実は美炭とアリスにはもう一人の妹がいたが、ステッキの使用で寿命を使い果たして絶命したらしく、二人は魔法少女サイトを破壊することを目的に動き、自分達が選んだ標的に寿命が尽き果てるまでステッキを使用させるという実験を行っていた。

その実験台として“A”である安條を選ぶが、彼女が既に自分達と同じような実験を行っていた上、サイト管理人の正体を突き止めていたことを知ったことから安條と結託し、彼女の指示もあって“A”の死を偽装、“A”が所持していた大量のステッキを回収することでサイト管理人・漆と手を組むようになった経緯が語られた。


しかし美炭が私欲に走るという予想外の展開もあり、“王”の判断によって処分対象となった漆は、同じく処分対象である要に迫り、美炭の消息について問い詰めながらもテンペストの情報を教えて彼と組もうとするも、思わぬ邪魔が入ってしまい、迂闊に手出しができなくなってしまう。


ネタバレ関連タグ

“A”/安條磯子

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