ガイスト(ガイストクラッシャー)
がいすとくらっしゃーのがいすと
本編より15年前、ガイメタル研究所所長『プロフェッサー・ドスメーア』によって鉄鋼湾の海底から約50000mの神話層より発見された鉱床『ガイメタル』が、特定の外的刺激を受け10000GV(ガイボルト)以上の超活性化すると誕生する。その姿は我々が神や妖怪、幻獣等と呼ぶ存在に酷似し、神話の時代から既に存在したものと考えられている。
その多くが常に破壊衝動を持ち続け、本能の赴くままに破壊し、捕食する。自然死は一切存在せず、たとえ動かなくなっても、一時的に活動を停止しただけである。主食は溶岩等だが、アルミアラージは家畜を捕食し、チョハッカイは同族のガイメタルを喰らう。これは生物のG波を取り込み活動維持するのが目的。5つの属性(炎〈ファイヤー〉、氷〈アイス〉、地〈グランド〉、風〈ウインド〉、雷〈サンダー〉)の内1つを持つが、必ずしも翼を用いて飛ぶ者や、水棲生物の全てが風属性や氷属性ではない。例えばヤタガラスやケートスは炎、イザナミは氷、クラーケンやシービショップは地、エーギルやカラドリオスは雷である。逆に人型のジン、ライオンのバロンは風。鉱物の形状はガイストの容姿で判別し易い。
現時点では確認されているだけで大小、色違いも含めれば二百種を超え、今後もファイルに記載されていない新種が増え続ける可能性が示唆されている。
自然界の鉱物がG波を急激に取り込む事で出現する雑魚キャラ。5つの属性に対応した姿を持ち、強力な大型ガイストの周辺では大量に発生する。通常の兵器は一切通用せず(戦車の砲撃すら無力)、G波を応用した技や武器か、GCGが保有する特殊なライフルの弾丸を無数に叩き込むか、一点集中攻撃でクラッシュするしかない。
ゲーム本編では各フォームの攻撃を防ぐ手段を持つ(メイルは六角形バリア、ウェポンは半球形バリア)が、特定のフォームで破壊が可能。超必殺技ガイストアーツや、エクストリームフォームならどちらでも壊せる。コミカライズ『ファースト』やTVシリーズに登場したクレイドールと云う小型ガイストは名称が混同されたもので、厳密に言えばクレイとよばれる種類(ドールは上位種)。
コミカライズやTVシリーズでは容姿を構成するパーツの複雑さから一部を除いて出番が無い。
ホイラー
ドール
グレイ
小型ガイストよりも更に巨大で再生能力が高く、体内のガイメタルを取り出し完全にクラッシュしなければ無限に再生する。上述の通り破壊衝動を持つのが普通だが、クラッシュ後に回収してガイメタルを科学的に調整する事である程度無力化され、ソウルガイストと呼称する形態への変形も可能。純度が高ければ単一色になる傾向があり、カオスだけは他のガイストと誕生経緯が全く違う。
神章から追加された新種はドスメーア・ファイルには一切記載されておらず、その一部はゴットガイストの御使いで、発見後はガイスト・ファイルという資料に一体づつ登録される。
進化型ガイスト
大型ガイストの身体の一部が変化したもの。種類や個体数は少ないが戦闘力はそれらよりも高い。一方で自然属性や武器属性、ガイメタル形状はそのまま。但し、ガイメタルの純度が高いものは強力なG共鳴を引き出し、尚且つ認められる様に努力しなければガイストギアを装着しても最悪の場合、体内のG波が乱れ、指ひとつ動かせられぬまま死に至らしめる。
レジェンドガイスト
ドスメーア・ファイルに記載されているが出現例や地方が稀で、口伝や伝承でしか確認されない存在。いずれも2000万GVの測定限界数値を叩き出しており、自我を持ち性格も様々。元のガイメタルへと自由に戻り、ソウルガイストへも変形する等かなり特殊。
- 聖獣ガイスト
- ヤマトガイスト
- 五大龍ガイスト
- アルファガイスト
大型ガイストがアルファ因子と呼ばれる特殊な因子でガイメタルの構成組織が変異した姿。武器属性やガイメタル形状は同じだが、通常個体よりも属性や色が異なり、進化系ガイストと同様に戦闘能力が極めて高く、その個体数は少ない。各々の属性は炎→氷属性、氷→雷属性、地→炎属性、雷→風属性、風→地属性と変わっている。
外見のみで判断すると痛い目を見るので本来の属性で判断するべき。
ブラックガイスト
イレイザーの本拠地『暗黒島』で発見された新種。元々は既存のガイストだったが、カオスのクラッシュ後、残留する強烈なG波と、レッカ達が所持するフェンリルらのG波との度重なる衝突やG共鳴の影響で体色全てが漆黒に変異した。戦闘力は高く、より獰猛で敵意が強く、傷をひとつでも負えば只では済まされない。現時点では五体のみだが別種が出現する可能性もある。
プラチナガイスト
進化系ガイストに酷似した新種。体色がG波により白金に輝いており、防御力が桁違いに高い。プライドが高い者が多いのも特徴。
爆龍ガイスト
五大龍ガイストに酷似した龍型ガイスト群の総称。太陽の色にも似た体色が特徴。戦闘能力もレジェンドガイスト級。
レインボーガイスト
聖獣ガイストに似た姿を持つ虹色のガイスト。
冥界王ガイスト
ヤマトガイストに酷似した存在。元々は彼らの影に過ぎなかったが、破壊本能を棄てると同時に具現化された謂わば本来持っていた暗黒面。
ノワールガイスト
ドスメーア・ファイルにも記載されていないガイストの総称。全て外宇宙から来た者達で、レジェンドガイストよりも更に強力な100000000GVもの測定数値を持つ。1つの国(もしくは星)を瞬く間に滅ぼす力を持つが、出現した理由はカオスが復活すれば銀河や宇宙を跡形もなく破壊する為らしいが、完全覚醒すれば彼らでも手に負えないのが本音。