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お宝返却大作戦!!

るぱんさんせいおたからへんきゃくだいさくせん

『ルパン三世』のTVスペシャルシリーズ第15作。 ハイライトシーンは光り輝くサグラダ・ファミリア。
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概要

「ルパン三世 お宝返却大作戦!!」はルパン三世TVスペシャル 第15作品。当初、製作スタッフによって付けられていた仮題は「ガウディの調べ」。

監督の川越淳は、『ルパン三世 PartIII』では作画で参加しており、満を持してルパン作品で初めて、監督を手がける事になった。ストーリーは川越が出したプロットが没になり、その代わりに柏原寛司が書いたプロットに、川越のプロットの案を反映させた形になっている。

この作品の特徴は、シリーズの中でも、取分け武器や政策などの知識がないと理解できない細かい演出(五ェ門が刀の根釘を舌でなめる、ラッツが「グラスノスチの弊害だ」と愚痴る、ルパンと次元による「オートマリボルバー」論争など)が散見される事である。

本作では久しぶりにテレビシリーズで使用されていた、タイプライターによるタイトル打ちが復活している。また、TVスペシャルシリーズで初めて、終わりを意味する「Fin」と言うテロップがエンディングの最後で流れた作品でもある。

あらすじ

今は亡き、泥棒仲間であったマーク。 ルパンは、マークがかつてサグラダ・ファミリア最上部から盗み出したトリックダイヤを狙うが、 それを手に入れるためには、今までマークが盗み出した7つのお宝を元あった場所に返さなければならないと言う。
マークの遺志を継ぎ、ルパンにお宝返却を依頼する不二子。 マフィアに接触する彼女に、他意は無いのか…?
そのマフィアのボス・通称ラッツや、彼に従う暗殺者ミーシャが、 同じくトリックダイヤを求めてルパンたちの前に立ち塞がる──!!


オリジナルキャラ

イワン・クロコビッチ(ラッツ)

CV山寺宏一
ロシアにてカジノと墓地を経営する男だが、正体はグルジアマフィアの首領であり、せこい手口で荒稼ぎすることからラッツ(ドブネズミ)というあだ名が付けられている。冒頭にてルパンに狙われていることを銭形から警告を受けるものの、警備は万全としてルパンを歯牙に掛けていなかったが、停電から自家発電に切り替わる際に監視カメラが作動不良を起こすという盲点を突かれ売上を盗まれる。以降復讐のために直属の殺し屋であるミーシャを送り込んでルパンを殺害しようとするが、ルパンを裏切った不二子の内応を受けるとルパン殺害を撤回し、不二子を介してルパンを泳がせ、トリックダイヤが現れる瞬間に奪い取ろうと画策する。そして入手まであと一歩というところまで迫ったが、マークの遺した罠によってルパンに出し抜かれてしまう。その後不二子に裏切られた事を知り、同じように不二子に裏切られた同業者達と手を組んで実力行使によりトリックダイヤを奪わんと夜明け前のサグラダ・ファミリアにて激しい戦いを繰り広げる。ラッツ本人はダイヤを持つルパンと壮絶な鬼ごっこの末に尖塔の頂上付近で膠着状態に陥るが、突如発生した濃霧により視界が遮られ、その中に現れた深手のミーシャをラッツと勘違いしルパンが発砲。本人は「弾避け」と言いながらも咄嗟にミーシャを庇って重傷を負い、自分の敗北を悟ると、ルパンに対し、祖父から聞かされていたトリックダイヤの真実を語り、宝を見れない事を悔やみながらミーシャと共にサグラダ・ファミリアの雲海の下へ消えていった。

トカレフ

CV北村弘一
ラッツの執事的な存在。だがその役割は執事に囚われず、ラッツの護衛から諜報、拷問までと手広い。優秀な人物ではあり、不二子を出し抜いてトリックダイヤの鍵であるマークの遺言書を奪うが、その後マークの仕掛けたブービートラップを回避できずにラッツに殴られたり、拷問中の次元に一瞬の隙を突かれて逃走を許したりと抜けている場面も目立つ。同じガンマンであった次元と因縁をつけており、銃の腕は概ね互角。自動拳銃マカロフを愛用しており、リボルバー使いの次元にオートマチックの優位性を豪語するが、次元が撃ち砕いた資材の木片が詰まって排莢不良を誘発され、尚も諦め悪く引き金を必死に引こうとするも、最後は呆気なく撃ち負けた。また次元には「トカレフマカロフか」と冗談を言われる。

ミーシャ

CV五十嵐麗
ラッツ直属の暗殺者。ラッツとはビジネスライクな関係にあり、ラッツ自身も「弾避け」と言ってはばからないが、度々キスを交わすなど互いに気があった。もとはグルジアの貧農の家に生まれ、祖父が父を殺し、自身が祖父を殺すという荒んだ家庭で育つ。その後は二刀流のナイフと祖父を殺したモーゼルM712を愛銃にした非常に優れた殺し屋となり、ルパンと交戦するまでは無敗を誇った。ラッツの実行部隊として度々ルパン一味と交戦しており、五ェ門の恩人を殺害し、五ェ門の肩を狙撃銃で撃ち抜くなど特に五ェ門とは因縁深い。サグラダ・ファミリアの戦いでは次元に愛銃を破壊されたためナイフで五ェ門と戦うが、先の負傷が癒えていないこともあり一時は優勢となるが、油断を突いた反撃により重傷を負う。五ェ門に自身の殺害を求めるが、拒否されラッツの元に行き、ルパンの銃撃を庇ったラッツの腕の中で息を引き取る。

アニタ

CVりの
マークの姪で駆け出しの建築家。以前は良いデザインを多く描いていたようだが、最近はスランプ気味で落ち込んでいる。偶然車の陰にいた重傷の五ェ門を見つけて助け、自宅に匿っていた時にルパンが訪ねてくることでルパンとの面識を得る。そしてルパンによって明かされたトリックダイヤの隠し場所とは彼女の家に置いてあった何の変哲もないぬいぐるみの中だった。

マーク・ウィリアムズ

CV八奈見乗児
ルパンの怪盗仲間でありライバルでもあった老人。冒頭に彼の葬式が執り行われており、それを知ったルパンが秘蔵のお宝「トリックダイヤ」を盗もうと画策するところから物語が動き出す。生前はかなりの道楽家であり、財宝などではなく傍から見たらガラクタや、それなりの意味を持ったものを多く盗んでいた。既に故人であるが、トリックダイヤへと導く遺書ともいえる映像データを多く遺しており、死してなおルパンとラッツを引っ掻き回す。また、映像での飄々とした口調とは裏腹に、不二子の裏切りや第三者の横入りを見越し、予備の映像データや、映像データの閲覧者がルパンであるか確認の為の「テスト」と称して、引っ掛け問題を仕掛けておくなど、勘の鋭さや用心深さも見せていた。

アントニオ・ガウディ

CV松岡文雄
実在の人物。作中ではトリックダイヤを鍵とした仕掛けをサグラダ・ファミリアに施しており、そのことを直接聞いた幼少の頃のマークは密かにトリックダイヤを盗み出してしまう。そして数十年の時経て、来る時にあるべき場所へ戻ったトリックダイヤにより、ガウディの荘厳なるお宝が姿を現す。


関連タグ

川越淳 オートマチックピストル リボルバー ガウディ

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