概要
2011年12月7日より稼働開始したコナミのネットワーク型アーケードゲームである。
2013年12月現在の最新バージョンはVer.3.5『スティールクロニクル ヴィクトルーパーズ』である。
プレイヤーはハウンドと呼ばれる傭兵となり「スティールスーツ」と呼ばれるパワードスーツを纏い、迫り来る全人類の脅威『鋼鉄虫』との戦いに身を投じる。
ゲーム自体はCo-opタイプのTPSで、オンライン上からランクの近い他のプレイヤーと共に戦う。
協力して敵を倒しながらマップを進んで行き、最後のエリアで指定されたミッションをクリアすると終了となる。
リザルトではミッション中の行動により、CP(コープポイント)・通り名・経験値・武器熟練度・メダルを入手する。
カスタマイズでは鋼鉄虫からドロップする素材(とキーパーツ)を消費して、武器の生産と強化を行う。
略称は『ステクロ』。公式Twitterハッシュタグにもなっているので公式略称である。
また、アーケードと連動したソーシャルゲーム「ハンタークロニクル」も展開していた。
2016年8月8日に開催されたギガコロニー攻略戦を最後に、新イベントが行われないままま更新が途絶。年月が流れるたびに筐体が撤去されていき、プレイできるゲームセンターも減少した。
2020年12月18日、ハンタークロニクルのサービス終了が前情報無しで発表された。
実際のゲーム性
当初こそその料金設定やロボゲーっぽいビジュアルから先述の通りボーダーブレイクのパクリなどと言われたりしたが(実際にはあちらは操作方法がスティックとマウス、複数のボタンやトリガーといった特殊なもので、新しいパーツの購入などでもわかりづらい点がいくらかあるのでとっつきやすさではこちらが上)、実際のところはアーケードなら『Quest of D』や『シャイニング・フォースクロス』に近い感覚。
コンシューマーなら『ロストプラネット』が敵の外見や弱点の色的に近い、というかまんま。「素材を収集して武装購入・強化」「巨大ボスとチームを組んでの戦闘」という点からモンスターハンターやゴッドイーターを連想するゲーマーも少なくない。
しかし、多種多様なゲームが次々と輩出される今日、既存のゲームのどれとも一切かぶっていないゲームを作るというのは不可能というものであろう。
ボーダーとハウンドの兼業傭兵も少なくないとか(実際ゲーセンでもしばしば並んで置かれている)。
何にせよ、プレイする人がいるということはそれだけ愛されているということである。
こちらは基本対人戦はメインではないので(イベントでの自己申告参加)対人戦を嫌うプレイヤーには特に好まれている。
スティールスーツ
鉄鋼中の残骸から得られるエネルギー、スティールエナジー(STE)を動力にして動く、対鋼鉄虫用の兵器(パワードスーツ)。
プレイヤーは5種類のスーツから好きなものを選び、2つの主武器と2種類の副武器(各種グレネード)を使って鋼鉄虫を殲滅していく。
スーツの種類は万能タイプの『突撃』、火力・装甲が高いが動きが鈍い『重火力』、機敏でサポートに強いが装甲・火力が貧弱な『高機動』、特殊な武器を多数使える『特技』、文字通り近接武器で敵をなぎ倒す『格闘』の5つ。性能が微妙に異なるバージョン違いが3つずつ存在する(特技・格闘は2つ)。
スーツ種目ごとに主武装は固定でスーツ間での使い回しはできないが、種類は豊富。また、主武装は使い込んだ熟練度に応じて、素材アイテム消費による強化が可能。
またカラーリングはメイン・サブの2色の色分けがあるが、カラー開放は有料(ガチャで入手できるカラーもある)。
なお、武装はさまざまな種類が存在するが射撃武器で連射が求められる場合は連射可能なアサルトライフルなどが多く使用されている。(単発射撃型の場合は1発1発トリガーを引かなければならないが筐体によってはトリガーの反応が悪いために連射がうまくいかないことがあるためかとおもわれる。)
なお各スーツのデザインは柳瀬敬之による。
- 突撃
初期配備されているスタンダードな性能のスーツ。
クセがなく扱いやすい武器がほぼ全距離に渡って揃っており、まさに万能。
局面を選ばず戦うことができる。逆に言えば一撃必殺と言える高威力武器がない器用貧乏。
固い敵相手には火力不足に陥る恐れもある。
武器の種類は豊富で、特性の大きく異る武器が揃っているので装備の選択が重要。
Ver.が上がるごとに基本性能が向上するが、Ver.3はVer.1から性能を落とした代わりに、シールド自動回復機能とカートリッジスロットが一つ追加される。
Spec.vは突撃以外の主力武器(一部除く)を一つだけ装備可能。
- 重火力
火力の高い武器と高い装甲を持つスーツ。反面、機動力は低く、救出・補給などのアクションにも最も時間がかかり隙が非常に大きい。
武器はいずれも非常に高い火力を持つが、リロードに非常に時間がかかったり、足を止めて踏ん張らないと撃てないなど全体的にクセの強い武器が多く、火力を十全に活かすための立ち回りと状況判断能力を要する。
だがその耐久力はトップクラスなので、回避が苦手なプレイヤーにオススメ。
Ver.が上がるごとに長所・短所が強調されていき、Ver.3では主力武器装備スロットが+1される。
Spec.VはVer.1から僅かに機動力を落とした代わりにLトリガー押しこみでシールド自動回復効果を持つ「シールドオプション」を展開できる。
- 高機動
スピードが速いが、防御が低い。また、補給や救出する際の時間が、他のスーツより速いという特徴がある。武器の火力は控えめで、重火力とは対照的な特性。
その機動力を生かしたサポートを期待されるスーツ。
武器自体は突撃型のスケールダウンのようなものが多いが、独自のものとしてスコープをのぞいて撃つスナイパーライフルと、独特のラッシュを使えるレイピアを持っている。
当たらなければどうということはないというスタンスを地で行く機体だが、スピードで攪乱してもそれだけでは勝てないので的確に一撃一撃を当てていく腕が要求される。
こちらも重火力同様、Ver.が上がるごとに長所・短所が強調されていく。
Ver.3では補助武器装備スロットが+1される。
spec.VはLトリガー押しこみで飛行形態となり専用の攻撃が繰り出せる。
- 特技
『特殊技能型』と紹介されており、「特殊支援装備」と呼ばれる専用装備を持っている。
ゲーム中では副武器のひとつとして扱われる(弾数無限・再使用タイムラグあり)。
回復・補給などの効果を持つ「支援ポッド」と、自機に追随して自動的に攻撃を行う「自動兵器」の2種類がある。
武器自体も、火炎放射器(バーナー)や衛星レーザーなどユニークなものが多くそろっているが、ユニークな分扱いも簡単とは言い難いので使いこなすには練習が必要。
スーツ自体の性能は高機動と突撃の中間といったところ。
現状Ver.2まで実装されており、Ver.2は支援ポッドの性能が低下する代わりに自身を中心として展開することができる。
- 格闘
呼んで字の如く。全スーツ共通装備である「ハンドバルカン」の代わりに「ストライクギア」と呼ばれる近接戦用武器を装備している。
武装はクロー、メイス等の近接戦武器に偏っており、遠距離武器であるブーメランやジャベリンも軌道が独特であるため、他スーツとは一線を画したプレイ感覚が特徴。
スーツ自体のカタログスペックは非常に高い反面、射程距離が短いので高高度飛行型のエネミーや近距離に対して高い攻撃力を持つエネミーに対しては絶望的に弱い。
現状装甲を犠牲に機動力を上げたver.2まで実装。
カートリッジ・システム
スーツ性能を強化するアイテム。15分30STEの時間制有料となっている。
3つまでスロットがあり、(前述の通り突撃ver3.0は4つ)そのスロットに、
多種多様な効果を持つカートリッジを装着する。
これを使って自分好みの性能にパワーアップすることができる。
戦闘中は自分が装備したカートリッジとその残り時間が分単位で表示される。
同じカートリッジを買い足す事で効果時間を延長することも可能。
課金によるパワーアップということで不安を呼んだが、30STE(強化バージョンである+版は60STE)ということでプレーで余ったSTEでも十分購入できる価格設定となっている。
ガチャでも入手可能(ガチャ版は一部を除いて60分間)。
一部はキャンペーン・イベントでも入手できる。
アドバンスド・アクト
4つのトリガーボタンを同時に押すことで発動する特殊アクション。
攻撃やダメージで蓄積したゲージを消費し、能力上昇やライフ自動回復、ザ・ワールドなどの効果を一定時間得ることができる。
効果はカスタマイズで変更可能で、ゲージ上限は階級とともに上昇する。
ゲージはミッションを超えて持ち越し可能なので使い所を見極めてあえてそのミッションでは使わないという選択も可能。
ちなみに、使い続けると特典のチャットボイスがもらえる。
アドバンスド・リフレクター
2013年2月のアップデートにて追加された新システム。
カスタマイズでスーツに装備することで、ミッション中にエネミーから受けるダメージを軽減したり、状態異常への耐性を強化することができるもの。
ただし、エネミーの攻撃にもそれぞれ属性があり、その属性に対応したリフレクターを装備していなければ軽減出来ない。
強化には、素材とは別にエネミーからドロップする「キーパーツ」が必要。
強化すれば当然ダメージ軽減率・状態異常耐性も上がるが、ダメージを受け続けるとリフレクターのレベルが落ちてしまうので注意。
装備可能数は、突撃・重火力・格闘が3個、高機動・特技が4個。
スタイル
2014年の3.5から追加されたシステム。
アビリティを組み合わせて自分だけのスーツ強化が行える。
鋼鉄虫
今作に敵として登場する、人類の敵。
ソルジャー→ウォーリア→コマンダー→ジェネラルとクラス付けがあり、素材としての質もこれに比例する。
またこれ以外にも、ステージボスとして登場する『クラス・アドミラル』と、強力な特殊エネミー『クラス・ナイトメア』が存在する。
モチーフはダニ、クモ、カマキリ、スズムシなど多彩な昆虫・節足動物。虫嫌いのゲーマーにはちょっときついかも。
またイレギュラー的な存在として、人類・鋼鉄虫どちらの味方ともとれない昆虫人間・インセクター、鋼鉄虫を強化する謎の存在・SEEDが存在する。
- ミッション
ミッションを開始する前のロード画面でどんな内容のミッション、ステージ、現在のマップ状況が提示され、対ボス戦なら相手となる鉄鋼虫が表示される。プレイヤーはこれをみて、どんなスーツで出撃するかを選択し、ミッションに赴く。
流れとしては、各エリアに分割されたステージを敵を殲滅しながら進み、ステージ最奥部で現れたミッション目標を(制限時間内に)達成する、という流れになる。
現在現れるミッションは、ザコを大量に倒す大量発生エネミーの殲滅、対象を迫り来る敵から守るスティールシップ防衛、大量に現れた敵の中から巨大な『タマゴ』を抱えた敵を破壊するアドミラルエッグ殲滅、そして巨大ボス敵と戦う大型エネミーの殲滅の4種類。
なお、クライマックスミッション以外の場合は原則ロード画面で表示されるまでどこでどのミッションを行うのかはわからない。(クライマックスミッションでも場所までは指定できない)
- 大型エネミー(ステージボス)
いわゆるボス戦。「クラス・アドミラル(提督)」と呼ばれる超特大エネミー。
クラスアドミラルの素材は、ボスを倒した時や部位破壊に成功したときなどにばら撒かれるので、回収を忘れないようにしよう。クライマックスゲージが最大の時にミッションを選択すると「クライマックス戦」となり、必ずこのミッションとなる。クライマックスでは自分で相手にするエネミーを選択できる。また、途中参加したのがクライマックス戦なら、対象者にクライマックスのアイコンが付く。自身のクライマックスを成功させるとリザルト画面でご褒美の一枚絵を見られたり、全国ランキング集計に使われる『メダル』をたくさん獲得できる等のメリットがある。
- ギガンテウス
最初期から登場するアドミラルで、クラスアドミラルとの戦いを教えてくれる先生といえる。
的が大きく対処は容易だがとにかく硬く、初期武器では火力不足になることも。
破壊部位はおでこと尻尾のカバー、それに背中の甲殻。
第5変体以上になると、爪の薙ぎ払いでも衝撃波が発生し、尻尾叩き付けで発生する衝撃波がほぼボス部屋全体に及ぶというトンデモな攻撃を繰り出す難敵になる。
- ブレマニウス
巨大なヤドカリ。ヤドカリは『寄居虫』って書くから虫。
まず殻を割らないとダメージがまるで通らないのが特徴で、特大の弱点が殻を割った下のおしりにある。ちなみに、殻についている青い模様(ミラーみたいな部分)も別に部位破壊可能、そのためか他のボスと破壊可能部位数が桁外れに多い。
高位変体は攻撃を当てると毒霧を発生させてくる。
上位変体でも攻撃パターンが単調でちょろいことからCLIMAXで選択されることが多い。
以前は重火力の主力武器であるガトリングガンの最終版「YNKT-X」の生産条件としてブレマニウス殲滅数130という、設定ミスじゃね?とも思えるようなヤケクソな条件があったが、Ver3.5にて武器生産条件に懸かる殲滅数が撤廃されたため気にすることはなくなった…と思いきや、今度は生産条件がキーパーツのみになったため結局は同じか。
ちなみに近くで見るとつぶらなおめめがカワイイ。
- ヘカトンケイル
巨大ムカデ。
フラッシュグレネードに対する耐性がゼロという致命的な弱点を持っているため、フラッシュを活用することで攻撃すらさせずに倒すこともできる。
逆に弱点が小さい・狙いにくいことと、動きが活発なことからフラッシュなしで倒すのはけっこうしんどいため、フラッシュがあるかないかで難易度に大きな差が生じる。
弱点は腹部に複数ある赤い部位とおでこ(部位破壊必要)。殲滅には直接関わらないが尻尾も破壊可能で、破壊するとビーム攻撃を封じることができる。
第5変体からは文字通りの即死ビームを乱射する難敵に変貌。
速攻撃破しやすいのでインセクター召喚フラグといえる。
- ニーズヘッグ
巨大オトシブミ……っていうか双頭のドラゴン。まず首を落とす必要があるが、激しく首が動くうえに非常に高い位置にあるので照準をつけにくい。さらに首は片方壊しても、もう片方を素早く破壊しなければ復活してしまう。両方の首を破壊すれば胸部の大きな弱点を露出させる。
高位変体になるほど怒り時の攻撃が激しくなる、どこぞの弾幕ゲーかと思えるほどに。
しかし、体力は他アドミラルと比べると低い…というか最低クラスみたいで、一回弱点を出せばそれで倒し切れてしまうことも多々ある。
嫌われアドミラルの筆頭だったが、夜+ニーズはインセクター登場のフラグが立つため最近では割と歓迎されている模様。
- フレズベルク
巨大蛾。モスラ。超高速で飛び回る厄介な敵で風圧で上空からハウンドを攻撃してくる。
画面にノイズを発生させ視認性を阻害するジャミングや分身殺法、吸引竜巻などのユニークな攻撃を多く持つ以外に、そもそも高空にいるので装備によっては攻撃が届かない。特に格闘スーツはブーメランかジャベリンを持たないと100%詰む。
羽根を壊したり、フェロモングレネードを使ったりして地面に下ろすことができる。
高位変体は自分の分身を発生させる、発生させてもバレバレだが。
- スヴァーヴァ
巨大クモ。ホーミングする電撃トゲ(初期ではブースト使用不可の追加効果もあった)や射撃を無効化するバリアを持つ技巧派。
腹部に弱点があり、背中を破壊することでも弱点が露出する。また、8本あるうちの片側の4本の足をすべて破壊すると、走り回った後ブレーキがきかずにひっくり返る。
この間、腹部の弱点を無防備に晒すため、攻撃のチャンスとなる。
射撃への耐性が高めなのである意味初見殺し。
フラッシュグレネードも有効。
- アウルゲルミル
目下このゲーム最大のエネミー。大きすぎて本体は動くことができない(エリアの大半がコイツの身体で埋まってしまうほど)が、兵隊アリ(道中で登場する中ボス格相当)を大量に生み出す。
その場からは動けないものの、体力が減ってくると自ら弱点付近への攻撃を繰り出してくる。
- エクスマキナSVV
カニのような姿をしているが、従来の鋼鉄虫とは異なりとってもメカニカル。
ランクが他アドミラルの「第☓☓変体」ではなく、型式番号のような表記(SVV-○、○内にはI、IIのローマ数字が入る)になってたり、ステージ「SIVA拠点施設」にのみ登場するというきな臭さ満載のエネミー。しかも他アドミラルと違って専用ステージでの戦闘になる。
弱点は機体のあちらこちらにあるスティールスーツやインセクターの背中についているのとよく似たコア。コア以外の箇所(破壊したコアも含む)に攻撃しても全くダメージが通らない。(貫通効果付きの武器で攻撃してコアに届けば一応ダメージが通る)
コイツはミッション中必ず二体登場する。二体とも撃破しなければミッション成功にならないが一体でも撃破できれば殲滅数にはカウントされる。(これは後述のヴァナルガンドにも言える)
ボスエリアが専用のものになる関係か、コイツが相手の時はインセクター(後述)を召喚できない。
ちなみに、機体形状や移動時のエフェクトからSVVとはスヴァーヴァを意味すると思われる。
- エクスマキナNHG
二本の大型攻撃アームを持ち、尻の部分に大型のターボブースターを持った重戦車のような機体。
弱点はSVV同様機体各所にあるコア。
また、ターボブースターも部位破壊するまでは弱点となっている模様。
形状のもとになったと思われるニーズヘッグ以上にガシガシ動きまくる上に衝撃波でこちらを一時的に行動不能にしたりありったけの弾幕をばら撒いたり、亜空間ワープをしたりと手ごわい上にあまり接近すると放熱衝撃でシールドをガリガリ削り取られてしまう。
動き自体は直線的なので見切ってしまえば御しやすいが頑丈なので時間内に削りきれないこともままある。
SVVと違ってこちらは条件を満たせばインセクターを召喚できる。
先述したが、NHGはニーズヘッグを意味すると思われる。
- ヴァナルガンド
巨大クワガタムシ。エクスマキナSVV同様二体1セットで出現するが、壁と地面で移動範囲が分担されていたエクスマキナと違い双方とも地面と空中を自在に移動する。
毒・フラッシュ・スタン・燃焼・凍結と様々な攻撃属性を持ち、ほぼ即死級ダメージのレーザーはフィールドほぼ全域を薙ぎ払う。
しかしその略称はどうにかならなかったのか。
- インセクター
アドミラルとの戦闘中に一定条件を満たす(特定ステージで時間内に一定のダメージを与える)と、いきなりアドミラルを一刀両断して乱入してくる謎の昆虫人間。
さまざまなタイプが存在するが、いずれもアドミラルをはるかに凌ぐ強敵である。
出現したら背後から攻撃する、もしくは近接武器で攻撃してバリアを破壊しなければ話にならない。
倒すと一部武器の生産に必要なネクロ系素材を落とすが、これはインセクター以外では入手ができないので、皆インセクターが現れると必死になる。
でも勝てないことが多々ある。
余談ながら公式Twitterで「インなんとかさん」呼ばわりされている他、羽蛾呼ばわりするハウンドもいる。
現時点で確認できているのは…
突撃スーツに似た基本的なタイプのISLX-001、ダブルガトリングガンやブラスターを装備した火力タイプのISRC-001、ウイングを展開し上空から子機を放つ飛行タイプのISPF-001、大剣を携えマントをたなびかせた騎士のような風貌のISLX-003Δ、背部のオプションアームや広範囲に及ぶ超火力の攻撃を繰り出す最強最後のISAT-001Δの5タイプ。それぞれ出現マップが異なる。
Δクラスまではアドミラル戦で乱入してくるのみだったが、Σクラスでは乱入してこない代わりに専用の殲滅ミッションがあり、クライマックスミッションで複数種のインセクターを同時に相手取る「インセクター×インセクター」ミッションが選択可能。
- SWARMS
無尽蔵に現れる謎の殺戮兵器。
インセクターと同じくネクロエナジーを用いているようだが、彼らよりもなお人工物然とした姿をしている。
実装初期はクライマックス専用ステージ「山岳居住区跡」にのみ出現したが、最近ではΣクラスのインセクター殲滅ミッションでも道中に出現するようになった。
- SEED
Σクラスから出現する新たな敵。
エリア内にいる鋼鉄中の能力を強化する厄介な存在。
能力強化だけでなくフラッシュ耐性も強化したり殲滅するまでクラスナイトメアを際限なく召喚するので他の敵をかわしながら攻撃する必要がある。
また、この強化はクラスアドミラルにも適用されるため、それまで瞬殺できたボスが一転して強敵になる。
- VICTOROOPER
突如現れる謎のスティールスーツ(識別コードから)。
ボスエリア直前のリーダーエネミーを撃破するとランダムで乱入してくる。殆ど謎に包まれた存在で襲撃する理由は不明。
撃退に成功すると、ある武器を入手できる。
現在確認されているのは、ヴィクトルーパー・ザ・ヴォイドのみ。
登場ハウンド(パイロット)
スティールクロニクル人気の秘密、それはアバターである。
凪良氏のデザインしたキャラは男性はかっこよく、女性はかわいくデザインされており、アバターに惹かれてコイン投入を決断したプレイヤーも多いとか。
カスタマイズで髪型・服装など多種多彩なカスタマイズが出来るので、同じキャラであっても二人といない個性的なカスタマイズが可能。
戦闘中に設定できるチャットの数も多く、各キャラごとに個性的な台詞が用意されている。
例えば、「了解」や「よろしく」などのテーマごとに、各キャラ3種類のセリフが用意されているほか、プレイ内容に応じて他のキャラのものまねセリフやその月のイベント・季節に関するセリフなどが入手でき、戦闘中に喋ってるだけでもかなり楽しい。
また、チャットすることは、キャラクターカスタマイズに必須なCOOPポイントの獲得にも関わってくる。ミッションリザルトにおいても「盛り上げMVP」というかたちで成績にも計上されたりするので、戦闘中は是非色々喋って場を盛り上げてもらいたい。
戦闘中に誰かに告白、プロポーズできるのはスティールクロニクルだけ!
- カミヤ・シン (小西克幸)
いかにも主役っぽい熱血漢。
かとおもいきや、アピールなどのチャット内容には割りとはっちゃけたセリフが結構ある。気さくな熱いお兄さんというイメージか。
CVが兄貴なので「カミヤの兄貴」と呼ばれる・・・のか?
ポスターなどではエレナと並んでトップで描かれている。
「行くぞ!正面突破だ!」
北国出身のクーデレ(推定)。OPではカミヤと並んでトップを飾る。
ポスターでも正面に来ているあたり、公式でヒロインとして推しているのかも?
「それが私の存在意義ですから」
- サイード・ナジム (中田譲治)
元軍人のオッサン。そのCVから人気が高い。
公式では「女性に弱い」とされており、某アピールアイテムと合わせてアッー!疑惑が…。
と、思いきや、アピールアイテムに「女好き」があり、彼に関する他キャラクターのエピソードで、
女性を口説いて回っていることが判明した。
ものまねでは何をトチ狂ったか「お兄ちゃんって呼んでもいいですか?」等と言い出す。そんな時はNGの雨を浴びせてあげよう。
「たかが虫じゃねえか、気楽に行こうぜ」
チャット内容や戦闘中のセリフには、きつく当たるような言い方があるが、
他人を優しく気遣うセリフも中にはある。根は優しい人なのだろう。
子供が好きなようでアレックスやユンにはデレる。しかもユンは「お姉ちゃんって・・・呼んでもいいですか?」と返してくれる。キマシタワ-
セレスティーヌには劣るがなかなかの戦闘力の持ち主(バストサイズ的な意味で)。
最初から掛けている眼鏡はカスタマイズではちゃんと外せるのでご安心を。
「失敗は許されないのよ…!」
- クライブ・ロックハート (岡本信彦)
いかにもな戦闘大好きキャラ。ハイテンション。
その実力はエレナですら驚く程だが、結果を出すかどうかは本人の気分次第。
英語でのアピールが存在する唯一のキャラ。
チャットの内容もヒャッハーしてるものが多く、「一番ハシャげるキャラクター」としてサイードと人気を二分する。
気のいいあんちゃんからツンデレまで幅広いチャットが出来るのが特徴。ツッコミもユニーク。「なんでやねん!」
そんな彼を象徴するチャットが「やなこった、めんどくせぇ!」、商品化もされてしまった。
戦い以外のことはあまり関心がない模様。
「こんなんじゃ全然食いたんねぇぞ!おい!」
前述のお嬢様。スティールスーツ開発会社の社長の娘。おっぱい。
「わたくしと出撃できることを、光栄に思いなさい」
少年ハウンド。幼いながらも天才的な操縦技術でハウンドを務めている。
戦いをゲーム感覚で捉えており、チャット内容もそれっぽい発言が多い。
口調がどことなく上から目線のものもあるため、あまり周りに受け入れられていない様子。
一応中の人が先導アイチの人なのでそこそこ人気はある。その生意気さも慣れれば可愛げのあるものに見えてくるかも…?
7月の浴衣キャンペーンではなんと宣伝画像に抜擢。黙っていれば可愛い程度にはレベルアップした。黙っていれば。大切なことなので二回言いました。
「こんな戦い、ボクがいれば楽勝でしょ」
ロリ担当。デフォルトではツインテールで貧乳。妹(でも大家族の長女)。
登場キャラクターの中では最年少の12歳。
「じゅんちょーだ♪じゅんちょーだ♪」
2012/12/12に登場した新ハウンド。
アンナに憧れてハウンドになった温和なメガネ青年。
ネットミームを多用したチャットが特徴だが、ミカサと比べると明らかに希少種。
2012/12/12に登場した新ハウンド。
その名の通り真っ赤なツンツンヘアーのロリパンク。
デフォルトで太もも丸出しのコネクトレイヤーが刺激的だがまな板。
その容貌とはっちゃけつつもツンデレなチャット内容から、実装直後から大人気である。
アバターパーツの組み合わせ次第でどっかの魔法少女みたいにできる。
隠しハウンド。
特定条件を満たせば自キャラとして使用可能になる特別枠。
詳細はキャラ個別の項目にて。ネタバレ注意。
- リディア・ペトラコフ(佐倉綾音)
エレナの双子の姉。胸が大きく、第2位のアンナと同じかその次ぐらい。カップサイズ?
「いーじゃん☆いーじゃん☆」
- カリン@わりとねむい(小倉唯)
- マリオン・ラヴ(杉田智和)
上の3人は2013年12月11日着任の隠しハウンド。
ジャスティンとは異なりエピソードの進行具合でアンロックされる。
マネージャー・オペレーター
- ホダカ・レクレール・キョウコ(笠原あきら)
カスタマイズ画面やリザリト画面での案内をしてくれる美人マネージャー。
ミッション結果でのコメントが怖いが、だがそれがいいというドMは後を絶たない。
実際のミッション中にナビゲーションを担当するオペレーター。
何か悩みのようなものを抱えていると言われているが…?
割とハイテンションで天然、そしてちょっと残念。出撃時台詞は緊張感に欠けるものが多い。
コーラが好物で、いつもは部屋に引きこもって日本のアニメを見ながらピザとコーラを貪っているらしい。
バージョン1.5で登場した新マネージャー。ホダカさんと切り替え可能。
ニコニコ笑顔のおっぱい。4位になっても優しくフォローしてくれるので多くのハウンドから支持されている。
- リリア・クライン(照井春佳)
バージョン1.5で登場した新オペレーター。スウェーデン出身。エミリアと切り替え可能。
溌剌としたエミリアと対照的にどことなく気だるげな容貌(実際のオペレーション時のセリフはそんなでもない)。
銀髪金眼、ミリタリージャケットの前を大きくはだけて胸を大きく露出しており、ジャケットの下はチューブトップブラとスパッツという大胆さ。
だがまな板。
外部リンク
公式:http://www.konami.jp/am/steel/#news
関連タグ
もしかして:ボーダーブレイク
もしかして:ロストプラネット
コラボ関連タグ
クイズマジックアカデミー:第9作である賢者の扉とのコラボキャンペーン(計2回)としてQMAのキャラに変装できるアイテムがもらえた。逆にQMAではスティールスーツがもらえたり、QMA生徒がコネクレイヤー姿(アンナ・クライブを除き第1弾コラボに対応)になっている壁紙が配布されるイベントが行われた。
beatmaniaIIDX:第20作tricopo稼働記念キャンペーンとしてROOTS26のキャラに変装できるアイテムがもらえた。
ポップンミュージック:Sunny Parkとのコラボでポップンのキャラに変装できるアイテムがもらえた。またエレナがポップンのキャラクターとして登場した。
アース製薬:殺虫剤メーカーということでコラボイベントが行われ、「提供 アース製薬」なるアピールやアース製薬の製品のTシャツ(例 サイード ゴキジェットプロのTシャツ)がもらえ、さらに武器として殺虫剤のアースジェット、アースレッドが登場した。
SOUND_VOLTEX:連動企画であるPOLICY BREAKにてステクロの楽曲が原曲で収録される展開となった。ボルテとコラボしたハウンドアイテムも登場している。
アーマードプリンセスバトルコンダクター:2022年10月18日に、まさかの特別ミッションとして神姫用スーツが入手できるイベントが実施される事になった。