概要
「天使」の名前を関した対キャンサー用人類決戦兵器であり、地球外生命体であるキャンサーに現時点で唯一直接攻撃ができる手段である。
セラフ部隊に所属する一人一人に配備された電子軍人手帳を天にかざし「セラフィムコード」を唱えることで使用することができる。
ちなみに、セラフィムコードは当人が最も士気が一番高揚する文言が設定されており、一部の者はパロディ的な物になっていたりする。
セラフ部隊のメイン武器として、作中で頻繁に出てくるものの、セラフ自体の謎は多い。
「キャンサーを研究する過程で生み出された」という製作経緯は劇中で説明されているものの、その仕組みや貴重さ、危険性についてなど、いまだに具体的な詳細が上層部に隠蔽されているため、不明である。（東城つかさの母親がセラフの研究員だったそうだが……。）
性能
様々な力を秘めているが、長時間使用をすると鼻血が出始め、それでも使用を続けると最終的には死に至る。
- 身体能力向上
使用者の筋力や跳躍力など、戦闘中の身体能力を高めてくれる。
- デフレクタ
セラフの持つ防衛機能。
キャンサーによる攻撃を軽減又は無効化できるが、一定量のダメージを受けると消失する。
また、デフレクタを消費することで、仲間やキャンサーのもとにトランスポートをしたりも出来る。
形状
様々な形状があり、剣術の心得がある者には剣型のセラフ、といったように基本的にはその使用者の適性に合ったものが出てくる傾向にあるのだが、中には例外もいる。
| 形状 | 属性 | 特徴 | 主な使用者 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 剣型 | 斬 | 片手剣としても扱える細長い刀身の太刀 | 國見タマ、水瀬すもも、神崎アーデルハイド、白河ユイナ、命吹雪、大島二以奈、夏目祈、李映夏 | 時折剣術を競う大会が行われ、剣型セラフの使い手はそこで文字通り鎬を削っている。 |
| 鎌型 | 斬 | 人の身長はある長い柄と巨大な刃がついた大型の鎌 | 朝倉可憐、柊木梢、山脇・ボン・イヴァール、蔵里見、大島五十鈴、華村詩紀、キャロル・リーパー | ー |
| 銃型(拳銃) | 突 | 片手で射撃ができる程度のハンドガン | 東城つかさ、水瀬いちご、天音巫呼、豊後弥生、桐生美也、小笠原緋雨、石井色葉、大島四ツ葉、柳美音、アイリーン・レドメイン | ー |
| 銃型(大砲) | 突 | 両手で構える大型の大砲のような形をしている | 和泉ユキ、樋口聖華、佐月マリ、丸山奏多 | 長距離攻撃にも向いており遠くの敵を引き摺り出すのにも用いられる。 |
| 銃型(ライフル) | 突 | 長い銃身の狙撃銃のような形で拳銃型と大砲型の中間ほどの大きさ | 室伏理沙、大島六宇亜、シャルロッタ・スコポフスカヤ | モーションは上記の砲と同じだが形状が大きく異なるので便宜上分割。 |
| 大剣型 | 打 | 両手で扱う剣型よりもさらに大型の剣 | 逢川めぐみ、月城最中、伊達朱里、瑞原あいな、大島三野里、黒沢真希、マリア・デ・アンジェリス | 剣ではあるがこちらは武術祭には参加しない。 |
| 盾型 | 打 | 6本の細長い盾で腰部に収められている | 蒼井えりか、桜庭星羅、菅原千恵、二階堂三郷、大島一千子、松岡チロル、ヴリティカ・バラクリシュナン | 唯一手に持って使わなず、常に浮遊している。 |
以下例外的な形状
| 形状 | 属性 | 特徴 | 主な使用者 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 双剣型 | 斬 | 上述の太刀よりやや短い刀身の緑がかった色の二本の剣 | 茅森月歌 | セラフに詳しい樋口でも分離した二つの武器(双剣や2丁拳銃など)になるのは見たことがないらしい。 |
| 虎具型 | 突 | 身体を覆う防具のような形 | ビャッコ | 形状が例外というより使用者が例外。また公式ガイドブックでは「牙」と表記されているが牙を用いた攻撃は全スタイル通しても存在しない。 |
| 薙刀型 | ー | 黒く長い柄に小さめの刃がついた薙刀 | 手塚咲 | 國見曰く、禍々しい形をしているとのこと。 |
