概要
自らの意志で動き回る西洋鎧(作品によっては和風の鎧兜であることも)。『リビングメイル』とも呼ばれる。いわゆる付喪神的なモノとも、低級霊や亡霊の魂が憑依したモノとも言われている。中身はたいていがらんどうになっていることが多い。
最も分かりやすい例は、漫画『鋼の錬金術師』に登場するアルフォンス・エルリックだろう。
リビングメイルの登場する作品の例
- 『スレイヤーズ』:ナタリー、ナーマ
- 『ドラゴンクエストシリーズ』:さまようよろい、ぬけがらへい
- 『ドラゴンクエストダイの大冒険』:アーマードフレイザード
- 『ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章』:ブラックシーザー
- 『ファイナルファンタジーシリーズ』:ブラックナイト
- 『スウィートホーム』:銅の鎧、銀の鎧
- 『MOTHER』:カッチュウ、オバケナイト
- 『鋼の錬金術師』:アルフォンス、スライサー兄弟、バリー・ザ・チョッパー(人間の魂を鎧に定着させたもの。旧アニメでは軍の錬成した試作型も登場している)
- 『鋼の錬金術師 翔べない天使』:リビングアーマー(錬金術師三兄弟が作るゴーレムのような敵で、人間の魂を使用していないただの動く鎧)
- 『鎧伝サムライトルーパー』:妖邪兵(同作における敵対勢力・妖邪帝国における戦闘員ポジションの存在だが、『今週の怪人』に相当するキャラが後半までなかなか登場しないためかポジションの割にはかなり強い部類。)
- 『ヴァンパイアシリーズ』:ビシャモン(元々は呪いの甲冑に操られた侍だったのだが、その侍が解放された結果続編であるヴァンパイアセイヴァーでは鎧のみが動くようになった)
- 『モンスターファームシリーズ』:デュラハン
- 『ヴァルキリープロファイル』:グレイ
- 『ダンジョン飯』:動く鎧(この作品では金属の殻を持つ貝類型モンスターの集合体が鎧に擬態したもの)
- 『おざなりダンジョン』:覇王の鎧(ドミノ・ローブ)
- 『光戦隊マスクマン』:ヨロイドグラー
- 『鳥人戦隊ジェットマン』:ヨロイスネーク
- 『獣電戦隊キョウリュウジャー』:ドゴルド
- 『騎士竜戦隊リュウソウジャー』:ガイソーグ
- 『ウルトラシリーズ』:アーマードダークネス
- 『ダイヤモンドの騎士』:魔法生物と化したKOD's装備の回収がこのシナリオの目的。アーマー(胴鎧)、シールド、聖剣ハースニール、ヘルメット、ガントレット×2が迷宮各階層で固定出現。
- 『サクラ大戦』:脇侍(要するに魔力で動くロボット)
- 『ソウルシリーズ』:ナイトメア(本体は手に持っていた剣だったが、操っていた中身が解放された際身に纏っていた鎧に逃げ込み、結果新たな宿主を見つけるまでしばらく鎧を体として行動している)
- 『四度目は嫌な死属性魔術師』:リビングハイレグアーマー(サリア)、リビングビキニアーマー(リタ)
- 『科学的に存在しうるクリーチャー娘の観察日誌』:リビングアーマー