能代(艦隊これくしょん)
のしろ
了解、軽巡概要、出撃します
DMM.comにて配信中のブラウザゲーム『艦隊これくしょん』に登場する艦娘。
2013年11月の特別任務「鉄底海峡を抜けて!」のE-2海域クリア報酬として1隻だけ先行配布。
その後、2013年12月に実装された「大型艦建造」にて正式実装。
ノースリーブのセーラー服、紅色のスカート、上着と同色のグローブ、左足だけの片足ニーソ、左靴に繋がれたフライングデッキ。
他の軽巡洋艦娘とは一線を画す服装だが、これはレイテ沖海戦で所属していた栗田艦隊の旗艦が大和であったことに影響され、共通点の多い服装をしているものと思われる。
(最初の旗艦は愛宕だったが、パラワン水道で敵潜水艦に撃沈された為旗艦を「大和」に移した。しかし「大和」は第一戦隊旗艦も務めていたので、大和の艦橋には中将が2人いるという複雑な状況になった。第二艦隊司令長官が栗田中将、第一戦隊司令官が宇垣中将。命令系統は栗田>宇垣)
フライングデッキの水上機運搬軌条配置が姉の阿賀野とは異なる。
能代は姉妹で唯一の赤みがかった茶髪で、太い三つ編みを左右に作っているおさげ。
とってもかわいい秋田おばこ(美人)である(横須賀生まれだが)。
また、台詞がとにかく長いことで有名。
名前の影響かバスケ…いや籠球が得意だと思っている提督もいるらしい。
ともかく活発系美少女なのは間違いないだろう。
性能はこんなもんじゃないわ
ゲーム中では、改造前の初期状態で夕張と同じく装備スロットが1つ多い。
初期ステータスは「軽巡最強」と謳われた球磨をも凌駕している。
これは阿賀野型が軽巡洋艦の最終タイプと呼んでも差し支えのない形式の為。
実験兵装艦だった夕張やこれまでの軽巡の良い所を集めた成果が阿賀野型なのである。
ただその分少し燃費が悪く、補給時の資材の消費がやや多め(あくまでも「軽巡の中では」)。
性格は十分よ。撃ちまくれっ
非常にしっかり者で世話焼き。エリート気質であり、何でもそつなくこなしながら秘書艦の仕事の合間を縫って姉の世話を焼きに行ったりしている(しかし当の阿賀野は毎度毎度約束をすっぽかしている)。
数多くいるシスコン艦娘の1人と言ってもいい(もっとも彼女の発言的には微妙な線に入るのだが)。
しかし提督の事を蔑ろにしている訳ではなく、本人なりに気にかけているようだ。
提督とのやりとりもどこか事務的だが、それは彼女の真面目さの現れだろう。
秘書艦にした時のクリック時の台詞に太股を撫でる提督を姉と勘違いするという内容の物があったりする。
…提督、普段どんだけセクハラしてるんですか。そして阿賀野お前もかッ!
しかし、なぜか反応が「あれっ?提督?失礼いたしました!…あれっ、あれ?」であり、いささか天然が入っているようである。
前述した通り姉の世話ばかり焼いているせいで周りからは「阿賀野姉のお世話係」であると思われてしまっているそうな。
漫画『止まり木の鎮守府』でも、本来の秘書艦である阿賀野に代わって秘書艦としての仕事を行っている秘書艦の秘書艦状態になっており、姉の能天気さに呆れる事も多い。
しかし、ケッコンカッコカリの際には、(艦娘にしては珍しい事に)彼女から提督を呼び出し、思いのたけを伝えてくれる。
「能代は…本当は…提督のお世話をしてもいいかなって、思って……」と。
やっぱりセクハラじゃなくて愛のあるスキンシップだったんですね!
時代設定は時空を越えているようだが(※あきたこまちは1984年に命名された品種である)、スマホなる言葉があるのでまぁ…ね。
しかし、他の「たまたま巨乳」な軽巡娘や駆逐艦娘と異なり、ハッタリではない。
彼女は初期値でHP30、装甲値が23と軽巡洋艦としては破格。
重巡洋艦の古鷹型がHP32、装甲値30であることを考えると彼女(と阿賀野)の破格さが窺えるだろう。最も先述の通り、これ以上となると大日本帝国海軍最後の軽巡洋艦大淀しかない(日本の次期巡洋艦級戦闘艦は初の統合ミサイル防空艦である護衛艦あまつかぜで、1963年まで待たなければならない)し、阿賀野型の改二実装候補は矢矧と言われているので、当然の扱いとも言えるが……
提督、イベント情報の報告です
2013年秋イベント「決戦!鉄底海峡を抜けて!」で入手可能な阿賀野型姉妹の中で、彼女を入手できた提督は多いと思われるが、これは阿賀野・矢矧がドロップ(阿賀野はE-3またはE-5、矢矧はE-5のボスドロップ)での入手しかできないのに対し、能代はE-2をクリアさえすれば確実に入手できるからである。 果たして秋イベで阿賀野三姉妹を揃えた提督はどれくらいいるのだろうか…
現在は2013年12月24日に実装された「大型艦建造」で建造可能なので、秋イベントに未参加またはE-2未クリアの提督でも運と豊富な資源を以て建造に臨めば姉妹全員を手に入れる事が出来るようになった(未だ建造落ちしていない末っ子の酒匂は除く)。
コンプティーク2020年10月号内の対談記事にて予告されていた国産最新鋭軽巡の改二改装が実現。
二番艦、そして三番艦スタートとの予告通りに2021年2月5日のアップデートで能代改二が実装。
長らく切望されていた第4スロットを引っ提げて新生した。
詳細は能代改二へ
余談
ほかの阿賀野型軽巡洋艦とは異なり、能代の名は海上自衛隊にて、ひらがなの「のしろ」として2度にわたり受け継がれており、過去に存在した2代目「のしろ」は、ちくご型護衛艦の最終11番艦だった。前述の「あまつかぜ」が現役だった当時の艦でもある。
現在は、2021年6月22日に進水した、もがみ型護衛艦の3番艦が3代目「のしろ」を名乗る。
ちなみに2代目・3代目ともすぐ上の姉艦が例のお嬢様重巡···の名を継いだ艦であるほか、某くまりんこ···の名を継いだ艦と同型艦になっている(「みくま」「のしろ」の姉妹関係は2代目と3代目とで逆転)。