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プロフィール編集

真名石田三成
クラス不明
性別男性
出典史実
地域日本
設定担当経験値
ILLUST経験値(原案)、pako(FGO)

※ このプロフィールは本百科の推測であり公式によるものではないため注意。


概要編集

Fate/Grand Order』にNPCとして登場するキャラクター。

イベント『ぐだぐだ新邪馬台国』における主要人物の一人として初登場。

歴史に名を残した人物の魂だが、同特異点の性質上、サーヴァントなのかは不明。


何故か蘇ったクコチヒコに協力し、「新邪馬台国治部少輔」として暗躍する。


真名編集

豊臣秀吉に仕えし文治派武将の代表、石田三成

秀吉にその才を見出されて配下となり、太閤検地や刀狩りといった政治面で活躍した。

秀吉の死後は、豊臣政権の実務を担った五奉行の一人に抜擢されるが、五大老の一人徳川家康は秀吉の死後に豊臣政権が不安定になっていたことから再び戦乱に戻ってしまうことを危惧し、自身が代わって統治者となるべく政権の奪取を狙い始めた。


このままではいずれ豊臣家は世の安定に邪魔な勢力として潰されかねないと考えた三成は、豊臣家を守るべく同じ五大老で秀吉の盟友である前田利家ら協力者と共に、家康を止めるために奔走するが、その利家までもが病没して加藤清正ら味方の多くが徳川方に付き結局叶わず、家康と望まぬ和解をし五奉行から外されてしまう。


その後、三成は豊臣の復権と家康打倒を目論み、毛利輝元を西軍総大将として同志を集め挙兵し、東西に軍が分かれた世に有名な大戦である関ヶ原の戦いへと突入する。

しかし、西軍の統率は全く取れておらず、毛利輝元は大阪城から出ずに留まり、東軍と内通していた吉川広家ら毛利家は沈黙し動かず、無理矢理協力させられた島津家も積極的ではなく、最終的に輝元が陣取るはずであった配置に信用のおけない小早川秀秋が布陣し、案の定秀秋は裏切ってその後も次々と裏切りが発生したことが決定打となり敗走。

三成の重臣であった島左近は殿を務めて彼を逃がし、再起を図るべく逃走するも追捕隊に捕縛され、41歳という若さで六条河原で斬首された。


その後、皮肉なことに三成が危惧した通り、清正ら豊臣家の生き残った家臣たちは徳川家との和解に奮闘するが、彼らが死去すると家康は今だに影響力を持つ豊臣家を危険視し、会談した秀吉の遺児である豊臣秀頼に父譲りのカリスマ性を感じ、豊臣家が再び力をつけることを恐れ、徳川幕府の統治を盤石とするべく豊臣家と最後の戦となり、敗れた豊臣家は滅ぶこととなった。


人物編集

一人称は「私(わたし)」

灰色の羽織に、黄色い縁のメガネをつけた侍。どこまでも生真面目な杓子定規で、自分に利がなくとも戦や政治のマナーを遵守しようとする等、良くも悪くも非常に律儀な性分。


政治家としては非常に有能な人物だが、他人はとことん信用せず、彼が信じる人物は秀吉一人。

そうした主を至高と仰ぎ、その他全てを見下す価値観を隠そうともしない振る舞いは、当然他者の好感を得られず、秀吉やノッブからもあいつ友達出来ないだろうな〜と言われていた。本人もそれを一切意に解さなかった事が、周り全てから見離され最期を迎えた原因の一つともとれる。


自らが頂点に立つのではなく、補佐役として輝ける人物であり、本人もそれは痛感している。


関連人物編集

生前編集

豊臣秀吉

自分がただ一人信じ続けた主にして天下統一を成した関白殿下。

ノッブによれば、配下の少ない秀吉が子飼いの武将としてつれてきた子供の一人のようで、まるで自分の子供のように可愛がっていたという。ただ晩年の彼の暴走に対しては絶句する事も多くなり、決して唯々諾々と従うばかりではなく諫言をしてはいたが止めきれなかった。


島左近

三成の軍師で、彼に「過ぎたるもの」と詠われた稀代の軍略家にして武将。

以前仕えていた筒井家の不義に怒り放浪していた際に、三成に己の知行(領地)半分を与えられ召し抱えられ、以降は死ぬまで彼に忠義を尽くした。彼の最大の理解者の一人であり、融通の効かない性格を嗜める役でもあったという。

イベント内でおいて、信長がある人物を左近に例える場面があった。


大谷吉継

自身と同じく秀吉の子飼い武将であり一番の親友。

後に重い病を患って周囲からも忌避されるようになるが、三成は変わらず彼と接し続けたため、関ヶ原の戦いでは勝機が薄いことを理解しつつも、三成との友情を重んじ共に戦う道を選ぶ。


直江兼続

上杉家の武将にして内政にも優れた名家老。

お互い似た境遇であったことから、出会って以降も交流を深め親しくなったとされており、関ヶ原の戦いでは西軍として共同戦線を張ることとなる。

上杉謙信亡き後の上杉家を支えた傑物であるが、マシュの様に『一度敵認定した相手は徹底的に嫌い目の敵にする』という致命的なまでの性格的な欠点も持っている。

左近や吉継と同じく型月世界での詳細は不明。


真田昌幸真田信幸

秀吉から「表裏比興の者」称された稀代の謀将や彼の嫡子、三成との親交が深かった親子、真田家に対する豊臣家の大名格の優遇は三成の言によるもの。豊臣政権時代に三成が真田家との取次を担当していたことから、何度も手紙のやり取りをしており、それらは『真田家文書』として現在も残っている。関ヶ原の戦いにおいても、昌幸が三成側につき、石田と上杉の仲介をしていたことがわかる。信之が家康側につき、家康の息子で徳川秀忠軍に属して上田城攻めに参加する。


徳川家康

秀吉亡き後、関ヶ原の戦いで敗れた最も因縁深い憎き敵。当然ながら非常に嫌っており、彼に追い詰められた際には冷静さを失っていた。

だが一方で、史実における豊臣政権下の五奉行と五大老の中では最も親しい友人だったとされており、家康は「三成のような家臣が欲しい」とまで語っていたという。


加藤清正福島正則

共に秀吉の子飼いだった武将だが、仲は非常に悪く、関ヶ原の戦いで徳川側に付いていた。

しかし、これは豊臣家に対して敵対していた訳ではなく、三成を嫌いなだけでそうした訳でもない。

彼らなりに豊臣家が生き残れるように考えた故の行動だったが、皮肉なことに後の彼らの死によって豊臣家は孤立してしまうこととなる。


浅野長政前田玄以増田長盛長束正家

豊臣五奉行の同僚達。彼らとの関係性は現状不明。

なお、浅野長政については後に徳川によってお家取り潰しにされた。


織田信長

主君の主君。当時はまだ幼かったためかあまり認識されて無かったが、三成ではなく「佐吉」としてなら何となく覚えている。三成の方は「かつての主君と言うだけで殿下に大きい顔をする」と言うことが気に入らない模様(織田関連の武将としては珍しいが創作上の三成は大体こんな性格である)。

ノッブの側も「友達いないじゃろ」と良い印象は持っていない。


千利休

秀吉に使えていた大商人。主と不仲になり権力を増していく様を良く思わなかった。

あちらからも、自身の処刑に関わったことを根に持たれており、出すお茶はまずい。


森長可

豊臣政権下時代の同僚。尤も仲はあまり良くなかった模様。

だが一方で、どちらも主君への忠義に厚く治めた地の領民たちから慕われていたという共通点があり、長可も三成とはまた別の理由(あまりに血生臭さ過ぎる)で周りから嫌われていた。


茶々

主君の側室であり、彼女からも「佐吉」と呼ばれる。彼女の事も関ヶ原に加わらなかったとして侮蔑していたが、逆に向こうからも将としての資質の乏しさを見透かされていた。だが、本心ではお互いのことを家族同然に思い合っており、終盤では己の身を顧みずに茶々達を救う場面も。


豊臣秀次駒姫

主君の命令で郎党根絶やしにした主君の甥。及びその側室。

秀次についてはもしかしたら自身の上司になったかもしれない。事実秀次個人への評価は高めであり、次期当主に決まった際には嬉しそうであった。それ故「天下のため仕方がない」と言い訳をしながらも、当時「流石にそれはあんまりです!」と秀吉に食ってかかっており、後悔はしている。


Fate/Grand Order編集

クコチヒコ

新邪馬台国における同盟者で対等な立場。

お互いの目的は別であったため、当初はビジネスライクな関係に思われたが……


山南敬助

イベントにおける自身の陣営に加えた配下。

最も下記する人質を取られているため、離反する気満々である。


明里

山南を従わせるために人質に取った山南の生前の大切な人物。

歴史に詳しい人はご存じの通り生前と同じ失敗をしてしまっている。


牛若丸木曽義仲

三成の遠い先祖とされる石田為久は、源平合戦において源氏方に付き、源範頼・義経の兄弟による、木曾義仲討伐軍に従軍した。なお、彼らも後の征夷大将軍によって倒された者である。

義経とは判官贔屓の代名詞』という点でも共通点があるが現在では判官贔屓は義経より三成周りを指す言葉として有名になっている。


源頼光

頼光に仕えた坂東平氏の武士である平忠通は、三成の遠い先祖とされる。石田家は、忠通の曾祖父を祖とする坂東平氏から分派した三浦家の更に分派・相模蘆名家から興った武家とされる。


長尾景虎上杉謙信

友人である直江兼続の上司。

生前の面識こそないが、景虎(謙信)の生家である長尾家は、石田家と同様に坂東平氏から分派した鎌倉家から興った一族であり、三成と同じく上記の頼光に仕えた平忠通を先祖に持っている。


関連イラスト編集

新邪馬台国また来年【通販】その人生に意味はあったか石田三成


関連タグ編集

Fate/GrandOrder ぐだぐだ新邪馬台国

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