基礎データ
全国図鑑 | No.0280 |
---|---|
ホウエン図鑑 | No.029 |
シンオウ図鑑 | No.157 |
セントラルカロス図鑑 | No.064 |
ガラル図鑑 | No.120 |
ヒスイ図鑑 | No.101 |
パルデア図鑑 | No.062 |
ぶんるい | きもちポケモン |
タイプ | エスパー /フェアリー: (第6世代より) |
たかさ | 0.4m |
おもさ | 6.6kg |
とくせい | シンクロ / トレース /テレパシー(隠れ特性) |
タマゴグループ | ふていけい/ひとがた(第8世代から) |
※シンクロ:自分が「どく」「まひ」「やけど」状態になったとき、相手も同じ状態になる。(バトル時)
手持ちの先頭にいるとき、同じ性格の野生のポケモンと出会いやすくなる。(フィールド時)
※トレース:対戦相手と同じ特性になる。ただし、一部の特性(「トレース」や「バトルスイッチ」など)はトレースできない。
※テレパシー:味方の技のダメージを受けない。
他言語版の名称
英語 | Ralts |
---|---|
イタリア語 | Ralts |
スペイン語 | Ralts |
フランス語 | Tarsal |
ドイツ語 | Trasla |
進化
ラルトス→キルリア(Lv.20)→ サーナイト(Lv.30)→ メガサーナイト(メガシンカ、サーナイトナイト)/エルレイド(「めざめいし」を使う・♂限定)→ メガエルレイド(メガシンカ、エルレイドナイト)
概要
『ポケットモンスター ルビー・サファイア(第3世代)』から登場しているポケモン。
服の裾を引きずった幼児のような外観で、おかっぱ頭のような緑色の頭部が目を隠している。
「気持ちポケモン」の分類通り、横から見るとハートマークのように見える赤いツノで相手の感情を読み取ることができ、敵意を感じると物陰に隠れる為、人前にはめったに姿を現さないという。
実際野生でもなかなか遭遇することができず、生態こそよく分かっていないが、生息数も少ないのかもしれない。
一方で明るく前向きな気持ちを好んでおり、それらをキャッチすると近寄ってくる共感性の高さを持つ。トレーナーが明るい気分のときには一緒になって喜び、人やポケモンの温かい気持ちをキャッチすると全身がほのかに熱くなる模様。
隠れている目は公式イラストでは見ることができないが、ポケモンカード等で確認することができ、顔つき自体は進化後とあまり変わらない。第6世代では図鑑で下から覗き込むようにすると見ることができる他、技を使う時のモーションでも見え隠れする。
一見腰から下の全体が足に見えるが、足跡自体はそれらを含まない小さな丸い物なので、キルリア・サーナイトの腰にもあるヒラヒラの部分を引きずっているだけと考えられる。
語源は「星の」もしくは「アストラル体(神智学で体を構成する要素の1つ、感情などを司る)」を表すastralのアナグラムと言われる(astral→raltas→ラルトス)。
発音や並び順こそ違えど他国語でも同様のアナグラムが見られる(上記参照)。
また、第6世代から自身のタイプにフェアリータイプが追加された。
こんな小さい身体ながら、ドラゴンタイプのわざをシャットアウトするのだから恐ろしい。
色違いは赤い部分がオレンジに、緑色の部分が青っぽい色に変わり、これは進化後も同様となる。
ゲームにおける特徴
『ポケットモンスター ルビー・サファイア・エメラルド』およびリメイク版では、ミツルのパートナーとして活躍する。
最終進化形が普通に強く、作品によってはクリア後さらにメガシンカによる強化も期待できるため、旅パに入れる価値は十分にある。
だが問題が1つあり、それは種族値と攻撃技が貧弱であること。
最近でこそ、早々とさいみんじゅつやドレインキッスを習得するようになって改善されたが、第5世代までは最速でキルリアに進化させるコースを選んだ場合攻撃技がねんりきしかないという状態。
種族値がマシならまだよかったがこちらもこちらで特攻45、素早さ40、防御面も序盤の幼虫ポケモン並みといった感じで、第5世代までのラルトスを育てることはコイキングよりちょっとマシ程度のものでしかなかった。
第6世代から少しずつポケモンに経験値を入れる手段が充実し始め、ラルトスを育てる手間も省けるようになってきている。
前述の通りさいみんじゅつとドレインキッスを早めに覚えるようになったため、特防が貧弱なポケモンに繰り出したり(万一1発喰らってしまっても、その後のドレキスで攻撃と同時に回復可能)、なきごえという無駄行動を挟んでくる序盤の野生ポケモンの捕獲に使ったりという役目も持てるようになった。
特に第9世代ポケモンSVは火力UP系持ち物を手に入れやすい上、強化要素のテラスタルが時期も場所も選ばず使えるとラルトスでも戦力になれる環境が整っているので、プレイの際には旅パに入れてみるといいだろう。
なおレベル20になるとキルリアに進化するが、種族値がちょっと伸びるぐらいの変化であり使い勝手を大幅に改善とまではいかない。
ラルトスの時の役目を継続させ、地道にレベル30を目指すか、めざめいしの入手を待とう。
総じて大器晩成型のポケモンと言え、こういう意味ではミツルのパートナーとしてふさわしいポケモンなのだろう。
きあいのタスキで耐えてトリックルーム→みちづれ、おきみやげ戦術ができるポケモンのうちの1匹であるため、ラルトスのまま使うならSの低さを生かしたこの戦術になるだろう。
厳選廃人御用達
先述の通り特性シンクロが使えるため、ミントが無い(もしくは揃えづらい)世代のプレイヤーにとっては厳選のお供の1匹であった。
(『BW』などラルトスが出づらい作品では、別のポケモンがその役割を担った)
第9世代ではシンクロのフィールド上効果が消えたが、今度は前世代から登場したレイドバトルでボスの特性を確認できるトレースの需要が増えており、厳選のお供になりえる点は変わらない。
使用トレーナー
ゲーム版
漫画版
※4章作中でルビーとはぐれてミツルが一時的に保護。返された際にはキルリアに進化していた。
番外作品
『ポケモンGO』
2017年12月9日、第3世代本格解禁と共に実装された。
原作プレイ者なら想像つくとは思うが出現率は低い。長時間探して1匹手に入るかどうかといったところ。
おまけに2019年8月現在巣が存在しない。極めつけはタマゴも何と10kmのものから孵る。
お手本のようなレアキャラと言える。
だがダンバルなどのように理不尽に低いかというとそうでもなく、加えて曇りや強風の時には出現率が上がるのでまだ良心的な方である。探す時には天気を気にしておくとよい。
2019年8月3日にラルトスのコミュニティ・デイが実施され、期間中に(タマゴやレイドボスも含めて)大量に出現しただけでなく色違いも実装された。
また数日後にはロケット団がシャドウポケモンとして持つようにもなった。
進化形キルリアも不定期でレイドボスに選ばれるなど、少しずつ入手がしやすくなっている。
アニメ版
AG109話
野生のポケモンで登場。川に落ちて風邪をこじらせて倒れていた所をマサトに助けられる。
- AG146話
元々は鉱山の町で採掘を手伝っていたエスパーポケモンの1匹で、寂しさを紛らわす為他のエスパーポケモン達と一緒に音楽を鳴らして毎日踊り明かしていた。
その他
BW | 143話 |
---|---|
XY | 5話・9話・16話・21話・92話・138話 |
劇場版 | 神速のゲノセクト_ミュウツー覚醒・ボルケニオンと機巧のマギアナ |
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
ルビーのRURU
ルビーが幼い頃センリから3匹譲り受けた中の1匹である幼なじみポケモン。
ホウエンのコンテストでの「かしこさ」部門担当の予定だったが、ミツルにポケモンを捕まえさせるために彼に貸していた時に地震でルビーとはぐれてしまう。それによって一時的にミツルの手持ちへ加わる事になり、ルビーの手持ちとして活躍するのは第6章以降でかしこさ担当はPOPO(ポワルン)に譲られる。空の柱にてセンリとの特訓の末にキルリアに進化し、事件終結後にミツルから返された。
関連イラスト
関連タグ
キルリア サーナイト メガサーナイト エルレイド メガエルレイド テツノブジン
0279.ペリッパー→0280.ラルトス→0281.キルリア