シーキュカンバーオルフェノク
しーきゅかんばーおるふぇのく
琢磨「貴方との勝負は既についている。無駄な戦いは止めて、ベルトを私に渡してください」
第22話に登場したナマコの特質を持つオルフェノク。人間態は眼鏡をかけたサラリーマン風の男。
弁当(ソーセージを摘まみ食いしたスマートレディ曰く「ちょっと塩味が濃過ぎる」)を食べている途中にたまたま通りかかった人間を殺害してまた何事もなかったかのように機械的な動作で食事を続けるなど、すでに人間性は無くなっている模様。しかも、目立ったセリフは特にないのが余計に不気味さを加速させている。
両腕からコンクリートをも融かすゲル状の溶解液を投げつけて相手を攻撃し、柔らかい体で敵の攻撃を受け流す。
その能力はスマートブレインからも高く評価されており、スマートレディにジェイが死んだことで空席が出来たラッキークローバーの新メンバー候補として勧誘され、琢磨逸郎と共にベルトの強奪に乗り出す。
センチピードオルフェノクのムチで拘束したファイズに溶解液で攻撃したが、うっかり溶解液でムチを溶かしてしまいファイズを脱出させてしまう。
アクセルフォームとなったファイズにはなすすべもなく、強化クリムゾンスマッシュを受け灰化した。
第23話「花形の理想」にて登完全にオルフェノク化する前に自然死した元明星塾生の成れの果てのうちの一体として登場。液体の詰まった巨大カプセルに収容されている。
直訳で『海のキュウリ』という妙ちくりんな名前を持つ怪人だが、実際に英語でナマコは『sea cucumber』と表現するので、これでナマコの英名を知ったという視聴者も多いのではないのだろうか?
スーツはカクタスオルフェノクの改造。デザイン画には「武器を持たせられないため、手で何か特殊能力を見せてはどうか」という旨のコメントが確認できる。
全身のトゲトゲにより、ワームオルフェノクと同様パンクっぽい雰囲気を狙ってデザインされている(『完全超悪』p.47,144)。