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アーゴヨンの編集履歴

2022-10-07 02:09:50 バージョン

アーゴヨン

あーごよん

ゲーム「ポケットモンスター」シリーズに登場するポケモン。

基礎データ

全国図鑑No.804
新アローラ図鑑No.262
UBコードネームUB:STINGER
分類どくばりポケモン
タイプどく/ドラゴン
特性ビーストブースト
高さ3.6m
重さ150.0kg

進化

ベベノムアーゴヨン(りゅうのはどうを覚えた状態でレベルアップ)

✿進化したら…❀


概要

ポケモンUSUM」で初登場した、ウルトラビーストベベノムの進化形。

コードネームは発売当初不明だったが、2017年12月14日に公開されたPVにてUB:STINGER(スティンガー)というコードネームが公表された。

進化前から一転してドラゴンを混ぜ合わせたようなクリーチャーじみた外見へと変化し、体格も立派な物へと変わっている。


名前の由来はイタリア語でを意味する「ago(アーゴ)」+韓国語でを意味する「용(ヨン)」に加え、中国名「四顎針龍」から推測するに「アゴ」「4」これら四つの要素を組み合わせたものと思われる。なお、顎が4つに分かれるのは何かしらを噛んで食べる虫に多く見られる構造。アーゴヨンも同様に上顎・下顎に加えて左右一対の大顎が確認できる。


ベベノム時代では頭部にあった毒液タンクは下腹部へと移動し、その内部には粘度が高い光る毒液が数百リットルも凝縮されて溜められている。戦闘時にはその強力な毒液を尻の大きな毒針から一気に発射し、その射程はなんと1万メートルにも及ぶという。


進化前のフレンドリーな性質から一転、ウルトラビーストらしい危険性を見せているが、本質的にはベベノム達のリーダーとなる"女王蜂"のような存在である。

野生の個体は大量のベベノム達を我が子のように育て、エサ探しの面倒やスズメバチのような形の巣作りを行う子煩悩な面を持っている。


また、実は発達したも共に下腹部へ移動しており、尻の毒針は攻撃器官であると同時に脳の神経と直結している敏感な部位でもあるらしい。その為他者に触れられるのを極度に嫌い、触れるものには怒って激しく襲いかかる性質を持つ。


ちなみに、公式サイトの説明では「膨れ上がったお腹」「お腹の脳」「お腹についている針」と概ねこれを腹部であるとしている一方、一か所で「巨大なお腹のように見える部分」と表記している。

毒液と脳と針が全て頭部から腹部に移動していること、またアーゴヨンの構造を上下逆さまにするベベノムのそれに酷似することを考えると、これが本当に腹部であるのか、それとも実際には頭部であるのかは微妙なところである。


進化条件はポケモン史上初となるりゅうのはどうを覚えた状態でレベルアップ」

勿論ドラゴンタイプが追加される。組み合わせ自体はドラミドロと同じ。

但しベベノムのりゅうのはどう習得レベルは1である為、思い出しか技教えを利用しない限りはいつまで経っても進化しないので注意が必要。


色違いは黄色と黒の2色という、より蜂らしいカラーリングに変化し、多くのユーザーからメガスピアーそっくりだと言われている。

その後、配布で色違いのベベノムが配布されたため、閃光のアーゴヨンと呼ばれるこの姿へ進化させられたプレイヤーも多いだろう。


ゲーム上での性能

HP攻撃防御特攻特防素早さ
73737312773121

進化前のやや平坦とした能力から一転、素早さと特攻に優れている。

耐久こそ進化前のベベノムに毛が生えた程度だが、ドラゴンタイプ追加による耐性強化もあり相手さえ選べば数値以上には耐える。複合ドラゴンとしては4倍弱点を持たない点も優秀。

特攻種族値はサザンドラのそれを2だけ上回り、素早さ種族値もメガボーマンダより1だけ高いという絶妙な数値。


ドラミドロとの大きな違いはほのお技を習得できる点。毒・ドラゴンと言う攻撃範囲の都合上対処しづらいはがねタイプにも有効打を与えやすい。


ただ逆にかくとう技やじめん技は覚えない為、ほのお技が抜群じゃないはがね相手はかなり辛い。

基本的に特防が高いエンペルトダイノーズは苦手だが、特にもらいびでほのお技すら通さないヒードランが苦手。大人しく他のポケモンに任せるかをよく考えよう。


メインウェポンとしてはヘドロウェーブヘドロばくだんりゅうせいぐん

サブウェポンとしてはだいもんじかえんほうしゃ10まんボルトあくのはどうエアスラッシュ

またわるだくみを覚える為、特殊火力の更なる引き上げやりゅうせいぐんのデメリットのフォローも出来る。


更にZワザやダイマックスならば、りゅうせいぐんのデメリットを完全に打ち消す事が可能で、わるだくみで特攻を上げつつ疑似的な連発を可能にしており、どくタイプを持つため本来ならドラゴン技を撃たせにくくするフェアリーに対する警戒も殆どしなくて良いと言う圧倒的シナジーを兼ね備える。


高速と相性が良いとんぼがえりを習得するのも大きく、特性との相性は良くないがこれによって器用な立ち回りをする事が可能。勿論みがわりとの相性も良い。

ダブルならおいかぜで盤面操作する事が可能でこちらも高速との相性が良い。


ビーストブーストでは意外にも、全ての能力が対象。やろうと思えば防御だって上げられます。

しかし、能力値に沿って特攻と素早さを上げるのが一番であり、現在では素早さにするのが主流となっている。これは他のウルトラビーストとは違い素の耐久に難がある事に加え、特攻はわるだくみでフォローしやすい為である。

ただし、こだわりスカーフを持たせる場合はひかえめにする事で特攻を上げると言うケースも存在する。


優秀なタイプと種族値により、発売当初からフェアリーに強いドラゴンとして注目を集め、以来UBの中でも高い使用率を誇っている。

高い素早さによりドラゴン同士の対決、特にメガボーマンダに強いため、ドラゴンに強いドラゴンと見ることもできるかもしれない。

他のUBよりも種族値合計が低いということを感じさせない、高い性能を持っている。



欠点としてはHP、防御、特防オール73からなる紙耐久がとにかく響く。サブウエポンの弱点技程度でも致命傷になる事が多く、ヒードランだいちのちからレベルの火力で乱数1発

上述にもあるが技範囲的にもヒードランは天敵中の天敵であり、めざめるパワー地面をもってしてもとつげきチョッキ持ちなら返り討ちに遭うので無理はさせないでおこう。


これ以外にもアーゴヨンより早いポケモンで上から叩かれるのも厳しくゲッコウガも天敵である。

またフェアリーに強いとはいえこだわりスカーフを持たせたカプ・テテフにはこちらもスカーフを持たせない限り上から叩かれてしまい、ミミッキュ相手ではばけのかわで強行突破されることもある。


半減が多い複合タイプだが、弱点タイプは4つでじめんタイプこおりタイプとメジャーな弱点が含まれている。

当然、Zワザをまともに受けれる耐久には期待出来ず精々半減をHPに余裕があるならば受け出せる程度でしかない。このせいでタイプ耐性は良い物があるがサイクル戦には導入しにくいのも難点。


こだわりスカーフなどの奇襲にも弱くなるが、それはそれでこちらもこだわりスカーフを持たせたり、きあいのタスキを持たせるなど道具による読み合いを持たせれるためこれはこれで長所にもなる。


またある程度は器用さを兼ね備えるものの、高速と相性が良く汎用性が高いちょうはつは覚えず耐久型の機能停止をさせるにはスペースがやや厳しいどくどくレベルしかなく困難。

サイクルを崩しやすいアーゴヨンにとっては地味に致命的なポイントなので、自身の広範囲が刺さる相手から上手く入って崩しに行きたい。


アニポケ

異世界のアーゴヨン

CV:鳳芳野

UB:BLACKを追い異界へ訪れたウルトラガーディアンズの前に現れた長。同時にベベノムらの母親兼女王とも取れる存在である。


かなり長生きな個体のようで、寂れた世界で群れを養う苦労に疲弊していたが、一向が持ってきたきのみを与えられた事で回復する。

テレパシーで異世界の者とも意思疎通を行える能力を持ち、「針の無い者」と呼ぶサトシ達にネクロズマや世界に起こった出来事を伝えた。


ガーディアンズの面々は体色等からベベノムの同族と判断。事件以降ロトム図鑑が持ち帰ったデータから名称を与えられたものと推測される。


サトシのアーゴヨン

その後サン&ムーン140話で、突如現れたアクジキングの3体目に対抗していたサトシ達だったが、劣勢になった上送り返せるウルトラホールが完全に閉じてしまう。

打つ手なしと思われた直後、閉じたはずの次元を再びこじ開けて飛び出して来たのは、サトシと共に過ごしたベベノムが進化したアーゴヨンだった。


ベベノム時代首に掛けていたペンダントは、ウエスト部分に掛けられている(ピカチュウは一目で気づいたようで、サトシもそれを見て分かった)。

進化前の嬉しいと回転する癖も健在で、再会を喜んだ後共にロイヤルマスクとZワザ「スパーキングギガボルト」を放ち、アクジキングの撃退に成功した。


使用技は「10まんボルト」「シザークロス」「ヘドロばくだん」「りゅうのはどう」。

特に10まんボルトは、かつて焦がれていたを自ら放てるようになったと言える。


エキシビションマッチではサトシの6体目の手持ちとして活躍し、ルカリオを破るほどの頼もしい腕前を見せつけてサトシを大勝利に導いた。

カプ・コケコとのバトルは一進一退の攻防をしていたが

バトルの経験の違いもあるがルカリオ戦でのダメージが蓄積しており後一歩及ばず関係者席で部下2人と観戦してたルザミーネもアローラの神に若きウルトラビーストが1歩及ばなかった感じかしらと評価していた。

エキシビションマッチ終了後は、ククイ博士宅の上空に開いたウルトラホールに向かい、サトシと2度目の別れをした。


余談

上記の通りイメージは蜂だが、大量の液体を肥大化したお腹に貯めているという点は、ミツツボアリ等も彷彿とさせる。


ウルトラビーストの種族値は素数で構成されているが、アーゴヨンの素早さ種族値の121という数値は11×11であり素数ではない。

アーゴヨンと他のUBでは種族値の合計に30の差があるが、この30を素早さに足すと151。

これがきっちり素数であるため、ユーザーの間では「元々151の予定だった素早さをバランス調整のために低下させたのでは」という推測もみられる。

実際に種族値変更により独自のルールを満たさなくなってしまったポケモンにはメガフーディンという前例があるため、あながちあり得ないとも言い切れない。


関連イラスト

-Naganadel-

アマゴヨンウルトラビーストまとめ


関連タグ

ポケモンUSUM ウルトラビースト どくタイプ ドラゴンタイプ 閃光のアーゴヨン


ニドリーノニドリーナ……同じどくばりポケモンという分類

ドラミドロムゲンダイナ……同じどく・ドラゴン

メガスピアー……酷似した姿の持ち主。こちらも強力な毒アタッカー。上記の通り色違いはメガスピアーそっくりになる。

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