北陸本線
ほくりくほんせん
路線データ
運行区間 | 米原駅~金沢駅 |
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路線延長 | 176.6km |
軌間 | 1067mm |
旅客駅数 | 43駅(貨物併設駅含む) |
貨物駅数 | 4駅(旅客併設駅除く) |
複線区間 | 全線 |
電化区間 |
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閉塞方式 | 複線自動閉塞式 |
保安装置 |
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最高速度 |
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最高速度 |
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列車運行管理システム | JR京都・神戸線運行管理システム(米原駅~近江塩津駅間) |
概要
滋賀県米原市の米原駅から石川県金沢市の金沢駅までの間の176.6kmの本線、福井県敦賀市の敦賀駅から敦賀港駅までの間の貨物支線(敦賀港線、現在廃止)からなる。当時は1913年4月1日に青海駅~糸魚川駅間が開業したことで全線開通となった、米原駅~直江津駅間の路線であった。その後、この路線は半世紀以上をかけ1969年10月1日に複線電化に至った。
しかし、2015年3月14日に北陸新幹線の長野駅~金沢駅間が開業すると、路線(当時の路線営業キロは353.9km)のおよそ半分近くにあたる直江津駅~金沢駅間がIRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道・えちごトキめき鉄道に転換され、多くの特急も金沢どまりに短縮または廃止となった。
2024年には北陸新幹線の敦賀延伸開業に伴い金沢駅~敦賀駅間が第三セクターに転換される予定であり、それに伴い路線距離は米原駅~敦賀駅間の45.9kmにまで短縮される予定。
湖西線や信越本線などと接続して日本海縦貫線を構成する路線のひとつである。大阪駅・名古屋駅と北陸の各都市を結ぶ特急列車が運行されている。普通列車より特急のほうが本数が多い時間帯も存在し、『特急街道』『特急銀座』などとも形容される。
年季の入った車両ばかりが走る様子はまさに北陸版國鐵廣島(⇒國鐵金澤)にも思えるが、521系や683系といった新型車両も積極的に投入されているほか、多くの駅で設備のリニューアル工事が行われている。
以前は475系や413系、415系などの国鉄型車両が多く残っていた路線でもあり鉄道ファンからも人気で、『食パン電車』『魔改造』こと419系が走っていたことでも知られていたが、2021年までに国鉄型車両は全て運用を終了した。
国鉄の幹線としては初めて「正式に」交流電化が採用された路線でもある。ただし、敦賀駅~南今庄駅間に交直セクションがあるため全線が交流電化ではない。米原駅~敦賀駅間は直流電化。なお、国鉄時代初めて交流電化されたときは米原駅~田村駅間が非電化であったが、1962年に坂田駅と田村駅の間に交直セクションが設けられた。1991年に新快速を長浜駅まで運行させるために長浜駅~虎姫駅間に移設、さらに湖西線の完全直流化と新快速を敦賀まで運行させるために2006年に敦賀駅~南今庄駅間(北陸トンネルの敦賀方坑口付近)に移設された。
駅一覧
●:停車 ▲:一部列車が停車 ▼:しらさぎの一部・おはようエクスプレス・おやすみエクスプレスが停車 レ:通過 ↑:通過(片方向のみの運転)
米原駅~長浜駅
琵琶湖線を参照
長浜駅~敦賀駅
※特急列車は敦賀駅を除き通過、新快速以下の列車は各駅に停車