ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

仮面ライダーストロンガーの編集履歴

2021-05-16 21:07:23 バージョン

仮面ライダーストロンガー

かめんらいだーすとろんがー

仮面ライダー第5作。 悪の秘密組織ブラックサタンによって親友を殺された城 茂は自らブラックサタンに改造され電気人間となった。そして脳改造を逃れた後、ブラックサタンに復讐を誓った!!

解説

1975年4月から12月にかけて、毎日放送ホスト・TBS系列局にて放送された、『仮面ライダー』シリーズ第5作。

「腸捻転」解消のため朝日放送とトレードされたことにより、前作までのNET(後のテレビ朝日)系列局から移動した。


野生児を主人公とした前作と打って変わって、今回の主人公・城茂は都会派でスタイリッシュというそれまでにないタイプのヒーローとなった。また、性格も今までのライダーのような真面目一辺倒ではなく、楽観的で自信過剰という若干軽めのノリになっている。

さらに、相棒のヒロインまでもが変身して闘うという今までにない設定は当時の子供たちに大きな影響を与えた。


主要キャラクターに殉職者が出るなどストーリー自体はかなりハードなものだったのだが、この茂の明るめのキャラに影響される形で、作風も全体的に快活な雰囲気が出ている。

ワニーダ回の「そんなこと、俺が知るか!」という世界の真理を説いた格言は有名。


後半は歴代ライダー大集合の客演編になる。このストロンガーで長きに渡るショッカー首領との因縁にもひとまず幕が下ろされることとなり、いわゆる「第1期昭和ライダー」の締めくくりとなった。

ちなみに最終回の予告は「仮面ライダー、最終回。さよなら栄光の七人ライダー」とナレーションされている。


平均視聴率は関東地区で14.7%と、そんなに悪いわけではなかったが、全盛期に比べると成績が落ち込んでしまった感は否定出来ず、本来1年は放送するつもりだったのだが、3ヶ月終了を前倒しするハメになってしまった。この「終了前倒し」には、毎日放送側の「惜しまれるうちが花よ」という意向があったらしい。


あらすじ

日本世界征服の拠点にしようと企む犯罪結社『ブラックサタン』に親友を殺された大学生・城茂。彼は自らブラックサタンに入るフリをして改造手術を受け、脳改造寸前に脱出した。途中で、不完全な改造人間の女性・岬ユリ子を救い出した茂は、正義戦士「仮面ライダーストロンガー」としてブラックサタンと闘う決意を固めるのだった。


仮面ライダーストロンガー

天が呼ぶ地が呼ぶ人が呼ぶ!悪を倒せと俺を呼ぶ!!

変身、ストロンガァァァァァ!!見よ!必殺電ショック

城茂が変身するカブトムシをモチーフとしたライダー。

詳しくはストロンガーの項目を参照。


ブラックサタン

本作に登場した秘密結社ジェネラルシャドウクーデターとストロンガーによって壊滅させられる。

サタン虫

ブラックサタンが大量に培養している蜘蛛のような虫。人間のからに入り込ませ、その人間を自由に操れるようになる。

奇械人(きっかいじん)

ブラックサタンが保有する改造人間サイボーグ)。

デルザー軍団

ブラックサタンの壊滅後、ジェネラルシャドウが設立した新組織。彼が故郷魔の国から呼び寄せた改造魔人13人によって構成される。

改造魔人の能力は奇械人よりはるかに上であり、チャージアップ前のストロンガーでは歯が立たなかった。


主題歌

  • 仮面ライダーストロンガーのうた

作詞:八手三郎/作曲・編曲:菊池俊輔/歌:水木一郎

OP曲。OP映像ではストロンガーがカブトローを乗り回し、ブラックサタン戦闘員のライダー隊を相手に戦う。

ブラックサタンが歌詞中に登場するが、ブラックサタン壊滅後の後期もOPに使用され続けた。

テロップでは第1・2話のみ、「つっぱしれ!仮面ライダーストロンガー」と表記されていた。


  • きょうもたたかうストロンガー

作詞:八手三郎/作曲・編曲:菊池俊輔/歌:水木一郎、堀江美都子

前期ED。第1・2話のみ、子門真人と堀江の歌唱バージョンが使用された。


  • ストロンガーアクション

作詞:石森章太郎/作曲・編曲:菊池俊輔/歌:水木一郎、堀江美都子

ストロンガーの戦闘テーマ兼後期ED。後期にはすでにブラックサタンは壊滅していたが、そのままEDに使用されたままだった。


挿入歌・イメージソング

  • 見よ!!仮面ライダーストロンガー

作詞:石森章太郎/作曲・編曲:菊池俊輔/歌:水木一郎

劇中ではインストゥルメンタル版が使用された。元々はこちらがOPの予定だった。


  • ストロンガー絵かきうた

作詞:石森章太郎/作曲・編曲:菊池俊輔/歌:堀江美都子、コロムビアゆりかご会

劇中未使用。


  • ストロンガーかぞえうた

作詞:赤井圭/作曲・編曲:菊池俊輔/歌:水木一郎、堀江美都子

劇中未使用。


  • 胸にかがやくSマーク

作詞:赤井圭/作曲・編曲:菊池俊輔/歌:堀江美都子、コロムビアゆりかご会

劇中未使用。


  • ぼくらの兄貴 城茂

作詞:中瀬当一/作曲・編曲:菊池俊輔/歌:水木一郎

城茂のテーマソング。劇中未使用。


  • それゆけタックルちゃん

作詞:中瀬当一/作曲・編曲:菊池俊輔/歌:堀江美都子、コロムビアゆりかご会

電波人間タックルのテーマソング。劇中未使用。


  • カブトローブギ

作詞:能見佐雄/作曲・編曲:菊池俊輔/歌:水木一郎、堀江美都子

ストロンガーの愛車カブトローのテーマソング。劇中未使用。


  • ワッハッハ!作るぞ恐怖の国を

作詞:土井信/作曲・編曲:菊池俊輔/歌:こおろぎ'73

ブラックサタンのテーマソング。劇中未使用。


  • 戦え!七人ライダー

作詞:八手三郎/作曲・編曲:菊池俊輔/歌:水木一郎、堀江美都子

7人ライダーのテーマソング。『MOVIE対戦MEGAMAX』ではアレンジBGMが使用された。


  • 俺は立花藤兵ヱだ

作詞:田中守/作曲・編曲:菊池俊輔/歌:小林昭二、コロムビアゆりかご会

立花藤兵衛のテーマソング。本来は前作で作られた楽曲だった。


余談

元素周期2族のアルカリ土類金属は上から順番にCa(カルシウム)、Sr(ストロンチウム)、Ba(バリウム)、Ra(ラジウム)のため、「面ライダーストロンガー イクに乗ってッタッタ」という覚え方が有名。誰が最初に言い出したのだろうか。


2015年秋、パチンコメーカー・京楽より本作をモチーフにした『仮面ライダーフルスロットル』を発表。


今作からスーパー1まで、効果音の制作会社が協立効果からスワラプロダクション※になった。

※平成ウルトラシリーズやアニメ作品のSEを担当してる会社。どちらかと言えばゴレンジャーのSEが多用された


関連タグ

仮面ライダー 城茂 岬ユリ子 電波人間タックル ジェネラルシャドウ


秘密戦隊ゴレンジャー

前作仮面ライダーアマゾンの後番組で、今作の同期番組。

五人組のヒーローというアイデアは今作の初期案のひとつでもある。

まんが日本昔ばなし

後番組。


主なゲスト出演者

高原駿雄 (2話)⇒『秘密戦隊ゴレンジャー』の江戸川権八総司令を始め、『帰ってきたウルトラマン』、『電子戦隊デンジマン』に出演。

大前均 (7話)⇒ドギュー格闘技怪人バンリキ魔王を演じた。

大月ウルフ (11話)⇒後に『仮面ライダースーパー1』のヘンリー博士、『仮面ライダードライブ』のハーレー・ヘンドリクソン博士を演じた。数多くの特撮作品に出演もしている。

天草四郎(11話)⇒数多くの特撮作品やTVアニメ『エイトマン』の田中課長を演じた。芸名は天草四郎時貞から。

丹古母鬼馬二 (14話)⇒詳細はこちら。『風雲!たけし城』にも出演、かつては『悪役商会』に在籍。

神谷政浩 (16話)※29話で別役⇒子役の頃から特撮作品に出演、『大鉄人17』で主演。現:神谷まさひろ。

大林隆介 (18話)⇒アニメ声優として『機動警察パトレイバー』の後藤喜一、『らんま1/2』の天道早雲等で有名。

竹口安芸子 (21話)

藤本正則(32話)⇒後に『欽ちゃんのどこまでやるの!』に出演、現・見栄晴。


仮面ライダーアマゾン仮面ライダーストロンガー仮面ライダー

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました