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富加宮賢人(カリバー)の編集履歴

2021-05-25 17:42:25 バージョン

富加宮賢人(カリバー)

ふかみやみけんと

特撮番組『仮面ライダーセイバー』の登場人物「富加宮賢人」の「仮面ライダーカリバー」に関する分割記事。

「全ての聖剣を封印する……」


演:青木瞭


概要

特撮番組『仮面ライダーセイバー』の登場人物「富加宮賢人」の分割記事。本記事では第25章以降の動向を取り扱う。


上條大地亡き後、第24章にて突如として飛羽真達の前に再び現れた仮面ライダーカリバー。続く第25章で明らかになったその正体は、何と上條に倒された末に闇に飲まれて消滅したはずの仮面ライダーエスパーダ/富加宮賢人その人だった。実は死んだのではなく上條により闇黒剣月闇の力で闇の世界へ送り込まれたのである。

ノーザンベースに現れた彼は突如として「全ての聖剣を封印する」と宣言。勢力に関係なく、聖剣を持つ剣士達に牙を剥く。ただ現時点ではメギドに対しては攻撃はしていない上に剣士とメギドの戦いにも乱入せずにただ見守るだけである。

ジャオウドラゴンにも変身可能。


動向

  • 第26章「深き闇、剣と共に。」

光の剣士・ユーリが来坊し飛羽真と対話するビジョンを見たことで、地下駐車場でユーリを待ち受け激突。

歴戦の戦士である仮面ライダー最光を相手に互角の立ち回りを演じ、そこへ聖剣封印を阻止すべく神代玲花こと仮面ライダーサーベラも乱入してきたことで三つ巴の乱戦となる。

煙と化す特殊能力を駆使し戦う仮面ライダーサーベラに対し、煙となった彼女を闇の膜で閉じ込め戦闘不能にさせるなど、賢人自身の戦闘センスも高くなったことが見受けられる。

そんな中、神山飛羽真たちも駆け付けるが、1人賢人を信じると真意を問う飛羽真に対して変身を解き、こう言った。


「俺は……未来を見た。未来は決まってるんだ。何をしても世界は滅びる。救うには聖剣を封印した未来しかないんだ」


闇の世界にいる間、闇黒剣月闇の力で幾つもの未来を観測しており、その全てが「剣士とメギドの争いの果てに全ての聖剣が大いなる本を復活させ、その力が世界を消滅させる」というものだった。

独りよがりでは無く、飛羽真達と力を合わせてもそれを防ぐことが出来ないことを知り、この世界を救う唯一の方法として、「元凶である聖剣を全て封印するしかない」と観測した未来から希望を見い出し、かつて父が使ったカリバーの力を受け継ぎ闇の剣士となったのだった。


飛羽真に対しても「プリミティブドラゴンがこの後また暴走するが、誰も傷つけず変身が解ける」と告げたうえでジャオウドラゴンに再度変身。

圧倒的な力で剣士たちを蹴散らし、仮面ライダースラッシュを撃破すると音銃剣錫音を封印、その後プリミティブドラゴンの出現に伴い姿を消した。


事実、賢人の予言通りにプリミティブドラゴンは咆哮の後動くことなく、すぐに変身が解除された。



  • 第27章「哀しみを、笑顔に変えて。」

カリバーに変身する事無くライダー達とレジエルの戦いに乱入もせず、「これで変身は解ける…」と呟き、ただ見守った。が、予知で見たものとは変わり飛羽真がプリミティブドラゴンを制御し、エレメンタルプリミティブドラゴンに変身してレジエル・フォビドゥンを撃破するのを目の当たりにするが、「それでも……未来は変わらない」と口にする。



  • 第28章「記す過去、描く未来。」

玲花の態度から組織に不信感を抱きサウザンベースを離反したから共闘を呼び掛けられるも、予めその未来を予知しを待ち受けていた賢人はそれを拒否、そして「お前の聖剣を封印する」と冷たく突き放した後変身し攻撃、仮面ライダー剣斬を圧倒した上で風双剣翠風の1本を封印した。


駆け付けた飛羽真とも交戦、「聖剣を封印せずに世界を救う道はある」と訴える飛羽真の声も聞かず、賢人は全ての未来を見たと叫び、の裏切りも世界の破滅から救う為であり、自分の復活も父が己に世界を救う運命を課したのだと自らの苦難の末の行動を肯定するかのよう豪語する。しかし、エレメンタルプリミティブドラゴンの攻撃で変身を解かれ、撤退した。



  • 第29章「その時、剣士が動いた」

どんな方法を使ったのか(おそらく闇黒剣の空間移動で)サウザンベース内部に潜入し、隠し部屋に捕らえられていたソフィアを救出した。



  • 第30章「絆、切り裂かれても。」

ブレイズとネコメギドの戦いを乱入せず見守る。芽依が犠牲になるのも「世界が救われる為だ…」と目の前の悲惨な状況を肯定するかのように呟くが、やってきたソフィアから、「こんなこと、本当に望んでいるのですか?」と、賢人の迷いを見透かすかのように諭される。



  • 第31章「信じる強さ、信じられる強さ」

セイバー、ブレイズが奮闘の末、ネコメギドと芽依を分離させ撃破した後に登場。「また…知らない未来か。」と呟きその場を後にした。



  • 第33章「それでも、未来は変えられる。」-

啓示された未来に対し、今見ている現実が飛羽真達の行動によって変わりつつあることに疑念を抱き始める。


その後三人の思い出の場所で、本来はマスターロゴスとの決戦になるはずだったが、未来予知では観測されなかった飛羽真が来坊。そこで飛羽真から本音を打ち明けられ、自身の迷いが打ち明けられる…前に、聖剣の回収の為マスターロゴスが現れた為会話は中断、そして対決。

飛羽真の前でマスターロゴスが自身の父親がルナを利用した、そしてマスターロゴスが父親を利用した事を打ち明けられ、賢人は怒りをぶつける。奮闘する2人だが、突然火炎剣烈火の力で一時的にワンダーワールドと繋がり、ルナが現れたのを目撃。


マスターロゴスが撤退した後改めて飛羽真にノーザンベースに戻って一緒に戦うよう説得を受け、自身が予知した未来に対して、聖剣の覚醒や未来の改変、そしてルナが現れた等の本来の未来では起こりえなかったことを受け、「もしかしたら…飛羽真なら…!」と希望を抱くが、そうして共闘した場合訪れる未来が「世界は救われるが飛羽真が犠牲となって消滅する」と言う到底受け入れられない物であった為、飛羽真なら未来を変えられるかもしれないと言う一縷の望みを抱きながらも説得を受け入れず立ち去った。



  • 第34章「目を覚ます、不死の剣士。」-

深夜の屋上で未来が変わりつつあると呟く賢人。しかし、肝心な世界の結末は変わっておらず、闇黒剣月闇を持ちその場を立ち去る。


マスターロゴスにより復活させられたバハトと居合わせる飛羽真、ユーリの聖剣を封印するため戦いの場に赴く。

ユーリは飛羽真の可能性を信じない賢人に「飛羽真ならきっと未来を変えられる。お前も分かってるんじゃないか。」と問いかけるが、飛羽真と協力した結果世界は救われるが飛羽真は救われないという悲劇の結末を予知している賢人は、同じく未来を見たとは思えない言葉に怒りを覚え、「分かっていないのはお前だ…!」と怒りをぶつける。


飛羽真とバハト、ユーリと賢人とで乱戦の末、ユーリは賢人に協力を呼びかけ続けるも、バハトの飛羽真への攻撃と賢人が放ったユーリへの攻撃を飛羽真を庇うようにユーリは双方から浴び、ユーリを結果的に賢人の手で消滅させてしまった。

が、続いて悲しみにくれる飛羽真に攻撃をしかけるバハトの斬撃を身を呈して一刀両断。転がった光剛剣最光と飛羽真の聖剣を封印せず飛羽真との共闘を選んだ賢人に飛羽真は応えるよう立ち上がり、バハトと交戦。


戦い合い刃を交えた時、火炎剣烈火が光り輝く。その瞬間、バハトは目の前に現れた人物を面白がりひとまず撤退。飛羽真と賢人が振り返ると、そこにいたのは聖剣の覚醒(放送同日の仮面ライダー公式のツイッターアカウントの火炎剣烈火アップデートエディションのセリフ追加のツイートによると、闇黒剣月闇も覚醒していた模様)と謎の飛び出す絵本によって現れた幼馴染の少女、ルナだった。



  • 第35章「そして私は、神になる。」

マスターロゴスが全知全能の書の力を手にいれるための儀式の場に現れ、聖剣(錫音、黄雷、激土、最光、流水の5つ)を封印するが、乱入してきたファルシオン剣斬と交戦する。

消滅間際にユーリにかけられた友を信じる重要さを説く言葉を思い出し、ファルシオンの攻撃から剣斬を庇って変身が解除され、ジャアクドラゴンワンダーライドブック闇黒剣月闇を奪われてしまう。賢人の予知通り、全知全能の書の力はマスターロゴスの手に渡ったが、決められていた未来を変えたかのように、飛羽真によってルナの救出に成功。未来が変わって行く様を実感して行く。

しかし、彼にはまだ思うところがあるのか、自らの手元に戻ってきた二つの聖剣のうち、苦楽を共にして来た雷鳴剣黄雷ではなく、自分が今までかつての仲間に冒した過ちへの贖罪なのか、自分が現カリバーとしてこの世界の未来を見守る為か、闇黒剣月闇を選んで何処かへ去っていった。



  • 第36章「開かれる、全知全能の力。」

飛羽真がルナを助け大いなる力の完全復活を阻止した出来事から、この先待ち受ける世界の破滅を賢人は「飛羽真ならそんな未来すら変えられるかもしれない…!」と考え、闇黒剣を握る。が、闇黒剣が啓示した未来は以前と変わらず破滅の未来であった。世界を救う二つの方法のうち、飛羽真が世界を救う方法だと賢人が一番守りたいものの一つである飛羽真がワンダーワールドの守り人となり現実世界から消滅してしまうため、賢人が闇黒剣の力で自分諸共飲み込み世界の終焉を終わらせる、という誰も傷つけない強い意志を駆けつけたユーリは感じ取る。しかし、ユーリも同じく破滅の未来を見ているが、ユーリはその上で飛羽真なら「アイツならそんな未来すら変えられると信じている。」と、結論に至る過程は同じでも賢人とは違った強い意志を聞き賢人は再び葛藤する。



余談

  • 恐らく闇黒剣暗闇の未来の啓示とは最悪の未来しか見せない能力と思われるが、賢人自身の「俺は未来の可能性を全て見た」というセリフから、闇黒剣月闇が予知を外すのではなく飛羽真が未来を変えているという可能性もあるため、真偽は不明である。
  • 青木瞭氏の50周年記念祝辞ツイートにてこれからも、仮面ライダーエスパーダ、カリバー共々宜しくお願いします。と言及されている。
  • なおオロナミンCのCMでは、カリバーではなくエスパーダとしての登場となっている。
  • 上記の事実もあってか、エスパーダ復活の可能性は少なからずあるのかもしれない。
  • 一時的に退場をして復活を遂げるライダーはいずれも基本形態をパワーアップさせた形態で復活していたが、既存とは言え別のライダーとして復活するのは初である。


関連タグ

仮面ライダーセイバー ソードオブロゴス 仮面ライダーカリバー

富加宮賢人


富加宮隼人:賢人の父でありかつてのカリバー。


九条貴利矢/仮面ライダーレーザー:序盤に退場した後に主人公と敵対する側として再登場した主人公側ポジション繋がり。但し、こちらは側を欺く為の演技だった。


呉島光実/仮面ライダー龍玄3号ライダーの立場でありながら、途中で違うライダーに変身したキャラクター繋がり。その上勢力に回ったのも同じだが、賢人と違って一時的な退場は無いとはいえ、彼の基本的な姿である龍玄に変身する期間が立ち回り上しばらく無かったという点は賢人のエスパーダの境遇と似ている。


/仮面ライダー迅前作において退場した後に復活した敵サイドダークライダー。ただし、主人公側に時折味方する事もあった。退場の時期も復活の時期も賢人とほぼ同じであり過去の変身アイテム主人公が所持し丸っ切り乗り換えている、協力体制にまで至っていないものの主人公と何度か共闘するという共通点がある。


刃唯阿/仮面ライダーバルキリー:前作における3号ライダーで、途中で違う戦士(正確には怪人)に変身した共通点がある。


滅亡迅雷.net上條大地富加宮賢人 → ???

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