タマゲタケ
たまげたけ
よく間違われるが、タマゲダケではなくタマゲタケである。
基礎データ
全国図鑑 | No.0590 |
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イッシュ図鑑 | No.161 |
マウンテンカロス図鑑 | No.053 |
ヨロイ島図鑑 | No.077 |
パルデア図鑑 | No.205 |
英語名 | Foongus |
ぶんるい | きのこポケモン |
タイプ | くさ / どく |
たかさ | 0.2m |
おもさ | 1.0kg |
とくせい | ほうし / さいせいりょく(隠れ特性) |
タマゴグループ | しょくぶつ |
※ほうし:直接攻撃の技を当ててきた相手を30%の確率で「どく」「まひ」「ねむり」のいずれかの状態異常にする
※さいせいりょく:バトルから引っ込めると最大「HP」の3分の1回復する
概要
『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』(第5世代)で初登場した、小さなきのこポケモン。
何故か笠の模様や色合いはモンスターボールそっくりで、何故似ているのか多くの人間が疑問に思い研究しているが、その意味や理由は未だに謎である。
嘘のような記述だが、実際ポケモン図鑑にそう書いてあるのだから仕方がない。
名前の由来も恐らく「玉+たまげた+茸」であろう。もしくは、実在するキノコのタマゴダケか。
キノコらしく湿った環境を好んで殆ど動かないが、目立つ笠で他の生物を誘い、捕まえようとした者に毒の胞子を吹きかけて撃退する。
この矛盾した生態の理由も不明だが、生物学的に考えると、胞子を浴びせてから追い払うことで種の拡散を狙いつつ自分自身の身も守っていると考えられる。
ちなみに胞子を吹き出す部位は口ではなく両手で、胞子はよく乾かす事で腹痛止めの薬になる模様。
再度書くように、モンスターボールに似ている理由は不明。
ミミッキュよろしく偶然出てきた流行りのアイテムに外見を寄せた可能性はあるものの、たまたま似ていただけなのかもしれない。
特に近年では、文明なき太古の先祖と思われるポケモンも同じ柄をしていた事が判明し、「モンスターボールの開発者がタマゲタケ好きだった為に似ている」という胡乱な説も紹介されるなど、ますます謎が深まっている。
ゲーム上の特徴
同じくモンスターボールに似たビリリダマの後続ポジションで、野生では普通に出現するものとアイテムボールに化けているものがいる。
間違ってアイテムだと思い調べたプレイヤーは「たまげた」はずである。きっと…。
素早さは僅か15しかないので先手はまず取れないだろう。
進化先のモロバレルでも30しかないのでトリックルーム下で使えると良い。
この点はパラセクトと同じだが、こちらには4倍弱点が無く、耐久も高水準。
ドーブルを除いて3系列目の「キノコのほうし」を覚えられるポケモン。
対戦だけでなく捕獲要員としても活躍してくれる技なのだが、
肝心の習得レベルがLv50と遅いので、クリア前の捕獲要員としては使えない。
もう一つ重要な技である「いかりのこな」は「このゆびとまれ」と同じ効果の技。
ダブル・トリプルバトルではかなり有効な技なのでこちらも覚えさせておきたい。
「しんかのきせき」を持たせてもあまり有用ではない。
「キノコのほうし」や「いかりのこな」を覚えさせたらさっさと進化させよう。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
- BW32話
その他
BW | 51話・53話・54話(写真)・56話・67話・69話・80話・83話・85話・87話・90話・107話・127話・136話・138話 |
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XY | 59話・64話(回想)・71話 |
劇場版 | 破壊の繭とディアンシー・ココ |
『アニポケ・リコとロイの旅シリーズ』
- テペンのタマゲタケ
- 28話で登場。テペンがロイの持ついにしえのモンスターボールを見ているフリをしてタマゲタケとすり替えモンスターボールを盗む。ロイ達が食事をとっていた際に、ロイのリュックからタマゲタケ飛び出して逃走した事でロイはモンスターボールがない事に気づく。
- 終盤で彼の手持ちである事が判明し、リコのニャオハ、ロイのホゲータとカイデンを「超強力ねむりごな」で眠らせるが、自身も眠ってしまった。
- 元々はテペンが冒険者だった頃に出会ったポケモンらしい。
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- ファイツのダケちゃん
- 性別:♂️・特性:ほうし
- 性格:むじゃき・個性:おっちょこちょい
- 10章にてファイツがプラズマ団の共同住居から出る際、連れてきたポケモン(従来の幼なじみポケモンに相当する)。
- Nへの信仰心が強いファイツがモンスターボールに抵抗がある為、ボールに入れられていない。
- 相性不利なはずのシンボラーを撃破したり、ホミカが苦戦するほどのプラズマ団員を相手に「クリアスモッグ」の一撃で撤退させたりと、高い戦闘能力を誇る。
- ボールに入れられていない分、彼女の意思を先回りして行動することも多くピンチを救ってきたが、ファイツを守ろうとする意識がとても強い為に彼女を傷つけると判断した者に対して容赦なく「キノコのほうし」を食らわせようとしたり、戦闘に巻き込まれたファイツを慌てて眠らせてしまったりと、逆にトラブルを生むこともある。
- プラズマフリゲートでのN曰く、ファイツを助ける理由は「頼りない人間をほっとけないから」との事。
- エピローグにて、一端は元の持ち主の所へ返されようとしたが、「いらなくなった時にプラズマ団の演説を聞き、解放した」との事でそのままファイツの元に残った。なお、この際「これで心置きなくファイツ"を"手持ちと言えるようになった」と発言している(Nの通訳を聞いたファイツは流石にその発言に慌てていた)。
- 12章エピローグにも登場しているが、戦闘でもしたのかファイツ共々ややボロボロになっていた。