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演:市川洋介

概要

マジトピアの住人である天空聖者サンジェル人間態マジシャインに変身する。

所謂本作品追加戦士である。

伝説の勇者と謳われた天空聖者ブレイジェルの3人の弟子の一人にして戦友であり、天空大聖者マジエルの側近を務めている。同じくマジエルの側近の天空聖者ルナジェル(リン)と、先代5聖者守護隊の一人だった天空聖者ライジェルとは、共にブレイジェルの兄弟弟子同士だった。

来歴

15年前のインフェルシアとの戦いの際には、師匠ブレイジェルと二人の兄弟弟子と共にン・マ討伐の為に、インフェルシアへ乗り込んで戦ったのだが、途中でライジェルが裏切った事でン・マの打倒に失敗し、ブレイジェルは消息を絶ち、ルナジェルも記憶を失って消息を絶つ。自身もライジェルと戦うも相打ちとなり、彼をミイラ化させて封印する事には成功したものの、代わりに彼の魔法カエルにされてしまう。

その後は、ミイラ化したライジェルの体と、スモーキーの棲家であるマジランプと共に洞窟に逼塞していた。そして小津兄弟マジレンジャーによって発見され、以降は小津麗マジブルー)に懐いて、キスを迫る謎のアマガエルとして初登場する。小津芳香マジピンク)は名前まで付けて可愛がるが、(の悪戯により)カエルが死ぬ程に嫌いな麗はこっそり逃がそうとする。

しかし、兄弟のピンチを救ってくれたお礼にと麗がキスをした事で呪いが解けて、天空聖者としての姿と力を取り戻した。

ちなみに芳香を無視して麗にだけキスを迫ったのは、「青の魔法使いのキスじゃないと呪いが解けないから」である。というか作中の青の魔法使いが麗だったから良かったものの、もし男だったら…

その後は、小津家に居候する形で住み込み、今まで独学で修業をしていた兄妹達の魔法の教師となる。その為に、小津兄妹達からは「ヒカル先生」と呼ばれる。

ちなみにこの「ヒカル」という名前は、芳香がカエルの時に名付けたもの。

人間時の外見は20代に見えるが、天空聖者は実年齢と人間態の外見が一致しないので、本人曰く実年齢は500歳。そして彼のマジジャケットは小津兄妹とは違い、ゴールドとネイビーのツートンカラーである(他の5人のマジジャケットは、それぞれ自身のエレメントカラーと黒である)。

人物

非常に生真面目であり、敵や魔法の事については詳しい反面、人間界にはまだあまり慣れていない。その為に、ちょっとした事で感激したり、天然ボケな所を披露する事もしばしばある(回転寿司で回転してるだけなのに「ほんとに回ってるよぉー」と感激したり、その直後にスモーキーのイタズラで砂になった寿司をみて「これが回転寿司?」と聞いたり、更には入れ替わった芳香と魁が「ある…ある…ない!」という会話をしていると真面目に「何がないんだ!」と言うなど)。

また、魔法特急トラベリオンエクスプレスを操縦する為か、機関車に対しては思い入れが深いらしく、鉄道博物館に来た際には感激していた。

司令官的な役回りも持っており、マジトピアの言い伝えなどから、時には厳しく時には兄妹達の事を思って行動を諌めたりもするが、教師としての威厳は微妙に足りておらず、突っ走りがちな劣等感を感じていた蒔人、時の魔法に興味を持って危険を冒したを止められない事もあった。

それを差し引いても、小津兄妹達が例年の戦隊と比べても纏まって行動するせいで、必然的に単独行動が多くなり、損な役回りになる事が多かった(加えて例年の追加戦士の弱体化法則もあって、損な役回りに拍車がかかった)。

本人も、自分がブレイジェルのような完璧な師にはなれていない事に度々思い悩むが、そんな彼自身も兄妹達と触れ合う事によって、彼等と共に何度となく成長を繰り返していく。

次第に麗とは相思相愛となり、終盤に彼女から告白されるが、ある事情から応える事ができなかった。しかしその後、深雪の言葉で迷いがふっきれた事で、自分から麗にプロポーズする。そしてめでたく結婚した。こうして晴れて小津家の一員となる(以降の名前は「小津光」となる)。

絶対神ン・マとの最後の戦いでは、師にして義理の父親となった小津勇(ブレイジェル)と共にマジトピアでン・マと対決したものの、敗れてブレイジェルと共に死亡する。

しかし、バンキュリアの不死身の力によって蘇生され、今度は家族全員でン・マを無事撃破した。

最終決戦の後は、麗と共にマジトピアで過ごしているらしい。

またマジエルの考えでは、何とブレイジェルや最長老の天空聖者スノウジェルを差し置いて、次期天空大聖者候補として名前が挙がっている模様。

本編外では

魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー

小津家の一員として、10年に一度のファンタスティックハッピーデーに参加していたところを、アリエナイザーの事件に巻き込まれ、デカレンジャーのメンバーと出会い、共闘する事になる。

小津麗/マジブルーとジャスミン/デカイエローが敵の手に捕らわれてしまい、敵は人質と引き換えに小津家の持つ『天空の花』を渡すように要求してきた際には、センちゃんの提案によりテツと共に女装する(これは敵のアルゴル星人バボンが、背が高くてたくましい女性には目がないからである)。ちなみに女装時の名前はヒカル子。スモーキーには「気持ち悪ぅ…」と言われ、麗からも「ヒ、ヒカル先生……」とドン引きされた(なお、テツの方は本編でお馴染みのため驚かれてはいない)。

轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊

小津翼マジイエロー)と共に2代目ドリーム戦隊として参加。

何故か時の魔神クロノスの作り出した、「マルデヨーナ世界」のようなものに近い異空間に一人閉じ込められていたが、全く動じずに脱出の機会を待っていた。そこで同じく閉じ込められ彷徨っていたボウケンジャーのサージェス5人と出会い、脱出するまでボウケンシルバーの代わりにボウケンジャー(仮)の6人目を務める。

そしてマジランプバスターに聖剣モードのズバーンを入れ、撃つというvsシリーズならではの演出で、脱出する事に成功する。

ちなみにマジランプをアクセルラーで測定された際のハザードレベルが285もあり、危うく回収されそうになったり、間宮菜月/ボウケンイエロー「ひかるんるん」というあだ名で呼ばれて困惑したりする場面もある。

脱出後は、ボウケンシルバーとレジェンド戦隊を組んでいた同チームの翼と再会し、闘いの際は追加戦士チームとしてボウケンシルバー、デカブレイクと共に闘っていた。

アカレッドが必殺技バーニングレジェンドダイボイジャーを使用する時には、「愛」のスーパー戦隊魂を込め送り出した。

その他戦隊展開

烈車戦隊トッキュウジャー テレマガ発とくべつ烈車出発進行!!

テレビマガジン2014年6月号付録DVD。

マジシャインの戦力ロボットであるSL形態のトラべリオンエクスプレスから、魔法鉄人トラべリオンまで紹介されている。

過去映像が使用された為、変身前の顔出し映像が唯一流用された最後の作品。

アメトーク 戦隊芸人

変身前の映像を使用していた為に版権上の理由から、マジマザーが6人目として変身した回の変身映像に差し替えられていた。

4週連続スペシャル スーパー戦隊最強バトル!!

初回放送ではスーパー戦隊のレンジャー戦士が集められるシーンで、彼と思われるジャケットを着た人物が登場している。

関連タグ

魔法戦隊マジレンジャー

ヒカル ヒカル先生 マジョレンジャー 天空聖者サンジェル

カエルの王子様:麗との出会いが、この童話の展開と似ている。というか完全に元ネタ。

アラジン(アラジン):『魔法のランプの持ち主でそれに封じ込められている魔人とは仲間な関係』、『因縁の相手は悪の魔法使い』、『自分のお相手となるヒロインは青色に縁がある』等と共通点が多く、そのためある意味でヒカルの元ネタとも言える。

虹野明高尾ノエル:後年のスーパー戦隊に登場した列車モチーフの巨大ロボを操縦する追加戦士繋がり。

旋風寺舞人:勇者シリーズに登場した、列車モチーフの巨大ロボを操縦する繋がり。「終盤で相思相愛になった女性と結婚式を挙げた」「結婚した女性は家事が得意であり、不思議な力を持つ他、弟がいる」という共通点がある。

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