概要
1984年に、JRAは欧米に倣って競走の格付けを行った。現在は国際セリ名簿基準委員会により日本の競馬は最上級のパート1に格付けられているため、G1を含めたグレードがつく重賞競走は国際的にも通用するレースの格付けとなる。
なお、地方競馬場で実施されるダードグレード競走など日本が独自の格付けを行っているときは、「Jpn」表記が用いられている。また地方競馬では競馬場ごとにこれ以外の独自の格付けも実施されている。
アラビア数字とローマ数字が混在することもある。
1984年にグレード制が導入された際にGⅠに格付けされたのは15の競走で、2019年現在は24+2(障害GⅠ)となっている。
障害競走は1999年にグレード制を導入した。
GⅠ競走一覧
昇格順(昇格が同年の場合は設立順)
※☆は旧八大競走。
東京大賞典は国際格付けG1競走で唯一、地方競馬で実施(大井競馬場)される競走である。
開催順
※2019年時点
2月
フェブラリーステークス
3月
高松宮記念→大阪杯
4月
桜花賞→中山グランドジャンプ→皐月賞→天皇賞(春)
5月
NHKマイルカップ→ヴィクトリアマイル→優駿牝馬(オークス)→東京優駿(日本ダービー)
6月
安田記念→宝塚記念
9月
スプリンターズステークス
10月
秋華賞→菊花賞→天皇賞(秋)
11月
エリザベス女王杯→マイルチャンピオンシップ→ジャパンカップ
12月
チャンピオンズカップ→阪神ジュベナイルフィリーズ→朝日杯フューチュリティステークス→
中山大障害→有馬記念→ホープフルステークス→東京大賞典
その他の公営競技におけるG1
競馬以外の公営競技では、G1は最高グレードの競走とはなっていない。
競艇
上から、SG(スペシャルグレード)→PG1(プレミアムG1)→G1→G2→G3→一般戦 となっている。この内SGとPG1は毎年開催場は代わる(持ち回り)。また各競艇場では毎年最低1回はG1が行われる形になっている。
競輪
上から、GP→G1→G2→G3→F1→F2 となっている。F1とF2が一般戦にあたる。
オートレース
上から、SG→特別G1→G2→普通開催 となっている。かつてはG3もあったが廃止されている。