曖昧さ回避
- 1年生のうち、1組のクラスのこと(1年1組)
- 引き算で1マイナス1。 → 0
- ワールドとステージでエリアの構成されるゲームにおける、ワールド1のステージ1。
- スーパーマリオシリーズの最初のコース。本項で解説。
概要
スーパーマリオシリーズをプレイするプレイヤーが、誰しも最初に通る道。基本的に簡単かつゲームの基本を慣れるのに適した地形となっていることが多い。
作品ごとの1-1
スーパーマリオブラザーズシリーズ
最も代表的な1-1。
敵はクリボーとノコノコのみ、落ちたらミスになる穴は2箇所だけ、厄介な地形は存在しないというシンプルなコース。
しかし、このコースの時点で「スーパーキノコ、ファイアフラワー、スーパースターの本作に登場する全てのアイテムが登場」「入れる土管と地下のコインボーナス部屋」、「隠し1UPキノコ」など、様々な奥の深い要素が詰め込まれている。
最初なのでとても簡単だが、このコース自体は『スーパーマリオブラザーズ』でチュートリアルを目的として最後に開発されたコースらしい。
そのため実はスクロールするまで最初のクリボーが出ない構造になっており、何もわからないまま死んでしまわないように工夫が凝らされている。
本作でも当然ながら最初のコースは1-1なのだが、前作クリア前提なので難易度は段違い。
「開幕からパタパタが飛んでくる」、「取りやすい所にあるキノコは毒キノコ」、「赤いパックンフラワーは土管にくっついていても出てくる」、トドメに「やり方さえ覚えていれば序盤の地形で連続1UPが可能」という、前作クリア者の常識を180度引っくり返す構成のコースになっている。
草原の国コース1。
新キャラファイアパックンと新アイテムスーパーこのはも登場し、しっぽマリオで行ける空にも隠し要素のあるコースとなっている。
ヨースター島コース1。
今作ではこのコースが初心者向け…と思わせて実は罠であり、開幕からマグナムキラーが飛んでくる上、次々に襲いかかる敵を超えてなんとかクリアしても先にあるのは黄色の大スイッチであり、次のコースには進めないという今までの常識を覆すコース。
本来の初心者向けコースの役割はコース2が担う。
久々の2Dマリオも、始まりは1-1から。
道中には巨大キノコも控えており、巨大マリオとなってコースを縦横無尽に駆け巡る事ができる。でも土管の壊しすぎにはご用心。
4人で冒険できるようになった1-1。
今までの1-1より高低差が強く、その中にはプロペラキノコも待っている。
プロペラマリオになればあとは快適な空の旅…かも。
回転床の隙間の土管はすぐ入ってしまいたくなるが、辛抱強く待つと大量のコインと3UP分のキノコのある隠し部屋もあり、奥深さは健在。
3Dタイトルでは初の1-1の登場。(『スーパーマリオ64』のコース1ボムへいのせんじょうのスター1を1-1とカウントする場合は別だが。)
久々に復活したスーパーこのはとタヌキマリオが登場する。実はクリボーより手前にプクプクが登場する。
3Dやジャイロ機能を活用した仕掛けも登場する。
やはり1-1でもコインだらけ。
あちこちにコインや10コインブロックが隠されている。こっそり入れる地下もゴールドブロックを頭に被って行くことに。
ドングリへいげん-1「はじまりの ドングリへいげん」。
今回も新アイテムのスーパードングリが現れ、ムササビマリオになることができる。
動く地形も多く、穴もかなり広い。
ドングリへいげん-1「ズングリからの ドングリ」。
開幕から『NewスーパールイージU』の看板がどデカく置かれ、制限時間100の中をジャンプは高く滑りやすい状態で駆け抜けることになる。
1-1「スーパーベルの丘」
新変身のネコマリオが登場。とうめい土管や木登りなど3Dのギミックが多数登場する。
ドカンロック平原「フラワー王国へようこそ はじまりの平原」。
おしゃべりフラワーやゾウマリオといった本作独自の要素を楽しんでいくと、そこに現れるワンダーフラワーにより、土管が尺取り虫のように動く奇妙な状態を進んでいくことになる。
しかもワンダーフラワーを無視して進むと入れる隠しエリアも存在していたり、さらに先に進んでからバッヂ「!ブロック出現」を付けてプレイすると出てくる隠しエリアまであり、奥深さはより高まっている。
外伝作品
幕間のクッパパートで1-1が登場。クッパの残り人数は∞なのでいくらミスをしても大丈夫。ただし、ミスをするたびステージ数(1-2、1-3…)が増えていく。
ブロックから出てくる骨付き肉を食べることでどんどん大きくなり、最大まで取得すると無敵となる。大きくなりすぎるとゴールポールを吹き飛ばしてしまう。
1-1ラインラインロード「ぼうけんのはじまり」
最初のマップには次元センニンのア・ゲールがおり、マリオの固有能力である「次元ワザ」を習得できる。次元ワザを活躍させるポイントもいくつかあり、背景の山を渡ってジャンプで飛べない向こう岸へ行ったり、高い土管やカベを抜けることができる。また、終盤では「スター」も登場し、無敵の巨大ドットマリオとなって駆け抜けることもできる。
ところどころ『スーパーマリオブラザーズ』の1-1を彷彿とさせるブロックの並びになっているほか、BGMも『スーパーマリオブラザーズ』と『スーパーマリオワールド』の1-1(地上BGM)のアレンジテーマとなっている。
1-1「ポカポカ平原」
キノピオやカンバンのアドバイスを元に進んでいくチュートリアルステージ。中盤にはクッパJr.とのイベントバトルがあるが、直前に拾ったモノシール「ハサミ」を使えば簡単に終わらせられる。
余談
『スーパーマリオメーカー』及び『スーパーマリオメーカー2』では1-1を面白おかしくした魔改造コースが多くの有志によって作られている。
知名度の関係から、基本的にこの場合『スーパーマリオブラザーズ』の1-1が元になることが多い。
しかもあろうことか『スーパーマリオメーカー2』では公式も魔改造1-1コースを作っており、ストーリーモードで全コースの最後に登場するピーチ姫からのおねがい「スーパーマリオブラザーズWorld1-1?」がこれに該当。
ピーチ姫曰く、1-1は「いつもの道」と呼ばれているらしい。
『NewスーパーマリオブラザーズWii』ではコインラッシュモードのステージの一つが初代1-1を意識した構成となっている。しかしこちらはブロックが動いたり、落とし穴が存在していたりと一筋縄ではいかない。
『スーパーマリオオデッセイ』では、ゲームクリア後にニュードンク・シティのとあるビルに入ると初代1-1が放映されている劇場がある。放映された映像の中に入ることもでき、パワームーンを手に入れることができる。
『スーパーマリオブラザーズワンダー』でも、スペシャルワールドにこの初代1-1を彷彿とさせる並びのブロックが置いてあるコースがある。
…ジュゲムの投げてくる岩にすぐ壊されるが。
映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の冒頭部分でニューヨーク内を駆け巡るシーンでは、『スーパーマリオブラザーズ』の1-1のような背景が使用されている。