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概要編集

プレイヤーズゲームは、双方向性を利用し、あたかもゲームであるかのように振る舞うビデオソフトである。通常のDVDなどのプレイヤーで再生できる。


光ディスクを用い、映像を主体とするゲームはレーザーディスク(レーザーディスクゲーム)やコンパクトディスク(CD-i)の時代から存在した。その後一般家庭にDVDが普及し始め、家庭向けにもソフトが出回るようになった。


日本においてはコンシューマー移植がされないエロゲ作品が全体の多くを占めるが、「時空探偵DD」(PS1/サターン)や「新世紀エヴァンゲリオン」(サターン)などコンシューマーからの移植もある。初期はPG限定作品、実写作品、「ファントム・オブ・インフェルノ」のような全年齢版、「水月」などキャラクターボイスを新規に収録した上で移植するなど、付加価値を高めた作品があった。


ユーザーはゲームを遊ぶためだけにパソコンを買わなくて良い、ゲームメーカーは過去の作品データを再利用し、場合によってはオリジナルより廉価で再販できるといった利点がある。


規格編集

DVD、UMDブルーレイのメニューやマルチストーリー機能を用い、ルート分岐を実現する。アドベンチャーゲームの移植が多いのは、この理由による。ただしセーブには対応せず、パスワード(復活の呪文に似た概念)を入力して擬似的に実現している。


DVD-PGという名称は、2001年にコンピュータソフトウェア倫理機構(EOCS/ソフ倫)が提唱した。他には「インタラクティブDVD」(DVD-i)、「DVDゲーム」、「DVDビデオゲーム」(アイルが積極的に使用)など様々な名称がある。


UMD-PG編集

UMDには「UMD VIDEO」という規格がある。やはりこれもPGの研究開発が行われるようになった。再生機器がPSPのみであるため、PSPに移植されないエロゲが多く移植された。JIN企画など、UMD限定作品を発売するメーカーも存在した。


BD-PG編集

ブルーレイディスクを用いたPG。2010年頃に登場した。BDはハイビジョンフルハイビジョンに対応するため、DVDより高精細度な映像を楽しめる。またBlu-ray Disc Java(BD-J)を用い、従来よりコンピューターゲームに近い操作性を実現しているのも特徴である。


ビジュアルアーツは専用レーベル「あそべる!BD-GAME」を立ち上げ、「Kanon」「さよならを教えて」などに始まる既存タイトルの移植や、「PSYCHO-PASS」BDビデオ版のおまけゲームの制作をしている。


HD-DVD-PG編集

HD-DVDを用いたPG。日本国内では確認されていない。海外ではドラゴンズレアスペースエースなど、一部タイトルのみ発売された。


主な作品(50音順)編集


メーカー・レーベル編集

その他…


関連項目編集

DVD Blu-ray HD-DVD プレイステーション・ポータブル(UMD)

ゲーム コンピュータゲーム エロゲ

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